おとなの妄想くらぶ

2022年05月

NON・NON_01

ビニ本「NON・NON ノンノン」(飛鳥書房)1983年(昭和58年)12月頃発売

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単体のビニ本です。

百貨店の化粧品売場で働いていそうな美人さんです。

多少化粧が濃いもののかなり魅力的なルックスですし、
ビキニの水着跡も、いろいろな妄想をふくらませてくれます。

下乳の一部が日焼けしていることから、
バスト全体を覆うタイプのブラではなくて、下乳が少しハミ出しているブラです。

プライベートなのか仕事で着用したのか不明ですが、
プライベート着用だった場合、エロアピールが激しすぎると思いました。

また、
ヘアスタイルが似ているからでしょう、小野みゆきに少し似ています。

表紙と裏表紙のマンコに、マジックで塗ったような消しが入っていますが、
中身にはスミベタは入っていません。

しかし、マンコ内部が見えるカット何点かに、
引っ掻いたような消しが入っていました。

ただ、
マンコ内部が見えているのに消しが入っていないカットも複数ありまして、
消しが有る無しの基準は適当な気がします。

それに、引っ掻いたような消しが入っているカットも、
何本かの線が引かれている状態ですから、

マンコ内部がまったく隠されているというわけではありませんでした。

それから、
表紙ではベールが使われていますが、

中身だとベールとスケパンが使われています。

ベールもスケパンも薄くて、
あまりストレスなくマンコを楽しめます。

また陰毛が濃くて毛足も比較的長めなのですが、
マンコを覆い隠すほどではないため、亀裂の全貌がよく見えます。

肉ビラのハミ出しもほぼなく、
脚を閉じたときには亀裂が閉じ、また開脚ポーズだと少し開くタイプのマンコです。

かたちもとてもキレイだと思いました。

それから、
表紙で見せている、少しはにかんだ表情よりも、

口を閉じていて笑っていない顔のほうが、より美人度がアップするタイプの美人さんです。

中身では笑っていないカットも複数あり、
それらを見て、上記のことを確信しました。

ところでオレンジ通信ですが、お姉さんが美人ということで高い評価でした。

以下、紹介文の全文です。

“ショートカットではあるが、その表情は泉じゅんによく似ている。
ということは、大変魅力的なお嬢さんなのだ。数箇所のスミベタは気になるが、
仲々優秀な一冊だ。”

たしかに顔自体は、泉じゅんに似ています。
濃い化粧を落とすとさらに似ているかもしれません。

ちなみに泉じゅんといわれて思い浮かべるのは、
にっかつロマンポルノの傑作「天使のはらわた 赤い淫画」です。

映画公開当時、私は中学生でしたので、
劇場で見たわけではなく、

「映画の友」というエロ本で取り上げられていたのを見て、
映画の存在を知ったわけです。

エロ本で映画が取り上げられているのを見た当時の私は、

主演の泉じゅんよりも、
暴漢に襲われてレイプされる女子高生役の伊藤京子が気になっていました。

整った顔立ちの清楚系美少女でアイドル的な華やかさもあったからです。

映画自体は、だいぶ後になってビデオでみたのですが、
そのうえで思うのは、

清楚系美少女の伊藤京子よりも、
ムチムチボディで色っぽい泉じゅんのほうに惹かれてしまうということです。

ヒロインなので、
魅力的にみせる演出がなされているとしても、

泉じゅんの肢体のヒワイな造形は、
長時間眺めていたくなるレベルだと思いました。

とくにバストのハリと下乳の曲線は下半身にかなり響きます。

というわけで、
今回改めて「天使のはらわた 赤い淫画」の映像をみたのですが、
映画を見るたびに、その思いは強くなる一方です。

ビニ本の話から脱線してしまいました。

ビニ本とぜんぜん関係ない話を、さらに長く書いてしまいそうですので、
このへんで終わりたいと思います。

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PURE_01

ビニ本「PURE ピュア」(桜桃書房)1985年(昭和60年)08月頃発売

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単体のビニ本です。

ムッチリボディの魅力的なお姉さんです。
ピンク乳輪と乳首も目を引きます。

中身に立ちポーズがありましたが、太もものむっちり具合も良いです。

また、スタイルが良いです。実際の身長はわかりませんが高身長に見えます。
頭と身体のバランスがいいのだと思いました。

笑ったときの笑顔も自然で、愛嬌たっぷりな雰囲気もあります。

ただし、桜桃書房なのでスミベタが広範囲かつ濃いです。
そのためマンコや陰毛はまったく見えません。

網タイツやパンスト直ばきで開脚ポーズしたり、
スケパンで開脚ポーズをしたりしているのですが、

お姉さんのせっかくのエロポーズを、
スミベタがすべて台無しにしてしまっています。

さらにけしからんのは、

表紙と裏表紙のみ、股間にやや薄めの紫色の消しが入っていて、
陰毛らしき黒い影が薄っすら透けていることです。

そんな状況の表紙と裏表紙を見て購入したはいいが、
中身は陰毛すら見えないということで、落胆&激怒したマニアも少なくなかったと思われます。

せめて表紙や裏表紙のどこかに“桜桃書房”と書かれていれば、
それなりに知識があるマニアは購入を控えたでしょうが、

表紙や裏表紙に背表紙、
どこにも“桜桃書房”と印刷されていません。

そのため、桜桃書房への憤りをふくらませた読者もいたのではないでしょうか。

というわけで、
オレンジ通信でも低評価でした。以下、紹介文の全文です。

“先程、合本篇でお会いした時は確か一応無修正でしたよね、中森いづみちゃん?
大麻事件以来立派に更正しようとしている彼女に対してこの仕打ちは一体何ですかっ!”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“中森いづみ嬢の▼ベタ本ですヨ?点”

“合本篇でお会いした”というのは、
オレンジ通信の同号で紹介されていますコンパル出版のビニ本「濡れ花」のことで、

「PURE ピュア」の数ページ前に掲載されていて、
紹介文には、スミベタが無いと書かれていました。

それはともかく、気になったのは“大麻事件”です。

いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトで確認しましたところ、

アップル通信に掲載されていた情報として、

“モデル界の大麻汚染事件にからんで神奈川県警が何人かを逮捕。その中に含まれていた。”

と書かれていました。

モデルとしての活動や、テレビ出演もあったようです。

また、裏本、自販機本、ビニ本についても出演作多数です。

愛嬌たっぷりなルックスに加えて美味しそうなマシュマロボディですから、
各方面での活躍も納得です。

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夢・一話_01

ビニ本「夢・一話」(企画室パールシェル)1986年(昭和61年)02月頃発売

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単体のビニ本です。

表情はキツメですが美人さんだと思います。
それから色白で肌がキレイです。ただしバストは小さいです。

さっそく中身をみていきますと、
冒頭にワンピースの着衣カットがあり、その後で下着姿になります。

しかし最後まで全裸カットはありません。

そして、マンコ隠しにはスケパンが使われています。
ベールは使われていませんでした。

印刷上の消しはまったく入っていないので、
スケパン越しにマンコが見えますが。

いろいろな刺繍が入っているスケパンしか使われていないため、
マンコの一部が隠されているカットが大半です。

マンコの超ドアップカットもありましたが、

刺繍と布地の網目が邪魔をして、
スケパンの奥にぼんやりと黒いものが見えるだけです。

マンコ本体をはっきりとらえることはできません。

そんななかでも、
黒いスケパン着用で四つん這いになっているカットだと、

刺繍の位置から外れたマンコの一部と、アナルが透けて見えています。

亀裂から少しだけ覗いている内部が湿っているように見えるヒワイなカットです。

亀裂の終わりとアナルが、比較的離れているように見えるため、
上付きかなと思ったりしました。

ただし、同じ黒のスケパンでも、
開脚ポーズだとマンコは見えません。刺繍と陰毛が邪魔をしています。

どの黒が刺繍で、
どの黒が陰毛なのかもわからない状況でした。

また、
ベースが
白で、恥丘があたる部分に黒い刺繍が付いているスケパンだと、

マンコが若干透けて見えています。

スケパンとしては生地が厚いためはっきりと見えないながらも、
亀裂が小さめで、肉ビラのハミ出しもほぼないキレイな形状をしていることがわかります。

ここで、オレンジ通信をみていきますが、
露出度が高くないので低評価でした。

以下、紹介文の全文です。

“ロコツの好きな方にとっては不満足感の残る一冊でありましょう。
ミの方は諸般の事情によりお見せできかねるのスケパン本なのだった。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“御職業はピンサロ方面でしょか。水商売の香りなのだ33点”

たしかに水商売の香りはします。

そのため、
冒頭に登場した
お嬢様風のワンピースは、あまり似合っていませんでした。


また、今回はボディプレスの紹介文も載せておきます。
以下、全文です。

“この企画室パールシェルというのはここ一~二ヵ月出している本を見るかぎりでは、
スケパン専門のようである。どうみてもモデルの化粧が今ふうでないので、
新撮しているとは思えないのだが、
平和なころのビニ本を見ているようで妙になつかしさを感じられる。
しかし、一本抜くには、どーみても役不足である。  (修)”

いつも参考にさせてもらっています、
「さとり資料館」さんのサイトで確認しましたところ、

作品点数は少ないながら、
自販機本への出演もあるモデルさんだということがわかりました。

古くから活躍していたモデルさんということで、

最初のビニ本ブームのころに撮影されたものが、
1980年代半ばに、また出まわったのかもしれません。

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恋人たちのニュアンスしましょ_01

ビニ本「恋人たちのニュアンスしましょ」(武蔵出版)1984年(昭和59年)10月発行

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カラミのビニ本です。

表紙からわかりますように、
あまりルックスが良いとはいえないお姉さん。乳首が固そうな気配もあります。

スケパン越しにパイパンマンコが透けていて、

亀裂上部は真っ直ぐな縦スジ、
そして亀裂下部は肉ビラがハミ出していてスケパンに貼り付いています。

また、自販機本の延長みたいな雰囲気もあるため、
疑似セックスっぽい感じがします。

中身をみていきますと、
いきなり室内でカラミが始まっているのではなく、

屋外でのデート場面から始まり、
その後、ラブホテルらしき場所でセックスへと進む展開になっています。

屋外デートの場所は東京の歌舞伎町です。
背後に“MILANO”という文字のある建物があり、

また“客引き永久追放”や、“歌舞伎町二期会”と書かれた横断幕がかかっています。

ミラノ座前の広場で、出演の男女ふたりが、
マクドナルドのロゴ入りのドリンクを手に持ちながら仲良く談笑しています。

さらに、
ふたりが仲睦まじく見つめ合うツーショットが見開きで掲載されていて、
とてもビニ本とは思えない、非エロなページになっています。

清涼飲料水のCMっぽい爽やかテイストな雰囲気も感じました。

そして部屋に入りセックス場面が始まるのですが、
あまり本気度はなく淡々とした感じで進みます。

クンニ、フェラ、シックスナインと前戯が続いて、
チンポ挿入というおきまりの展開ですが、

どのプレイも迫力がありません。加えて、スミベタが入っているため、
マンコ亀裂は見えるものの、マンコ内部は見えません。

マンコへのチンポ挿入も、
あてがっているだけのように見えます。

射精シーンもなくセックスは終わり、
ふたりが満足気な表情をしながら、ベッドの上で軽く抱き合うカットが最後のページでした。

あまりエロい内容ではないし、
モデルのお姉さんのルックスも良くないので、

私の下半身にはあまり響きませんでした。

とはいえ、そんななかでも目を引くカットがありまして、
それがお姉さんが立った状態で見せているスジマンです。

キレイな直線が走っているうえに、
スジの両側のお肉がぷっくりしています。

小さなお肉の山ふたつの間に谷が構成されていて、
お肉の山ふたつをいっぺんに指でつまむと、弾き返されそうです。

それだけ若くて、躍動感にあふれるマンコに見えました。

かつて巷にあふれていた少女ヌード写真集で見たマンコを彷彿とさせます。

また、陰毛の処理が行き届いていて、
もとから生えていないのではないかと錯覚するレベルです。

ちなみに、もとから生えていないのではなくて、
陰毛を処理していると私が判断した理由は、
お姉さんが南国風のエキゾチック顔で毛深そうに見えるからです。

マンコの下部分が隠れている状態だと、
パイパンのロリマンコですが、

前述しましたように、
スジマンの下部では肉ビラがハミ出していてヒワイなことになっています。

マンコ上部は一直線のロリマンコ、下部は肉ビラハミ出す卑猥な形状。

妄想をふくらませるいいマンコだと思いました。

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うづく子宮の24時_01

ビニ本「うづく子宮の24時」(ミドリ書房)1985年(昭和60年)06月頃発売

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カラミのビニ本です。

表紙には、チンポを咥える写真の下に、
「未亡人と30才ぐらいの男」「高島平団地(人妻と学生)」
「OLと営業部長」「新宿ラブホテル」などと書かれたポラロイド写真が掲載されています。

複数の
モデルが登場していると思ったのですが、


中身をみていきますと、出演するモデルはひとりだけで、
表紙に写っているモデルたちとは別人のようです。

表紙に写っているモデルたちは、中身にはまったく登場していません。

あまり写りが良くない写真ばかりで、
なおかつ写真の外側にポラロイド写真っぽい白い枠がありますから、

本物のポラロイド写真が掲載されているようにも見えます。

それらの写真は時系列で並べられていて、
1981年4月から始まり5月、6月と順に展開していき最後は12月です。

また12月のあとに、“番外篇”として股間のドアップ写真が続いていました。

モデルのお姉さんが、
笑顔でポーズをとっているカットや、

まんぐり返しで顔を隠しているカット、それから縛られているカットに、
和式トイレでしゃがんでいるカットもあり、

そのひとつひとつをお姉さんはとても嬉しそうにやっているのが印象的です。

四つん這いでお尻に浣腸器を突っ込まれながら、
振り返って笑っているカットもありました。

撮影者とモデルはプライベートでも男女の関係なのでしょうか。
といいますか、プライベートで撮影した写真をビニ本にしたのかもしれません。

撮影場所ですが、自室らしき畳の部屋での撮影もあれば、
ラブホテルの部屋っぽい場所もあります。

お姉さんがセーラー服を着たカットもあり、
お互いにいろいろなプレイを楽しむ濃密な関係だということがわかります。

ただし、マンコにチンポが挿入されているカットはありませんでした。

そのため、厳密にいうとカラミのビニ本とは呼べないかもしれません。

ところで、
股間には、スミベタと引っ掻いたような消しが入っていまして、

マンコ内部は見えません。アナルのシワと陰毛が少し見える程度でした。

それはともかく、オレンジ通信ですが、
以下、紹介文の全文です。

“これは以前KUKIからでてた本の再生本である。
表紙を見ただけでは中身が全部プライベートなポラロイド写真ばっかりだとは気がつかないであろう。
これも一種のサギ本である。内容的にはそれなりにおもしろいのであるが、
それは納得づくでの話である。
モデルはけっこうお年のいったおネエさんで、ポラロイドの気安さか、
よほどのネスケ女なのか大胆におまんをほっぽり出してうれしそうに写ってま。”

そして、添えられていた見出しが以下です。

“一枚一枚しっかりと修整されてますが、
イヤラシイポラロイドの空気は感じられます。自分の時の参考用に一冊 50点”

1985年7月号のオレンジ通信で紹介されているにもかかわらず、
中身だと1981年という記載になっていましたから、

ずいぶん昔の写真を持ってきたなと思いましたが、再生本ということで納得です。

それから、
表紙に掲載されているポラロイド写真を装ったいくつかの写真と、
中身のカットを見比べますと、明らかに質感が違います。

中身のカットは照明も暗くて写りが悪いですが、
プライベート感が強くてとてもヒワイに見えますから、

無関係な写真を表紙に持ってこなくても、
中身で使用しているカットをそのまま持ってきたほうが、

読者予備軍の股間に強く響いたのではないかと思いました。

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