ビニ本「イッテ!みるく」(MADOKA)1986年(昭和61年)02月頃発売
カラミのビニ本です。
ビニ本タイトルはポップで明るい感じなのですが、
タイトルと裏腹に、モデルさんはうつむき加減で表情も明るくありません。
他方、
パイパンマンコにチンポが突き刺さっている様子が、
スミアミ越しにはっきりと見えています。
(画像アップのときにモザイクを入れています)
ちなみに、表紙カット左側に以下の文字が印刷されています。
“TV海賊チャンネル、田代葉子ちゃん”
というわけで、モデル名は“田代葉子”です。
ちなみに「TV海賊チャンネル」という番組は、
私が住んでいた高知県では放送されていませんでしたので、
みたことがありません。
しかし、
「TV海賊チャンネル」が、テレビの深夜番組だということは知っていました。
おそらく当時の雑誌やエロ本で知ったのだと思います。
今回あらためて「TV海賊チャンネル」をネットで調べてみますと、
“田代葉子ちゃん”がレギュラーをつとめており、
担当コーナーの名前が「愛の宅配便!出前!イッテみるく?」でした。
そこではじめて、
ムリヤリな感じのする、ビニ本タイトルに納得したわけです。
さて、“田代葉子ちゃん”の作品は、
以前にも以下の2タイトルを取り上げています。
ビニ本「悲しきようこ」(宝出版)
ビニ本「MERRY メリー」(コンパル出版)
本作「イッテ!みるく」は、
「悲しきようこ」とまったく同じ内容です。
裏表紙の写真は違いますが、
表紙の写真もまったく同じでした。
また、印刷上の消しですが、
ほとんどのカットで、濃さも形状も同じスミアミが入っています。
ただ、印刷状態が少し違っていて、
「悲しきようこ」は全体的に白っぽい一方、
本作「イッテ!みるく」は、
たとえば“田代葉子ちゃん”の肌は、本来の色に近い気がしました。
多少の違いはあれど、
本作「イッテ!みるく」は、「悲しきようこ」と同じ内容ですから、
今回あらたに付け加えて書くことはほぼありません。
というわけで、
オレンジ通信をみていきます。以下、紹介文の全文です。
“ ちょっとテレビに出るとすぐ昔のネガを引っぱり出してくる版元さんにも困ったものです。
これまた1月号紹介の『愛の宅急便』のリメイク。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“暗く、BUSUっぽく写った葉子ちゃんなのでした49点”
本作「イッテ!みるく」は裏本のオモテ再生本で、
元本は「愛の宅急便」ということがわかります。
ということは、
「悲しきようこ」の元本も「愛の宅急便」ということになります。
最後に、
「悲しきようこ」を取り上げたときにも書いたと思いますが、
本作「イッテ!みるく」も“田代葉子ちゃん”はすべてのカットで目を閉じています。
それに加えて、横顔やうつむいた顔ばかりです。
目を開けた正面顔がひとつもありません。
いまなら、
ネットで調べることができますが、
当時は限られたメディアしかありませんから、
田代葉子ちゃんは、いったいどんな顔をしているのだろうと、
悶々とした読者も少なくなかったのではないかと思いました。
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モーリス輪島
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