おとなの妄想くらぶ

2021年08月

フェイ_01

ビニ本「フェイ」(コンパル出版)1985年(昭和60年)08月頃発売

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単体のビニ本です。

もう少しふっくらすると、沢田亜矢子に似てるかもしれないと思ったのですが、
表紙の正面顔が少し似ているだけで、

中身を見てみますと、もっとエキゾチックな顔立ちをしています。

表紙も中身も、下着姿か全裸なのですが、
きちんとした服装をして、百貨店1階の化粧品売場の美容部員に扮した場合は、

私などは、気後れしてしまうほどの美人に見えると思います。

というわけで、顔は
間違いなく美形なのですが、身体が貧相です。


もう少し肉付きが良ければ、もっと魅力的に見えるのに残念と思いましたが、
スレンダー好きのマニアには、ストライクゾーンなのかもしれません。

それから、一部のカットにベールが登場しますが、

マンコを隠す目的では使われておらず、股間は丸出しになっています。

しかし、マンコと陰毛には、引っ掻いたような消しが入っています。
ただし、消しの“ひっかき傷”のスキ間から、膣内が少し見えるカットもありますし、

それに、面積最小限の消しですので、肉ビラの形状はわかりますから、
少し気にはなるものの、許せるレベルだと思います。

一方、アナルには消しが入っておらず丸出しです。
四つん這いで、マンコとアナルを強調したカットが2点ありましたが、

消しが入っていないアナルを見るに、
無毛
で理想的な円形。シワが規則的に並ぶ様子も美しく、
またひとつひとつもキレイなため、しばらく眺めてしまいました。


ところでオレンジ通信では、かなりあっさりと紹介されていました。
以下、紹介文の全文です。

“一応ソコソコは見せてくれてるんだけど、
つまらないポーズカットの多さが内容を薄くしてしまってますヨ~。”

一方、ボディプレスでは、
ビニ本紹介のトップに掲載されていまして、力の入り具合を感じました。

壺山貴史氏と、斉藤修氏の紹介文が掲載されているのですが、
以下、壺山氏の紹介文の全文です。

“なかなかだと思う。
僕はこーいった幸薄そうな女の人にはついついそそられてしまうといった傾向が昔からあって、
おまけにそーいった女が、コーモン丸見えで、ハイ、ドーゾなんてポーズとってると、
思わず泣きたくなってしまう。インシンは黒いが、
幸薄い顔の表情だけで一本抜けると思います。 (壺)”

お姉さんは、バストはもちろん、マンコとアナルも全開にしているのに、
顔の表情だけで一本抜かれてしまうというのは、

ビニ本モデルとしては複雑な気持ちではないかと想像しました。

それはさておき、

壺山氏が、かなりの“悪球打ち”であることは、当時から承知していましたが、
毎日ビニ本や裏本などを見ていると、
やはり倒錯していくものなのだろうかと改めて思った次第です。

とはいえ、当時20歳前後だった私は、
自分が興味のあるビニ本や裏本の情報だけを丁寧に読み、

それ以外は、そこまで真剣には読まないエロ本ライフが基本でしたので、
上記の紹介文を当時読んだ私が、現在と同じ感想を持ったかどうかまでは思い出せませんでした。

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夢色日記_01

ビニ本「夢色日記」(田中出版企画)1987年(昭和62年)06月頃発売

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単体のビニ本です。

化粧が濃いですが、色っぽい感じのお姉さんです。

お姉さんはパイパンマンコでして、
恥丘付近の陰毛が、少し生えかかっている光景がエロチックです。

スケパンとベールが使われていて、
印刷上の消しは入っていないため、マンコがよく見えるのですが、

基本的にはスジマンで、若干変色した肉ビラが少しだけ顔を覗かせているカットもありました。

また、両脚を上げて手で抱え、
マングリ返しに近いポーズをしているカットがあり、

スジマン左右のお肉がぷくっと盛り上がっていて、とても柔らかそうに見えますので、
指でツンツンしたくなります。

ちなみにお姉さんのルックスはかなり良く、
アイドル顔で整った顔立ちをしているのですが、

化粧が濃いため逆に年齢が高く見え、魅力が減退しているのが残念です。

スレンダーボディでスタイルも良く、開脚ポーズで見せる笑顔も自然なため、

ほかのビニ本や裏本とか、アダルトビデオにも出演しているかもしれないと思いまして、
オレンジ通信を見てみました。

以下、紹介文の一部です。

“~網ベールorスケパン越しに、彼女の剃毛局部を心おきなく眺めることが出来るのです。
そのお顔のわりには変色の少ないパイパンマ〇コでありまして、
普段は慎しやかに一条のワレメを装っておりますが、大股開きになるや、
ヌメリと口を開けている様子。指を挿入したら、中々感触が良さそうなのです。
おとなしめのビラビラともども、好感の持てるオ〇〇コの彼女、
この際ですから、厚目の化粧や多少の水商売的容姿には目をつむり、
右手のお友達になってもらおうじゃありませんか。~”

1987年ごろになると、ビニ本の新作は以前と比べて極端に少ないです。
そのため、一冊に割り当てるスペースが大きくなるのでしょうか、

1985年や1986年と比べて、紹介文は倍以上の分量になっています。

1987年当時は、奥出哲雄氏は裏ビデオしか担当しておらず、
裏本やビニ本は、別の方が書いておりました。

私が持っているオレンジ通信ですが、月刊の定期号から、
ビニ本や裏本などの紹介ページだけを抜き出して寄せ集めた資料号ということは、

以前にブログのどこかで書きました。

ビニ本「夢色日記」が掲載されているのは、「増刊 オレンジ通信 資料号VOL.7」ですが、

かつてのビニ本の再生本や、裏からの再生ビニ本がとても目立つ状況に加えて、
発行点数もかなり少なくなっています。

カタログ的な資料号においても、
もうビニ本は終わっているかもしれない…そんなライター陣の嘆きを、

随所に感じることができます。

それはともかくとしまして、
ライターの方が書いていますような、“ヌメリと口を開けている”カットなどあったかなと、
改めて見ましたところ、数カット確認できました。

そこまで大胆にパックリ開いているわけではありませんでしたが、
少しだけ見えている、
薄ピンク色の膣内部はとてもお淑やかな雰囲気。

化粧の濃い顔とは対照的です。


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奈穂子の部屋_01

ビニ本「奈穂子の部屋」(千代田企画)1984年(昭和59年)10月頃発売

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単体のビニ本です。

日焼けした後なのか、
それとも印刷が悪いのかわかりませんが、

奈穂子さんは、いい感じのトーストボディに見えます。

おっぱいは大きくありませんが、
引き締まったカラダをしており、笑顔で
大胆な開脚ポーズを連発。


典型的なビニ本ギャルといった雰囲気に好感が持てます。

表紙で使われているスケスケランジェリーをはじめ、
ベールが多用されていました。

スケパンも数カットありましたが、メインで使われているのはベールです。

それから、
外撮りの着衣カットはまったくなく、
半裸状態でホテル内からスタート。


ベール全盛期の典型的なビニ本という雰囲気があります。

また、印刷上の消しはいっさい入っていなくて、
マンコとアナルと陰毛が丸さらし。はっきりと見えます。

肉ビラは常日頃からハミ出しているであろうヒワイな形状ですし、
アナルも若干隆起していて脱肛傾向あり。

さらには、陰毛の生え方もとてもいやらしく、

恥丘あたりからはじまったものが、
亀裂左右のマンコ肉を取り囲むように薄くつながっていてアナルに続いています。

ただし脱肛アナル付近は無毛のようです。

ちなみに、奈穂子さんは最初から最後まですべて笑顔でした。
自然な感じの素敵な表情に見えます。

ところでオレンジ通信には、以下のように紹介されていました。
紹介文の全文です。

“ハッキリ云って印刷は悪いのですが、妙にバッチリと見えてしまう一冊なのだ。
女の子も悪くない。それでも佳作にはいま一歩の感。”

そして以下、添えられていた見出しです。

“全体的にアンダーめの写真ですが、モロはバッチリです。”

私は、カメラや写真にそんなに詳しくないのですが、
“アンダー”とは、光量が足りないということでしょうか。

意図的にか、結果的にそうなったのかは不明ですが、
奈穂子さんが黒かったのは、元がトーストボディだったわけではなさそうです。

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シスター_01

ビニ本「シスター SISTER」(ワタナベ企画)1985年(昭和60年)06月頃発売

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アイドル顔の可愛い女の子が出演の、単体ビニ本です。

躍動感のありそうなスレンダーボディが魅力的ですが、
ビンカンでセックスが好きそうに見えるところも良いです。

表情豊かな女の子でして、
開脚ポーズや四つん這いで見せる笑顔もキュートで自然な感じですし、

真剣な表情もサマになっていて惹き込まれます。

マンコ隠しには、スケパンとベールが使われているのですが、
点描の集合体みたいなスミベタが広範囲に入っているカットも多く、
マンコはほぼ見えません。

ただ、消しが広範囲ではないカットもありまして、
その場合は、スケパン越しにマンコの様子や陰毛が何となく確認できます。

ちなみに、ベール使用のカットはすべて広範囲なスミベタが入っていました。

また、生理中だったのでしょう、タンポンのヒモがマンコの外に出ているのですが、
ヒモには消しが入っていません。

それからアナルも消しが入ってなくて、薄っすらと透けて見えています。

写真によっては、すね毛が目立っているように見えるのですが、
全体的なビジュアルが可愛いので気になりませんでした。

ところでオレンジ通信ですが、モデル自体の評価は高いです。
以下、紹介文の全文です。

“スケパンを着用しながら、タンポンのヒモをチラチラさせているという撮影技法は、
かって秘そかなるブームを呼んでいたのでありますネ。
 スレンダータイプながら、乳房はツンと上向き、ヒップラインも美的な本作のお嬢さんも、
くだんの撮影技法によりビニールパックされたのでした。
 但し、黒消しが充分施されてはおりますけどネ。”

また、添えられていた見出しが以下です。

“タンポン挿入ビニ本の古紙再生的復活の一冊です。自主規制をしている版元さん、
これまたお馴染みの某社だ。 ?点”

再生のビニ本だということがわかりますが、
調べたところ、
元本も「シスター SISTER」で、再生本と同タイトルでした。ただし版元は優美堂です。

というわけで、
ビニ本「シスター SISTER」(優美堂)が紹介されていたオレンジ通信を見てみましたところ、
以下のように書かれていました。紹介文の一部です。

“クッキリとモロになった写真は数枚あるのですが、
総体的にはワザとブレポケしたものが多いのだ。”

再発のワタナベ企画版よりはマンコが見えてそうです。

というよりも、
優美堂なので、消しはほとんど入ってないかもしれません。

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夢っぽいね 杉山まゆこ写真集_01

ビニ本「夢っぽいね 杉山まゆこ写真集」(若葉出版)1985年(昭和60年)08月頃発売

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「若葉出版」のビニ本は、これまで以下のものを取り上げています。

ビニ本「ゆきこ 誘惑・ドキドキ……」
ビニ本「紙風船 PAPER TOY BALLOON」
ビニ本「湖畔」

どの作品も、タレント写真集風な仕上がりになっていて、
撮影場所がきちんとしたスタジオであることや、
外撮りの多様さなどが目立ち、通常のビニ本とは違い相当な工夫がなされています。

本作には、カメラマン、スタイリスト、ディレクターの名前までもが明記されていて、
制作者のやる気を感じさせます。

しかし、とても残念なことに、
豪華な舞台装置と釣り合うほどモデルの質が良いわけではありません。

杉山まゆこちゃんは、中村あゆみ似で、顔は愛嬌があってキュートなのですが身体が貧相です。

痩せた身体に、ホームベースに近い丸顔はバランスが悪く、
顔が大きいのも気になります。

ところで、マンコや陰毛の露出に関してはまったく期待できず、
股間が写っていないポーズが多用されているのに加えて、

引っ掻いたような消しが入っているため何も見えません。

さらに、使われているのはスケパンではなくて普通のパンツです。

ところでオレンジ通信ですが、
本作「
夢っぽいね 杉山まゆこ写真集」は、

「ビニパック写真集」として、通常の単体ビニ本とは別枠で紹介されていました。

そこで、オレンジ通信の姿勢が述べられていましたので、
以下に引用します。

“当然ながらもうこのテの写真集にモロ見せカットを期待して
ウッカリ購入してしまうことはなくなったと思います。
だから今後は写真集としての出来はどうか、女の子の質は高いか、
という点にのみこだわって眺めていきたい、とまあ、かように考えるワケであります。”

“このテの写真集”風のビニ本が定期的に発売されていたということは、
当時は、それなりに売れていたのでしょうか。

それはさておき、
本作「
夢っぽいね 杉山まゆこ写真集」の、オレンジ通信での紹介文は以下です。全文です。

“基本的にはBUSUだと思うのですが、こういう顔の子ってボク憎めないんだよね。
甘えられたらついつい何でも許してあげちゃいそうな、
そんな杉山まゆこちゃんでした。”

改めて見ますと、
おニャン子クラブの岩井由紀子っぽく写っているカットもありまして、

甘え上手な妹系女子という魅力もかなりあります。

たしかに、甘えられたらかなり嬉しいかもしれないと思いました。


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