ビニ本「夢伝説 大島瑛子写真集」(セブン企画)1985年(昭和60年)07月頃発売
単体のビニ本です。
今回はオレンジ通信をはじめにみていきます。
以下、紹介文の全文です。
“ いやぁー青山麗ちゃん、とっても美人に写っていますねぇ。
ご存知、裏V『ミラーの女』の主演女優さんですよ。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“青山麗ちゃんのキレイ写真満載だっ”
というわけで、
ビニ本タイトルは、“大島瑛子写真集”となっていますが、
アダルトビデオ界隈ではよく知られた、
青山麗お姉さんです。
私が彼女の存在を最初に知ったのは、
ボディプレスだったような記憶があります。
創刊から初めの2年間ではなくて、
中野D児氏が編集長の3年目のときの号です。
中野D児氏が監督と男優で出演している、
D・TIME・45というアダルトビデオが特集されていまして、
そのシリーズに青山麗さんが出演していたわけです。
「青山麗のお尻の穴にもして欲しい」
「青山麗のハラボテでもハメラレたい」
そのタイトルが上記ですが、
当時私は、なんて興奮をそそられるタイトルだろうと思いました。
ちなみに私は、
これらのビデオの存在を知ったあとしばらくは、
映像をみたことありませんでした。
誌面に書かれていたのですが、
当時は「芳賀書店」での店頭販売か、もしくは通信販売が主流だったからです。
たしか、
数年後に「青山麗のハラボテでもハメラレたい」のほうを、
同級生の自宅でみたような覚えがあります。
タイトルだけでなく内容もハードで、激しく興奮させられるものでした。
ビデ倫の審査を経ていない、
いまでいうところのインディーズのレーベルでして、
ビデ倫通過のアダルトビデオにくらべて消しが甘いということも、
興奮に拍車をかけてくれました。
というわけで、
かなり過激なプレイをこなすお姉さんというのが、
私の認識だったのですが、本作に過激さはまったくありません。
普通のヌード写真集みたいな内容です。
全裸カットはありますが、
開脚ポーズはまったくなく、アングル的にも股間は見えませんし、
パンツ姿のカットはあったものの、
スケパンではありませんから、内部が透けて見えることはありません。
その一方で、
オレンジ通信に書かれていますように、キレイな写真が続きます。
撮影の舞台にしても、大きなお屋敷みたいなところです。
そんななか、私の目に新鮮に写ったカットがありました。
大きく扱われているわけではなかったのですが、屋外で撮られた着衣姿です。
田舎の道を歩く青山麗さんが笑っています。
アダルトビデオやヌードの写真では、
髪をアップにしている印象が強いと思っていたのですが、
この着衣カットは髪を下ろしています。
また、SMプレイをふくめハードなプレイをこなす彼女が、
私の記憶に残っていますので、
そういった作品内で彼女が笑顔を見せることはほぼなかったように思います。
しかし、本作の着衣カットだと自然な笑顔を見せています。
上半身は白いジャケット。
下には白地に赤の線が入ったチェックのワンピース。そして白いパンプスをはいています。
ハードな作品内で見る彼女とは、
雰囲気が違っていて女子大生みたいにも見えました。
とはいえ、
マンコも陰毛も登場していませんから、
残念ながらビニ本としては実用的ではないと思います。
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