おとなの妄想くらぶ

2025年05月

NEW NAPOLEON ニューナポレオン_01

「NEW NAPOLEON ニューナポレオン」(朝日信販)発売時期不明

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本作はA4サイズで中綴じの本です。

発売時期は不明ですが、
おそらく40年以上前だと思われます。

例によって、
私は本作を神田神保町の古本屋で手に入れました。

いい雰囲気の表紙と、
1100円という比較的リーズナブルな値段に魅せられたからです。

さっそく内容をみていきますと、
モデルさんふたりのレズです。

男優はまったく登場しません。

表紙に書かれていた見出しに、

“群衆の中でねらわれた女たち”とありますが、
女が女を狙っていたということでしょうか。

それはいいとして、
レズといっても、写真撮影のためのプレイなので、

本気のレズではありません。

全裸で抱き合っている程度のソフトなレズです。

また、
股間はスミベタが入っており、

マンコはおろか陰毛のカゲすら見えません。

というわけで、
迫力はありませんが、

お姉さんふたりがそこそこのルックスなので、
それなりに惹き付けられます。

とくに、
責められているほう、

表紙上部のお姉さんですが、

未処理なわき毛と腕毛に注目してしまいます。

そしてもうひとりのお姉さんは、
スレンダーで美脚です。

ただ、
足の裏がカサカサなのが多少気になりました。

まとめますと、
ふたりとも、生々しさがあってとても良いと思いました。

ところで本作は、
最初の数ページと、ラストの数ページのみがカラーで、

残りはすべてモノクロです。

こういう年代モノの作品は、
全ページカラーで見たいです。

それはともかく、
本作には、ポスターが付いていました。

記事のあとに、
ポスターを載せました。また、そのあとに表3を載せています。

ポスターには、
“ニューナポレオン 創刊号 特大付録”と印刷されています。

普通、
本の付録のポスターは、

ベストショットが選ばれるものだと思っていたのですが、

まさかの着衣。
そして正面顔ではなくうつむき加減。

さらには、
目立つスネ毛。

どういう理由で、
セオリーを無視したカットがポスターに選ばれたのかわかりません。

もっというと、
こんななんでもないカットのポスターが、

処分されずに本といっしょに令和まで残っていたことに、
私はすこし心を揺るがされました。

そして表3ですが、
“発行・朝日信販”と印刷されています。

信販会社がエロ本を発行していたのでしょうか。

ところで、
本作は、ところどころに文章が書かれていたのですが、

内容とは無関係なアメリカンジョーク集の類いでした。

というわけで、内容やポスターをふくめ、

私にはかなりトリッキーな作品にみえました。

仮に2号目、3号目が発行されていたら、
ぜひとも見てみたいです。

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NEW NAPOLEON ニューナポレオン_63

NEW NAPOLEON ニューナポレオン_00



媚笑_01

「媚笑」(未来舎)発売時期不明

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未来舎という版元の作品を、
はじめて取り上げます。

未来舎については、A4さんのブログ(A4B5備忘録)に、
くわしい説明が書かれていました。以下の記事の追記部分です。



本作「媚笑」の本の大きさは、
一般的な自販機本とおなじB5版。

真ん中が金具で綴じられている、
いわゆる中綴じといわれるタイプの本です。

判型B5で中綴じですから、
自販機本だと思ったのですが、

裏表紙を見ると、
どうやら違うようでした。

記事のあとに裏表紙を載せていますが、
以下の表記があったためです。

“自動販売機では売りません”

自販機本ではなく、
ビニ本でもなさそうなので、未分類のカテゴリーにしました。

ただし、
中身を見ると、自販機本と大差ありません。

スケパンから透けて見えるのは陰毛だけで、
マンコには引っ掻いたような消しが入っています。

さらにくわしい内容ですが、

“吉沢かずみ”というモデル名のお姉さんの単体ヌードです。

着衣でパンチラのあと、
下着姿になりますが、最後までパンツははいたままでした。

先に書きましたように、
マンコは見えません。

ただし、後半、
食い込ませたパンツから陰毛の端っこがハミ出しています。

吉沢かずみさんは、
スレンダーで美乳。スタイルが良いです。

吉沢かずみさんを気に入るかどうかで、
本作の評価がわかれると思いますが、

私は、
素人感が足りないような気がして、

いまひとつ入り込めませんでした。

ところで、
撮影は書斎のような場所でおこなわれています。

背後にいろいろな種類の本が並ぶ本棚が写っていますし、
読書用に向いてそうな安楽イスも写っています。

安楽イスは写っているだけでなく、
吉沢かずみさんが、イスのうえで開脚したり、

オナニーのポーズをしたりという使い方がなされていました。

さて、
裏表紙のあとに表3を載せましたが、

不可解なことがあります。

表3には、

“お便りをください。”と書かれており、

続く文章を読むと、
モデルのお姉さんが読者からのお便りを欲しがっているような内容です。

お便りを待っているのは、
“川村澄江”という名前の女性です。

一方、本作のモデルさんは、
“吉沢かずみ”ですから別人です。

本にまったく登場しない女性が、
なぜかお便りを募集しているということで、

とてもシュールな展開だと思いつつ、
あらためて表紙をみますと、“第4弾”の文字が目に入りました。

表3には、
“多数の読者の方よりお便りをいただきました。”とも書かれているので、

第3弾のモデルが、
川村澄江さんだったのかもしれません。

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媚笑_64

媚笑_63

WILD CAMPUS NO.3_01

「WILD CAMPUS NO.3」(松尾書房)1971年(昭和46年)発行

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前回の
「Honeymoon」(松尾書房)に続いて、

今回も松尾書房発行の作品です。

前回の記事をふまえて、
今回の作品をみると、当時の状況がよくわかるのではないかという、

私のあつかましい気持ちがあります。

洋モノポルノ雑誌の日本版をつくて欲しいといわれた松尾社長が、
取り組んだ日本版のひとつが本作だと思います。

最初に表紙をみたとき、
洋風のお姉さんだが、背景がザ・日本。

洋モノポルノ日本版とはこういうことかと思いました。

というわけで、
まずインパクトあり過ぎる表紙です。

ナウい服装の
若い娘さんふたりの背後には、

どういうわけか、農家と思しき藁ぶきの民家。

立派な建物ですが、
ふたりの娘さんとの違和感が強いです。

ちなみに娘さんふたりは、
女子高生という設定です。

また、おなじ藁ぶき屋根の民家は、
中身の途中にも出てきまして、そこでは娘さんふたりは全裸です。

恥ずかしそうな笑顔がとても印象に残りました。

本作は、
写真がメインながら、文章とイラストで構成されたページもあり、

内容は、
官能小説、女子高生の告白、同性愛についての学術的っぽい話などです。

ビニ本というよりは、
普通の雑誌のようなつくりです。

ところで、
いつも引用しています、

「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」(白夜書房 昭和62年6月15日発行)」によりますと、

「WILD CAMPUS」シリーズについて以下のように書かれていました。

“昭和46年は、
ワイルドプライベート・シリーズに続いて、
ワイルドキャンパスシリーズだ。
意外と短命ではあったが、根強いファンはいた。
ハダカとミニスカ、
そしてフーゾク記事などのある総合誌的エロ本の雰囲気もあったね。
フーゾクがおもしろいぞっ。”

また以下は、
本作「WILD CAMPUS NO.3」についての記述です。

“ワイルドキャンパス第3集 いやあ、
ずんぐりむっくりの典型的70年代型の女の脚。
まいった、まいった。”

おそらく表紙のお姉さんのことを指していると思われますが、
右側はたしかに“
ずんぐりむっくり”に見えますが、

左のお姉さんは、
スレンダー体型でスタイルも良さそうです。

記事のあとに裏表紙、
そのあとに、中身のページを載せました。

70年代当時の女学生は、
とてもオシャレなクツをはいていることがわかります。

裏表紙のふたりを、
いま街で見かけても、

ちょっとケバいなと思うくらいで、
特別の違和感はありません。

裏表紙のあとに載せたのは、
裏表紙の左側のお姉さんの単体カットです。

美人でスタイルが良さそうに見えます。

お姉さんとともに写っている、
机やイス、タタミなど、部屋全体は70年代テイストです。

うちの実家は築50年以上経っていますが、
その実家かと思いました。

とくにガラスがはめ込まれた木の引き戸の雰囲気が実家とおなじで、
ガラスの模様がそっくりです。

ところで、
本作が発売された1971年は、

私は5歳です。

本作を手に入れたのは、
もちろんあとになってからで、

最近のことです。たしか神田神保町の古本屋でした。

いくらで買ったのか忘れましたが、
1500円くらいではなかったかと思います。

松尾書房の70年代の作品を、
いまでも手に入れられることに興奮しながら、

レジに持っていた記憶があります。

ところで、
本作は、表紙と裏表紙以外にもお姉さんたちが登場していますし、

冒頭のページは、
湘南海岸でビキニの娘さんたちを盗撮したカットです。

ビキニの娘さんのカットや、
出演のお姉さんたちの下着姿を見てわかるのは、

パンツの面積が広いことです。

ウエストから太ももの間を覆う、
布地の広さがとくに目立ちます。

私が20歳前後のころは、
キャンギャルたちがハイレグの食い込みを競い合っていました。

ウエストのラインは、
どんどん下にさがり、同時にハイレグが進行。

露出度は高くなりますが、
それゆえに陰毛の処理もおこなわれるようになりますから、

処理とハミ出しのイタチごっこです。

また、
陰毛ではないですが、わき毛が目立つお姉さんも複数出てきます。

いろいろな部分で、
驚かされるのですが、私がとくに驚いたのは、

丁寧につくられていることです。

なおかつ、
お姉さん3人が同時に出演している屋外ヌードもあり、

豪華さも感じました。

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WILD CAMPUS NO.3_64

WILD CAMPUS NO.3_00


Honeymoon_01

「Honeymoon」(松尾書房)1974年(昭和49年)発行

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いわゆる、洋物ポルノ雑誌です。

お姉さんもさることながら、
男優の存在感がとてもあり、目をひきます。

今回は、
よく引用します、

「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」
(白夜書房 昭和62年6月15日発行)」のなかの記事を先にみていきます。

松尾書房の松尾洋三社長と、
奥出哲雄氏との対談に以下のくだりがでてきます。

奥出 アメリカで売られていた男性誌の通販や直販卸し業から、
では、自社で撮り下ろしの写真集を作ろうと思われたのは……。

松尾 当時、卸し先の本屋のおばさんから、
「こういう物の日本版が欲しい」とお客さんの要望を受けているという話を聞いたわけですよ。
で、僕は以前に勤めていた出版社(自由国民社)で編集も手掛けていたし、
自分が作るならば、こういう風な写真集をやりたいという気持ちもありましたんでね。”

また別の記事内で、以下の記述もありました。

“ ビニ本の源流を辿っていくと洋モノポルノグラフィティの販売へ行きつく。
42年、松尾書房はパーラメント等のスキンマガジンの輸入販売を手がけ、
後に日本版を出すに至った。”

というわけで、
松尾書房が洋モノポルノの卸し業をやっていたのは有名な事実ですが、

本作は、
それら洋モノの一冊と思われます。

版元の記載が、
表3にありました。

記事のあとに、
裏表紙、そしてそのあとに表3を載せています。

中身には、
ところどころに英文が書かれていて、

おそらく内容の説明と思われます。

そのため、
統一感を重視したのか、
松尾書房は、“MATSUO DISTRIBUTORS CORP.”と英語表記です。

本作の発行年の1974年、
松尾書房はもうすでに、いわゆる“ビニ本”を発行していました。

洋モノポルノの卸し業と、
オリジナルのビニ本発行を並行してやっていたのでしょう。

さて、
本作の内容ですが、

表紙の男女がからみ合います。

マンコが写ってそうなカットも複数ありました。

しかし、
股間にはすべて四角のスミベタが入っています。

マンコはもちろん陰毛もまったく見えません。

また、疑似本番のように思います。

出演のお姉さんは、
とてもセクシーな雰囲気で、

身体もむっちりしていてエロいです。

時代を感じさせるヘアスタイルだと思いますが、
古くさい感じはしませんでした。

室内でのカラミだけでなく、
屋外のカットも複数ありまして、

明るい日差しとアメ車、
背後に、南国っぽさを感じさせるヤシの木らしきものが写り込んでいます。

カリフォルニアのイメージそのままの風景だと思ったら、

最初のページに添えられている英文に、
“~a local town of California.”という記述がありました。

また、
後半にはバカでかい蒸気機関車が登場して、

お姉さんがその横に立ったり、
なかに入ったりして撮られたカットもありました。

とにかく大きくて迫力満点の機関車です。

車輪も大きく、
お姉さんの身長よりも大きいので、
とても驚きました。

ところで、
本作が発行された1974年は、
私は8歳。小学2年生です。

当然、本作を購入したのは最近です。
古本屋でした。

そのときの値段は450円だったのですが、

その値札をはがすと、
“$3.50”という表記が出てきました。

表紙の右上です。

すこし調べましたら、
1974年当時、1ドル=281円だったようです。

3.50ドルはおよそ983円。

本作の価格として、当時1000円弱が、
はたして高いか安いかはわかりません。

しかし、現在の古本価格450円は、
安いのではないかと思います。

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Honeymoon_52

Honeymoon_51

少女変 田口ゆかり_00

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今回は、
私がある時期、郵便配達をしていたときのお話です。

ビニ本や裏本の話はまったく登場しません。

加えて、
かなり長い文章になってしまいました。

ビニ本や裏本の話を期待していた方は、
引き返すことをおすすめしておきます。

というわけで、
郵便配達の話です。

郵便局が民営化される以前、
いまから20年以上前のことだったと思いますが、

私は、
とある郵便局でアルバイトとして働いておりました。

郵便局のアルバイトは、
「ゆうメイト」と呼ばれています。

私が働いていた郵便局以外もそうだと思いますが、
配達地域ごとに班割りがなされていて、

私は1班でした。
班の規模は20人弱だったでしょうか。

ゆうメイトが半分以上いて、
正規職員は半分もいなかったと思います。

午前中だけ勤務の短時間職員という方もたしか2人いました。

それから、
内勤のゆうメイトも勤務は午前中だけでした。

内勤のゆうメイトは3人いて、
すべておばさんでした。

班ごとの配達区域は、
さらに6分割か7分割されていたように思います。

その区分のなかの郵便物を配っていきます。
担当の区分は日によって変更があり、

おそらく昔、
アルバイトが半分近くを占めるようになってくる前は、

全区分を万遍なく担当できるよう、
ローテーションが組まれていたと思うのですが、

その当時は、
時間がかかる区分のところは、

ゆうメイトではなく、
職員が配っていました。

なぜ時間がかかるのかといいますと、

配達量はたいしたことありませんが、
マンションをふくめ個人宅が多いからです。

それにくらべて、
オフィスが多い区分のところは、

配達量自体は多いですが、
配達先は比較的少ないため、

時間はそこまでかかりません。

ちなみに私は、
“大口”と呼ばれる区分に属しておりまして、

これはなにかといいますと、
郵便バイクや自転車に乗らない郵便物をおもに配達します。

あとは、
ほかの区分のサポートです。

私のほかにもうひとり大口担当がいて、
その方は例の赤い車で配達していました。

車で配達といっても、ゆうパックを運んでいたのではありません。
ゆうパックはまた別の人たちが配達しており、

この方々は、
班に所属しているのではなく、
班をまたぐもっと広い範囲を配達していたと思います。

私は当時、
オフィスビルの清掃を朝の6時半から8時半までやっており、

それを終えてから郵便局で17時ごろまで働いていました。

さらにそのあとは、
インターネット向けの記事を書いておりまして、

トリプルワークです。
いまよりもだいぶ若く体力があったからできたと思います。

正規職員、ゆうメイトは、
普通は8時半に仕事をはじめるのですが、

私は早朝のビル清掃がありましたので、
9時からでした。

そのことは、面接のときに話しており、
それでもいいということで雇ってもらっていました。

私は大口担当でしたが、
車ではなくバイクで配達していました。

大口担当のもうひとりの方のサポートみたいな業務です。

正規職員、ゆうメイトにかぎらず、
配達員は担当のバイクが決まっていましたが、

私は、
ほかの方と勤務時間帯がすこしずれているということもあり、

休んでいる方のバイクを使うことになっていました。

遊軍のような扱いでしょうか。

班には班長がいて、
9時から班ごとに朝礼があり、

そのあと、
郵便物を配達の順番に仕分けしていきます。

転出、転入は思っていたよりも多く、
その都度、居住確認がなされます。

たとえばマンションにどんな居住者がいるのかが、
紙に書かれており、

それを見て、
住んでるか住んでないかを確認します。

ただし、
ひとつひとつそれをやっていると時間がかかり過ぎますから、

毎日配達している配達員は宛名を見たら、
住んでるか住んでないかだいたいわかります。

見なれない宛名のときだけ、
確認する感じでしょうか。

それはさておき、
私の配達先は、おもにオフィスで、

遊軍ということもあり、
ほかの配達員よりもさきに局を出発して、

郵便物をはやく欲しい配達先にまず配ります。

その配達先は3つでした。
普通の会社がふたつと、ひとつは法務局です。

それを配ったあとで局にもどり、
いちばん配達先のすくない区分を配達するか、

郵便物が多い区分のお手伝いの配達です。

まんべんなく配達するので、
だいたい覚えますし、

昔から本屋を探して自転車でうろうろして、
アパートにもどったあとで、どこを走ったかを地図で確認していた私は、

図書館で住宅地図をコピーして、
配達時には持参していましたし、

場所や住所を覚えるのも楽しかったです。

ところで、
私が働いていた郵便局は、

とある外国の大使館の前にありました。

大使館と郵便局の間には、
広い4車線の道路があります。

とある外国とは、
かなりの大国で、面積も人口も世界でトップ10に入る国です。

というわけで、
前置きがかなり長くなりましたが、

ここからいよいよ本題に入っていきます。

郵便局のバイクは、
原付と小型二輪(排気量90cc)の2種類がありまして、

私はバイクの免許を持っていましたので、
だいたい小型二輪を使っていました。

しかし、
自分のバイクが決められておらず、

休みの人のやつを使うため、
原付しかあいてないときもあります。

原付も90ccもそんな変わらんやろと思う方がいるかもしれません。

しかし、
馬力が全然違います。

急な坂のある配達地域だったことと、
郵便物が想像以上に重いこともあり、

原付での登りは途中で止まりそうになります。

そのため、
小型二輪が使えるときはいいのですが、

原付しかあいてないときは落胆します。

ちなみに、
郵便局のバイクは1班だと、

ホンダが1台で、残りはスズキだったと記憶しています。

ホンダは車体が軽くて扱いやすいのにくらべて、

スズキは車体が重いです。ただ安定感はありました。

ホンダとスズキの違いは、
郵便バイクにかぎった私の感想です。

私はバイク乗りではないので、
バイク乗り界隈で、一般的にどういわれているのかは知りません。

それはともかく、
ほかの配達員よりもはやく出発する私は、

荷台のボックス内に3か所の郵便物を乗せ、

法務局→会社→また別の会社→局にもどる
というルートで配達します。

局から出て法務局に行くときに、
大使館の横を通過します。

そして帰るときは、
大使館の前を通過していきます。

ある日、
とても急いでいたことが原因でしょう、

局からバイクで出発したはいいが、
なんだか違和感が。

頭がスースーするなと思ったら、
ヘルメットをかぶるのを忘れて出発していました。

この時点で局からは出ており、
大使館の横を通過しています。

ちなみに大使館には、
土日はとくにですが、平日も街宣車がやって来ているようで、

その警備なのか、
それともほかの大使館にも配置されているのかわかりませんが、

日本の警察官が常に大使館の表に立っていました。

数人の警察官が、
間隔をあけて立っているのに加えて、

大使館と隣のビルのところとか、
大使館に面する横道の門に警察官が立っています。

私は、
その警察官の横をノーヘルですり抜けていってしまいます。

しかし、
警察官は私のほうを見ることもなくただ立っているだけでした。

視界には入っていたと思いましたが、
私は逆に、あれ?と思います。

普通ならノーヘルで交通違反です。

大使館の周辺に立っている警察官は、
大使館にまつわる業務、街宣車対策がメインだから、

ノーヘルのバイクなど眼中にないというふうにも見えました。

また、
こんなこともありました。

その日は、
原付しかあいてなかったので、

原付で配達していました。

しかし、
自動二輪に乗っている感覚で、

片側3車線の道路を右折してしまいます。

気がつけば、
大使館の前を通過です。

大使館の前の道路は、
さらに広い片側3車線の国道と交差しており、

私は広い国道から右折して、
大使館前を通過していきました。

ところが、
警察官はスルーです。

こちらを見ているのかいないのか、
ただ立っているだけでした。

私は別の場所で、
原付で二段階右折をせず、普通の車と同じ右折の車線に入り、

そのまま右折したのですが、
右折したさきに交番があり、そこでとめられました。
もちろん交通違反です。

郵便局で働くよりもさらに10年近くまえ、
とある会社で働いていたときの話です。

取引先に原付で行って、
会社に帰る途中のことでした。
ヤマハのメイトという原付に乗っていました。

交番の警官からは、

原付が右折車線に入ったことでまず減点、
さらに右折したことでさらに減点という説明を受けました。

ノーヘルも二段階右折しなかったことも、
うっかりとはいえ交通違反です。

知らなかったというのも通りません。

しかし、
郵便配達のときは、まったくおとがめなし。

こちらが驚いてしまいました。

当時、
郵便局は総務省の管轄です。それにまだ民営化前です。

一方、警察官は警察庁。
役所はセクショナリズムが強いとききますから、

ほかの組織になにか言って、
やっかいなことになるのを嫌がったのか、

それとも、
大使館警備の警察官が、交通違反は職務外だったのかはわかりません。

ノーヘルはいちどだけでしたが、
二段階右折しなかったのは2度ありました。

3度とも警察官はスルーです。

ところで、
その郵便局はいまは取り壊されていまして、

跡地には、
オフィスと商業施設が一体化した高層ビルが建っています。

郵便局は、歴史的な建造物に見えましたし、
実際にそうだったようなので、残しておけばいいのにと思ってしまいます。

じつは、
郵便配達していていちばん驚いたのは、

ノーヘルと二段階右折を警察官に注意されなかったことではなく、
配達途中で荷台の赤いボックスが丸ごと落ちてしまったことです。

そのバイクは、
休日配達をおもに担当していた職員が使っていたもので、

午前中はだいたいあいていたのですが、
私は積極的には乗りませんでした。

というのも、
いちど事故しているらしく、

走行中の安定感が悪くて乗りにくかったからです。

荷台のボックスが落ちたときは心底慌てました。

近くの自動車修理屋でペンチを借りて、
ボックスをとりあえず荷台につけて局にもどったことを思いだします。

郵便局の話は以上です。

トップ画像は、前回に続いて田口ゆかりさん。
ビニ本や裏本ではなく、

「少女変 振り向けば娼婦」
(辰巳出版 昭和56年4月1日発行)というオムニバス写真集からの引用です。

今回は、郵便局に関連したお話だったので、
昭和の香り漂う、丸いポストのカットを取り上げました。

トップ画像は外撮りですが、
ほかに部屋のなかでのヌードカットもありました。

前回取り上げた、
自販機本「淫戯 少女のかほり」(アリス出版)と、

同じ部屋のようですし、座布団も同じです。

おなじときに撮影されたのか、
そうでなければ、すくなくとも撮影場所は同じだと思われます。

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