ビニ本の最初のブーム時、
週刊誌やテレビの深夜番組などの各メディアで、
ビニ本が取り上げられました。
いつも引用しています、
「ポルノ雑誌の昭和史」(川本耕次・著 ちくま新書 2011年10月10日発行)に、
以下のような記述があります。
“神保町の芳賀書店が繰り返しTVに登場し、
深夜番組のレポーターの「こんなに見えてます」「ポルノ解禁」
と威勢の良いかけ声が飛びかった。”
良識派からは、
「こんなものが氾濫していてけしからん」という論調もあったようですが、
いずれにしても、
購買欲をかき立てられる状況だったのは事実だと思います。
多くの人の注目を浴びたことで、
ビニ本について、ワイセツな側面だけでなく、
より多角的にとらえようとした記事も当然ありました。
具体的には小売商品としての流通面や、
製作コストなどでしょうか。摘発や発禁も含まれるかもしれません。
その類いの記事で、
とても興味深いものを、今回は取り上げます。
ビニ本のマニアのみなさんと、
情報を共有したい気持ちがあったため、
「ビニ本と発禁」に続き、
またしても記事をフルページスキャンして掲載しました。
「THE SEX '80日本の性」(竹書房 昭和56年2月20日発行)にありました、
「ビニール帝国 繁盛記」という記事です。
「ビニ本と発禁」で掲載しました「発禁史」は、
東京三世社発行の「ビニ本大全集」の記事でした。
東京三世社はいまはもうありません。
一方、
今回スキャンした「THE SEX '80日本の性」は、
竹書房発行です。
竹書房はいまでもあります。
今回の記事も、
断りなく勝手に載せたのですが、
怒られてしまう可能性は、
東京三世社のときよりも高いかもしれません。
というわけで、
もしもスキャンデータが突然記事内から消え、
私の文章だけになった場合は、
そういうことだなと思ってください。
前置きが長くなりましたが、
以下、記事のスキャンデータを載せました。
スキャンデータのあとに、
ふたたび私が、
テレビの映画放送のあとに出てくる解説者っぽく登場し、
まとめにならないお話をすこし書いています。



以上です。
ちなみに、
中原研一という方は「THE SEX '80日本の性」の編集人です。
まず驚いたというか、
貴重な発見は、ビニ本の「取次店」と「問屋」があったことです。
ビニ本はすべて直販だと思っていました。
また、
ビニ本一冊つくるのに、お金がどのくらいかかるとか、
摘発されたときのことなど、
外からはうかがい知れない貴重な情報が書かれています。
ところで、
「THE SEX '80日本の性」は、
表紙に女性のヌード写真が使われていて、
判型もA4サイズと大きめなので、
ヌード写真が中心かと思いきや、
内容は、
エロにかんする記事がメインです。
「発禁」についての記事や、
九鬼のビニ本の撮影現場に同行した記者の記事など、
興味深いものばかりでした。
最後になりましたが、
トップ画像は、以前に取り上げました、
ビニ本「マンリ」(優美堂)の娘さん。
丸顔がとても愛らしいです。
おそらく現役の女子大生ではないでしょうか。
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