おとなの妄想くらぶ

2023年08月

夢伝説 大島瑛子写真集_01

ビニ本「夢伝説 大島瑛子写真集」(セブン企画)1985年(昭和60年)07月頃発売

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単体のビニ本です。

今回はオレンジ通信をはじめにみていきます。

以下、紹介文の全文です。

“ いやぁー青山麗ちゃん、とっても美人に写っていますねぇ。
ご存知、裏V『ミラーの女』の主演女優さんですよ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“青山麗ちゃんのキレイ写真満載だっ”

というわけで、
ビニ本タイトルは、“大島瑛子写真集”となっていますが、

アダルトビデオ界隈ではよく知られた、
青山麗お姉さんです。

私が彼女の存在を最初に知ったのは、
ボディプレスだったような記憶があります。

創刊から初めの2年間ではなくて、
中野D児氏が編集長の3年目のときの号です。

中野D児氏が監督と男優で出演している、
D・TIME・45というアダルトビデオが特集されていまして、
そのシリーズに青山麗さんが出演していたわけです。

「青山麗のお尻の穴にもして欲しい」
「青山麗のハラボテでもハメラレたい」

そのタイトルが上記ですが、
当時私は、なんて興奮をそそられるタイトルだろうと思いました。

ちなみに私は、
これらのビデオの存在を知ったあとしばらくは、
映像をみたことありませんでした。

誌面に書かれていたのですが、
当時は「芳賀書店」での店頭販売か、もしくは通信販売が主流だったからです。

たしか、
数年後に「青山麗のハラボテでもハメラレたい」のほうを、
同級生の自宅でみたような覚えがあります。

タイトルだけでなく内容もハードで、激しく興奮させられるものでした。

ビデ倫の審査を経ていない、
いまでいうところのインディーズのレーベルでして、

ビデ倫通過のアダルトビデオにくらべて消しが甘いということも、
興奮に拍車をかけてくれました。

というわけで、
かなり過激なプレイをこなすお姉さんというのが、
私の認識だったのですが、本作に過激さはまったくありません。

普通のヌード写真集みたいな内容です。

全裸カットはありますが、
開脚ポーズはまったくなく、アングル的にも股間は見えませんし、

パンツ姿のカットはあったものの、
スケパンではありませんから、内部が透けて見えることはありません。

その一方で、
オレンジ通信に書かれていますように、キレイな写真が続きます。

撮影の舞台にしても、大きなお屋敷みたいなところです。

そんななか、私の目に新鮮に写ったカットがありました。
大きく扱われているわけではなかったのですが、屋外で撮られた着衣姿です。

田舎の道を歩く青山麗さんが笑っています。

アダルトビデオやヌードの写真では、
髪をアップにしている印象が強いと思っていたのですが、

この着衣カットは髪を下ろしています。

また、SMプレイをふくめハードなプレイをこなす彼女が、
私の記憶に残っていますので、
そういった作品内で彼女が笑顔を見せることはほぼなかったように思います。

しかし、本作の着衣カットだと自然な笑顔を見せています。

上半身は白いジャケット。
下には白地に赤の線が入ったチェックのワンピース。そして白いパンプスをはいています。

ハードな作品内で見る彼女とは、
雰囲気が違っていて女子大生みたいにも見えました。

とはいえ、
マンコも陰毛も登場していませんから、

残念ながらビニ本としては実用的ではないと思います。

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潮騒の詩_01

裏本「潮騒の詩」1984年(昭和59年)09月頃発売

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この前、取り上げました、
ビニ本「薄化粧 うすげしょう」(寿山企画)の元本です。

「薄化粧 うすげしょう」と内容はまったく同じです。

ただし、
「薄化粧 うすげしょう」にはスミアミとスミベタが入っています。

また、
今回取り上げた「潮騒の詩」は表紙の裏側のページ(表2)と、

裏表紙の直前のページ(表3)に写真がはいっていました。

一方、「薄化粧 うすげしょう」は表2と表3は白紙です。

「薄化粧 うすげしょう」と同じ内容なれど、
消しがまったく入っていないので迫力満点です。

少し隆起した膣口は、
形状だけでなく色艶もはっきりわかりますし、

肥大して皮から顔を出したクリも光沢があり、
ツルツルした質感をしているように見えました。

内容的なことは「薄化粧 うすげしょう」を取り上げましたときに、
大まかに触れましたので、

今回は、
マンコや結合部分にスミアミが入っていないことで、

気が付いたものを中心に書いていこうと思いました。

実は最初に気が付いたのは、マンコや結合部分ではなくてチンポでした。
フェラシーンです。

娘さんがボッキしたチンポの亀頭部分を咥えようとしているカットです。

亀頭を唇がはさみ込んでいる感じです。

亀頭と口の間にすき間が生じていて、
そこに唾液の幕みたいなものができています。

女性が唾液をたくさん垂らしてのフェラというのは興奮するものですから、

私は注目してしまいました。

この娘さんはチンポが大好きでしゃぶりたくて仕方がないと思っているなどと、
妄想すると余計に興奮します。

一方で、スミアミの入った「薄化粧 うすげしょう」はどんな感じになってたのだろうと思い、
あらためて同じページを開いてみました。

すると、
私の思い込みに反して、
唇と隙間に生じた唾液の幕らしきものにはスミアミは入っていませんでした。

チンポにのみ入っています。

つまり、「薄化粧 うすげしょう」を見た段階でも、
同じ興奮を味わえたということになります。

しかし見落としていました。

やはりスミアミやスミベタで肝心なところが消されているとなると、
どうしても、ひとつのページにかける時間が少なくなるということでしょうか。

それはともかく、

カラミビニ本とその元本の裏本について、

少し思うところがありました。

意識したわけではありませんが、
ここで紹介するカラミビニ本と元の裏本は、

カラミビニ本→元の裏本、
という順番で取り上げてきたことが多かったように思います。

もしもこれが逆で、
裏本→オモテ再生カラミビニ本だったら、

最初にマンコや結合部分丸出しの裏本について書いていますから、

あとでオモテ再生ビニ本を取り上げたときに、
修整についてしか書くことがなくなってしまいそうです。

それから、
私だけではないと思うのですが、

元の裏本とオモテ再生カラミビニ本の両方を持っているケースがあると思います。

この場合、
手に入れた順番としては、元の裏本→オモテ再生カラミビニ本というのは、

あまり考えられません。

なぜなら、丸さらしの裏本を持っているのに、
内容が同じでマンコや結合部に修整が入っているビニ本を、

あえて手に入れる意味がないからです。

オモテ再生カラミビニ本→元の裏本というのが、
手に入れた際の自然な順番ではないでしょうか。

カラミビニ本を何度も見た結果、
スミアミの向こう側を見たくて仕方がなくなるということだと思います。

どんどん脱線してきそうなので、
このあたりで本作「潮騒の詩」の話にもどます。

以下、
オレンジ通信の紹介文の全文です。


“ 潮騒の詩  87点 印刷Aランク下
 目尻の小ジワも気にならないくらいに、この表紙写真はまったく素晴らしいのだった。
全編、もうギンギンにやりまくった群毛女性の一冊ですが。
大概の裏ファンはこの表紙で“買いたい衝動”にかられてしまうでありましょう。
アエギ顔がどの写真も同じ表情なので、
この点を考慮しての減点処置。彼女には是非、
次回、次々回と登場してほしいと筆者は期待したのである。”

納得の高評価でした。
また、陰毛がとにかく濃いため、“群毛女性”と書かれています。

丸さらしの裏本だからこそ気がついたことがもうひとつありました。

チンポにマン汁が付着しているカットが複数あったことです。

マン汁が登場すると一気にテンションがあがるのは、
私だけではないと思います。

それから、
裏本だからこそということではないですが、

娘さんの着衣写真が複数カットあるのは嬉しいです。

というのも、
「薄化粧 うすげしょう」だと、着衣でも顔のアップしかありませんでしたから、

着衣の全景をみることができなかったからです。

その点、本作「潮騒の詩」は全身ではないものの、
着衣の上半身を見ることができます。

カラフルなワンピースの下に、
ニットっぽい白い服。どちらもノースリーブなのが興奮を誘います。

ルックスと性格に難アリな私は若いときはまったくモテませんでした。

いまはジジイなので、モテないのが前提です。

というよりも、
モテるとかモテないとかいうことすら普段は頭のなかにわいてこないです。

それはさておき、
学生時代にこんなに可愛らしいノースリーブワンピースの娘さんと、

いちどでもデートしたことがあったなら、
もっと朗らかな性格になっていたかもしれません。

ところで、最後になりましたが、

同じ娘さんの出演している作品を以前に取り上げています。
以下です。

裏本「楽園」
裏本「15人のマドンナ」

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衝撃 妹の秘部_01

ビニ本「衝撃 妹の秘部」(桜桃書房)1984年(昭和59年)10月頃発売

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単体のビニ本です。

桜桃書房というとカラミのビニ本が多い印象がありますが、
本作は単体のビニ本です。

表紙に書かれていますように、
“四人の妹たち”が出演しています。

それはともかく、今回はオレンジ通信をさきにみていきます。
以下、紹介文の全文です。

“「四人」とありますが、これは不当表示。
全部で三人のGALがダイジェストされているのだった。
最近のビニールファンはご存じないかもしれないのですが、
あの寺山久美ちゃんまで顔見世しているのが本書唯一の好印象。
が、この久美ちゃんを混ぜて他の二人も、
いずれもしっかりとガードの固いスキャンティをはき、
まったく局部は不透明なのだった。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“〝キミの四人の妹たちが恥かしいアソコを開く〟とコピーしてあるのですが……”

四人ではなくて、総勢三人の出演のようです。
実際に中身をみてみますと、

三人のモデルによるオムニバス形式の内容でした。

くわしくみていきますと、
表紙メインカットを飾る色っぽいお姉さんが最初に登場します。

最初のページに以下のプロフィールが書かれていました。

name ; 柏原かおる
address ; 東京都板橋区
birtyhday ; 昭和37年10月28日

続いての登場は、表紙左下の小さなカットの初心な雰囲気の娘さんです。

書かれていたプロフィールは以下です。

氏名/神崎 文
住所/東京都町田市
生年月日/昭和38年11月29日

最初のお姉さんのプロフィールには英文が使われていたのに、
こちらは日本語です。

それはさておき、
ラストの3人目は表紙右下カット、

オレンジ通信に書かれていますように、“あの寺山久美ちゃん”です。

私は、
ビニ本がベール全盛期をむかえて以降に注目し始めたマニアなので、

最近のビニールファンはご存じないかもしれないのですが”に当てはまり、
寺山久美ちゃんの名前と姿かたちくらいは知っていましたが、

代表作をふくめてあまりよく知りません。


勝手に抱いていたイメージで、
ロリ系の娘さんだと思い込んでいましたが、

本作をみるに、
雰囲気のあるステキなお姉さんといった印象を受けました。

とはいえ、
本作で登場するページは3人のなかでもっとも少なくわずか5ページです。

また、プロフィールの明記はありませんでした。

そんななか、
私がもっとも注目したのは2人目のポッチャリ系ロリ娘、
“神崎文”ちゃんです。

3人のなかではいちばん“妹”色が強く、
ビニ本の趣旨に合っています。

最初のモデルさんは、
“お姉さん”色が強く、また寺山久美ちゃんは登場するページが極端に少ないため、

どうしても2人目の娘さんに注目してしまいます。

なかでも目を引いたのが、
寝転がりながらの開脚ポーズです。

スケパン越しにぷっくりと盛り上がった股間もヒワイですし、
股間の向こう側に見えている、不安そうな表情もいい感じだと思いました。

とはいえ、
桜桃書房発行のビニ本なので全体的に露出度は低いです。

スケパン越しに少し見えている陰毛の一部には、
引っ掻いたような消しが入っていますし、

面積小さめながら、スミベタが入っているカットもありました。

また、
スケパンからハミ出した陰毛にはすべてに引っ掻いたような消しが入っています。

消しが入っているため、
元々の写真で陰毛がハミ出していたのかどうか不明なのですが、

おそらくハミ出していたに違いありません。

そうでなければ消しを入れないでしょうから。

ところで、
本作にはモデルさんのモノローグが掲載されています。

最初の“柏原かおる”お姉さんは、

「かおるの告白メモリー」、

2人目の“神崎文”ちゃんは、「文の日記」というタイトルのモノローグです。

ちなみに寺山久美ちゃんパートはモノローグが入っていませんでした。

それらのモノローグですが、
初恋はいつだったとか、付き合った彼氏の思い出とかが綴られていて、

特別なことが書かれているわけではありません。

しかしながら、
どちらのモノローグもモデルさん本人が書いているわけではなく、
別の人が書いているはずなのに、

写真をながめながら読んでいくと違和感がありません。

いかにも本人がいいそうなことを忠実に再現した、
かなり秀逸な内容だと思いました。

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薄化粧 うすげしょう_01

ビニ本「薄化粧 うすげしょう」(寿山企画)1986年(昭和61年)01月頃発売

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カラミのビニ本です。

八重歯がキュートでとても魅力的な娘さんだと思いました。

表紙下部のカラミカットのアヘ顔は少し気になりますが、
正面顔がこれだけ可愛ければ問題ありません。

当時は、
整った顔立ちだけども、ちょっと年齢高めに見えるなあと思ったように記憶していますが、

そろそろ還暦をむかえようとしている現在の私には、
ストライクゾーンのかなり真ん中に近い位置にきました。

さて、
中身をみていきますと、

真っ先に気がついたことがふたつありました。

ひとつはスミアミが意外と薄かったことです。
表紙のスミアミがそこそこ濃いため、

中身もそれなりだろうと思っていたのですが、

マンコ内部の具の重なりや、
皮をむかれたクリトリスの形状がよくわかるくらいには透けています。

あともうひとつは、娘さんの美脚です。

娘さんがホテルの部屋の壁に取り付けられたデスクみたいなところに手をかけて、

立ちバックスタイルで立っているカットがありますが、

強烈に脚が長いしキレイです。

ビニ本や裏本界隈ではトップクラスの長さとキレイさではないでしょうか。

それはともかく、
中身をもう少し具体的にみていきますと、

最初の数ページは、
娘さんが男優の指でマンコを左右に広げられているカットばかりです。

背後からM字開脚ポーズで抱えられてマンコを広げられていたり、
また、座位みたいなポーズでマンコを広げられていたりします。

先に触れました、長くキレイな脚を強調した立ちバックっぽいポーズも、
男の指でマンコを広げられています。

この一連のマンコ拡張カットのスミアミがそこそこ薄いです。

マンコのドアップアットだと、
ぷっくりと盛り上がった膣口がはっきり確認できます。

加えてヒワイなのが、ハミ出した肉ビラです。

常時ハミ出している感じの肉ビラに見えました。

肉ビラはマンコの一部なので、一般的に柔らかいはずですが、

この娘さんの肉ビラは、軟骨のようにコリコリしている印象です。

娘さんは、
いろいろなポーズでマンコを広げられているので、

肉ビラの形状も都度変化しそうなものですが、
そういうようには見えません。

それだけ、しっかりした形状を保っていることでしょう。

マンコ拡張シーンが続いたあとは、
バックでマンコにチンポを挿入されているカットがあり、

セックスがはじまります。

途中にフェラカットをはさんで、
マンコへのチンポ挿入シーンが続きます。

正常位、騎乗位、バック、立ちバックなど、
体位はバリエーションに富んでいますから、

ハメシーンを堪能すると同時に、娘さんの抜群のプロポーションを、
ざまざまな角度から満喫できます。

最後は娘さんの下腹部へのザーメン発射です。

いちばん最後のページに、
娘さんの股間のドアップがありました。

このカットはかなりスミアミが濃くて、
スミアミの向こうがどんな状況なのかはっきり見えませんが、

スミアミからこぼれた部分には、
濃厚なザーメンが付着していまして、その一部はヘソの穴に流れ込もうとしています。

実のところ
私は、

女の人の顔にザーメンが浴びせかけられている場面や、

おっぱいやお尻などにかけられている場面などもそうですが、
あまり好きではありません。

理由はザーメンが主役っぽくみえてしまい、そこまで興奮しないからです。

本作の、
股間に濃厚ザーメンが付着しているカットも同様に、

そこまで私の興奮を誘ったわけではありませんが、
見せ場のカットだということは理解できました。

ちなみに、私にとっての見せ場としましては、

やはり、
娘さんの脚全体がフレームにおさまっている立ちバックのカットです。

そのすぐ左のページには、
同じ立ちバックでも、娘さんが片脚を持ち上げられている状態です。

美脚を堪能できる、興奮の連続カットだと思いました。

というわけでオレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。

“ 元となっている裏本『潮騒の詩』は、一昨年の秋頃に出たモノですね。
ところで伊代ちゃんファンの某太田は同名映画を見てません。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“どうも本気で感じている風には見えないんですよね、コレ54点”

元本は裏本の「潮騒の詩」だとわかりました。

“伊代ちゃんファンの~”のくだりは、

伊代ちゃん“が松本伊代”だろうこと以外はよくわかりませんでした。

ところで、じつはもうひとつ気になったことがありました。

スミアミで隠れていて、
あまりはっきり見えなかったのですが、

娘さんの陰毛がものすごく濃いことです。

恥丘部分は地肌が見えないくらいに茂っていまして、

毛足が長く縮れている陰毛が複雑に重なりあっています。

それに加えて、
マンコ亀裂の左右からアナルの手前にかけても、

毛足長めの陰毛がかなりの本数生えていました。

恥丘部分が縮れている一方、
マンコ左右の部分は縮れてなくストレートです。

いずれにしてもこの陰毛の濃さは、
ビニ本裏本界隈ではかなり上位に入る濃さではないでしょうか。

最後に、
同じ娘さんが出演の作品を以前に取り上げています。以下です。

裏本「楽園」
裏本「15人のマドンナ」

どちらもモデルさんが複数登場するオムニバス形式の作品です。

あらためて確認してみましたら、

本作「薄化粧 うすげしょう」の娘さんの登場ページはそんなに多くなく、
残念ながら、長くてキレイな脚を強調したカラミシーンもありませんでした。

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ウエディング★ラブ_01

ビニ本「ウエディング★ラブ」(桜桃書房)発売時期不明

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カラミのビニ本です。

桜桃書房発行のビニ本ということで、
露出度の期待はできないかもしれません。

表紙左下の細かい文字で書かれた文章も、
嫌な予感に拍車をかけます。

というのも、
中身にも、あまり意味のない文章があるかもしれないと思うからです。

文章がけっこうなスペースを占めていると、
そのぶん写真の点数が減ってしまうのが残念です。

そういった作品をこれまで数多く見てきました。

といいつつ、
実のところ、私はすでに中身をみているわけですが、

感想は…“やっぱり”でした。

表紙をめくった最初のページ、
そこそこ長い文章が登場しています。その下部には、外国人女性っぽいイラスト、

さらにそのイラストの横には、大きな英文キャッチ。

写真はひとつもありません。

しかも、その文章の内容は、

“ 18世紀フランスの啓蒙思想家ジャン=ジャック=ルソーは、
「社会契約論」や「エミール」などの著書で有名だが、~”

ではじまっていて、およそビニ本とは関係がありません。

ルソーが、継母に尻を叩かれてることを想像してオナニーしていた話に続き、

フロイトによればということで、
女性には2種類のオルガスムがあり、クリトリスから得られる初歩的なものと、
膣から得られる成熟したものがあると書かれていました。

下半身をふくらませながらビニ本をめくった最初のページに、
こんなことが書かれていたら興ざめです。

それはさておき、
ルソーが登場するくだりに既視感があった私は、

過去のブログ記事を探ってみました。

すると、ビニ本「ハレンチ学園 「SM編」」(桜桃書房)を取り上げましたとき、
同じくルソーが登場する文章が書かれていることに触れていました。

文言は同じではありませんが、
ルソーがお尻を叩かれて悦ぶ内容が出てきます。

「ハレンチ学園「SM編」」も、
今回の「ウエディング★ラブ」も桜桃書房発行ということを考えると、

編集部内の同じ人が書いていたのでしょうか。

それはともかく、
本作の途中にも、イラストと英文のみで写真が1枚も無いページがありまして、

こういうのは必要ないってなんでわからんのかなと、
読者として憤りを感じたものです。

さて、
気を取りなおして、くわしい中身をみていきますと、

前半と後半で出演のモデルさんが違っています。

前半は、表紙に登場するスレンダー系のお姉さんで、

後半は、ややむっちり体型のお姉さん。
ショートカットの髪の毛にパーマがかかっていることもあり、
アラサーくらいの年齢に見えました。

当時のビニ本モデルとしては年齢高めに見えたのですが、
身体はむちむちで抱き心地は良さそうです。

ちなみにはじめからわかっていたことですが、
桜桃書房発行のビニ本なので露出度は低いです。

股間には引っ掻いたみたいな消しが入っていまして、
マンコは完全に隠されています。

陰毛のいちばん外側の部分のみかろうじて見えている状況です。

また、チンポにはスミベタが入っていました。

いずれにしても疑似セックスなので、
マンコが多少見えたところで興奮しないかもと思いつつページをめくっていると、

肛門にまで、引っ掻いたような消しが入っていて、
さらに興ざめしました。

肛門のシワは少し見えているものの、
納得いかない露出度なのは変わりません。

肛門のシワが見えているのは後半のむっちりお姉さんのほうでして、
前半のスレンダーお姉さんに関しては、

アナルが見えるようなポーズが出てきません。
アナルも見えずマンコも見えず。消しからハミ出した陰毛しか見えていません。

さらには、途中から、
照明が暗いところで撮影された写真が続いていて、

全体的に写真が黄色っぽいです。
写真にくわしい人が見ると、
露出がどうとか、シャッタースピードがどうとかいうのがわかるのでしょうが、

私はそんな知識がないので、
アートまがいの写真にしか見えませんでした。

ビニ本にアートはいらん!とツッコミながら本を閉じた次第です。

ところで、
表紙の左下の写真をあらためて見ますと、

お姉さんの腰のあたりを白いベールが覆っています。

どっちみちマンコには消しを入れるわけだから、
ベールを使ったところで意味がないと思ったのですが、

本作のタイトルは「ウエディング★ラブ」です。
もしかしたら、ウエディングドレスをイメージしていたのかもしれません。

ただし、
表紙と裏表紙に登場しているだけで、

中身ではまったく使われていませんでした。

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