ざ・さっくらぶ_01

ビニ本「ざ・さっくらぶ」(ミドリ書房)1984年(昭和59年)12月頃発売

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今回は記事の最後に裏表紙も掲載しています。

表紙と裏表紙に使用されているカットから想像できますが、
チンポしゃぶりに特化した内容のビニ本です。

出演するモデルさんは総勢6名。
オムニバス形式の内容になっています。

表紙と裏表紙に写真だけでなく、
モデル名も明記されていましたので、それらを以下に列挙しました。

広瀬由香
中田貴子
松本深雪

大塚ケイコ
立野浩子
小菅真由美

なかには、
顔がはっきり写っていないモデルさんもいます。

いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトで確認しましたところ、

6名のうちふたり、
別の作品を以前に取り上げていることがわかりました。以下です。

中田貴子もしくは松本深雪?
ビニ本「本番娘」(ミドリ書房)

立野浩子
ビニ本「桃色吐息」(KENBUNSHA)

“中田貴子もしくは松本深雪?”とあいまいなことを書きましたが、

「さとり資料館」さんのサイトと本作の表紙裏表紙を凝視すること数分、

どちらかわかりませんでしたし、
実のところ、中田貴子と松本深雪のどちらでもないような気がしています。

さらにいいますと、
表紙と裏表紙に登場するモデルさん以外の写真も、

中身に登場していまして、
それが洋モノのおしゃぶり写真です。

印刷状態の悪さからみて、
洋モノ写真に関しては、複写に間違いなさそうです。

つまり、

中身は和洋ふくめ、いろいろなフェラカットがごった煮の状況なので、
モデル名については記号程度というように納得し、

深く追求することはやめました。

ところで、
オレンジ通信をみていこうと思います。

以下、紹介文の全文です。

“ 本気になってしゃぶりまくっているという、
つまり〝夢中サッキング〟はありませんが、
それでもこれだけたくさんのおしゃぶり娘を集合させた健闘ぶりは讃えるべきでありましょう。
 古紙といえども再利用の方法はあるのです。
アタマとチンポは使いようなのだ。うーん、ちょっとホメ過ぎたかなぁ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“旧作寄せ集めの一冊だが、
いずれもチンチンおしゃぶりの写真のみ集めたという点がユニークだ。
スケ度も良し 76点”

“旧作の寄せ集め”なので、
消しもさまざまです。スミアミが入っているチンポもあれば、

スミではなくて青や赤のインクが入っているのでしょう、
青いチンポや赤いチンポも登場します。

また、
マンコへのバイブ挿入カットや、
マンぐり返しでマンコを広げられているカットもありました。

マンコに入っているスミアミもそこそこ薄くて、
マンコ内部の肉が透けて見えています。

ところで、
オレンジ通信の紹介文で出てきた“サッキング”ですが、

あまりなじみがない単語だと思います。
私は知りませんでした。

今回あらためてネットで調べてみますと、
「しゃぶる、フェラチオする」という意味だとわかりました。

つまり、本作タイトルは、
“おしゃぶり愛”とでもいうところでしょうか。

それはともかく、
“サッキング”は、けっこうおしゃれな言いまわしだと思うのですが、
あまり普及していないことを考えると、

“フェラチオ”のほうがヒワイな語感だったからでしょうか。

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ざ・さっくらぶ_52