最近、自販機本が続いていますが、
今回もまた自販機本です。
記事のあとに、
裏表紙を載せています。
多くの自販機本は、
裏表紙が、もうひとつの表紙のように機能しているということを、
これまでに何度か触れています。
各自治体によって、
自販機本をとりまく状況に変化があるからです。
条例の厳しい市町村では、
おとなしめのほうを表にして見せ、
そんなに厳しくない市町村では、
過激なほうを表に向けて表紙にするからです。
そのため、
表紙と裏表紙で写真が異なるのはもちろん、
一般的には、本のタイトルも違ってきます。
しかし、
本作の場合は、表も裏もおなじタイトルです。
ただ、
写真にかんしてはかなり違っていて、
表紙は過激で、
裏表紙はおとなしめとなっています。
そして裏表紙をみるとわかりますが、
本作はモデルさんがふたり登場します。
どちらも女子高生という設定です。
セーラー服姿に違和感がなく、
実年齢も若そうです。
メインカットの娘さんと、
やや小さめなカットの娘さん。
メインカットの娘さんは、
私好みのキリっとした美形です。
アイドル歌手っぽい雰囲気も感じました。
小さめカットの娘さんは、
栗毛の聖子ちゃんカット。現役女子高生といわれても信じてしまいそうです。
具体的な内容としては、
前半、アイドル顔の娘さんが登場し、
後半に聖子ちゃんカットの娘さんが登場します。
アイドル顔の娘さんは、
単独出演です。
“このごろ、わたしどうしたのかしら……”というモノローグとともにはじまり、
夜の街を徘徊。
悶々としていたようで、
自宅の部屋でオナニーに耽ります。
そのあとは、
どういうわけか、自分のマンコを鏡に写しながら、
安全カミソリで陰毛を剃ります。
そして、剃られた陰毛を、
乳首付近に乗せているカットで終了です。
後半はカラミの内容になっていて、
男優が登場します。
聖子ちゃんカットの女子高生と、
男優が昼間の墓場で出会います。
お互いに恋人を亡くして、
その墓参りでした。
意気投合したふたりは急接近。
そのあと
旅館のようなところの和室でカラミが展開します。
マンコにはスミベタか、
もしくは引っ掻いたような消しが入っていて、
マンコも陰毛も見えません。
男優はずっと着衣のままでした。
前半の娘さんパートもおなじく、
剃られた陰毛には修整がなされていませんが、
剃られていない、股間に付いた状態の陰毛には、
スミベタか、引っ搔いたような消しが入っています。
もちろんマンコは見えません。
前半と後半で共通しているのは、
娘さんたちがずっとセーラー服を身に付けていることです。
制作側のこだわりがあったのでしょう。
ちなみに私は、
着衣に関するこだわりはなく、
セーラー服でも普通の服でも、
モデルさんには、脱いで全裸になって欲しいです。
本作の内容に引きつけていいますと、
セーラー服なので、ふたりの娘さんは白い靴下をはいていますが、
白い靴下は真っ先に脱いでもらい、
足の指や足の裏を見せているほうが、より下半身に響きます。
ところで、
本作の発行人は“豊田薫”と書かれていました。
AV監督としてよく知られたかたです。
アダルトビデオを撮るまえ、
アリス出版にいたことも有名な話だと思います。
私は80年代当時、
豊田薫作品をいくつかみた記憶があります。
たとえば中沢慶子とか、
当時のアイドル女優の作品もありました。
それ以外の女優の名前は覚えてないですが、
けっこう実験的な映像だった印象が強いです。
古い建物のなかでテレビモニターが爆発した映像が、
とくに記憶に残っています。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
カテゴリ: 自販機本
自販機本「下半身いじくり」Do企画
前回に続いて、
今回もDo企画発行の自販機本です。
例によって、
記事のあとに裏表紙を載せています。
主役は、
セーラー服姿の女子高生。
表紙や裏表紙、
中身のどこにもプロフィール的なものはありませんでしたので、
モデル名は不明です。
素人っぽく、
とても可愛い女子高生に見えました。
この女子高生がなにをするのかといいますと、
“いたずら行為”というタイトルがつけられているページで、
団地のような場所の中庭にしゃがみ込んで放尿です。
それが、
表紙の上部左下のカットです。
女子高生の放尿に気がついた男がそばに立ち、
観察していました。
女子高生が実際に放尿しているかどうかは不明です。
しかし、
ケツは丸出しになっていました。
また、
女子高生が放尿した団地は、
彼女が住んでいる団地らしく、
放尿場面に続いて、
部屋のなかでのオナニーシーンが展開します。
途中、
放尿を覗いていた男が乱入。
女子高生は男に暴行されるのですが、
パンツのうえから靴ベラの柄で股間を刺激されたり、
制服を着たままシャワーを浴びせられたりという、
いたってソフトな暴行です。
そしてラストは、
ベッドのうえで男とのカラミです。
といっても、
疑似本番ですし、陰毛がかろうじて見える程度の露出具合です。
表2と冒頭の数ページ、
女子高生が交差点に立っている外撮りカットや、
草のカゲから顔をのぞかせるカットにまじり、
バス停のベンチに座る姿もありました。
しかし、
バス停のベンチに座るカットは、
セーラー服ではなくて白いブラウス姿。
髪型もすこし違うようです。
顔がわからないくらい遠くから撮られていることもあり、
おそらく別人。
つまり本物の女子高生を盗み撮りしたカットだと思われます。
ところで、
本作出演の女子高生は、
むっちりしたエロい身体をしています。
セーラー服姿は、
スレンダー体型に見えるので、着やせするタイプだと思いました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
自販機本「女性器」Do企画
ストレートなタイトルの自販機本です。
表紙の上部カット、
スジらしきものが浮かぶもっこり股間がとてもヒワイですし、
下部の左下のカット、
本気で感じているようなお姉さんの表情にも惹かれます。
性欲が爆発しそうな中学生のときに、
本作が自販機に入っているのを知ったら、
販売機のまえを行ったり来たりしそうです。
それはともかく、
内容は、表紙のお姉さんと男とのカラミです。
記事のあとに裏表紙を載せましたが、
お姉さんの名前は“聖子”です。
本作は、
自販機本の特徴である、それなりに長い文章がありません。
大きな見出しのみです。
そのため、
物語は、自分で想像するしかありませんが、
聖子さんは、
画家っぽい帽子をかぶった男に頼まれたのでしょうか、
絵のモデルになっています。
男のアトリエらしき場所で、
ポーズをつけられ、股間を広げられているうちに、
全裸にさせられ、
ハメられるのかと思いきや、マンコの絵を描かれます。
聖子さんがお股を広げられている近くで、
男がマンコを描写していますが、私には蝶にしか見えません。
デフォルメされたマンコです。
その次のカットでは、
聖子さんが放心状態で横たわり、
その隣で男が煙草をふかしています。
明らかに一戦交えたあとの場面に見えます。
マンコの絵を描かれただけなのに、
聖子さんの、やられてしまったかのような佇まいが腑に落ちません。
続いて、
後日でしょうか、男が描いたマンコの絵をまえに、
聖子さんがオナニー。
四つん這いになり、
パンツのうえからマンコに指を這わせます。
それが表紙の上部カットです。
ところで、
巻頭と巻末は、
聖子さんと男のデート場面です。
絵を描いた男と別人なのか、
それとも同じ人物なのか見た感じではわかりませんでした。
大学らしき構内を、
聖子さんと男が散歩しています。
東京大学の安田講堂らしき建物の写真がありましたので、
勝手に入って撮影したのかもしれません。
そのあと、
大きな池のそばでイチャイチャし、すっかりエロモードになり、
連れ込み旅館のような場所に、
ふたりは消えていきます。
続いての展開は室内でのカラミですが、
自販機本なので、
まったく過激ではありません。
聖子さんはパンツをはいたままでした。
また、
巻末も室内でのカラミシーンがあります。
そのときの聖子さんは、
おとなっぽい黒ストッキング着用で、
仰向けになった男の顔面に股間を近づけ、
パンツを脱ごうとしています。
巻頭のカラミでは、
消極的だった聖子さんが、
巻末のカラミでは突然積極的になっています。
その間にいったいなにがあったのかというと、
マンコの絵を描かれたことです。
マンコの絵を描かれることで、
気がついていなかったスケベな自分に目覚めたのでしょうか。
私なりに内容を読み解きました。
さて、
あらためて表紙を見たところ、
気になる見出しを見つけました。以下です。
“●読者韓国旅行
御優待プレゼント”
裏表紙のあとに、
該当ページを載せました。
韓国旅行のプレゼントに関しては、
たしかA4さんのブログでも取り上げていたような……、
と思い調べましたら、
以下の記事内ですこし触れられていました。
というわけで、韓国旅行御優待のページを見ますと、
読者4万円負担と書かれています。
さらに、
外れた方には、ダッチワイフや大人のおもちゃ、
モデルさんの使用済下着のプレゼントもあると書かれています。
そして、
その左には馬のマークの応募券。
5枚で応募できるので、
当時、実際に応募したかたもいるのではないでしょうか。
当時の書店売りエロ本のプレゼントは、
ポラロイド写真や生写真、ビニ本などはありましたが、
旅行のプレゼントという豪華なものは、
見たことがありません。
それはいいのですが、
昭和57年2月11日~13日という日程になっています。
昭和57年は1982年です。
韓国は、いまは気軽に旅行に行けるところですが、
1982年当時はどうだったのかと思い、ネットで調べたところ、
軍事独裁政権下で、
ソウルの街のさまざまな場所に韓国軍の兵士が立っていたようです。
80年代当時、
ハワイ旅行や沖縄旅行のCMはありました。
航空会社のキャンペーンでした。
ビキニやハイレグの娘さんが出ていたので、
スケベな目で見ていたことを覚えています。
しかし、
韓国旅行のCMは見た記憶はありません。
韓国旅行目当てに自販機本を買う読者がいたとは思えませんが、
自販機本を購入しプレゼント当選して、
韓国に旅行に行く。
当時としては相当マイナーな経験だっただろうと思いました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
自販機本「・性・獣・愛・奴・」アリス出版
ここしばらくは、
自販機本を中心に取り上げていますが、
今回も自販機本です。
OL風のお姉さんが、
おやじに愛撫されていますが、
和姦のようには思えません。
それより、
“老人と少女
の異常性愛”
という見出しが気になります。
というのも、
おそらくおやじはいまの私よりも年下に見えるのに、
すでに“老人”あつかいだからです。
それはさておき内容ですが、
おやじとお姉さんが、
公園でおなじベンチに座っているところからお話ははじまります。
そのあとのページでは、
おやじの自宅でしょうか、
お姉さんがマンションの一室に連れて来られ、
目隠しをされ服を脱がされます。
おやじが、
どういう手段でお姉さんを監禁したのか疑問に思ってしまいますが、
そこはあえて目をつむりました。
続いてはじまるのは、
お姉さんのオナニーです。
おやじはいったいどこに行ってしまったのか、
部屋にはお姉さんひとり。
スケベな本を見ながら、
パンツのなかに手を入れたり、
ムネを触ったりしています。
そのあと、
なぜかお風呂に入るシーンをはさみ、
後半はまたおやじが登場し、お姉さんへの責めがはじまります。
私が思うに、
お姉さんは普段からスケベなことをしたくて仕方がなく、
自室でオナニーする毎日だったのでしょう。
それがきっとオナニーシーンです。
そのため、
“老人”に声をかけられ、
部屋に連れ込まれてしまったということだろうと想像しました。
ちなみにお姉さんは、
スレンダーでバストは小さいですが、
スタイルは良さそうです。
また、
わき毛が未処理なのは嬉しいポイントだと思いました。
記事のあとに裏表紙を載せました。
服装によっては、
目を引く美人に見えそうなのに、
ズボンにポロシャツという地味な服装なので、
そのへんの主婦に見えてしまうのが残念なところです。
それから、
自販機本なのでマンコも陰毛も見えません。
陰毛のカゲを確認できるカットもありませんでした。
というわけで、
お姉さんのわき毛以外は、
私の下半身にあまり響きませんでした。
最後に、
本作とぜんぜん関係がない話になりますが、
私は、
人目があると落ち着かないほうなので、
たとえば、
マクドナルドで勉強したり、
ファミレスでノートパソコンを広げたりはしませんし、
本作のおやじやお姉さんのように、
公園のベンチに座りたたずむこともないのですが、
20代前半のころ、
いろいろと悩んでいた時期がありまして、
会社が休みの日曜日とかに、
川辺にある公園のベンチに2時間ほど、
座っていたことがよくありました。
そのとき、
2時間にいちどは通りすがりの人に話しかけられるのですが、
話しかけてくる人は、
全員が宗教の人でした。
みなさんかならず、
にこにこしながら話しかけてきて、
私もつられてにこにこしていると、
いつの間にか話がはじまっています。
宗教の人の話は、
この世の幸せの話とか、
宇宙の話とか、スケールが大きい一方、
私の悩みは、
素人童貞をどうやって卒業するかとか、
恋人をつくるにはどうしたらいいかとか、
現実的で下世話だったので、
ただでさえ宗教の人の話はうざいのに、
よけいにイヤになり、
やがて公園には行かなくなりました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
自販機本「淫戯 少女のかほり」アリス出版
前回に続いて、
今回もアリス出版発行の自販機本を取り上げました。
表紙はおなじみの田口ゆかりさん。
裏表紙にも登場しています。
記事のあとに裏表紙を載せました。
表紙の半裸姿よりも、
キレイなお姉さんという雰囲気の、
裏表紙のほうが私は好きです。
表紙下部に、出演のモデル名が書かれています。
“河原雅美 / 田口ゆかり / 桜井美子”
出演モデルは3人となっていますが、
裏表紙は田口ゆかりさんがメインですし、
表紙は田口ゆかりさんしか登場していません。
さて、中身ですが、
残念なことに、トータル64ページのうち、
田口ゆかりさん登場はわずか10ページのみです。
表紙と裏表紙をふくめると、
12ページですが、
それにしてもすくないです。
内容的には、
自販機本なので陰毛とマンコは見えません。
しかし、
パンツ越しにマン筋らしきものは確認できます。
そのなかでも、
私の好きなのは、横になっている状態のゆかりさんを、
下から写したカットです。
むっちりとした太ももが、
上下に重なり合っている様子がすごくいいです。
パンツは股間に食い込んでいまして、
左右の尻肉が全開になっています。
両脚がとじられた状態ですが、
その間に、指とか顔を突っ込んでみたくなる魅力的な下半身だと思いました。
ちなみに、
ほかのふたりも素人っぽさが強く魅力的です。
登場するページ数が多いのが、
河原雅美さんで、女子大生っぽいルックスです。
湖らしきなかに全裸で入ったり、
山に囲まれた川に入ったり、
また川のそばの岩のうえに半裸で寝転がったりと、
外撮りがかなり丁寧におこなわれています。
もうひとり、
桜井美子さんは、冬用のセーラー服を着用していますが、
下半身はなにも身に付けておらず、
美尻が丸さらし。
桜井美子さんのほうは、
セーラー服が用意されるだけあって、
幼く見えますが、
学生ではなくてOLさんのような気がしました。
くせ毛のショートカットが、
私にそう思わせるのかもしれません。
ところで、
本作は、複数のページにポエムが書かれています。
内容は、
幻想的だったり、乙女チックだったり、観念的だったりですが、
メインのヌードを邪魔しない心地よさがあります。
それはともかく、
本作の発売時期はわからなかったのですが、
80年代の前半ごろではないでしょうか。
また田口ゆかりさんも、
20代前半のころではないかと思います。
ふたたび裏表紙のカットですが、
紫色のブラウズがとてもよく似合っています。
風があたっているのでしょうか、
すこしなびいているように見える髪に、
陽の光があたり、
柔らかな雰囲気をかもし出しています。
ポーズとしてはあまり見なれないのに、
全体的な違和感がありません。
引きのばしてパネルにしたくなるほど、
構図が絶妙だと思いました。
また、
笑っているわけでもなく、
戸惑っているわけでもないのに、
とても魅力的な表情に惹きつけられてしまいます。
-----------------------------------------------------------------------------------------------