裏本カレンダー

裏本カレンダー

-----------------------------------------------------------------------------------------------

今回は、裏本やビニ本ではなくて、
「裏本カレンダー」について取り上げたいと思います。

文字通り、裏本の写真を利用したカレンダーです。
裏本全盛期の1980年代半ば頃に登場したものと思われます。

私は、その存在自体は知っていましたが、現物を見たことはありませんでした。

アダルト雑誌が、たまに取り上げていたのを目にしただけです。

だから、裏本やビニ本と同じ判型のものだと勝手に思い込んでいました。

今さらですが、裏本やビニ本は「A4」というサイズです。
コピー用紙でよく使用されるサイズでもあります。

普段見かける印刷物のなかでは、
比較的大きなサイズのカテゴリーに入るといえるでしょう。

で、裏本カレンダーですが、先日たまたま現物を見る機会がありました。

はじめて現物を見た感動と興奮はありましたが、それよりも驚かされたのは、
サイズが小さかったことです。「A5」サイズでした。

いわゆる単行本とほぼ同じサイズです。

裏本の写真に、ひと月分のカレンダーが印刷されていまして、
全部で12枚あるというわけです。

ひとりのモデルしか使用されていないのではなくて、
私が見た1988年のものは、モデル4人が均等に使われていました。

ですので、ひとり3か月分に登場するというわけで、
3枚あるということになります。

ちなみに、私は上記で、
裏本カレンダーが“登場した”という書き方をしました。

商品として売られていたのか、
それとも販促品の類いだったのか、はたまたマニアが勝手につくっていたのか、
そういうことが全くわかりませんし、ネットで調べても出てきません。

だから、売られていたとか出回っていたとか、すべて不明です。

ところで、トップ画像は、私の大好きな「三浦ルネ」です。
1988年の裏本カレンダーでは、1月、2月、3月に登場しています。

-----------------------------------------------------------------------------------------------