メルヘン_01

裏本「メルヘン」1989年(平成元年)09月頃発売

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外国の雑誌を手に、
窓に寄りかかるお姉さん。

見覚えがあるので、
おなじお姉さん出演の別の作品を
以前に取り上げたかもしれません。


それはともかく中身ですが、
ホテルの部屋のなかで、

セックスが展開されるオーソドックスな内容です。

お姉さんがイスのうえでハメられたり、
立ちバックでハメられたり、ベッドのうえでハメられたりしています。

気になるのは、
ときどきお姉さんがハメられながらもカメラ目線になることです。

カメラマンとかスタッフに、
「カメラ見て」といわれるのでしょうか。

たとえば騎乗位でハメられているときに、
大きく振りかえってカメラを見る様子などは、

違和感があり、
行為に集中したほうがいいのではないかと何度も思いました。

話は変わりますが、
お姉さんはスレンダーでとてもスタイルが良いです。

そのため、
立ちバックや、片脚を持ち上げられての立位は、

結合部分とともに、
美脚も楽しめる目を引くカットだと思いました。

それから、
背面騎乗位でハメられながら、
男優の手でマンコを広げられているカットがありました。

膣前庭があらわになっているのですが、
同時にクリトリスが全開にさせられています。

粒が小さくビンカンそうな佇まいにも注目ですが、
膣前庭およびマンコ亀裂の外側が、

マン汁らしき汁でヌルヌルになっている光景も刺激的です。

カラミ場面にまじり、
結合部分の超ドアップカットが適度に登場しており、

とても良いアクセントになっています。

とくに私が注目したのは、
お姉さんのケツの穴が全開になっている結合部分の超ドアップです。

アナル周辺の色素が沈着している部分の大きさが、
約10センチくらいに拡大されており、

まるで絵画を鑑賞するかのように、
じっくりと眺めてしまいます。

男優の手によって、
尻の肉が広げられていて、

肛門が横長に変形しているところも、
鑑賞ポイントのひとつです。

ドアップカットで目を引かれたのは、
結合部分だけではありません。

単体マンコのドアップも見どころたっぷりでした。

お姉さんがすこし股を広げたところに、
男優が背後から手をのばして、

肉ビラを広げています。

当然マンコ内部が丸さらし状態です。

クリ、尿道口、膣口、
さらにそれらの周辺のマンコ肉があらわです。

クリ、尿道口、膣口は、
構造上タテ一列になっていますが、

それらの主要なマンコパーツを、
同時に鑑賞できるカットは、

単体のビニ本でも、
意外とすくないのでテンションがあがりました。

クリが皮に埋もれていたり、
尿道口がどこにあるのかわからないとか、

膣口がふさがっていて、
周辺のマンコ肉と区別がつかなかったりするからです。

一方、
本作のお姉さんの場合は、

それぞれのマンコパーツが、
わかりやすいのが特徴です。

さて、
本作は私の手元のオレンジ通信には取り上げられていませんでした。

しかし、
「MEDIA JACK メディア・ジャック vo.1」(東京三世社 平成2年9月15日発行)に、
取り上げられていました。

「MEDIA JACK メディア・ジャック」は、
オレンジ通信の裏ビデオや裏本の紹介ページをまとめた増刊号なので、

オレンジ通信に掲載されていたということになります。

以下、紹介文の全文です。

“ 元本は、昭和59年10月号で紹介された『季節風』です。
どことなく日本人離れの顔立ちの女の子で、
広げている本も洋書です。日本人離れの顔立ちということで、
それだけで甘くなって、イコール美貌と見る人には、
格好のズリネタといえましょう。
確かにスタイルは良いですね。再生本とはいえ、元本が5年も前の本だし、
今までの再生も昭和61年12月号に『愛人』がある程度(だと思うが…)なら、
それなりの価値はあるかもしれません。
 女の子としては、ちょっぴりですが硬太の恥毛に見えます。
びんびらびんに感じているような表情はなく、
スタイルポーズ集的な全体の出来です。
それはそれなりに楽しめるのですが、
当然の結果として流れの感じられないものとなり、
射精カットもそれだけが単独であるような感じです。
仰臥の女の子に、立った姿勢でザーメンをかけています。
印刷としては、
これが本来の色に近いのかも知れませぬが合成着色のような赤マ〇コです。”

そして以下は、添えられていた見出しと評価です。

“脚の長いコは得だね。ポーズも決まる!”

“●評価/87点●印刷/A”

あとひとつ
私が気になったのは、

本作は、ほかの多くのビニ本や裏本と違い、

背表紙がないタイプだということです。

表紙と裏表紙をふくめ、
すべてのページが金具ふたつで綴じられています。

業界用語では「平綴じ」といいます。

背表紙があるタイプは「中綴じ」です。

それぞれに良いところと悪いところがあって、

本作のような平綴じの本の良いところは、
広げた状態で机や床に置けることです。

そのため、
オナニーするときには重宝します。

一方、平綴じの場合は、
広げてももとの状態にもどってしまうので、

片方の手で本を押さえ、
もう片方でチンポをいじるということになりますから

オナニーの自由度でいうと、
平綴じに軍配があがると思います。

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