おとなの妄想くらぶ

2022年09月

愛・少・女_01

ビニ本「愛・少・女」(コトブキ企画)発売時期不明

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単体のビニ本です。

ビニ本界隈ではそれなりに有名な娘さんだと思います。
これまでも以下の4作品を取り上げています。

ビニ本「DELICACY デリカシー」(ドルフィン企画)
ビニ本「DOLAN ドラン」(千曲出版社)
ビニ本「PINK PUFF ピンク パフ」(プリズム出版)
ビニ本「Wink」(マミー企画)

今回取り上げました「
愛・少・女」は、
「DELICACY デリカシー」と重複するカットが見られます。


今回の「
愛・少・女」を含め、これまで取り上げました作品は、

ベールやスケパンの種類などが異なっている場合があるものの、
すべてほぼ同じ時期に撮影されたものと思われます。

娘さんのヘアスタイルとか雰囲気がまったく変わっていないからです。

ちなみに、
「DOLAN ドラン」と「PINK PUFF ピンク パフ」は、
表紙と裏表紙が違っているだけで、中身はまったく同じです。

というわけで、何度も同じ娘さんのビニ本を取り上げていますので、
今回の「
愛・少・女」については、あまり書くことがありません。

そのため、「愛・少・女」のみに特徴的なことを書いていこうと思います。

ふたつありまして、

まずひとつは、見開き大の大きなカットの存在です。
正確にいいますと、これまでに取り上げています「愛・少・女」以外の作品にも、

見開きの大きなカットはありました。

しかし、
「愛・少・女」の見開きカットは、本来タテであるはずの写真がヨコになっています。

娘さんの頭を上にした普通の姿で見るには、
ビニ本を180度の角度で傾ける必要があります。

つまり、ベッドやソファーで横になったカットが見開きになっているのではなく、
座った状態のカットが見開きになっています。

ビニ本だとあまりない、タテ写真をヨコにしたカットなので、
新鮮に見えることと、娘さんがより大きく見える気がして印象に残りました。

ただし、ポーズ自体は特別過激ではなく、
開脚ポーズでもないため、スケパン越しに見えるのは、

とぐろを巻いた陰毛だけです。マンコは見えません。

そしてふたつ目は、写真の色がすべて薄いことです。

既存のビニ本をカメラで撮影して、
それを印刷し製本した、いわゆる複写本だとは思いませんが、

高性能の複写技術を駆使したといわれたら信じてしまいそうな色合いです。

ところで、
今回取り上げました「愛・少・女」と、
これまでに取り上げました作品を改めて鑑賞して気づいたことがあります。

出演の娘さんの表情です。

柔らかく穏やかな表情を見せているカットは複数あるものの、
普通の笑顔がひとつもないことです。

キュートなアイドル顔の娘さんですから、
笑顔がなくても充分にチャーミングですし、

小動物系のルックスなので、笑顔がなくても見ている側は和やかな気持ちになるのですが、

1カットくらい普通の笑顔があっても良さそうなのにと思いました。

ところで、
私の手元のオレンジ通信には紹介されていませんでしたので、
発売時期不明としています。

また、
最後になりましたが、本作「愛・少・女」は、印刷上の消しはまったく入っていませんでした。

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突然、淫売のように_01

ビニ本「突然、淫売のように」(八起書房)1984年(昭和59年)09月頃発売

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カラミのビニ本です。

今回はさきにオレンジ通信をみていきます。
以下、紹介文の全文です。

“ さっきサ店で逢ったばかりの自称モデル嬢、今日が本番初めてだというのに、
撮影が始まった途端、いとも易々とカルークFUCKしてしまう………、
もう絶句するっきゃないビニ本編集者の複雑な心理をよく伝えるタイトルであると
筆者は感心してしまいました。閑話休題――。
 で、なぜ閑話休題したかと申せば、
つまりそれぐらいしか見るべき点のないアッサリ味の本番ビニールなんですね。コレが。
ただ本番すればいいってもんじゃないのだ!”

出演の娘さんは、
当時はよく見かけた、防寒用の帽子みたいなヘアスタイルです。

そのヘアスタイルと丸顔ということで、アイドルっぽく見えなくもないですが、
表情のなさが魅力をかなり削いでいます。

オレンジ通信の紹介文にありますように、
淡々とセックスをこなしている感じが表情に表れているように見えました。

ただし、表情以外のところはそれなりに魅力的で、
若くて身体のハリがありそうですし、乳首もピンク色です。

また、反応も良さそうなので、

淡々と見えるのは表紙だけで、
中身ではグチョグチョのセックスが展開しているかもしれない…などと思いつつ、

中身を見ていきますと、やはり淡々としたセックスでした。

コンドーム越しですがフェラシーンもあり、
いろいろな体位でのカラミをしていますが、

あまり本気さは感じられません。

ちなみにマンコとチンポには、
濃いスミベタと、引っ搔いたような消しが入っていて、

ほとんど何も見えません。

露出度も高くなく、ハードなセックスが展開されているわけでもないため、
全体的な興奮度は低いです。

興奮度が低いなかでも、私がいちばんエロいと思ったカットは、
屈曲位での挿入シーンです。

娘さんの両脚が高く持ち上げられ無防備になったマンコに、
男優の黒いコンドーム付きのチンポが挿入されています。

黒いコンドームのためか、
チンポにはスミベタが入っていないため、マンコ
とチンポの接触部分があらわになっています。


マンコの入口が、チンポに押されて少し窪んでいる様子や、
黒いコンドームに白濁したマン汁らしき液体が付着している様子を見つけて、

とても興奮しました。

半開きになっている肛門も、興奮を高めてくれる良いアイテムです。

しかし、
そのカットくらいしか、きちんとした挿入シーンはなく、

マンコ表面にチンポをあてがっているだけのカットが、ほとんどを占めています。

ところで娘さんは、
フェラ以外のほとんどのカットで、目を閉じています。

アエギ顔なのでしょうが、
本気で感じているようには到底見えずビジネスライクな印象を受けます。

ところで、
いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトで検索しましたら、

「純愛宣言」という裏本がヒットしました。

同じカットが見られますので、
本作「突然、淫売のように」の元本なのだろうかと思いましたが、

裏本「純愛宣言」は、“市販年月(以前) 1991/07” と明記されています。

ビニ本「突然、淫売のように」のほうが発売時期がはやいため、
ビニ本が、数年後に裏本として出回ったのだろうと思いました。

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PURE_コンパル出版_01

ビニ本「PURE」(コンパル出版)発売時期不明

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単体のビニ本です。

はにかんだ表情がとてもかわいく見える娘さんです。

もしもお付き合いしたなら、
懸命に尽くしてくれそうなタイプに見えました。

とはいえ、美形ではありませんから、ビニ本モデルとしては、

読者予備軍へのアピール度は低いかなとも思います。

あと、おでこを隠したキノコヘアも気になります。
中身をみていくとわかりますが、

眉毛が見えているほうが魅力的なのに、
あえて目のすぐ上まで髪の毛を垂らしているのは、娘さんの趣味でしょうか。

というわけで、
顔は好みがわかれるルックスかもしれませんが、

身体はムッチリしていて美味しそうです。

とくに股間のムッチリ具合が、
私のようなビニ本ファンのスケベな気持ちに突き刺さります。

股間のムッチリは、
開脚ポーズのときに顕著でして、

左右の太ももの大きな盛り上がりの間にはさまれて、
小さな盛り上がりが形成されていました。

ただし、盛り上がりといいましてもモリマンという印象ではなくて、
何といいますか、コッペパン大のマシュマロみたいな感じだと思いました。

指でつついてみると、恐らくぷにぷにしていてとても柔らかいです。
私は、モリマンには固いイメージを抱いていますから、

感触でいうと、モリマンとは対照的といえます。

そして、小さな盛り上がりの中心にマンコ亀裂があって、
亀裂の左右は、ピンク色に染まっています。

色素沈着の初期段階なのか、
それとも、娘さんが色白なので色素沈着の色が濃く見えないのかはわかりませんが、

ピンク色をした股間のムッチリ肉が、

はにかんだ表情と呼応しているように見えて、
とても興奮しました。

それから陰毛は本数が少なくて薄いです。
マンコ本体の鑑賞を邪魔しません。

また、亀裂から肥大した肉ビラがハミ出しているところは、
ピンク色で初心に見える股間のイメージに反していますが、

ポーズによっては、肉ビラのハミ出しが目立ちませんので、

ハミ出しはもちろん、ちょっぴり茶色に変色した肉ビラも、
とくに気にならず、大らかな気持ちで鑑賞できました。

股間に関して長々と書いてきましたが、
克明な描写が可能なことからもわかるように、

中身には、印刷上の消しはまったく入っていません。

表紙と裏表紙に、
マジックで塗ったようなスミベタが、ピンポイントで入っているだけです。

というわけで、改めて本作をじっくりと鑑賞しているわけですが、
身体自体はムッチリというより、モチモチしているといったほうが正確かもしれません。

おそらく吸い付いてくるような身体だと思います。

それから、
最初は緊張気味だった娘さんの表情が、
和んだような笑顔になっているカットがいくつか途中で登場します。

ベールの端を口で咥えて、
前歯が強調されている自然な笑顔もとても魅力的です。

ところで、私は現在定年間近の年齢なのですが、
人生の折り返し地点をしばらく前に過ぎて強く思うことは、

女はビジュアルではなくて愛嬌がいちばんということです。

もしも若いころ、
女性のルックスを重要視する気持ちよりも、愛嬌の優先度が高ければ、

現在もっと幸せな状況になっていたのかもしれないと思うこともあります。

ビニ本の話からはずれて、自分語りに突き進んでいきそうなので、
このへんでやめておきますが、

例えば本作などは、
女性のルックスを重視する若者からは、すぐにはじかれてしまうでしょうが、

現在の私には、出演の娘さんはとても魅力的に映りました。

年齢を重ねると視野が狭くなるとよくいわれます。
物理的な視野が狭くなる病気になって、

日常生活に支障が出るケースもあるでしょう。

しかし、私だけかもしれませんが、こと女性の好みに関しては、
許容範囲がゆるやかに広がっているため、

今回のように、過去のビニ本を見て新たな発見があることもしばしばです。

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感じてしまう 立花あゆみ写真集・・・・_01

ビニ本「感じてしまう・・・・ 立花あゆみ写真集」(若葉出版販売)発売時期不明

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単体のビニ本です。

若葉出版販売のビニ本は、これまで何度も取り上げていますが、
すべてヌード写真集風の内容でして、

マンコはおろか、陰毛すら見えません。
本作「
感じてしまう・・・・ 立花あゆみ写真集」も同様です。

この手のビニ本は、
きちんとした需要があったのだろうかと、いつも思ってしまうのですが、

それはさておき、
出演のあゆみさんは美形ですが化粧が濃いです。

ただし化粧が濃いのは表紙と中身の数カットのみで、
それ以外は、自然な感じのメイクです。

自然な感じのメイクのほうが魅力的に見えますし、
はにかんだ横顔が、1980年代に活躍したビデオギャルの秋元ともみに少し似ています。

マンコが見えず、
開脚ポーズすらないので、あまり書くことはないのですが、

あえて展開を追っていきますと、
あゆみさんは、3ページ目でもう全裸です。

その前には、ピンク色のシャツをはおり、下半身はパンツだけという状態でした。
そして後半は、黒いキャミソールでポーズをとっているカットが続きます。

途中、全裸で座ったポーズをとったり、
立ちポーズで振り返ったりと、普通のヌードに徹しています。

また、肌はとてもキレイでスレンダーな体型です。

女性が見れば、痩せていて理想的な体型に見えるのかもしれませんが、

バストも小さく、ヒップも貧相ですから、
ムッチリ系が好きなマニアは、痩せすぎだと思うでしょう。

しかしながら、肌と同様に乳首はキレイなピンク色でした。
おそらくマンコもキレイだと思うので、見えていないのがとても残念です。

あと残念といえば、
この手の痩せ型タイプの女性は、

アウターの着衣カットがけっこう魅力的に見えると思うのですが、

本作にアウターの着衣カットはありません。


ところで、
撮影はロッジのような建物のなかでおこなわれているので、
周辺にはちょっとした林が広がっているのではないかと想像しました。

というわけで、
木々のなかでポーズをとる、着衣カットのあゆみさんも見たかった気がします。

本作のようなヌード写真集風のビニ本をみるといつも思うのですが、

適当なラブホテルを使って撮影した、
マンコ見せビニ本を売れば安上がりにもかかわらず、

たとえば本作だと、あえてロッジ風の別荘を使ってまで、
マンコが見えないビニ本を発売するのは、本当に理解に苦しみます。

どこかの記事で書きましたが、
英知出版が出していた写真集をやりたかったのではないかというのが、
私の結論です。

そのため、
写真はキレイで良いのですが、

オカズにするには、
相当な妄想力を必要とすることは間違いないと思います。

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生尺倶楽部_01

ビニ本「生尺倶楽部」(神田図書)1984年(昭和59年)11月頃発売

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カラミのビニ本です。

男優は登場しますが、
マンコへのチンポ挿入シーンはありません。

挿入されているのは、
不二家のスティック状のおもちゃとバイブなどです。

不二家のスティック状のおもちゃには、
筒のなかにたくさんのキャンディが入っていて、
柄の部分にペコちゃんがプリントされた丸い紙がぶら下がっていました。

コンドームが装着されたバイブやスティックがマンコに挿入されていますが、
雲状のスミベタで消されていて、マンコは何も見えません。

また、
チンポを舐めるシーンもたびたび登場しますが、

コンドームが装着されたチンポのため、タイトルにあるように“生尺”ではありません。

表紙タイトル文字の上部に、

“●生尺で、いい気持ちになりたい人のために"生尺倶楽部"設立。生尺ファン必読の書”

と書かれていますが、表紙や裏表紙に使用されているカットのみならず、
中身にも、“生尺”カットはひとつもありません。

エロ度はかなり低いです。

また、
唐突にショートケーキが登場して読者を困惑させます。

男優の股間に乗せられたショートケーキを、
出演のお姉さんが舐めます。

生クリームから顔を出したコンドーム付きの亀頭が、
イチゴの隣に並んでいました。

ショートケーキは元のかたちをとどめておらずグチャグチャです。

おもちゃのスティックと同じく、
撮影の小道具として不二家で買ったのでしょうか。

それから、出演のお姉さんは、愛嬌はありそうですが美形ではなくてバストも小さく、
全体的に
エロいカラダではないため、


私のテンションは低いままです。

ヒップの滑らかな曲線だけが目を引きました。

さて、オレンジ通信になんて書かれているか気になるところですが、
以下、紹介文の全文です。

“ わぁ懐かしいなぁ。コレ、フェラチオ本が流行した頃の一冊なのよね。
二年前ぐらいかな。これでも当時としては画期的な一冊であったのだ。今は昔。”

そして以下が、添えられていた見出しです。

“A LOMG LONG TIMEの復刻フェラチオ本だ”

というわけで、復刻本です。

マンコが少しも見えていないうえに、
フェラチオは
コンドーム越しという内容なのに、二年前は画期的だったことに驚きます。


ベール全盛期に復刻する意義はまったくないような気がしました。

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