とんでる娘の HOLIDAY IN_01

ビニ本「とんでる娘の HOLIDAY IN」(武蔵出版)1985年(昭和60年)02月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


表紙を見てすぐ惹き込まれました。モデルが魅力的だからです。

髪型のせいかもしれませんが、
デビュー時の中山美穂を思わせる美人さんで、

中山美穂よりも体型がポッチャリ気味なのもソソられます。

昭和を感じさせる、パステルカラーのレトロな掃除機とのコラボも良いですし、
実際に掃除機をかけているようなポーズや、全体の構図もキマってます。

それから、撮影場所に使用されている部屋に、
ソニーのミニコンポや斉藤慶子のポスター、シングル盤のレコード、

また、昭和世代にはお馴染みだと思いますので、説明は省きますが、
サントリー缶ビールの、あのペンギンのキャラクターのシールやぬいぐるみなどが置いてあり、

懐かしさを感じさせるところも最高です。

ビニ本「
とんでる娘の HOLIDAY IN」が発売された当時、私は10代でした。

当然ながら、定年間近になろうとしている50歳代の自分は想像できません。

体力減退、集中力減退、勃起力低下、成人病予備軍など、
一般的に、歳をとることはマイナスのイメージが大きいです。

しかし、こうしてアラフィフを迎えたいま、
ビニ本「
とんでる娘の HOLIDAY IN」について、
懐かしさあふれるギミックの数々を楽しむことができます。


本来の楽しみ方を離れた、“違う視点”での楽しみ方ではありますが、
自分が歳を重ねて良かったと思うのはそういうときです。

とはいえ、状況はかなり限られますが…。

ところで、内容ですが、カラミのビニ本ではあるものの、
基本的に単発モノといってもよく、男の登場は後半に少しあるだけです。

パンツはおろかズボンすら脱いでおらず、
モデルの股間に手を伸ばす程度のソフトなカラミのみでした。

それ以外の場面ですが、
モデルが部屋でポーズをとったり、ベランダで洗濯物を干したり、

また、掃除機をかけたり、ベッドの上でバイブを使ってオナニーしたりします。

モデルの日常を切り取ったみたいな内容になっています。

最後に男とふたりでコタツのなかに入り出前の寿司を食べますが、
このとき、コタツのなかで男にマンコをいじられています。

ちなみに、
印刷上の消しは、コタツの中でいじられているマンコに入っている1点のみでした。

マンコ内部が露わになっているため薄い消しが入っています。

しかし、消しが入っていないカットにしても、
モデル自身の手やバイブに隠れていたり、また角度的なこともあり、
マンコが見えるカットは限られます。

とはいえ、閉じている一直線のスジが見えているだけで、
肉ビラなど含めた中身はハミ出していません。

それから、恥丘部分からスジの左右にかけて広範囲に陰毛が広がっていますが、
とても薄く、かつ縮れています。

ところどころ、陰毛越しに地肌が見えているのも興奮ポイントだと思います。

また冒頭に、モデルのプロフィールを含めた、
内容的な背景を説明する散文が書かれています。

16歳で子供をうみ、その後離婚してシングルマザー。
お腹にある妊娠線は、若くして子供をうんだ証拠であると書かれています。

“仮りに、佳子21才。年令よりもふけて見えるが、…”という記述もありました。

もちろん適当に創作した物語だろうとは思いますが、
よく見ると、下腹部に少しシワシワが見られます。

とはいえ、それを差し引いても、モデルはかなり魅力的な美女です。
スタイルも抜群で美乳、脚もキレイ。また、笑顔もステキです。

オレンジ通信でも、そのことが強調されていました。

“それにしてもいい女だなあ。50点は、コレすべて彼女のために捧げた点数なんであります。
これが、かの武蔵出版さんから出たことに大いに興味アリ。
できれば単発本でも見せていただきたいのだ。~”

ところで、撮影に使用されている部屋ですが、
やたらに生活感があるので、スタッフの自室だろうと思います。

-----------------------------------------------------------------------------------------------