
ビニ本「COCK SUCKER LAND」(ライムライト)1985年(昭和60年)06月発行
前回取り上げました、
ビニ本「COCK SUCKER LADY [コック・サッカー・レディ]」(ヘンデル出版)と、
おなじ本かと思いきや、
よくみるとタイトルが違っています。
最後が“LADY”でなく“LAND”。
加えて、
下部に、“ [コック・サッカー・レディ]”の文字もありませんし、
チンポがスミベタで消されています。
そして表3に、
“ライムライト”という版元名。
ライムライトと、
ヘンデル出版が関係があるのかないのかわかりませんが、
中身をみてみると、
まったくおなじ内容でした。
違っているのは、
表紙同様、修整部分です。
本作「COCK SUCKER LAND」は、
広範囲なスミベタが入っており、形状がいびつな消しです。
マジックで塗ったような雑な入りかたです。
また、
「COCK SUCKER LADY [コック・サッカー・レディ]」とおなじ、
チンポの色を変えただけの処理が複数箇所ありました。
スミベタの入りかたが雑なことに加えて、
入れ忘れありということで、
チェックも雑のように思いました。
まったくおなじ内容の、
「COCK SUCKER LADY [コック・サッカー・レディ]」について、
私はあまり迫力を感じなかったのですが、
本作「COCK SUCKER LAND」は、
スミベタが入っているので、
よけいに迫力を感じません。
当時の一般的なエロ本のほうが、
まだ消しは甘かったと思います。
カラミ場面の興奮度が低いということで、
見どころはラストの顔面発射に集約されます。
ただし私は、
自分が女性の顔面にザーメンを発射するのは興奮するとしても、
男優がモデルさんの顔面に射精した写真をみても、
そこまで興奮はしません。
というのも、
女性が気持ちいいと思ったり、
恥ずかしいと思ったりしたときに、
私は興奮を感じるからです。
顔射は、
それがないと思うのですが、
ザーメンまみれの女性の顔に、
すさまじく興奮するマニアもいますので、
単に性癖の違いなのかもしれません。
さてオレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。
“今月はD児先生の当り月か。このあともまたでるゾ。
モデル嬢の本気顔のもだえの表情がこの本の命だな。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“ザーメン顔面ぶっかけ丼の迫力はさすがのD児先生70点”
「COCK SUCKER LADY [コック・サッカー・レディ]」について、
触れられてはいませんでした。
たとえば、
人気の裏本がオモテ再生されたとき、
思いのほかスミベタが広範囲だったときや、
スミアミが想像以上に濃かったとき、
元本の良さが台無し、
モデルがかわいそうなどと憤り、
そのことを再生本の紹介文に書くライターのかたも、
少なくなかったと思うのですが、
本作「COCK SUCKER LAND」について、
元本はスミベタはいっさい入ってなかったのに、
再生本はスミベタばかりでなんじゃこりゃ!
ということが書かれているはずと期待していたので、
とても肩すかしでした。
最後に、
これまで取り上げている、本作のお姉さん出演の作品が以下です。
ビニ本「COCK SUCKER LADY [コック・サッカー・レディ]」(ヘンデル出版)
裏本「ホットライン」
ビニ本「PORNO FUCK NO.2」(クロードアイ)
ビニ本「ワンスモア」(ジェル企画)
ビニ本「下半身物語」(銀映企画)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
コメント
コメント一覧 (2)
モーリス輪島
が
しました