特写 SCENE_01

「特写 SCENE」(アリス出版)発売時期不明

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アリス出版発行ですが、
自販機本か、通販で売られていたのかよくわからない本です。

判型はB5。
一般的な自販機本のサイズです。

しかし、
背表紙があるタイプです。

記事のあとに裏表紙を載せましたが、

一般的な自販機本とは違い、
表紙と裏表紙で、タイトルはおなじ。

また、「特写シーン」というタイトルで、
シリーズ化されており、本作はその第11弾目です。

ちなみに、中身に「特写シーン」のバックナンバー販売の広告がありました。

現金書留で申し込む形式、つまり通販で販売されています。

定期購読の受付もありました。

そのため、
通販で売られていた本の可能性が高いと思いました。

さて、
内容ですが、

“特写”というタイトルとは裏腹に、
文字のかなり多い、モノクロページが目立ちます。

ページの分量としては、
カラーページとおなじくらいなのですが、

一般的な自販機本やビニ本では、
モノクロページがめずらしいことを思うと、

文字ありのモノクロページがやけに多い印象を受けました。

記事ページはバラエティに富んでおり、
エロ本になぜこんなものがあるのかと思う内容の記事もありました。

そのため、
記事については後半に触れるとしまして、

まずはカラーページについて書きます。

内容は3種類。

緊縛とトイレ盗撮と、
強姦まがいのカラミです。

緊縛ページでは、
むちむち系で、おっぱいの大きなお姉さんが、

下着姿の半裸、または全裸状態で縛られており、
転がされて踏みつけられているカットもあります。

照明が暗くて、
淫靡な雰囲気が漂っています。

次のカラーページは、トイレ盗撮です。
盗撮なので、モデルさんの顔が写っていません。

本当の盗撮ではなく、

盗撮にみせかけたヤラセですが、
放尿は本物だと思います。

そして3つめのカラーページに、
やっと表紙のお姉さんが登場します。

裏表紙とおなじカットが使われていて、
パンツのうえから股間に縄が食い込んでいます。

足首が縛られていることもあり、
コーナーに“縛り”というタイトルが付けられていました。

簡単なストーリーがあり、
声をかけられたお姉さんが車に乗せられ、

男に乱暴されます。

両手を後ろ手で縛られますが、
助手席からなんとか脱出して、男はそのまま車で立ち去るという内容です。

お姉さんは、
車のなかで股間に縄を食い込まされたと思われます。

男は、

ダウンタウンブギウギバンドっぽいサングラスをかけており、
最終ページはなぜか、その男の顔のドアップ。

サングラスにお姉さんの股間が写り込んでいて、
お姉さんが車から脱出する小さいカットもおなじページに使われていますが、

男の顔をメインに持ってくるのはどうかと思いました。

そして、
問題の文字ページです。

とても有名な、伊藤晴雨という画家にかんするうんちくページや、

緊縛に関する専門用語の辞典、

また、
“匂いのエロティシズム”、“服装のエロティシズム”というテーマで、

中世ヨーロッパの文化を引き合いに出しながら、
エロい側面が強調されて語られています。

さらに、
“早大CAMPUS通信”というタイトルの、
新入女子大生についての記事や、

“TVCMの一日”という、
テレビのCM一日分を文字おこししたページなど、

なにを伝えたいのか、
よくわからない記事ページもありました。

全体的な印象としては、
サブカル志向のエロ本という感じでしょうか。

スケベなことだけじゃなくて、
小難しいことも受け入れる素養があるんだと思っていた、

当時の私のような、
中二病臭あふれる青少年のハートには突き刺さるかもしれません。

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特写 SCENE_64