E・T飛行_01

ビニ本「E・T飛行」(ノア企画)1986年(昭和61年)05月頃発売

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表紙カットは上下ふたつ。

上のカットには、
出演モデルさんの首にロープが巻かれていて、

SMテイストな内容なのだろうかと思いました。

また、上下いずれのカットもフェラの横顔なので、
正面顔がわかりません。

掲載しませんでしたが、裏表紙を見るに、

正面顔は不明なれど、
むっちりボディのお姉さんのようです。

さて、
中身をみていきます。

最初のページに、
モデルさんの名前とともにキャッチコピーらしきものが書かれていました。

“木下真由美9月2日の本番連写!!”

同じページに、
男女が抱き合っている写真があり、

机のうえには灰皿やビール瓶が置かれています。

ラブホテルの部屋のようです。

そのあと、
ベッドの上やバスルームで抱き合うカットが出てきますが、

写真が暗いです。

さらに赤いです。

照明が暗いためだと思います。

盗み撮り感はありますが、
カラミビニ本なので、そんな演出は必要ないと思いつつ、

ページをめくっていきますと、

“木下真由美”さんのモノローグが書かれているページがいくつか出てきます。

モデルさん本人が書いていないと思いますが、
それなりにリアル感があります。

木下真由美さんは身体が火照ったとき、
相手の男に電話をかけて呼び出し、ホテルでからむという内容でした。

さらに、
つまらない男に抱かれたことを後悔しつつも、

その男を愛しはじめているとも。

そして後半は、
ずっとベッドでのカラミが展開しています。

フェラ場面も豊富にありますが、
股間にスミベタが入っていて、

マンコもチンポも見えません。

またロープは、
おもに後半のカラミのときに登場しますが、

木下真由美さんの首に巻かれているカットと、
腕に巻き付けられているカットがありました。

激しい拘束プレイというわけでもないので、
あまり効果がないように見えます。

というわけで、
エロ度は低い内容ですし、

最後まで木下真由美さんの、
目を開けている正面顔は出てきませんでした。

さて、
オレンジ通信をみていきます。以下、紹介文の全文です。

“ 増感現像によって荒れた画面は、
時としてそれなりの効果を生み出すことはある。
でもねえ、これはちょっとばかり安直な一冊ではないでしょうか。
鮮明なのはスミベタだけという残念賞。1点”

たった1点という低評価でした。

それはともかく、
タイトルの「
E・T飛行」の意味がわかりません。

まさかスピルバーグの映画のE・Tではないと思いますが、
ほかに思いあたりません。

私は映画のE・Tをみたことありませんが、
空を飛ぶ象徴的なシーンは知っています。

「E・T飛行」はもしかして、ビニ本の内容と関係なく、
そこから取ったのでしょうか。


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