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前回の「広島市のアダルトショップ」の続きです。
広島市の御幸橋付近で見かけたお店に、
裏本やビニ本が置いてあることがなぜわかったかについて書いていきたいと思います。
30年以上前のことで、記憶が不確かなところも多少あるのですが、
店の表に“本”と看板が出ていたような気がします。
つまり、本が売っている店ということです。
店の前は比較的広めの歩道になっていて、歩道の上に看板が出ていたように思います。
しかし、普通の書店のような佇まいではありません。店内が全く見えないのです。
店の扉は開いていましたが、そこにのれんが掛かってまして、店内を隠していたからです。
のれんは、ラブホテルの駐車場で見かけるタイプのやつで、ラブホテルの場合は、
駐車している車を隠すための役割があります。
それと同じタイプののれんが掛かっていたものですから、
怪しさ満点といいいますか、パッと見ですぐにアダルトなものを置いているとわかったわけです。
ちなみに、私がそのお店を見つけたのも、入店して購入したのも
夕方にさしかかろうとしていた時間帯です。つまりまだ明るいです。
だから入店にはとても勇気が必要でした。
入るところを見られたら恥ずかしいというのと、店内の様子が全くわからなかったからです。
さらにいうと、店は路面電車が走る大きな通りから見える、
見通しのいい交差点付近にありまして、
入店時には、全方位から見られているような気持ちになるのも事実でした。
とはいえ、最終的には入店することになるわけですが、
実際に入った店内はとても狭く、大人が3人入るといっぱいという感じでした。
店番は、中年のオヤジだったような気がしますが、
これもはっきりとは覚えていません。
年齢とかどんなオヤジだったのかの記憶はまったくありませんし、
そもそもオヤジだったのかどうかも覚えていません。
おそらく中年のオヤジだったのではないかと思うのですが、
「アダルトな店=オヤジが店番」という固定観念があるからでしょう。
30年後にこういうブログを書くことになるならば、もっと観察しておけばよかったと思います。
それはともかく、何より驚いたのは、裏本が棚に並んでいたことです。
“裏本は店の奥から出してくる”とか、
“裏本は一見には売らず、常連になるとやっと買わせてもらえる”
などといった情報がまことしやかに流れていましたので、
裏本が棚に並んでいるのには、かなり仰天しました。
もちろんビニ本も棚に並んでいました。
腰くらいの高さの棚で、表紙を見せて並べるタイプのやつでした。
ただ点数はそれほど多くなく、
裏本とビニ本を合わせて全部で10タイトルくらいではなかったでしょうか。
最初の入店のときに、いきなり購入したかどうかは覚えていません。
それから、値段の表記があったのかどうかも思い出せません。
裏本やビニ本には、もともと値段は印刷されていませんので、
それらを包んでいるビニールに、値段のシールが貼られていたのかどうかを
思い出せないということです。
ところで、私は何度かその店に足を運んでいますが、
いつもお客は私ひとりでした。
だから店番のオヤジの視線がとても気になりながらの物色です。
1メートルほどしか離れていないところにオヤジが座っているのですから。
ちなみに私は当時19歳か20歳。
裏本事情について、オヤジと世間話をするような心の余裕もありませんし、
もともとそういう性格でもありません。
それから、物色といっても、たかだか10冊程度です。本の中身を見ることはできませんので、
緊張状態で突っ立ってるだけです。
さらにはオヤジの無言の圧力を勝手に感じていますから、
店から出たときには、ひと仕事終えた後のように疲れました。
結局、その店で買った裏本は、合計すると4冊くらいで、
ビニ本は確か1冊だけだったと記憶しています。
購入時期は、1986年の4月から8月くらいの間でした。
その後、私はビデオデッキを購入して、興味は、裏本やビニ本から
当時普及し始めていてたアダルトビデオに移っていきます。
ところで、当時、広島の横川という場所に古本屋があり、
そこに裏本やビニ本の古本が置いてあったのですが、
その話は、また次の機会にしようと思います。
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前回の「広島市のアダルトショップ」の続きです。
広島市の御幸橋付近で見かけたお店に、
裏本やビニ本が置いてあることがなぜわかったかについて書いていきたいと思います。
30年以上前のことで、記憶が不確かなところも多少あるのですが、
店の表に“本”と看板が出ていたような気がします。
つまり、本が売っている店ということです。
店の前は比較的広めの歩道になっていて、歩道の上に看板が出ていたように思います。
しかし、普通の書店のような佇まいではありません。店内が全く見えないのです。
店の扉は開いていましたが、そこにのれんが掛かってまして、店内を隠していたからです。
のれんは、ラブホテルの駐車場で見かけるタイプのやつで、ラブホテルの場合は、
駐車している車を隠すための役割があります。
それと同じタイプののれんが掛かっていたものですから、
怪しさ満点といいいますか、パッと見ですぐにアダルトなものを置いているとわかったわけです。
ちなみに、私がそのお店を見つけたのも、入店して購入したのも
夕方にさしかかろうとしていた時間帯です。つまりまだ明るいです。
だから入店にはとても勇気が必要でした。
入るところを見られたら恥ずかしいというのと、店内の様子が全くわからなかったからです。
さらにいうと、店は路面電車が走る大きな通りから見える、
見通しのいい交差点付近にありまして、
入店時には、全方位から見られているような気持ちになるのも事実でした。
とはいえ、最終的には入店することになるわけですが、
実際に入った店内はとても狭く、大人が3人入るといっぱいという感じでした。
店番は、中年のオヤジだったような気がしますが、
これもはっきりとは覚えていません。
年齢とかどんなオヤジだったのかの記憶はまったくありませんし、
そもそもオヤジだったのかどうかも覚えていません。
おそらく中年のオヤジだったのではないかと思うのですが、
「アダルトな店=オヤジが店番」という固定観念があるからでしょう。
30年後にこういうブログを書くことになるならば、もっと観察しておけばよかったと思います。
それはともかく、何より驚いたのは、裏本が棚に並んでいたことです。
“裏本は店の奥から出してくる”とか、
“裏本は一見には売らず、常連になるとやっと買わせてもらえる”
などといった情報がまことしやかに流れていましたので、
裏本が棚に並んでいるのには、かなり仰天しました。
もちろんビニ本も棚に並んでいました。
腰くらいの高さの棚で、表紙を見せて並べるタイプのやつでした。
ただ点数はそれほど多くなく、
裏本とビニ本を合わせて全部で10タイトルくらいではなかったでしょうか。
最初の入店のときに、いきなり購入したかどうかは覚えていません。
それから、値段の表記があったのかどうかも思い出せません。
裏本やビニ本には、もともと値段は印刷されていませんので、
それらを包んでいるビニールに、値段のシールが貼られていたのかどうかを
思い出せないということです。
ところで、私は何度かその店に足を運んでいますが、
いつもお客は私ひとりでした。
だから店番のオヤジの視線がとても気になりながらの物色です。
1メートルほどしか離れていないところにオヤジが座っているのですから。
ちなみに私は当時19歳か20歳。
裏本事情について、オヤジと世間話をするような心の余裕もありませんし、
もともとそういう性格でもありません。
それから、物色といっても、たかだか10冊程度です。本の中身を見ることはできませんので、
緊張状態で突っ立ってるだけです。
さらにはオヤジの無言の圧力を勝手に感じていますから、
店から出たときには、ひと仕事終えた後のように疲れました。
結局、その店で買った裏本は、合計すると4冊くらいで、
ビニ本は確か1冊だけだったと記憶しています。
購入時期は、1986年の4月から8月くらいの間でした。
その後、私はビデオデッキを購入して、興味は、裏本やビニ本から
当時普及し始めていてたアダルトビデオに移っていきます。
ところで、当時、広島の横川という場所に古本屋があり、
そこに裏本やビニ本の古本が置いてあったのですが、
その話は、また次の機会にしようと思います。
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