さやか_01

ビニ本「さやか」(アイ書房)1986年(昭和61年)10月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


ビニ本裏本界隈では有名な娘さん。
アダルトビデオへの出演もあります。

以前に、
同じ娘さん出演の作品を取り上げています。以下です。

裏本「なんたってアイドル」
裏本「シェイプアップ」
裏本「女優シリーズ 早瀬沙樹」
ビニ本「令嬢 斉藤さやか」(堀山企画)

ちなみに、
よく知られているモデル名は“早瀬沙樹”です。

ある作品では“斉藤さやか”、
またある作品では“早瀬沙樹”となっているため、

読者は混乱してしまいます。

にもかかわらずなぜモデル名が複数あるのか、すこし説明しますと、

彼女だけでなく、

ほとんどのモデルさんは、
ビニ本や裏本の最初の出演時には、モデル名は付けられていません。

たとえば、裏本が人気になり、
再生裏本や、オモテ再生のビニ本が多く発売されるようになると、

オレンジ通信やアップル通信などズリネタ情報誌の、
編集者やライターがモデル名を付けて呼ぶようになる場合が多くなります。

さらに有名になり、
当時新メディアだったアダルトビデオにも出演すると、

そのとき、
今度はアダルトビデオのメーカーによって、また別の名前が付けられます。

本作「さやか」の彼女の場合、
ビニ本裏本で人気が出たときに付けられたのが“斉藤さやか”で、

そのあとアダルトビデオ出演時に付けられたのが、
“早瀬沙樹”です。

そのあとが興味深いのですが、
アダルトビデオのモデル名“早瀬沙樹”は、

以前に使われていたモデル名の“斉藤さやか”を駆逐し、
以後、発売される再生本はアダルトビデオのモデル名である“早瀬沙樹”になります。

アダルトビデオがそれだけ、
エロユーザーへの浸透力が強かったということです。

もちろん例外もあります。

たとえば、
裏本「半分少女」の娘さんは、
アダルトビデオ出演時に、“青木さやか”というモデル名が付けられました。

しかし、
モデル名“青木さやか”はあまり流通せず、
ファンの間ではやはり“半分少女”です。

また、
“田口ゆかり”や一部のヌードモデルのように、

ビニ本や裏本出演時にはすでにモデル名があり、
以後もずっとそのモデル名で活動するケースも少なからずあります。

加えて、

本作「さやか」は、
彼女がアダルトビデオに出演後に発売されたビニ本なのですが、

“早瀬沙樹”ではなくて“斉藤さやか”の「さやか」となっています。

さて、
モデル名の話はこのくらいにして、

本作「さやか」の内容です。

ところで、本作「さやか」の娘さんの場合、
カラミ作品は、髪が長いバージョンと、髪が短いバージョンのふたつに分けられるのですが、

本作「さやか」は髪が短いバージョンです。

以前に取り上げた作品であてはめますと、

「なんたってアイドル」「シェイプアップ」「女優シリーズ 早瀬沙樹」は、
髪が短いバージョンで、

「令嬢 斉藤さやか」は髪が長いバージョンです。

いつも参考にさせてもらっています、
「さとり資料館」さんのサイトでをみてみますと、

“裏本は「SHUTTER」と「蒼い時間」のたった2冊だけ。”という記述がありました。

「SHUTTER」は髪短いバージョンで、
「蒼い時間」は髪長いバージョンです。

というわけで、
本作「さやか」の内容については、

髪短いバージョンの作品を取り上げたときに、
いろいろと書いたと思いますので、

重複してしまうかもしれませんが、

気になったことを中心に書いていきたいと思います。

本作「さやか」は、
消しが薄いです。裏本とあまり変わりません。

薄いスミアミがチンポとキンタマに入っているのと、
マンコ内部に入っている以外は丸さらしです。

マンコ内部の一部にしかスミアミが入っていないカットもありましたし、
チンポ丸出しのカットもありました。

ちなみに表紙カットも同じく、
ほぼ丸さらし状態だったのでしょう。

スミアミのうえから、
マジックで塗ったような修整がなされています。

おそらく販売店が塗ったのではないかと思います。
(画像アップのさいにモザイクを入れています。)

さて、オレンジ通信ですが、
以下、紹介文の全文です。モデル名に関する記述もありました。

“ 確か柏木さやかから始まって、
アレコレといったいいくつ名前を変えたんでしょうか、このコは。
今度は斉藤さやかさんになったのかな。
この前まで早瀬沙樹ちゃんと称してアダルトビデオでお馴染みでしたが、
近頃では金曜日の「11PM」にちょくちょく出演して、
活躍なさっている様子。本作の元本は、彼女の二冊目のウラ本『シャッター』。
構成はかなり組み変えられて、消しも薄め。
初々しさ漂う彼女のオマ〇コ丸見えなんですネ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“先月の『蒼い時間』の表再生本二冊同時発売に続き、
今月は『シャッター』の微妙に構成の違う二冊同時発売。人気者やネ。85点”

本作「さやか」が紹介されている左側に、

「OMANKO GAME」という、
「シャッター」のオモテ再生ビニ本が紹介されているため、

“今月は『シャッター』の微妙に構成の違う二冊同時発売。”という記述が見られます。

また、

“初々しさ漂う彼女のオマ〇コ”と書かれていますが、
マンコだけでなく全体的に初々しいのが彼女のいちばんの魅力だと思います。

マンコにチンポを挿入されたときの表情や、
チンポを咥えるときの表情、

さらには、
胸にザーメンを発射されたときの表情もふくめて、

初々しくてお淑やかな雰囲気が漂っていて、
すさまじく興奮させられます。

本作「さやか」のなかではあまり使われていませんでしたが、
単体ポーズのときの笑顔も、

天真爛漫で愛嬌があって惹き込まれました。

-----------------------------------------------------------------------------------------------