情事ハンター_01

ビニ本「情事ハンター」(武蔵出版)発売時期不明

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カラミのビニ本です。

本作は一般的なビニ本の2倍くらいの厚みがあります。
2冊分というと中身が96ページで表紙と裏表紙の4ページをふくめて合計100ページ。

念のため数えてみると、やはり100ページでした。

数えているとき同時に確認したのですが、
出演しているモデルさんは3名です。

表紙に掲載されている写真でいいますと、
ひとりはメインカットと、その右上の娘さん。

続いてふたりめはメインカットの右下のお姉さんです。

このふたりは雰囲気やヘアスタイルふくめよく似ているので、
最初は同一人物かと思いましたが、
おっぱいの大きさが違うので別人だとわかりました。

ひとりめは初心な娘さんという雰囲気で、
ふたりめは積極的なお姉さんのように見えました。

中身を順にみていきますと、ひとりめの初心娘が前半の半分、
合計48ページに登場しています。

続いて登場するのは、
表紙に掲載のなかった3人目の娘さん。

合計15ページに登場しています。

そして最後は、
表紙メインカットの右下、顔面騎乗しているお姉さんです。
合計33ページに登場です。

3人は同時に出てきてはおらず、
オムニバス形式の内容になっています。

ひとりひとりのパートを丁寧にみていきますと、
まずひとりめ、初心娘パートは、

公園で男と抱き合ったあと、
フェリーらしきものに乗り、そのあとは海岸でたたずむ場面が出てきます。

さらにそのあとは、
室内に入りカラミが展開するという内容です。

半裸ヌードの単体シーンもあり、
全裸ヌードもありましたが、開脚ポーズや股間のドアップなどのマンコ見せポーズは無し。

陰毛が見える程度の露出度でした。

そのあと男が登場してカラミ場面となるのですが、
男は娘さんのおっぱいに手を添えたり、身体を抱いたりしているだけで、

セックスシーンはおろかフェラシーンもないまま、
初心娘パートは終了です。

本作はオレンジ通信には紹介されてなかったため、
発売時期不明としましたが、

おそらくは1980年代半ば以降の発売です。

つまり当時のビニ本としては、
露出度が極端に低いと思いました。

初心娘さんは若くてキレイな身体をしており、
加えて成長が期待できそうな陥没乳首でしたので、

若い娘さんのボディと陰毛を堪能するくらいしか、
楽しみ方はないでしょう。

気になったのは途中の8ページ分がモノクロだったことです。

さらに、
モノクロの陰毛に点描みたいな消しが入っています。
陰毛は黒なので消しの点描は白です。

あと気になるといえば、
カラーページで娘さんの股間から、

タンポンのヒモらしきものが垂れ下がっているカットが複数あったことです。

単体ビニ本のマンコから、
タンポンのヒモが垂れさがっているカットを見ると、

私はテンションが高くなるときが少なくないのですが、

本作ではマンコ自体が見えていないので、
テンションはあまり上がりませんでした。

それはさておき続いてふたりめです。
表紙には登場していないモデルさんです。

肉厚な唇と太い眉毛が印象的な可愛らしい娘さん。
冬用のセーラー服で登場です。

かたちの良い美巨乳が最大のチャームポイントだと思いました。

半裸から全裸にされ、
そのあとで男の上に乗っかった騎乗位カット。

いよいよカラミシーンかと期待したのですが、
この娘さんのパートはそのカットで終了でした。

陰毛にモヤモヤした消しも入っていますし、
騎乗位も間違いなく疑似です。

ふたりめの娘さんも露出度は低く、
過激さも感じられません。

そして最後の3人目です。

繰り返しになりますが、
表紙メインカットの右下のお姉さん。

男友達の部屋の襖を開けたシーンからスタートします。

男友達に食料を持ってきてくれたのでしょうか、
手に抱えている袋からフランスパンの端がハミ出しています。

「げんき~?」みたいなセリフが聞こえてきそうないい笑顔だと思いました。

そのあと、
生活感のある部屋のなかでカラミへ。

ひとりめ、ふたりめとみてきましたが、
3人目のお姉さんがもっとも過激なカラミです。

とはいえ、全裸で抱き合っているカットが、
ほかのふたりと比較したら多いだけで、一般的なカラミビニ本よりはるかにおとなしめ。

それに加えて、疑似本番だと思いますし、
お姉さんの陰毛にはやはりモヤモヤした消しが入っているカットもあって、
露出度は低いのですが、

お姉さんが着衣で男にいじられている場面で、

スケパン越しにマンコが透けて見えるカットもありましたので、
ほかのふたりとくらべたら露出度は高いように思います。

まとめますと、
1980年代半ば以降に発売されたカラミビニ本とは思えないほどの、

低い露出度とおとなしい内容から、

過去のビニ本の再生ではないかと思われます。

モデル3人がみな若く、
それなりに良いビジュアルだったのが救いでした。

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