
ビニ本「TRAP トラツプ」(コンパル出版)発売時期不明
コンパル出版の発行なのに内容はSMです。
責める役で男優も登場します。
コンパルは、
いちおう単体専門の版元なので、
私は最初、困惑しました。
変則的なラインナップということでしょうか。
また、変則的なのは内容だけではなく、
ページ数も、一般的なビニ本の52ページではなく、
トータルで54枚。108ページもありました。
さらには、これだけのページ数だと、
複数のモデルさんが登場する合本かと思いきや、
出演は、
表紙で縛られているお姉さんただひとりです。
記事のあとに裏表紙、
そして裏表紙のあとに厳選した中身のページを載せましたが、
表紙も裏表紙も、お姉さんの顔がわかりません。
モデルありきの単体専門版元が、
表紙と裏表紙に、モデルの正面顔のあるカットを持ってきていないこともそうですが、
そもそもなぜSMまがいのビニ本を発行したのかわかりません。
それはさておき、本作の内容です。
本格的なSMではなく、
SMテイストなヌードのポーズ集です。
写真撮影のためだけにモデルを縛り、
マンコにバイブを突き刺したという雰囲気が濃厚です。
お姉さんは、
苦し気な表情を見せていますが、
本気で苦痛なのではないので、迫力を感じません。
また、バイブ以外の責めもソフトです。
いちばん痛そうに見えたのが、
おっぱいを洗濯バサミではさむ責めでした。
当時の新刊価格がいくらだったのかしりませんが、
ページが多いとはいえ、
ゆるい責めが淡々と続いているだけなので、
前半部分が終わるのを待たずに飽きてしまいます。
さらに残念なことには、
マンコに修整が入っていることです。
スミベタと引っ搔いたような消しが入っていて、
陰毛はすこし見える程度で、マンコはほぼ見えません。
ラストあたりで、
引っ搔いたような消しの向こうに、
マンコ形状が透けてみえているカットもありましたが、
コンパル発行の単体ベール本で、
数多くのマンコを見てきた私は、
落胆を隠せませんでした。
ついでにもうひとつ残念なことを付け加えると、
お姉さんがむちむちボディではなくスレンダー体型だったことです。
むちむちボディだからこそ、
縛られたときに絵になると思います。
ところで、
私の手元のオレンジ通信に本作は紹介されていなかったのですが、
80年代後半、ビニ本末期の作品でしょうか。
たとえばコンパルが、
カメラマンかほかの版元かわかりませんが、
タダでこの写真やるからビニ本出してみる?
誰かに、
そんなふうにいわれたので出したのではないかと思ってしまいます。
あらためてもういちど本作をみますと、
裏表紙の1カットのみ、マンコ無修正がありました。
お姉さんの指の間から亀裂と、
その内部がすこし見えています。
(画像アップのときにモザイクを入れました)
とはいえ、
1カットだけでは、
私をふくめ当時の読者は納得しなかったと思います。
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コメント
コメント一覧 (3)
バイブにバナナ、ちゃんと入れているし、裏表紙の尻とマンコに喰い込む縄の結び目がエグイです。まさにSMって感じがします。
モーリス輪島
が
しました
モーリス輪島
が
しました