単体のビニ本です。
ビニ本界隈ではそれなりに有名な娘さんだと思います。
これまでも以下の4作品を取り上げています。
ビニ本「DELICACY デリカシー」(ドルフィン企画)
ビニ本「DOLAN ドラン」(千曲出版社)
ビニ本「PINK PUFF ピンク パフ」(プリズム出版)
ビニ本「Wink」(マミー企画)
今回取り上げました「愛・少・女」は、
「DELICACY デリカシー」と重複するカットが見られます。
今回の「愛・少・女」を含め、これまで取り上げました作品は、
ベールやスケパンの種類などが異なっている場合があるものの、
すべてほぼ同じ時期に撮影されたものと思われます。
娘さんのヘアスタイルとか雰囲気がまったく変わっていないからです。
ちなみに、
「DOLAN ドラン」と「PINK PUFF ピンク パフ」は、
表紙と裏表紙が違っているだけで、中身はまったく同じです。
というわけで、何度も同じ娘さんのビニ本を取り上げていますので、
今回の「愛・少・女」については、あまり書くことがありません。
そのため、「愛・少・女」のみに特徴的なことを書いていこうと思います。
ふたつありまして、
まずひとつは、見開き大の大きなカットの存在です。
正確にいいますと、これまでに取り上げています「愛・少・女」以外の作品にも、
見開きの大きなカットはありました。
しかし、
「愛・少・女」の見開きカットは、本来タテであるはずの写真がヨコになっています。
娘さんの頭を上にした普通の姿で見るには、
ビニ本を180度の角度で傾ける必要があります。
つまり、ベッドやソファーで横になったカットが見開きになっているのではなく、
座った状態のカットが見開きになっています。
ビニ本だとあまりない、タテ写真をヨコにしたカットなので、
新鮮に見えることと、娘さんがより大きく見える気がして印象に残りました。
ただし、ポーズ自体は特別過激ではなく、
開脚ポーズでもないため、スケパン越しに見えるのは、
とぐろを巻いた陰毛だけです。マンコは見えません。
そしてふたつ目は、写真の色がすべて薄いことです。
既存のビニ本をカメラで撮影して、
それを印刷し製本した、いわゆる複写本だとは思いませんが、
高性能の複写技術を駆使したといわれたら信じてしまいそうな色合いです。
ところで、
今回取り上げました「愛・少・女」と、
これまでに取り上げました作品を改めて鑑賞して気づいたことがあります。
出演の娘さんの表情です。
柔らかく穏やかな表情を見せているカットは複数あるものの、
普通の笑顔がひとつもないことです。
キュートなアイドル顔の娘さんですから、
笑顔がなくても充分にチャーミングですし、
小動物系のルックスなので、笑顔がなくても見ている側は和やかな気持ちになるのですが、
1カットくらい普通の笑顔があっても良さそうなのにと思いました。
ところで、
私の手元のオレンジ通信には紹介されていませんでしたので、
発売時期不明としています。
また、
最後になりましたが、本作「愛・少・女」は、印刷上の消しはまったく入っていませんでした。
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