ビニ本「FASHION ファッション」(優美堂)1985年(昭和60年)01月頃発売
単体のビニ本です。
ビニ本界隈だけでなく、
当時のエロ本やピンク映画の女優としても活躍していた藤森奈美枝さんです。
ボディプレスに、
「モデルの肖像」という連載がありまして、
モデルのインタビュー記事と、
出演作品の紹介で構成されています。
1985年5月号に藤森奈美枝さんが取り上げられていました。
それをみるに、
ビニ本よりもピンク映画の出演のほうがはるかに多いです。
新東宝、東活、大蔵と複数の映画会社の作品が列挙されていました。
それはさておき、
藤森奈美枝さんの出演作は、以前に以下のものを取り上げています。
ビニ本「CLIMAX 「クライマックス」」(ライムライト)
ビニ本「ANGEL エンジェル」(ドルフィン企画)
ビニ本「SOAP 藤森奈美枝写真集」(プリズム出版)
本作「FASHION ファッション」は優美堂発行ということで、
露出度に期待ができるのですが、
さきに結論をいいますと、
同じ単体作品のドルフィン企画発行「ANGEL エンジェル」のほうが、
露出度は高いし、
写真の仕上がりも良いです。
本作「FASHION ファッション」も、
「ANGEL エンジェル」も印刷上の修整はなにも入っていません。
しかし、
「ANGEL エンジェル」はベール越しとはいえ、
マンコ内部があらわになっているのに対し、
本作「FASHION ファッション」は、
マンコ内部をさらしたカットは皆無です。
一方、ベールやスケパン無しで、
マンコがさらされているカットが複数あり、
露出度はたしかに高いのですが、
さらされているのはすべてタテスジでした。
単体のビニ本空間では、
マンコ内部が露出されているのが当たり前。
私をふくめそう思っていた当時のマニアは、
多かったと思いますので、
マンコ丸さらしカットがいくつもあるにもかかわらず、
本作「FASHION ファッション」の露出度に不満が残ってしまう、
とても贅沢なことになっています。
ただし、
ベールやスケパン無しのマンコ露出が、
オレンジ通信では高く評価されていました。
以下、オレンジ通信の紹介文の全文です。
“ いやあー驚きましたねえ。実に16カットなんですからね。
ベール被せても、ひょいと裾をまくったり、
パンツはいてても、ちょっとスキ間作ったりと、
バンバン無修正で見せまくっているんですよねえ。
フジモリちゃんのファンのみならず、
これは絶対一見の価値があるヤタケタな過激本なのだ。
広木隆一監督も是非、一冊買いなさい。
青春の想い出にぴったりだぞ。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“ワッワッすごいのだ。モロ写真がバンバンあるぞ。
ベールなんか被ってなくて完全のモロ。私、藤森奈美枝です94点”
94点とは相当な高得点です。
“広木隆一監督”については、
私は知識がないのでどういう類いの人物なのか知りません。
ネット検索すればいいのでしょうが、
横着して調べませんでした。
それと、
たしか以前にも“ヤタケタ”という表現が、
オレ通の紹介文で出てきたように記憶していますが、
はたしてどういう意味なのか。
前に出てきたときには、たしか調べなかったのですが、
今回はネットで調べましたところ、大阪の方言ということがわかりました。
「やぶれかぶれ、投げやり」という意味があるようでした。
あと、
私が気になったのは、
写真が全体的に粗いことです。
解像度が低い写真を拡大したような印象を受けます。
カメラの知識がないのでわからないですが、
照明と露出の問題でしょうか。
ところで、
後半、シャワーシーンが出てくるのですが、
藤森奈美枝さんは髪を後ろで結んでいます。
表紙だと、左下のカットです。
一方、ベッドのうえでのマンコ見せポーズのときは、
髪を下ろしています。
どちらかというと、
髪を後ろで結んでいるほうが私の好みです。
また、
数ミリのわき毛が確認できる見開きカットもあり、
見入ってしまいました。
いちど剃ったわき毛がまた生えてきたような感じに見えます。
しかし、
「ANGEL エンジェル」や「SOAP 藤森奈美枝写真集」には、
わき毛を確認できるカットはありません。
指で広げられてない、つまり外から力が加わっていない、
自然体のタテスジマンコと、
これまた自然体のわきの下を堪能できるという意味では、
本作「FASHION ファッション」は価値があると思いました。
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コメント
コメント一覧 (8)
まずは表紙でびっくりなんですよね。全然隠してない。既にベールも言い訳程度のものになっていたとはいえ、それでもあるとないとでは大違い。さすがに少し斜めからであったり立ち姿であったりしていますが、陰毛もマムコも隠さずに見えちゃってる。写真や印刷の質はどうかということで内容そのものは仰る通りなんですが、凄いインパクトある本でした。
私のブログでもいづれ取り上げます。
広瀬隆一監督というのは、廣木隆一監督の事でしょうね。ピンク映画を皮切りに監督デビューしていますが、一般映画テレビドラマと幅広く活躍されています。
モーリス輪島
がしました
モーリス輪島
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