おとなの妄想くらぶ

2025年06月

ギンギラギンにさりげなく_01

ビニ本「ギンギラギンにさりげなく」(群雄新社)発売時期不明

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今回取り上げたのは、
ビニ本界隈ではかなり有名な作品だと思います。

私は、
本作をずっと見てみたいと思い続けており、

念願かなって購入できたのは、
比較的最近のことでした。

見たことがないのに、
なぜ存在を知っていたのかといいますと、

当時のエロ本で紹介されていたからです。

表紙カットで、

和式便所のなかから顔を出し、
お姉さんのおしっこを口で受け止めているのは中野D児氏です。

中野D児氏は、
私が毎月買っていた「ボディプレス」の二代目編集長でしたし、

当時よく見ていたエロ本で、
取り上げられていることが多かったので、

出演作や、
監督作品に注目するようになりました。

「ビニ本大全集」(昭和57年10月5日発行 東京三世社)に、
本作のことについて語った、中野D児氏のインタビューが掲載されています。

おしっこを飲んだことについての感想も語っていて、

“もー真っ黄っ黄ですよ(笑)。
あれは美味しくないです。とってもニガいものです。”とのこと。

また、
「アダルトビデオ10年史」(平成3年3月15日発行 東京三世社)には、
“自叙伝”なるものを
中野D児氏本人が書いているのですが、


そのなかに、
モデルは林ユミで、
また、このとき中野D児氏がもらったギャラが1万5千円という話も出てきます。

ひとつの作品の舞台裏や、
出演者のインタビューなどを交えて、

満喫できるのは、
エロ本のマニアならではということで、

とても嬉しいです。

というわけで、
本作の内容ですが、

後半の数ページ以外は、
モデルさんの放尿と、

口をあけて受ける中野D児氏のカットが続きます。

放尿シーンはかなり丁寧に撮影されていて、

おしっこの放物線が、
ひとつのつながりになってなく、

大小さまざまな雫の集合体ということがよくわかります。

ちなみに、
モデルさんの股間にはスミベタが入っていて、

マンコは見えません。

そのため、

露出度は高くないものの、
飲尿のインパクトは大きく、作品はヒットしたようです。

ところで、
本作の中身の最終ページに、

アダルトビデオの広告が掲載されています。

VIP・エンタープライズの、
「ドキュメント 女子便所 Part Ⅰ」ほか、排泄モノのビデオです。

1本30000円とかなりの高額です。

発行は、VIP・エンタープライズで、
発売が群雄新社、

また通販の申し込みも、
群雄新社宛になっていました。

自販機本の版元だったエルシー企画が、
アリス出版と合併したあとで、

旧エルシーの面々が、
アリス出版を離れ、ビニ本発行のために立ち上げたのが群雄社です。
群雄社は、薔薇書房という名前でビニ本を出します。

以前に、以下の2作品を取り上げました。

ビニ本「ドキュメント 女子便所 第1集」(薔薇書房)
ビニ本「噴射!! 女子便所 シリーズ第2弾」(薔薇書房)

また、
群雄社と群雄新社はおなじ会社です。

そして、
VIP・エンタープライズはのちにVIPとなり、

いまでいうセクシー女優出演の、
一般的なアダルトビデオもリリースするのですが、

発足当時は、
群雄社発行のビニ本のカラーが強い、

排泄モノが中心でした。

ところで、

1980年代中頃のある時期、
土曜日の深夜1時、つまり日曜日の午前1時から、

ラジオ短波で「セクシーオールナイト」という番組が放送されていたのを、
このブログのどこかの記事で書きました。

番組は2時間で、
CMも流れていました。

そのうちのひとつが
VIP・エンタープライズのCMでした。

作品は女子便所モノです。

おしっこの排泄音が流れたあと、
「大人のメルヘン……ほかのビデオとひと味違うの」という女性のナレーションが流れました。

番組自体もさることながら、
強烈なCMだったのでよく覚えています。

私はイヤホンをしていつも番組をきいており、

また当時、高校生でしたので、
排泄音が下半身にビンビン響きました。

本作の広告を見て、
VIP・エンタープライズのCMを思い出したわけですが、

そうすると、
本作の発売時期は、1983年ごろだと思われます。

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MODEL モデル_00

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今回は、
見てくださるかたがたへお知らせです。

ビニ本や裏本の話とは直接関係がありません。

そのため、
イレギュラーな曜日に記事をアップいたしました。

これまで月曜日から木曜日、
週4日のペースでビニ本や裏本にかんする記事を中心にアップしてきました。

しかし、
来週でブログを一時お休みすることにしました。

理由はだいたい以下のふたつです。

1 コレクションをほぼ取り上げ尽くした
2 コレクションを手元に置いておけなくなった

1については、取り上げていない本が、
多少はまだ残っています。ビニ本や裏本に限定せず、

一般のエロ本やらポルノ小説やらを入れると、
あと数年間はブログを続けていけそうな気配があります。

しかし、
2で挙げましたように、

自宅で手元に置いておけない状況になってしまいました。

これにはいろいろな事情があります。

このブログをはじめるまえ、
ビニ本や裏本、一般エロ本の類いは、

ダンボール箱に入れ、
無造作に重ね置きしていました。

数年間そのままの状態でした。

ブログをはじめるひと月ほどまえでしたか、
ダンボールを開けて、

大量の本をどうしようかと思ったことがきっかけで、
このブログをはじめました。

ビニ本や裏本を入口にして、
自分の半生を振り返る意味もありました。

また、
はじめて2年目くらいは、
まだオレンジ通信はじめ、一般のエロ本はまだダンボールのなかにありました。

そのため、
1年目、2年目あたりの記事には、

オレ通の紹介文を載せていません。

ブログと並行して、
徐々にコレクションを整理をはじめ、

本棚にあいうえお順に並べ、
オレ通もそれらのなかに並べました。

このとき、
取り上げたものと、取り上げていないものもわけました。

今後は、

取り上げていない本を手元に置いて、
それらを順に取り上げていけばいいのではと思われるかたもいるでしょう。

そのとおりです。

しかし、
取り上げたもの、取り上げていないもの、
まとめて動かさざるをえない状況だったことと、

取り上げたものが手元にないことの喪失は意外と大きく、

いままでは、
「このお姉さんの作品は以前にとりあげたな~」などと思いながら、

本棚のまえでそれらを探す時間が、
とても好きな私ですから、

記事を書くこと自体のモチベーションを削がれます。

ということで、
ブログを一時お休みしようと思いました。

なぜコレクションを手元に置いておけないかは、
家庭の事情なので、くわしくは語りませんが、

根底には家庭の不協和音みたいなものがあるからでしょうか。

あたりまえのことですが、
コレクションが並んだ本棚を家族でニコニコとながめ、

「次回のビニ本はたしか、前に取り上げてたこの本とおなじお姉さんだよ」などと、
私以外の家族が、助言してくれるような世界ではありません。

思えば、

ビニ本や裏本、自販機本について、
いろいろと知ることの多い5年半でした。

これまで見ていただいたかたがた、
ありがとうございました。

ブログ自体を閉鎖するわけではないので、
これからも過去の記事は見ていただくことはできます。

また、
新規の記事は追加しないかわりに、

1年目、2年目あたりの記事に、

追記として、
オレ通の紹介文を載せ更新しようとも思っています。

ちなみに、
来週のスケジュールを以下に載せました。

6月30日(月) ビニ本「ギンギラギンにさりげなく」群雄新社
7月1日(火) インディーズレコード「ERO for AFRICA」
7月2日(水) 「オレンジ通信」について
7月3日(木) 高知市「ぷくぷく書店」

予定なので、
記事の内容は変更するかもしれません。

最後は、
ビニ本や裏本の話ではなく、

10代の私に古本屋めぐりの興奮を教えてくれた、
古書店「ぷくぷく書店」のお話です。

ところで、
トップ画像は、

ビニ本「MODEL モデル」(ドルフィン企画)の娘さん。

おっぱいが大きくて、
アイドル顔で愛嬌たっぷり。

ビキニ姿がとても似合いそうなので、
いまなら、グラドルとして人気が出たかもしれません。

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奇妙な果実_01

「奇妙な果実」(土曜出版新社)発売時期不明

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以前、
「淫花 obscene picture」(アリス出版+エルシー企画+土曜出版新社)を取り上げました。

今回取り上げた「奇妙な果実」は、
「淫花」と同時期に通信販売されていた豪華写真集です。

まずは自販機本に掲載されていた広告が以下です。

「奇妙な果実」と「淫花」の広告_01

“土曜漫画創刊25周年記念”、
“石垣章 作品集”という文字が目を引きます。

ちなみに、“土曜漫画”について、
「ポルノ雑誌の昭和史」(川本耕次・著 ちくま新書 2011年10月10日発行)に、
以下の記述がありました。

すこし長いですが引用します。

“ 1977年くらいから「Do企画」というブランドが東京雑誌販売グループに登場する。
会社名としては「土曜漫画新社」。
「新社」というのは潰れた会社を再建する時に使われるものなんだが、
ここはもともと名門のエロ実話誌を出していた土曜通信社という会社で、
1960年代には業界でも名門だった。
「土曜漫画」というのは隔週刊の週刊誌です。
ロス疑惑を起こす前の三浦知義が在籍していた事もある。
それが倒産して、東販・日販の雑誌コードを売ってしまう。
その頃は雑誌コードが高値で売れたわけです。
口座を失っても編集者が残ったようで、
そこで雑誌コードの要らない自販機業界に流れ込んで来たわけだ。”

また、「Do企画」の自販機本について、
老舗のエロ本屋さんらしく、
造りはしっかりしているという内容が続きます。

さらにそのあと、
本作「奇妙な果実」についての記述もありました。
以下です。

“ もともと暗黒舞踏とか撮っていた売れないムービーあがりの石垣章は、
この頃には自販機業界を越えて活躍する有名カメラマンになっていた。
「淫花」は駆け出しのおいらの写真まで入っていて寄せ集めの感が強いが、
「奇妙な果実」はほとんどのページが見開きで構成されたSM写真集で、
完成度が高い。時期的にも自販機ポルノの末期にあたり、
あるいはそこが、自販機ポルノが辿り着いた、ひとつの頂点だったのかも知れない。”

あらためて広告をみますと、
「淫花」も「奇妙な果実」も限定5000部はおなじですが、

「淫花」が送料込みで12000円なのに対し、
「奇妙な果実」は定価18000円(送料1000円)。

とんでもない豪華さです。

「淫花」は商業的に厳しかったのではないかと思いますが、
それ以上に、本作「奇妙な果実」は苦戦したのではないでしょうか。

例によって、
トップ画像は表紙です。

「奇妙な果実」の本体はケースに入っており、
本体の表紙です。

そして記事のあとに載せたのが、
本体の裏表紙です。

正確にいいますと、
本体にさらにカバーがかけられており、

本体自体は白地ですが、
カバーに黒のシルエット模様が描かれています。

シルエットが無い部分は無色透明なので、
本体の白地が透けて見えます。

さて、
内容ですが、とても前衛的な写真が続いています。

およそ自販機本から派生した写真とは思えません。

「淫花」は、
自販機本のカットを大きくしたような印象でしたが、

本作「奇妙な果実」は、
カメラマンの石垣章氏が、自販機本でもカメラマンをやっていたというだけで、

自販機本臭さをほぼ感じません。

たしかに、
女性モデルが登場して、緊縛もされていますが、

ヒワイさよりも、
アートっぽさをまず感じました。

女性のおっぱいや、
ともすればマンコが見たかった自販機本の読者が購入したとすれば、

落胆してしまうでしょう。

値段が高いのでなおさらです。

裏表紙のあとに、
中身のページをいくつか載せました。

自販機本をつくっていた川本耕次氏に、

“自販機ポルノが辿り着いた、ひとつの頂点だったのかも”、
とまで言わしめるわけですから、

写真集としてのレベルは相当なものだったと思います。

しかし、繰り返してしまいますが、
商業的に成功したかどうかは疑問です。

「奇妙な果実」の話からすこし外れますが、

自販機本全般について、
私が思っていることを最後に書きます。

自販機本を振りかえる特集が、
たまに雑誌に掲載されているのを見かけます。

そのときはかならず、
伝説の自販機本として、
「Jam」「HEAVEN」が大々的に取り上げられます。

話題になりましたし、
のちのメディア人に与えた影響も大きいと思いますが、

自販機本ということでまず「Jam」「HEAVEN」が出てくることに、
私は違和感があります。

そんなに数は多くないですが、
このブログでも自販機本を取り上げてきました。

いつも思うのは、
自販機本のメインはエロだということです。

「Jam」「HEAVEN」は、
革新的で前衛的だったとは思いますが、自販機本のなかでは変化球です。

空中でセックスしたり、
山の中でからんだり、勝手に大学の構内に入って半裸になったりと、

ひたすらエロを追求するのが、
自販機本の王道だと思いますし、その姿勢に敬意を持ちます。

「Jam」や「HEAVEN」を強調するあまり、
自販機本の本来の姿が、後世にきちんと伝わらないのではないかと、

ほんとうに余計で老害的な感想を抱いています。

アバンギャルドでカッコいい「Jam」「HEAVEN」は、
自販機本のきわめて一部の側面でしかなく、

手を変え品を変え、
愚直にエロを実現している自販機本があくまでメインだったと思っています。

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奇妙な果実_02

奇妙な果実_03

奇妙な果実_04

奇妙な果実_05






マンリ_00

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ビニ本の最初のブーム時、

週刊誌やテレビの深夜番組などの各メディアで、
ビニ本が取り上げられました。

いつも引用しています、
「ポルノ雑誌の昭和史」(川本耕次・著 ちくま新書 2011年10月10日発行)に、

以下のような記述があります。

“神保町の芳賀書店が繰り返しTVに登場し、
深夜番組のレポーターの「こんなに見えてます」「ポルノ解禁」
と威勢の良いかけ声が飛びかった。”

良識派からは、
「こんなものが氾濫していてけしからん」という論調もあったようですが、

いずれにしても、
購買欲をかき立てられる状況だったのは事実だと思います。

多くの人の注目を浴びたことで、
ビニ本について、ワイセツな側面だけでなく、

より多角的にとらえようとした記事も当然ありました。

具体的には小売商品としての流通面や、
製作コストなどでしょうか。摘発や発禁も含まれるかもしれません。

その類いの記事で、
とても興味深いものを、今回は取り上げます。

ビニ本のマニアのみなさんと、
情報を共有したい気持ちがあったため、

「ビニ本と発禁」に続き、
またしても記事をフルページスキャンして掲載しました。

「THE SEX '80日本の性」(竹書房 昭和56年2月20日発行)にありました、
「ビニール帝国 繁盛記」という記事です。

「ビニ本と発禁」で掲載しました「発禁史」は、
東京三世社発行の「ビニ本大全集」の記事でした。

東京三世社はいまはもうありません。

一方、
今回スキャンした「THE SEX '80日本の性」は、

竹書房発行です。
竹書房はいまでもあります。

今回の記事も、
断りなく勝手に載せたのですが、

怒られてしまう可能性は、
東京三世社のときよりも高いかもしれません。

というわけで、
もしもスキャンデータが突然記事内から消え、

私の文章だけになった場合は、
そういうことだなと思ってください。

前置きが長くなりましたが、
以下、記事のスキャンデータを載せました。

スキャンデータのあとに、
ふたたび私が、

テレビの映画放送のあとに出てくる解説者っぽく登場し、
まとめにならないお話をすこし書いています。

THE SEX_109

THE SEX_110

THE SEX_111

THE SEX_112

以上です。

ちなみに、
中原研一という方は「THE SEX '80日本の性」の編集人です。

まず驚いたというか、
貴重な発見は、ビニ本の「取次店」と「問屋」があったことです。

ビニ本はすべて直販だと思っていました。

また、
ビニ本一冊つくるのに、お金がどのくらいかかるとか、

摘発されたときのことなど、
外からはうかがい知れない貴重な情報が書かれています。

ところで、
「THE SEX '80日本の性」は、

表紙に女性のヌード写真が使われていて、
判型もA4サイズと大きめなので、

ヌード写真が中心かと思いきや、

内容は、
エロにかんする記事がメインです。

「発禁」についての記事や、
九鬼のビニ本の撮影現場に同行した記者の記事など、

興味深いものばかりでした。

最後になりましたが、
トップ画像は、以前に取り上げました、

ビニ本「マンリ」(優美堂)の娘さん。

丸顔がとても愛らしいです。
おそらく現役の女子大生ではないでしょうか。

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特写 SCENE_01

「特写 SCENE」(アリス出版)発売時期不明

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アリス出版発行ですが、
自販機本か、通販で売られていたのかよくわからない本です。

判型はB5。
一般的な自販機本のサイズです。

しかし、
背表紙があるタイプです。

記事のあとに裏表紙を載せましたが、

一般的な自販機本とは違い、
表紙と裏表紙で、タイトルはおなじ。

また、「特写シーン」というタイトルで、
シリーズ化されており、本作はその第11弾目です。

ちなみに、中身に「特写シーン」のバックナンバー販売の広告がありました。

現金書留で申し込む形式、つまり通販で販売されています。

定期購読の受付もありました。

そのため、
通販で売られていた本の可能性が高いと思いました。

さて、
内容ですが、

“特写”というタイトルとは裏腹に、
文字のかなり多い、モノクロページが目立ちます。

ページの分量としては、
カラーページとおなじくらいなのですが、

一般的な自販機本やビニ本では、
モノクロページがめずらしいことを思うと、

文字ありのモノクロページがやけに多い印象を受けました。

記事ページはバラエティに富んでおり、
エロ本になぜこんなものがあるのかと思う内容の記事もありました。

そのため、
記事については後半に触れるとしまして、

まずはカラーページについて書きます。

内容は3種類。

緊縛とトイレ盗撮と、
強姦まがいのカラミです。

緊縛ページでは、
むちむち系で、おっぱいの大きなお姉さんが、

下着姿の半裸、または全裸状態で縛られており、
転がされて踏みつけられているカットもあります。

照明が暗くて、
淫靡な雰囲気が漂っています。

次のカラーページは、トイレ盗撮です。
盗撮なので、モデルさんの顔が写っていません。

本当の盗撮ではなく、

盗撮にみせかけたヤラセですが、
放尿は本物だと思います。

そして3つめのカラーページに、
やっと表紙のお姉さんが登場します。

裏表紙とおなじカットが使われていて、
パンツのうえから股間に縄が食い込んでいます。

足首が縛られていることもあり、
コーナーに“縛り”というタイトルが付けられていました。

簡単なストーリーがあり、
声をかけられたお姉さんが車に乗せられ、

男に乱暴されます。

両手を後ろ手で縛られますが、
助手席からなんとか脱出して、男はそのまま車で立ち去るという内容です。

お姉さんは、
車のなかで股間に縄を食い込まされたと思われます。

男は、

ダウンタウンブギウギバンドっぽいサングラスをかけており、
最終ページはなぜか、その男の顔のドアップ。

サングラスにお姉さんの股間が写り込んでいて、
お姉さんが車から脱出する小さいカットもおなじページに使われていますが、

男の顔をメインに持ってくるのはどうかと思いました。

そして、
問題の文字ページです。

とても有名な、伊藤晴雨という画家にかんするうんちくページや、

緊縛に関する専門用語の辞典、

また、
“匂いのエロティシズム”、“服装のエロティシズム”というテーマで、

中世ヨーロッパの文化を引き合いに出しながら、
エロい側面が強調されて語られています。

さらに、
“早大CAMPUS通信”というタイトルの、
新入女子大生についての記事や、

“TVCMの一日”という、
テレビのCM一日分を文字おこししたページなど、

なにを伝えたいのか、
よくわからない記事ページもありました。

全体的な印象としては、
サブカル志向のエロ本という感じでしょうか。

スケベなことだけじゃなくて、
小難しいことも受け入れる素養があるんだと思っていた、

当時の私のような、
中二病臭あふれる青少年のハートには突き刺さるかもしれません。

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特写 SCENE_64





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