はいにょうおんぱれいど_01

ビニ本「はいにょう おん ぱれいど PARTⅡ」(神田図書)1984年(昭和59年)12月頃発売

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以前、
ビニ本「はいにょう おん ぱれいど」(ミドリ書房)を取り上げましたが、

今回はそのパート2と思われます。

どうして断定できないかといいますと、
発行元が違っているからです。

ミドリ書房と神田図書、

古くからあるビニ本版元だと思いますが、
関係があるのか、

それとも、ミドリ書房の先行した排尿本の売れ行きが良かったので、
真似したのかはわかりません。

いずれにしても、
排尿に特化した内容です。

というわけで、

本作の中身を見ていくまえに、今回はオレンジ通信をみていきます。
以下、紹介文の全文です。

“ オシッコ&うんちが大好きなキミ、
これは旧作なんだけど、でも一見の価値はありますよ。
とりわけボクらの憧れD児御大の若かりし頃のこの姿!
さすがは人間便器のカンドーです!”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“人間(D児)便器、ついに復刻なる!
ひたすら女の排尿シーンのみを寄せ集めたアブな再生本だ76点”

過去の作品の寄せ集めとのことで、
モデルさんが何人出演しているのかわかりません。

メインは排尿場面、
下半身が中心ですので、顔がまともに写されていないからです。

顔がまともに写されているのは、
オレ通紹介文にも出てきた中野D児氏だけです。

中野D児氏は、
おしっこはおろか、後半にはうんこまで顔に浴びています。

口の下あたりに垂れたうんこが、
首の付近にこんもりと山をつくっていました。

おしっこだけならまだしも、
大便まで浴びなければいけないとは。

誌面で見るだけならいいですが、
現場はすさまじい臭いだったと思います。

本物のマニアでなくては体調を崩してしまいそうです。

さて、
肝心のモデル陣ですが、

表紙にあるように、
洋式便器のうえにしゃがみこんでの排尿や、

立小便、
和式トイレでの排尿に野外排尿と、

いろいろな場所での排泄行為があることに加え、

排尿場面を撮影するアングルも、
多岐にわたっています。

ときに下から、
ときに背後から、

工夫がなされているのは嬉しいのですが、

股間にスミベタが入っていることと、
マンコのドアップがないのが残念な点でした。

私が興味深かったカットは、

モデルさんのお尻の超ドアップ見開きです。

場所はトイレで、
洋式の便器が備えられているのですが、

モデルさんは洋式便器には座らず、
そのすこし手前に中腰になって排尿です。

カメラにはお尻を向けています。

私が注目したのは、
おしっこの放物線が後ろに向かってのびていたことです。

普通にしゃがむと放物線は前面へのび、

お尻を背後に向けた中腰だと、
後ろに向かって伸びるようです。

チンチンは前面に付いているので、
背後におしっこを飛ばそうと思うと、かなりむつかしいです。

なにがいいたいのかといいますと、
女性のおしっこ姿は、

前面と背面の両方からながめ、
満喫することが可能ということです。

当時は、
排尿姿の興奮度が優先しており、

そんなこと考える余裕がありませんでした。

年齢的に、チンチンに支配されることがすくないいまだからこそ、
冷静に物事をみることができます。

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