
ビニ本「恋しぐれ」(浪速企画)1985年(昭和60年)12月頃発売
いつも記事の頭に表紙画像をアップしていますが、
今回取り上げた本は、いつもと違うところがあります。
画像でどこまで伝わるかわかりませんが、
ビニールに入った状態です。
いわゆるデッドストックです。
それについては後半に書くとしまして、
まずはオレンジ通信の紹介文をみていきます。
以下、全文です。
“ えーと、もう何も申す必要はありませんノダ。
まったくの超露出、時代が逆行したかのようなズッポン丸見せ本なのだ。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“美形URAGALの、ほとんど露出の一冊だっだっ96点”
100点に近い高得点でした。
ちなみに元本は名作の「夢砂丘」。
本作はオモテ再生された作品で、
消しも薄いということで高得点も納得です。
そこまでの高得点ならば、
ビニールを開けて中身を見たくなるのですが、
すでに元本の「夢砂丘」を見ていましたから、
ガマンできました。
それはさておき、
このブログを見てくださっているかたがたは、
ビニ本や裏本に興味をお持ちの、
還暦に近い私と同世代か、それよりもうえの世代のかただと思います。
当時、ビニ本を購入していたかたがたは、
懐かしさもあるでしょう。
一方、
私よりもしたの世代のかたがたで、
ビニ本が売られている場面を見たことがない、
または、
世代はうえでも購入したことはないというかたもいると思います。
なにがいいたいのかというと、
いろいろなかたがたに、
当時はこういう状態で売られていたんですとか、
これがビニ本のビニールです、
ということを懐かしんでもらったり、
あらたに知っていただいたりという、
とてもあつかましい気持ちから、
デッドストックを取り上げました。
販売店によって、
使われているビニールは違っていたと思いますから、
本作がすべてに共通しているものではありません。
それに、
ビニールは、
あとからでもパッケージすることが可能なので、
デッドストックであることを証明しろといわれたら、
証拠はないので困ってしまいますが…。
というわけなのですが、
以下に、ビニールを写した写真を何点か載せました。
本作が発売されたのは1980年代半ば。
40年近く昔です。
中身もビニールも、
40年の時間を経ているということで、
中身はもちろん、
ビニールも丁寧に扱いたい気持ちになります。
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