おとなの妄想くらぶ

2024年01月

Gaily Moon ゲイリームーン_01

ビニ本「Gaily Moon ゲイリームーン」(グリーン企画)1984年(昭和59年)01月頃発売

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カラミのビニ本です。

表紙はモデルさんが目を閉じているカットばかりです。

モデルさんの顔ははっきりわからないものの、
カラミの激しさを連想させます。

いつも参考にさせてもらっています、
「さとり資料館」さんのサイトで確認しますと、

モデル名は“早乙女宏美”となっていました。

彼女は、
書店で販売されていた当時のエロ本によく出演していた印象があります。

また、ビニ本やピンク映画にも多数出演していることが、
あらためてわかりました。

というわけで、有名なモデルさんなのですが、

このブログで取り上げるのははじめてだと思います。

さて、
中身をみていきますと、

最初のページは細かくカット割りがなされており、
カラミ前の写真や前戯の写真が多数掲載されていました。

あらためて表紙のキャッチコピーをみますと、

“ふたりのオアシス見つけた”
“愛のあるユニークで豊かなセックス”

と書かれており、
さぞかし楽しげなセックスが展開しているだろうと思っていたら、

最初のページのトップに掲載されていますカラミ前カットは、
男女ふたりが横に並んで神妙な顔つきをしています。

これから大変なことが待ち受けているようにも見えました。

まるで、
カメラの前でセックスするよう頼まれた本物のカップルのようです。

その写真を見て、
企画モノのAVでそういう作品があったのを思い出しました。

そして、2ページ目以降はカラミが展開していくのですが、
かなり暗い雰囲気です。

照明も暗いし、
男女の表情も楽しそうには見えません。

淡々と進行していく感じです。

ちなみに撮影場所はラブホテルで、
具体的な展開としては、フェラやクンニを経て本番というオーソドックスな流れです。

二回戦ということでしょうか、
マンコへのチンポ挿入場面は二度出てきます。

ところで本作は、
裏本のオモテ再生ではなくて、ビニ本オリジナルのカラミですから、

疑似セックスだろうと思うのですが、
本番シーンは、マンコにチンポが挿入されているように見えるカットもありました。

ちなみに、
マンコとチンポにはスミベタ、またはスミアミが入っていて、

照明が暗いこともありまして、
マンコとチンポはほぼ見えません。

後半、マンコ単体のドアップカットがあり、
スミアミが入っていましたが、肉ビラの形状がそれなりにわかります。

ただ、
マンコを正面からとらえ、なおかつ
マンコ形状がわかるカットはそれだけでした。


というわけでオレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ まあヤーラシイお嬢さんです。正常位も気がイッてますが、
フェラも美味そうにしゃぶってます。あと一歩の努力。”

ところで、タイトルの“Gaily Moon”、
月の状態を表わす特別な意味があるのだろうかと思い調べましたら、

そういうのはなさそうでした。

“gaily”は“陽気な”という意味があるようです。

“陽気な月”…ということで、
表紙の中心に描かれています、ニコニコマークが月のようにも見えました。

しかし、
誌面で展開されている内容は、陽気には見えません。

とはいえ、
陽気な性格の男女も、セックスのときは行為に集中してしまうわけで、

最初から最後までずっと朗らかで笑顔で明るいセックスというのは、
あまり普通ではないかもしれません。

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オナニー 真崎ひろこの一人ファック_01

ビニ本「オナニー 真崎ひろこの一人ファック」(三和企画)1985年(昭和60年)04月頃発売

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単体のビニ本です。

タイトルにありますように、テーマはオナニー。
“一人ファック”という名称は、とても良い表現だと思います。

出演はビニ本や裏本界隈ではよく知られたお姉さんで、
モデル名は“藤尾志乃”。

むちむちボディで愛嬌のあるモデルさんです。
ビニ本や裏本など出演作は数多くて、人気もあったと思います。

ハードなカラミも人気の理由でしょう。

むっちりボディもさることながら、
私は、彼女の顔自体が好きでして、

とくに本作表紙の、うつろにも見える顔は、
私の性癖に突き刺さります。

それはさておき、
本作では、表紙のキャッチコピーにありますように、
“真崎ひろこ”という名前になっています。

ところで、
藤尾志乃さん出演の作品は、
これまでにもいくつか取り上げています。以下です。

ビニ本「HARD LOVE ハード・ラブ」(エマニエル書院)
ビニ本「Wedding ウエディング」(三田村出版)
ビニ本「女・と・も・だ・ち」(ライムライト)
裏本「ガラスの城」

あと、
もうひとつ、表紙について書きますと、

表紙カットの、
バイブが挿入されているマンコは黒マジックで大ざっぱに消されています。

マンコ丸出しだとマズいということで、
販売店の段階でマジックが塗られたものかもしれません。

マジックの塗りが雑なため、
バイブとマンコの接触部分が少し見えていますし、

マン汁なのかローションなのか、
それらの混合液なのかわかりませんが、

マンコ下部に付着した
白い液体が薄っすらと見えています。
(表紙画像のアップのさいにモザイクを入れています)

裏表紙も然りで、
バイブが挿入されたマンコに、黒マジックが雑に塗られていました。

なにがいいたいのかというと、
表紙同様に、中身の露出度も高いのではないかということです。

というわけで、
さっそく中身をみていきたいのですが、その前に、

オレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。

“ 私はバイブ挿入本というのが結構好きだったりするのである。
タレパイの志乃さんは、一児の母であるゆえに、
これはまあ仕方のない欠点なのですが、いわゆる白痴型の美形でありますゆえ、
総じて並の上ではないでしょうか。おまん♡のあたりはバイブがしっかりとふさいでいて、
かつまたアナル方面もボカシの黒丸があるので、
そういう見地からはペケですが、バイブ挿入写真としては合格です”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“一応は「真崎ひろこ」さんとなっておりますが、
勿論ビニ本ネームなのだ。藤波志乃のバイブ挿入本であります62点”

“藤波志乃”は、“藤尾志乃”の間違いでしょう。

さて、中身ですが、大きくわけると、
前半がスケパンパート、後半が網タイツパートとなっていました。

どちらも、
はじめに単体ヌードがあり、そのあとでマンコへのバイブ挿入という流れです。

バイブ挿入のときには、
股間部分に穴が開いたスケパンが使われていたり、

たとえば表紙カットのように、
網タイツをずらしての挿入になっていたりします。

一方、全裸でのバイブ挿入カットも複数ありました。

バイブ挿入無し、マンコ見せがメインのカットだと、

マンコの内部が見える部分に、
小さなスミベタや、引っ掻いたような消しが入っている場合があり、

全カットでマンコ丸出しではありません。

閉じているマンコにはおおむね消しは入ってなかったのですが、
マンコの内部も見たい読者は、残念だったと思います。私もそのひとりです。

そのため、
バイブ挿入カットへの期待がどうしても高まってしまいますが、

マンコ内部が見えているカットには、
その部分に、やはりスミベタが入っています。

バイブとマンコの接触部分は丸さらしでしたが、
このバイブ挿入が、私の不満を大きくしました。

というのも、
バイブを突き入れた状態で停止し撮影がなされているからです。

バイブを押し込んだ状態だと、
マンコ肉が内部に押し込まれてしまい、カメラには写りません。

いちど押し込んだバイブを、
引き抜く動きのときにマンコ肉が引きずられてヒワイな造形になりますから、

引き抜き状態で動きを停止して撮影されたカットは無いものかと、
探しましたが見当たりません。

そのため意気消沈したわけですが、
最後に嬉しいサプライズがありました。放尿です。

藤尾志乃さんが股を広げてしゃがみ、
洗面器のなかに排泄しています。

指はクリトリスのあたりに添えられています。

そしてすぐ下からおしっこの放物線。

おしっこは洗面器を飛び越えていまして、
下に置かれた洗面器は意味がないものになっていました。

続くカットでは、
クリ付近に添えた指を動かしたのでしょう、

おしっこの滴が四方に飛び散っていました。

放尿しながらオナニーしているようにも見えます。

排泄行為は、
ある種の心地よさがありますが性欲とは違うものです。

排尿しながらのクリ刺激。
どんな気持ちなのか聞いてみたいところです。

男なら、
おしっこしながらチンポを手コキするみたいな感じでしょうか。

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COMMERCIAL ZONE_01

ビニ本「COMMERCIAL ZONE」(八起書房)1985年(昭和60年)02月頃発売

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カラミのビニ本です。

ビニ本界隈ではよく知られたモデルさん。
モデル名は橘弥生です。

以前に、橘弥生さん出演のビニ本をいくつか取り上げています。以下です。

ビニ本「エレガント」(富士企画)
ビニ本「美沙子」(コバルト出版)
ビニ本「FRESH SEX フレッシュ-セックス」(レミー出版)
ビニ本「WAVE ウエイブ」(プリズム出版)

表紙のメインカットは、大きな紙に“闘争勝利”とか“粉砕”、“造反”とか、
時代錯誤的な文字が書かれていますが、内容とは無関係です。

といいますか、本作は特別な内容があるわけではなくて、
カラミが続くだけの作品です。

紙には穴が開いていて、その穴からチンポが出ており、
橘弥生さんが舌を這わせています。

マンコとチンポは黒マジックで消されていて見えていませんが、
マジックで塗られていたのは表紙と裏表紙のみ。

中身はとても薄いスミアミが入っているだけでほぼ丸見え状態でした。

内容をくわしくみていきますと、
冒頭の数ページに単体カットがあり、

そのあとは全裸でのカラミが展開します。

スミアミはとても薄く、というかほぼ無いに等しく、

陰毛はもちろん、
ぷっくりと肥大した左右の肉ビラがほぼ丸さらしです。

そのため、形状や色艶なども確認できます。

また、
肉ビラを押しのけてチンポが挿入されようとしているカットもあり、
興奮を誘います。

しかし、
マンコの入口に亀頭部分が押しあてられているだけで、
挿入はありません。疑似本番です。

裏本のオモテ再生ではなく、
ビニ本オリジナルのカラミビニ本は、たいてい疑似本番ですから、

それは仕方がないとして、
露出度が高いのはとても良いと思いました。

それから、
疑似本番なりに、いろいろな体位を見せてくれていまして、

正常位やバックはもちろん、
マンぐり返しに近いポーズでの疑似本番だったり、

M字開脚しての騎乗位だったりと、
アクロバティックな体位もあるので、読者を楽しませてくれます。

なにより、
橘弥生さんは美乳でスタイルがとても良くて見栄えがします。

それに加えて、

どちらかというと細身ボディなのに、
むっちり感が強いといいますか、

吸着力が強そうに見えるところがとてもエロいです。

もしも私がこのときの男優ならば、

こんなお姉さんにチンポをしゃぶられてボッキしたにもかかわらず、
疑似本番ですから、

撮影の帰り道で暴発してしまうかもしれません。

さて、オレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ えーと、まず本番おしゃぶり娘が清潔そうで大変ヨイと思いました。
BODYも立派、ボクはこの手に弱いのであります。
 で、どうでもエエのですけど、お相手の男性はスゴイ二枚目でありますが、
極細チンチン氏で、せっかくお股を開いてくれてる女の子に、
これでは失礼ではないかな。けれどもお嬢さん、
しゃぶしゃぶに咥えまくって、リアルな尺八娘となっておったよ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“おしゃぶり場面のみ、大層ボッキ的な一冊だ。GALもなかなかヨロシイ。
それにしても粗チンでありますねえ74点”

出演の男優が粗チンかどうかはともかく、ボッキ度は難ありのように見えます。

フェラではそれなりに元気が良いのですが、
疑似本番場面だと、

男優自身がチンポを手で伸ばして、
マンコ表面に接触させているカットが複数ありました。

もしも広範囲なスミベタで隠されているなら、
スミベタの向こう側がどうなっているのか、読者はわかりませんから、

まだ恰好がつきますが、

全体的に露出度が高くてほぼ丸出しなため、
かなり間抜けな仕上がりになってしまっていると思いました。

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君は、過激ぶりっこ_01

ビニ本「君は、過激ぶりっこ」(クラウン企画)1984年(昭和59年)03月頃発売

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SMのビニ本です。

ルックスの好みは別れるかもしれませんが、
若くて愛嬌のある娘さんです。

尽くしてくれるタイプのように、私には見えました。

表紙下部に並んでいる緊縛カットは、
小さいながら、スケパン越しにマンコが見えているものもあり、

それなりに刺激的です。
(画像アップのときにモザイクを入れています)

ちなみに、
緊縛カットの上に、
“18歳。栗原真美は僕らの恋人。”という文字。

出演の娘さんは、“栗原真美ちゃん18歳”です。

さて、中身をみていきますと、
真美ちゃんはいきなり縛られています。

最初は着衣で縛られており、
そのうち着衣を切り裂かれて半裸状態。

さらにマンコにロウソクを突き入れられてしまいます。

舞台は、年季を感じさせる和風の建物です。
二階建てなのでしょうか、中庭らしきものが見えています。

私の印象だと、昔の旅館とか遊郭です。

それはさておき、
真美ちゃんはそのあとどうなったのかといいますと、

縛られた状態でマンぐり返しされたり、
四つん這いにされたり、

はたまた、
四つん這い状態で、水を注入するためのホースをアナルに挿入されたりしています。

ただ、実際には注入されておらず、
ポーズだけです。

それ以外にも、SMっぽいプレイをされているカットはほぼ無く、
ほとんどが緊縛カットで、それが最後まで続いていました。

ところで、
印刷上の消しは、スケパン越しマンコが丸さらしのカットもあれば、

亀裂に沿ってスミベタが入っているカットもありました。

全体的な露出度はそこまで高くありません。

さて、オレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。


“ ごくごく大人し目の緊縛ポーズ写真集なのだ。
どこが過激なのか理解に苦しむ一冊。”

たしかに、“過激”な内容ではありません。

版元の肩を持つわけではありませんが、
本作のタイトルは“過激ぶりっこ”ですから、

過激ぶっているだけで、
過激ではないということだと思います。

そんな言葉遊びはさておきまして、
過激ではなくてモデルさんのルックスもハイレベルでない本作の救いは、

真美ちゃんのむちむちボディと、
趣きのある建物でしょうか。

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夢中_01

ビニ本「夢中」(創美芸社)発売時期不明

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単体のビニ本です。

表紙は“田口あゆみ”というモデルさん。

以前に以下の作品を取り上げています。
ビニ本「KEIKO ぶちこんで桂子」(DONKEY)
ビニ本「脱がされて・・・・」(三和企画)
ビニ本「IN POLE」(ロマンブック社)

内容に触れていきますと、
本作「夢中」の露出度は高くありません。普通のヌード写真集です。

マンコは見えていませんし、
そもそも全裸での開脚ポーズがありません。

また、
陰毛を見せない自主規制がなされているのか、
股間に小さめのスミベタが入っているカットも複数ありました。

陰毛が写ってしまったがゆえの対応だと思います。

ワンピースを着た砂浜での外撮りからはじまり、

そのあとは、
別荘みたいな場所でのヌード撮影。

露出度は低いものの、
お金と時間をかけて、丁寧につくられている印象を受けました。

内容的には、
これまでに何冊も取り上げていますが、
「若葉出版」や「ニューメディア出版」が発行していた作品に近いものがあります。

ところで、
出演しているのは、田口あゆみさんひとりではありませんでした。

ほかに3人のモデルさんたちが登場しています。
田口あゆみさん含め、合計4人のオムニバス形式です。

記事の最後に掲載した裏表紙の右上に、
ほかの3人の名前が書かれていました。

ビデオギャル 竹下ゆかり
ビニ本ギャル 加納利恵
ビニ本ギャル 黒木けい子

いずれも有名なモデルさん。このブログでも取り上げた作品がありますので、
それらを以下に列挙しました。

竹下ゆかり
ビニ本「竹下ゆかり ゆかりのラブタイム」(青い鳥書院)
ビニ本「PONNY ポニー」(ドルフィン企画)
ビニ本「Love Cats」(八起書房)
ビニ本「SOMETHING ♥サムシング」(矢島企画)

加納利恵
ビニ本「Peanuts ピーナッツ」(飛鳥書房)
ビニ本「愛・少・女」(コトブキ企画)
ビニ本「DELICACY デリカシー」(ドルフィン企画)
ビニ本「DOLAN ドラン」(千曲出版社)
ビニ本「PINK PUFF ピンク パフ」(プリズム出版)
ビニ本「Wink」(マミー企画)

黒木けい子
ビニ本「MORE モア」(優美堂)
ビニ本「気まぐれ天使」(ミヤコ出版)

竹下ゆかり、加納利恵、黒木けい子の3人は、
本作「夢中」の途中のページに登場していて、なぜがモノクロです。

最初に田口あゆみパートがあり、
それに続いてほかの3人のモノクロページ、

そして後半はまた田口あゆみパートという構成になっていました。

田口あゆみパートは、
撮り下ろしですが、ほかの3人はビニ本からの流用です。

同じ写真を、ほかのビニ本で記憶があります。

しかし、ほかの3人のページも、
マンコが見えているカットはほとんど使われていません。

陰毛が見えているであろうカットには、

股間部分にスミベタ、
または、白ベタというのでしょうか、
白い消しが入っていました。


ただし、
撮りおろしの田口あゆみパートよりも露出度は若干高くて、

マンスジが少しだけ見えているカットも複数ありました。
モノクロなのが残念です。

田口あゆみさん出演の部分については、
あらためて書くことはとくにありません。

繰り返しになりますが、普通のヌード写真集です。

田口あゆみさんは、ルックスも良くてアイドル顔だと思うので、
ほかのビニ本ギャルを加えなくても良かったと思います。

というわけで、
途中のページになぜほかのビニ本ギャルをはさみ込んだのかナゾです。

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夢中_52

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