松尾書房発行のビニ本。
内容はカラミです。
第1集もあるようですが、
私は所有していません。
ページ数は合計52ページ、
背表紙がなく、ノドの二か所が金具でとめられている、
中綴じというタイプの本です。
よく引用します、
「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」(白夜書房 昭和62年6月15日発行)」に、
以下の紹介文が書かれていました。
“恋人同志という設定を強く出したかったのだろうか、
やたらにキスシーンが多い。
オール白黒ページの別冊付録が泣かせる。”
私は本作を手に入れたのは最近です。
東京の神田神保町の古書店で、1320円でした。
残念ながら、
“オール白黒ページの別冊付録”は付いていませんでした。
さて内容ですが、
表紙に登場のお姉さんのほかに、
エキゾチックな顔立ちのお姉さんが、
後半に登場します。
ふたりとも、
屋外でのカラミもあるのですが、
抱き合ってキスしているだけで、
かなりソフトです。
表紙と前半に登場のお姉さんは、
全裸のカットはふたつしかなく、
後半登場のお姉さんは、
全裸カットはひとつもありません。
露出度は低く、
カラミのハードさもありません。
普通のエロ本のほうが何倍もハードだと思いました。
とはいっても、
当時のビニ本を、それ以後の時代の価値観でみても無意味です。
若くて素人っぽいお姉さんが出ているとか、
本作は野外でのカラミシーンがありますから、
野外でモデルさんが乳を出しているとか、
当時は、
見るべきところが複数あったのかもしれません。
ところで、
本作にはそれなりに長い文章が添えられています。
写真の状況を説明する文章にまじり、
“連載読切 テイノウ先生ゆめものがたり”なるものがあり、
私の目を引きました。
テイノウ氏は、とある会社の専務。
そこに取引先の印刷業者の社長がやってきて、
エロフィルムの撮影会に誘われます。
その夜、行ってみたら、
テイノウ氏の奥さんが出演しており、
カメラの前でオナニーに耽っていて、それを見たテイノウ氏はびっくり仰天。
という、
エロ設定にありがちな内容でした。
テイノウ氏や、
印刷業者の社長の容姿に関する記述がやたらと具体的なので、
実在の人物ではないかと思ってしまいます。
あと、
私が気になったのは、
表紙と前半に登場のお姉さんが、
ずっと目を閉じていることでしょうか。
そして口は半開き。
ちょっと覗く前歯がキュートです。
記事のあとに、
裏表紙、そしてそのあとに、
後半登場のお姉さんのカットを載せました。
鼻が高くて、
ハーフっぽい顔立ちが目を引きますし、
スタイルも良さそうに見えます。
というわけで、
本作出演のお姉さんはふたりとも、
ルックスはかなり良いと思いました。
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モーリス輪島
が
しました