おとなの妄想くらぶ

カテゴリ: ビニ本

失神夢_01

ビニ本「失神夢」(JOCKER'S)発売時期不明

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カラミのビニ本です。

わかりにくいかもしれませんが、
表紙には複数のモデルさんが登場しています。

中身を確認しますと、
モデルさんは合計3人。

同時に登場しているのではなくて、
オムニバス形式になっています。

そんななか、
私がもっとも注目したのは、表紙の中ほど、

「もう、失神しそうな感じ!!」の文字のところの娘さん。
三浦ルネさんです。

上半身をきつく縛られて、
ピンク色の乳首がボッキして突き出している光景に、

興奮を誘われます。

というわけで、
三浦ルネさんを中心に中身をくわしくみていきます。

三浦ルネさんは、
2番目に唐突に登場します。

すでに上半身を縛られているうえに、
両手も後ろ手で縛り付けられた挙句に、

湯船のなかに身体を浸し、
スミベタで消された股間から、

2本のチューブが突き出ていました。

スミベタが広範囲なので、
マンコ周辺でなにがおこなわれているか見えませんが、

アナルとマンコに、
チューブを突き刺されていることは想像できます。

そして、
ルネさんの苦し気な表情。

ページをめくっていくと、
今度はM字開脚で縛られており、

そのそばで、
男が薬品のような液体を調合しています。

この状況ですと、
あきらかに浣腸液です。

そして強制フェラ場面をはさみ、
衝撃的な脱糞カット。

こんなにロリっぽくて可愛らしい娘さんが、
まさかカメラのまえで臭そうなうんこをひり出すとは。

じつは、
本作は、私が成人してしばらく経ってからはじめて見たのですが、

もしも、
20歳前後のときにみていたら、

脳内が沸騰しそうなほどの衝撃におそわれ、
気が変になったかもしれません。

ところで私は、
血管注射のとき、突き刺さる針から目が離せないタイプなのですが、

そんな心境で、
脱糞カットを眺めましたら、

ルネさんの股間に近い部分に血のあとを見つけました。
経血です。

その数ページ後に、
ルネさん登場ページはまた唐突に終了するものの、

脱糞と経血シーンで、
半パニック状態になってしまい、

続いて登場するモデルのレイプ場面が、
まったく頭に入ってきませんでした。

ちなみに、
最初に登場するお姉さんと、

最後に登場のお姉さんを軽く紹介しておきますと、

最初のほうは、
写真が暗くて、顔がはっきりわかるカットがほぼ無く、

ルックスは未確定ながら、
首輪をつけられたり、ロウソクのロウを尻に垂らされるカットが印象的です。

また、
最後のお姉さんは、

アイドル顔で可愛らしい感じですが、
レイプ場面でみせる笑顔に違和感があり、物語の緊張感をそいでしまっています。

いずれにしても、
本作は、三浦ルネさん以外は、おまけだと私は勝手に思っています。

最後に、
以下はこれまで取り上げました三浦ルネさんの出演作品です。

ビニ本「YOUKO IS LOVE」(タカ書房)
裏本「浪花のマドンナまどんな」
裏本「三姉妹」
裏本「乱熟」
ビニ本「恥じらい」(シルキーブックス)
ビニ本「チェックイン」(ミドリ書房)
裏本「momoko モモコ」

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Love Cats レミー出版_01

ビニ本「Love Cats」(レミー出版)19年(昭和年)月頃発売

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竹下ゆかりちゃんの名作ビニ本「Love Cats」です。

じつは、
「八起書房」発行のビニ本「Love Cats」を以前、
取り上げているのですが、

今回は「レミー出版」発行のビニ本「Love Cats」です。

記事のあとに裏表紙も載せました。

八起書房のビニ本と、
いったいどこが違うのかといいますと、

裏表紙の版元名です。

さらに、それだけかと思いきや、

レミー出版発行の本作は超問題作でして、
中身がまったく別の本になっていました。

竹下ゆかりちゃんではなく、
橘弥生というお姉さんです。

過去の記事をたどってみましたら、
ビニ本「FRESH SEX フレッシュ-セックス」(レミー出版)とおなじ内容でした。

スミアミの位置と大きさもまったくおなじです。

つまり、
どういうことかといいますと、

「FRESH SEX フレッシュ-セックス」の中身に、
「Love Cats」の表紙と裏表紙がくっ付いています。

竹下ゆかりちゃん出演の「Love Cats」は、
とても人気のあったビニ本ですから、

読者の落胆は大きかったと思います。

表紙と裏表紙を載せただけでは落胆が伝わらないと思いまして、

表紙と中身、裏表紙と中身のわかる写真を、
本作の裏表紙のあとに載せました。
(わかりにくいので、説得力に欠けるかもしれませんが)

「FRESH SEX フレッシュ-セックス」も、
橘弥生さんのファンにとっては、重要なビニ本だと思うのですが、

読者予備軍はやはり表紙と裏表紙をみて購入を決めますから、
購入者はだまされたことになります。

あらためて思いますと、

ビニ本全盛期は、
このようなことも多かった気がしました。

ただ、

私は運が良かったのか、

それともほぼ古本でゲットしているからか、

表紙のモデルが中身に登場しない作品は、
蔵書にひとつかふたつしかなかったように記憶しています。

話をすこし広げると、
拡大マンコが別人というケースは、

それなりにあったように思いますし、
このブログをはじめてから、

あらためていくつか見つけもしました。

ところで、
本作の内容については、以前の記事で書いておりますので、

今回はあえて触れません。

それより、

一般の雑誌や書籍だと、乱丁、落丁という製本ミスは、
別のおなじ本と取りかえてくれます。

中身が違うのはなおさらというか、

書店でみたときに気がつくため、
購入することはありません。

今回のケースは、
中身を確認できないビニ本ならではということで、

ビニ本を語るときの話のネタにはなると思いました。

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Love Cats レミー出版_52

Love Cats レミー出版_11

Love Cats レミー出版_00

COMBAT_01

ビニ本「COMBAT」(三和企画)1985年(昭和60年)07月頃発売

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今回は、
とても特徴のあるビニ本を取り上げました。

タイトルの“COMBAT”や、
出演者の服装からもわかるとおりモチーフは軍隊です。

いちおうそれなりのストーリーもありまして、
モデルのお姉さんたちふたりが、上官らしき男に訓練されるという内容です。

お姉さんたちは最初、
上半身裸で迷彩パンツをはいていますが、

途中から全裸になります。

そればかりか、
マンコをさらしながら、ほふく前進して、

さらに野外で放尿もしてしまいます。

やがてお姉さんたちは、
マンコに機関銃の先端を挿入されたり、

同時にアナルに花火を突き立てられたりしていました。

さらには、上官のチンポを咥え、
背面騎乗位でハメられています。

そして、おっぱいの大きなお姉さんは、
ジープっぽい車の後部に縄で縛り付けられています。

ラストは、
マンコの超ドアップ。修整がまったく入っておらず、

膣内部に滞留している白濁マン汁も確認できました。

一方、
ラストの超ドアップカット以外は、

マンコにもチンポにも、
スミベタが入っており、おそらくハメカットは疑似本番です。

というわけで、
超ドアップの無修正マンコだけが見どころですが、

企画としてはとてもおもしろく、
制作側の勢いも感じました。

さて、
オレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。

“ 女兵士たちがオシッコしたりフェラったり。
ラストではペントハウスも顔負けのおまん♡ズバリ写真もありまっせ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“いやあー昔は良かったネ。これぞビニ本の真骨頂!77点”

とても短い紹介文でしたので、
今回はボディプレスの紹介文も以下に載せました。

“ ハイ、裏本の表再生です。
制作は某下受け出版社のキラワレ者社長と、
某H出版等で活躍中のキラワレ者カメラマンSです。
キラワレ者二人が作ると、
こーゆーろくでもない本ができるという好見本ですな。
コーモンに花火ソーニューして火つけてるのだけは笑えるという、
バカな本です。   (壺)”

どうやら本作は裏本のオモテ再生のようです。

たしかに、
表紙のメインカットは、花火に火がついておりインパクト大ですが、

エロいかどうかは微妙です。

あと、
おっぱいの大きいお姉さんのほうは、

いかにも母乳が出そうな乳輪です。

私は、
その趣味はないので、すこし萎えてしまいました。

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ブルー・ヘブン_01

ビニ本「ブルー・ヘブン」(武蔵出版)1985年(昭和60年)06月頃発売

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本作は、
ビニ本「ペーパー・ムーン」(版元不明)とほぼおなじ内容です。

男1女2の複数プレイ。
ふたりのお姉さんふたりが登場しています。

「ペーパー・ムーン」は唐突にカラミがはじまり、
そして終わる内容でした。

しかし、
本作「ブルー・ヘブン」は、

カラミまでの導入部分が丁寧に描かれています。

さらに表2には、
モデルの名前や男優の名前、またスタッフの名前まで明記されていました。

記事のあとに、
該当の部分を載せました。

導入部分にどんなことが展開されているのかといいますと、

3人は大きな公園での散策や、
サイクリングを楽しんでいます。

また芝生のうえにすわり、
イチャついてもいました。

そしてそのあとは、
部屋のなかでイチャつきます。

しかし、
「ペーパー・ムーン」を取り上げたときにも書きましたが、

疑似本番でカラミはきわめてソフト。

私の下半身には響きません。

お姉さんふたりはパンツを脱いでいますが、
男優は最後まではいたまま。

さらに、
お姉さんの股間はスミベタか、

ボカシが入っていて、
陰毛が見える程度の露出度です。

また、
前半部分にちょっとした文章が掲載されていました。

作品の設定にかんすることかと思っていましたら、
“もてる男の条件は3つある。”という書き出しからはじまる、

恋愛についてのウンチクでした。

さらに気になったのが表紙左上の文章です。

“今、ジャズの時代がやってきた。”ということですが、
内容とまったく関係がないので、

間違って印刷されたのではないかと思ってしまいました。

“森山威男4”というのも意味不明です。

(ネットで調べましたところ、有名なジャズドラマーのかたのようです。
まさかビニ本の表紙に、自分の名前が刻まれているとは思ってないでしょう。)

というわけで、
普段からおとなしい私が、さらにおとなしくなるような内容でした。

ではオレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。

“ いい意味でも悪い意味でも武蔵出版の本はすぐわかる。
キスと乳もみだけじゃいくらなんでもサギでっせ。”

そして以下、添えられていた見出しです。

“女2人も用意して結局いちゃつくだけじゃ情けない42点”

そういえば、
「ペーパー・ムーン」の表紙にも、
“古きジャズの美しい音色が聞こえてくる。”からはじまる、

作品の内容とおよそ関係のない文章が書かれていました。

制作側の誰かがジャズ好きということは伝わってきますが、
読者は困惑してしまいます。

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ブルー・ヘブン_02

新婚生活訪門記_01

ビニ本「新婚生活訪門記」(松尾書房)1983年(昭和58年)8月20日発行

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凝ったタイトルロゴが印象的です。

最初見たとき、スターウォーズを連想しました。

ビニ本のクルーが、
新婚さん宅にお邪魔したということでしょうが、

タイトルをキーボードで打ち込むと、
〝ほうもん〟は〝訪問〟となり、〝門〟ではありません。

文章入力の主流が、
ワープロとかパソコンだったら、間違えなかったと思いますが、

80年代当時は手書きですから、
間違いも仕方がないかもしれません。

そんなことはさておき、
ビニ本のパイオニア、松尾書房発行のカラミ作品です。

内容ですが、
表2をふくめ最初の数ページ、

新婚ふたりがいっしょに買物をするシーンが展開されています。

スーパーマーケットで、
仲睦まじく野菜を選んだり、果物ジュースを選んだり、

パン屋でサンドイッチを選んだりします。

そして買物のあとは、
自宅にまっすぐ帰らずに、近くの公園で滑り台に乗ったり、

遊具に乗ったり、
芝生に座りさっき買ったサンドイッチを、

いっしょに食べたりもします。

そのあと自宅にもどり新妻が食事の準備。

しかし、実際に料理はつくっておらず、
台所で立っているだけです。

背後から男優がちょっかいを出して、
新妻のスカートをめくりながらキス。

食事はあとまわしにして、
はやくセックスしようということでしょうか。

ところが直後のページでは、
夫婦でいっしょに食事をするシーンです。

スーパーで買ってきたであろう、
総菜の数々が食卓に並んでいます。

いきなりカラミに展開せず、
きちんと順序だてて進んでいくところは、

松尾書房の物語へのこだわりを感じさせますが、
過激な裏本を知っている身としましては、

展開がまどろっこしくて仕方がありません。

たとえば、
一部の自販機本のように、

破天荒な展開ならまだ楽しめましたが、
本作は新婚ふたりがからみ合うだけの内容ですから、

余計にのろのろした展開に思えました。

続いて食事のあと、
台所で乳繰り合いがはじまりました。

新妻はスケパンをはいており、
陰毛とマンコ形状が透けて見えています。

いよいよセックスがはじまったかと思ったところで、
なぜかカラーページから白黒ページに。

そして、ふたたびカラーページになり、
新妻がスケパンを脱いでマンコ全開になります。

しかし、そのあとベッドに移動するも、
チンポは登場しません。疑似本番です。

結局、
男女が抱き合っただけの内容でした。

スケパン無しのマンコには、
ボカシが入っており、

陰毛は確認できますが、
マンコは見えません。

露出度が低くて、カラミ場面はきわめてソフト。

そうなると、
モデルのお姉さんのルックスに期待するしかないのですが、

そこまで、
魅力的なお姉さんには思えません。

新婚の初々しさがあまりなく、
二号さんといわれても納得してしまうでしょう。

というわけでオレンジ通信です。
以下、紹介文の全文です。

“ まだ新婚三ヵ月目の松尾さんちの御二人は、
休日になると朝っぱらからイチャイチャしてます。
若奥さんにスケスケパンティをはかせて、
ビニ本ごっこをしてみたり、
あるいはおケケをチラリとはみ出させたりもしています。
けれども、二人は合体ごっこするだけで、
決して本気の挿入行為はやりません。
 さて、どうしてでしょう?
でもコレが松尾さんちの正しい習慣なのでした。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“な、なんと。
版元はかの懐かしき松尾書房となっておりました。
これは在庫大バーゲンの一冊でありましょう10点”

ところで、
表3に、版元名と住所、そして“1983年8月20日発行”と書かれていました。

1983年といえば、
松尾洋三社長はすでに会社から退いており、

残った社員たちが問屋業務を続けていたとのことですが、
それも1983年には撤退しています。

本作はほんとうに、
“在庫大バーゲンの一冊”だったのかもしれません。

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