おとなの妄想くらぶ

2023年10月

CAT GAL_01

ビニ本「CAT GAL」(エメラルド企画)1984年(昭和59年)10月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


単体のビニ本です。

表紙に“1984”と印刷されていまして、
オレンジ通信で取り上げられた時期も1984年です。

当時のビニ本は合計52ページが主流のページ数でした。
しかし本作は、プラス16ページの合計68ページです。

また、
本作はモデルの娘さんがふたり登場するオムニバス形式の内容となっています。

表紙の娘さんは後半パートを飾っており、
前半部分に登場するのは、裏表紙に掲載されている娘さんです。

そのため今回は、記事の最後に裏表紙もアップしました。

ちなみに出演のモデルさんたちですが、
表紙の娘さんは、このブログで取り上げるのは初めてのようです。

一方、裏表紙の娘さんについては、
以前に、以下のビニ本を取り上げています。

ビニ本「ちょっと大胆しちゃった!! 真理子の告白」(ニューメディア出版)


さて、くわしい中身ですが、
ふたりともスケパンでのマンコ見せがメインです。

ベールはまったく出てきません。
80年代半ばの単体ビニ本で、ベールが使われておらずスケパンのみというのは、

やや古臭い印象があります。そのため、おそらく過去作品の再生だろうと思われます。

スケパン越しのマンコはそれなりに透けて見えている一方で、
露出度は物足りない気がしないでもありません。

以下、ひとりひとりくわしく書いていこうと思うのですが、
まずはじめに裏表紙の娘さんです。

パイパンに近いスジマンでして、陰毛は恥丘部分に少し生えているだけです。

「ちょっと大胆しちゃった!! 真理子の告白」をあらためて見てみましたら、
やはり陰毛が薄くて恥丘部分に少し生えているだけでした。

娘さんは、開脚ポーズや四つん這いをふくめ、
いろいろなポーズでマンコを見せてくれていますが、

マンコ亀裂左右のぷっくりとした肉付きがとてもエロいです。

また、
スケパンを脱いだ状態、つまりモロ出しマンコが写っているカットもありました。

モロ出しマンコには薄いスミベタが入っていましたが、
小さめな肉ビラがハミ出した状態のマンコがはっきりと見えています。

各種ポーズのカットだとマンコは一直線で、
肉ビラのハミ出しは見られません。

いつの間に肉ビラがハミだしてきたのか。

ポーズや時間の経過によってマンコはさまざまな顔を見せるということで、
私のマンコについての興味がさらに増した瞬間でした。

また、
「ちょっと大胆しちゃった!! 真理子の告白」を取り上げたときに書いたかもしれませんが、

この娘さんはおっぱいが大きくてハリがあり、
形状もとても良いです。

加えて、
少し大きめに見える乳輪と、常にボッキしている乳首もチャームポイントでしょう。

それから、
アナルのシワから1センチほど外側の部分にあるホクロも、
いいアクセントだと思いました。

続いて、表紙の娘さんですが、
裏表紙の娘さんと同様に、スケパンでのマンコ見せがメインです。

裏表紙の娘さんと異なり、
肥大してハミ出した肉ビラが真っ先に目にとまりました。

股間に対して肉ビラの占める面積がかなり大きく、ゆえにとても目立ちます。

存在感のある肉ビラがスケパンに貼り付いているわけですから、
最初に目が行くのは私だけではないと思います。

スケパンに手を入れて、
左右の肉ビラを指で広げているカットもありました。

肉ビラが湿り気を帯びているようにも見えて、
すごく興奮させられます。

裏表紙の娘さんと同じく、
スケパンを脱いでいるカットも複数ありましたが、

股間は娘さんの手で完全に隠されており、
露出度としてはかなり低いし、興奮を誘うカットではありません。

とはいえ、
スケパン越しのマンコだけで充分エロいです。

ほとんどのマンコ見せカットで肉ビラがスケパンに貼り付いていますから、
マンコがダイレクトに迫ってくる感覚を楽しめました。

さて、オレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ わが愛しのパンクGALは、引退後、再びビニール業界に復帰していたのですが、
いま現在はまたもや行方不明であるそうな。かっては裏本初期にも顔を出し、
それなりのファンを獲得していたと聞いております。
ともあれ、そんなパンク少女のこれはスケパン本なのだ。
そして復帰前の一作らしく、スケ度は「当時」並みではありました。
他一名のGALもまた同様。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“やるっきゃないパンクGALの懐かしき復刻本なのだ。他に一名のGALも共演デス”

“パンクGAL”というのは表紙の娘さんのことだと思います。

表紙写真ではフレームから外れていますが、
頭にバンダナを巻いていて、ロックシンガーみたいにも見えるからです。

またショートカットなのもそれっぽいです。

それから、
“パンクGALの懐かしき復刻本”ということで、
「CAT GAL」はやはり以前のビニ本の再生本です。

ところで、本作「CAT GAL」は、
表紙に“エメラルド企画”のロゴがありますから、

版元はエメラルド企画だということでしょうが、

なぜか、裏表紙の直前のページ(表3)に、

手書きみたいな文字で“(有)神田図書”と書かれていました。
カーボン紙を敷いて書いたみたいな感じです。

そのためでしょうが、
オレンジ通信では、発行元は神田図書として紹介されていました。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


CAT GAL_68

口舌 KOUZESTU '84フェラチオ ファッションエイジ_01

ビニ本「口舌 KOUZESTU」(タカ書房)発売時期不明

-----------------------------------------------------------------------------------------------


私の手元のオレンジ通信には取り上げられていませんでしたので、
発売時期不明としましたが、

作品タイトルの下部に、“'84フェラチオ ファッションエイジ”とありますから、
1984年の発行ということがわかります。

それから、
単体のビニ本か、それともカラミのビニ本か、
いつも冒頭に書いていますが、本作はどっちなのか悩むところです。

といいますのも、
チンポは登場しますがセックス場面がなく、あるのはフェラシーンのみだからです。

ちなみに裏表紙には、“尺八専門特集号!!”と表記されていました。

チンポが登場するということは、モデルさん単体ではないということですから、
カラミのビニ本ということになるかと思います。

もう少しくわしくいうなら、フェラチオのビニ本でしょうか。

ビニ本に限らずどんな本でも、出版社は売れると思って出すわけですから、

フェラチオに特化し、
セックスシーンが無い作品が発行されるくらいに、

ビニ本の読者がそれなりに多かったということもいえるかもしれません。

さらにいうと、
本作はモデルさんが多数登場するオムニバス形式でして、

各登場シーンは、ほかのビニ本から寄せ集められたものです。

フェラチオだけのカット、
しかも寄せ集めという作品を発行しても、

出版社が売れると思うほど、
ビニ本ユーザーが多かったともいえると思いました。

さて、くわしい内容ですが、
いったい何人のモデルさんが出演しているのかわかりません。

チンポを咥えているカットは、
モデルさんはだいたい横顔で目を閉じていますから、

見たことがあるモデルさんかどうか判別できないうえに、
どのページからどのページまでが同じモデルさんなのかも、はっきりとわからないからです。

そんななかでも、
チンポを咥えている状態が正面顔に近いとか、


また、単体の外撮りカットやフェラチオ前に男優と抱き合っているカットなどで、
なんとなく顔がわかるモデルさんは6人くらいでした。

しかし、
最初に登場するモデルさんしか見覚えがありません。

最初に登場するモデルさんは、
何度も取り上げたことがあるお姉さんでして、

これまでに以下のビニ本を取り上げています。

ビニ本「体力モリモリ」(セブン企画)
ビニ本「OH!! FUCK オー!!ファック」(タカ書房)
ビニ本「MARIKO LOVE マリコ」(優美堂)
ビニ本「Shalledo ★シャレード★」(美研企画)
ビニ本「禁断の円舞曲」(桜桃書房)
ビニ本「SUNSET MEMORY ●サンセット・メモリー●」(ロマンブック社)

たとえば、表紙カットのお姉さんも美形で魅力的なのですが、
ビニ本界隈で馴染みのあるモデルさんなのかどうかわかりませんでした。

繰り返しになりますが、中身はフェラ場面の連続なので、
最初から丁寧に見ていったとしても、

どこからどこまでが同じモデルさんなのかわからない状況です。

ところで、

本作に射精シーンはありません。フェラカットが続いているだけです。

先に書きましたように、
単体ポーズや外撮りカットなど、フェラ以外のカットもあり、

そのひとつがモデルさんが股間に自身の手を伸ばしているオナニーカットです。
しかし、アングル的にマンコは見えていません。

また、
別のモデルさんですが、チンポを咥えながら開脚し、

マンコに自ら小型バイブらしき玩具を挿入しているカットもありました。

そのカットは、
本作のなかではもっともエロいカットだと思ったのですが、
マンコ内部にはスミベタが入っていて見えていないので、興奮度はいまひとつです。

また数少ないながらマンコが写っているカットもありましたが、
引っ掻いたような消しが入っていて、マンコは見えていません。

それから印刷上の消しに関しては、
スミベタと、青くて薄めの消しが入っています。

スミベタと青い消しがチンポに同時に入っているカットもありましたし、
スミベタだけ、または青い消しだけのカットもありました。

いずれにしましても、
それらの消しはチンポに入っていますので、

面積が小さかろうが、また薄かろうが、それほどの関心は引かれませんでした。

ところで本作には、
ところどころポエムが書かれています。

ビニ本やエロ本によくあるオーソドックスなものもありますし、
少年が小石をポケットに隠し持つという、意味不明な内容のものもあり統一感はありません。

ポエムをとってみても、ほかのビニ本から寄せ集めたのがよくわかります。

そのなかのひとつに、
“フェラチオ万歳”なるタイトルのポエムがありました。

さまざまなプレイがあるなかで、
フェラチオがいちばん素晴らしいということが書かれていて、

“男にとって良い女の子は、愛情豊かに優しく「フェラチオ」してくれる女なのだ。”

と締めくくられています。

本作は寄せ集め作品なので、
そのポエムの精神で元のビニ本がつくられているとは限りません。

しかし、
本作を再編集したタカ書房の担当編集者は、

フェラチオ万歳という気持ちを持って本作をつくったと思われます。

そうすると、
私が先に書いたように、フェラチオだけで売れる本を目論んだというよりも、

フェラチオ好きが高じて本作が出来上がったといえるかもしれません。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


BANANA JUICE NO.2 バナナ・ジュース第二集_01

ビニ本「BANANA JUICE NO.2 バナナ・ジュース第二集」(ヘンデル出版)1984年(昭和59年)08月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


カラミのビニ本です。

表紙の写真からわかりますように、
モデルがふたり登場します。

いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトでみましたところ、
ふたりとも、ほかのビニ本や裏本への出演があるようでした。

表紙をめくったページ
(表2)、表紙の裏側になりますが、

モデル名が記載されていました。

NAOMI SAITOH
YOSHIKO NAKADA

どちらがどちらのモデル名なのかわかりません。

ふたりは顔の雰囲気が似ているものの、

ひとりはおっぱいが小さくてスレンダー。もうひとりはそこそこむっちりで、
おっぱいは標準的です。

表紙写真でいいますと、
チンポを咥えているのが、そこそこむっちりなほうです。

さて、内容をみていきますと、
前半はレズプレイが展開します。

キスしたり、同じバイブに舌を這わせ合ったり、
また、ひとりがペニバンを腰に付けて、もうひとりのマンコにあてがったりしています。

そこそこむっちりなお姉さんが責め役で、
スレンダーお姉さんが責められ役のようです。

スレンダーお姉さんがマンコにバイブを挿入されているカットも複数ありました。

そのあとで、男優が登場して3Pとなります。

3Pでは、
スレンダーお姉さんがマンコにチンポを挿入される場面も出てきますが、
おそらく疑似本番です。

また、むっちりお姉さんはずっとペニバンを装着しており、

シックスナインでチンポを咥えているスレンダーお姉さんのマンコに、
ペニバンを突き入れるカットもありましたが、
マンコ表面にあてがっているだけのように見えます。

ちなみに本作のクライマックスは、
ダブルフェラからのザーメン発射でした。

スレンダーお姉さんの口内に発射されたザーメンを、
むっちりお姉さんに口移しします。

口からこぼれたザーメンが、
スレンダーお姉さんの胸のあたりにまで垂れていますが、

やたらと白く見えて、
けっこうな長さの糸を引いていることもあり、

口移しで交換しているザーメンは疑似に見えてしまいました。

ただし、最初に射精されたザーメンは本物のように思います。

ところで本作の露出度ですが、
ラストの射精シーン以外は、チンポにコンドームが装着されていて、

コンドーム装着チンポは、数カットを除き印刷上の消しは入っていません。

スケパン越しのマンコには消しは入っていませんでしたが、

モロ出しになっているマンコには、
引っ掻いたような消しが入っていました。

全体的な露出度は高めだと思います。

とはいえ、疑似本番のようですし、
カラミの迫力もあまり感じられないので、興奮度は高くありません。

男優のチンポは大きくて長く、
そのチンポをフェラする場面が多いことが見どころだろうと思います。

ところでオレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ レズプレイでチョメチョメした後今度は男性も参加しての3Pファック。
バナナジュースをゴックン娘するラストカットが興奮的な一冊です”

私のように、
セックス経験がほとんどない仮性包茎ですと、

女性ふたりを同時に相手するプレイは、考えられないほど精神的な負担が大きいです。

自分を必要以上に良く見せようと思うので、
女性ひとりでも相当に気を使うからです。

そのため、この類いのビニ本は、

向こうから女性が寄ってくるほどモテモテで、
なおかつチンポがデカい男になった気分を妄想して楽しみます。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


NEW AGE_01

ビニ本「NEW AGE」(八起書房)1984年(昭和59年)09月発行

-----------------------------------------------------------------------------------------------


カラミのビニ本です。

表紙に写っているのは横顔なので正面顔がわかりませんが、
ビニ本&裏本界隈では有名なお姉さん。

モデル名は押元晴美です。

押元晴美さん出演の作品は、以前にも取り上げています。以下です。

ビニ本「シティギャルは濡れ放題」(武蔵出版)
裏本「三姉妹」

本作「NEW AGE」の表紙は、
チンポを咥えている写真ですから、

中身はフェラ中心の内容だと連想させます。

実際はどうかといいますと、フェラカットはそれなりに多い気がしました。

とくに、中身の最初のページをめくった直後、

バイブを舐めようとしている見開きのフェラカットと、
それに続く、チンポを舐めようとしている見開きのカットはインパクト大です。

実物大よりも顔が大きく印刷されていて、
顔に生えている産毛や、舌にある赤い点々までもはっきりと見えています。

そのあと単体ポーズがあり、
カラミへと展開していきますが、途中で何度かフェラカットが登場します。

ところで、
表紙写真のアップのときに、チンポ部分にモザイクを入れているのですが、

チンポには印刷上の消しは入っていませんでした。
ではモロ出しだったのかというと、コンドームが装着されていました。

しかし、コンドームは無色透明なので、
チンポ丸出しに見えてしまいます。

表紙同様に中身も同じで、
コンドーム装着のチンポは丸出し状態のものが複数カット見られます。

コンドームを付けているから消しは必要なしというのが版元の判断だったのでしょうか。

その一方で、マンコの表面にあてがわれたチンポには、
マンコといっしょにスミアミが入っていました。

とはいえ、とても薄いスミアミでして、
マンコもチンポも、スミアミ越しに形状が見えています。

また、
コンドーム装着のチンポが丸出しになっているカットや、
入口にバイブがあてられているマンコが丸出しになっているカットもありました。

以上、全体的な露出度はとても高いです。

しかし、
プレイ自体はそこまでハードではなくて、

チンポは根元まで
マンコに入っておらず亀頭部分のみの挿入です。

もしも私が男優なら、
欲求不満が残るプレイ内容だと思いました。


さてオレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ 一応スキンは付けてあります。けれども余りに透明であるため、もうスケスケなのだ。
それを咥えたりぶちこんだりしているのは「シティギャル」。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“しかしもうヤタケタの一冊。スキン着用なぞカタチだけ!”

“「シティギャル」”とは、彼女出演の裏本のタイトルだろうかと思ったのですが、
そうではないようです。

では単に一般名詞として出てきたのだろうかと思いましたが、
それならばカッコがあるのが不自然です。

押元晴美さんはたしかに、
「シティギャルは濡れ放題」という
ビニ本への出演がありますから、

それを指しているのでしょうか。いずれにしても、よくわかりませんでした。

それからどうでもいいことですが、
“ヤタケタ”は“ヤケクソ”の間違いだと思います。

当時はワープロはありません。

ワープロの存在自体はあったかもしれませんが、
編集現場では一般的ではなかったと思います。

そのため原稿は手書きでしょうから、

おそらく写植の人が、
“ヤケクソ”が“ヤタケタ”に見えてしまい作業したのでしょう。

それから本作は、
中身の最終ページに射精シーンがあります。

押元晴美さんのバストの谷間からウエストにかけて、
ザーメンが浴びせかけられていました。

私がもしも男優なら欲求不満が残るプレイ内容と書きましたが、
射精はしていますから、欲求不満が残りながらもそれなりに満足したと思います。

それはともかく、
その射精シーンで
押元晴美さんの身体はやや横向きになっているのですが、


かたちの良いバストや、引きしまったウエストに魅了されます。

おっぱいの大きさに対して、
面積小さめな乳輪もとてもいい感じだとあらためて思いました。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


PORNO FUCK NO.2

ビニ本「PORNO FUCK NO.2」(クロードアイ)発売時期不明

-----------------------------------------------------------------------------------------------


カラミのビニ本です。

スタイルのいいお姉さんが艶めかしく感じているヒワイな表紙。
薄めの陰毛やバストに残る水着跡もエロチックです。

同じお姉さん出演のビニ本を、以前に取り上げています。
以下です。

ビニ本「ワンスモア」(ジェル企画)
ビニ本「下半身物語」(銀映企画)

「ワンスモア」はカラミ作品で、「下半身物語」は単体作品でした。

また「PORNO FUCK」シリーズは、
NO.1から4まで合計4タイトルが発行されているようですが、

出演モデルはタイトルごとに違っています。

4タイトルも発行されているということは、
シリーズとして、それなりに人気だったと思われます。

さて、本作「PORNO FUCK NO.2」の内容ですが、
裏本のオモテ再生のような気がします。

といいますのも、
スミベタが濃くてマンコや結合部分はほぼ見えていないのですが、

疑似本番ではなさそうだからです。

スミベタ越しながら、
マンコにチンポが挿入されているように見えるカットもありましたし、

また、チンポに白いマン汁が付着している光景が、
スミベタをかいくぐり見えているからです。

“かいくぐり”とは、どういうことかといいますと、

後半、
円形のスミベタが碁盤の目のように整列しているカットがふたつありまして、

スミベタとスミベタとの隙間から、
マンコとチンポとの接触部分が見えているからです。

また、全体を通じてマンコの内部はスミベタが入っていて見えていませんが、

チンポとの接触部分といいますか、
マンコの出入口がちょうどいい具合に広がっているので、

チンポが挿入されていると思ったわけです。

交わる舞台が、
和風のラブホテル内というのも裏本のオモテ再生だろうと思った理由でした。

ビニ本オリジナル、つまり自販機本の延長っぽいカラミなら、
生活感のある誰かの部屋のなかが交わる舞台になっていることが多かったからです。

内容の話に戻りますと、

乳繰り合っている男女が、

前戯を経てセックスというオーソドックスな展開です。

冒頭部分、
出演のお姉さんはスケパンをはいていて、

続くカットではスケパンを脱いだ状態での開脚ポーズも登場します。

スケパン越しのマンコも、
モロ出しマンコもスミアミが入っていますがとても薄くて、

マンコはほぼ見えています。

ただし、
マンコ内部の露出にはとても厳しく、

男優の指でいじられているカットには、
濃いスミベタが入っていました。

おそらくマンコ内部が見えていたためでしょう。

ちなみに、
お姉さんのアナルにはスミベタは入っておらず全開なのですが、

男優のアナルにはスミベタが入っていました。

気の利いた配慮だと思います。

しかし、
男優のアナルにスミベタが入っていることはめずらしいので、
何となく滑稽な光景に見えました。

ところで、
私は出演のお姉さんはけっこう好きなタイプです。

美形ではないかもしれませんが、ものすごく愛嬌があるからです。
マンコにチンポを挿入されながら見せた笑顔がとくに良いです。

加えて、スタイル抜群のボディにも惹かれます。

チンポをハメられながらニコニコしているのは不自然なことかもしれませんが、

そんな不自然さを吹き飛ばしてくれるほど、
愛嬌たっぷりの笑顔に癒されました。

とはいうものの、
本作「PORNO FUCK NO.2」はそれなりにスミベタが濃いので、

ビニ本としての興奮度は、同じカラミビニ本の「ワンスモア」に軍配が上がります。

「ワンスモア」はほとんど丸さらし状態だったからです。

ところが、
「ワンスモア」ではお姉さんの愛嬌たっぷりな笑顔がひとつもありません。

そのため、
「PORNO FUCK NO.2」が「ワンスモア」並みの露出度なら良かったのにと思いました。

最後に、
気になったことがふたつあったので触れておきます。

ひとつめは、お姉さんの陰毛についてです。

同じお姉さんの単体ビニ本「下半身物語」では、
陰毛が相当茂っていて、スケパンからハミ出しているものもありました。

一方、
本作「PORNO FUCK NO.2」では、お姉さんの陰毛はかなり薄くて、
恥丘部分は、頑張れば数えられるくらいに本数が少ないです。

また、とても柔らかそうな陰毛なので、
息を吹きかけて揺らしてみたくなります。

加えて「ワンスモア」でも、お姉さんは薄い陰毛でした。

マンコにチンポが入ることを予定し、
事前に陰毛を処理していたのだろうかと妄想しまして、とても興奮しましたが、

パイパン状態ではなかったため、処理は撮影の直前ではありません。

ただ、パイパンよりもずっと魅力的な薄い陰毛に見えましたから、
ちょうど陰毛処理と撮影とのタイミングがとても良かったのだと思いました。

そしてふたつめですが、
表紙右下の消えかかっている版元のマークらしきものです。

うっすら“光琳”という文字が見えていて、
版元の名前ではないかと思いました。

いちどビニ本として発行されたものを再発する際に、
印刷されていた以前の版元マークを消して発行した
でしょうか。


-----------------------------------------------------------------------------------------------


このページのトップヘ