おとなの妄想くらぶ

2021年07月

ひとめ惚れ_01

裏本「ひとめ惚れ」発売時期不明

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マンコふたつが縦に重なっているインパクトのある表紙です。

女ふたりと男優たちとの複数プレイを想像するのですが、
男は登場せず、女ふたりのレズです。

スケパンをはいただけの状態でちちくり合ったり、
バイブをマンコに挿入したりしていますが、全体的にソフトなプレイが続きます。

ふたりのモデルはけっこう対照的なルックスをしていまして、
表紙で上になっている青いスケパンのモデルは、スレンダーボディで美乳。
清楚なOLという雰囲気があります。

一方、表紙で下になっているピンクのスケパンのモデルは、
ムッチリボディで短めのチリチリパーマが印象的な風俗嬢っぽいルックスをしています。

しかし、肉ビラは清楚系OLのほうがハミ出しが大きく、
マンコに限ってはチリチリパーマのほうがややキレイでした。

私の手元のオレンジ通信には掲載がありませんでしたが、

「裏本大全集」(東京三世社)で紹介されていました。以下、紹介文の全文です。

“ややソフトなレズ本である。とはいえ、丸見せバイブ挿入は一応ある。
ブスと美形、太目とスリムGALの組み合わせ。これがレズ本の典型だ。”

2ページにわたり、レズビアンの裏本が紹介されているのですが、
そのなかの一冊です。

ところで、発売時期ですが、
いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトに従い、
1982年(昭和57年)02月としました。

ついでに1982年前後、ビニ本業界でどういう動きがあったのかを調べてみました。
おそらくこの時期はまだ、
“裏本業界”というものは、少なくともマニアやライター陣には意識されていません。

以下、「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」(白夜書房)からの引用です。

“つまり、この夏にチョロチョロ出はじめるゲリラ的単発裏本の出現
(これら初期モロ出し本は、みな大手ビニ本出版社の製作したものである)の背景には、
次の一手に苦慮した(特にSMではなく美少女本専門)ビニ本会社の苦悩ともいうべきものがあった。
いくつかはこの年にVD界へ移行もしている。”

“この年”というのは1981年(昭和56年)です。
1981年の夏に“ゲリラ的単発裏本”が、“チョロチョロ出はじめ”、

“昭和56年暮、無修正の本番ファック本がかの地に忽然と姿を現し、
『金閣寺』や『ぼたん』などは飛ぶように売れた。”(「裏本大全集」東京三世社)

ということで、裏本「ひとめ惚れ」は時期的に初期の裏本です。

また、
「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」(白夜書房)にビニ本に関する年表がありましたので、
以下、少し引用します。

“1981年1月 ビニール本発禁率9割。ビニ本会社摘発率8割になるがビニ本熱おさまらず。
        2月 神田はピークをすぎ、新宿にビニ本店23店と急増。元ヌードモデル兼自販機本編集者
            小暮祐子東女在学)の業界暴露本『恋人たち』売れる。”

1981年の3月には、
このブログで何度も取り上げていますビニ本版元の自主規制団体である、
日本新雑誌協協議会(JNMA)が正式に発足するのですが、

JNMAマークが入ったビニ本は、読者に内容がおとなしいと思われて売上が良くありませんでした。

また一方、
摘発されると必ず税務署が入る話は、以前の記事「ビニ本・裏本と自主規制」で書きました。

改めて以下に引用しました。

“まぬけな話だが、警察にパクられると、半年くらいして間違いなく税務署が入るのだ。
絶対に情報が漏れているに違いない。”(「ポルノ雑誌の昭和史」川本耕次著 ちくま新書)

摘発→税務署が来る、という流れでビニ本版元が次々と弱体化していきます。

そんななか、
1981年の夏ごろに無修正の“ゲリラ的単発裏本”が出はじめるというわけです。

話は変わりますが、
元モデルの“小暮祐子”というお姉さんは、このブログで何度か取り上げています、
ボディプレスの連載「早川修平の自販機本グラフィティ」にも名前が登場します。

“そして小暮祐子オネァーサンの登場もこの頃だった。モデル募集の広告を見て応募して来社した時、
ボクは徹夜明けで寝てました。ハッキリ言って。 彼女と初めて口をきいたのは撮影の時だった。
日本女子大で文芸クラブに所属していると言っていた。つまり〝物書き〟になりたいというわけで、
それならとスタッフの仲間入りとなったわけ。”

ちなみに、当時のエルシー企画は、水没した高田馬場の事務所を離れ、
いちおうライバル関係のアリス出版の近くの事務所に移転したころです。場所は池袋です。

アリス出版に吸収合併されるのは、もう少し後の話になります。

私は当時、“業界暴露本『恋人たち』”を読んでおらず、最近になって手に入れました。

エルシー企画の自販機本のモデル体験が、
女性らしい繊細なモノローグで語られていてとても面白いです。

余計な話ですが、
「ビニールアイドル VINIL IDOL 47」(白夜書房)では“東女在学”ですが、
「早川修平の自販機本グラフィティ」(「ボディプレス」白夜書房)では、
“日本女子大で文芸クラブに所属している~”となっていました。

それはともかく、いろいろなトピックや人物のことが、
複数の雑誌や書籍などで横断的につながるのは、マニアとして嬉しい限りです。

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熟女時代 JYUKU JJYO♥AGE_01

ビニ本「熟女時代 JYUKU JJYO♥AGE」(ノア企画)1986年(昭和61年)04月頃発売

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カラミのビニ本です。

「J」がいくつもあって、ローマ字部分が少しおかしいことにはあえて触れませんが、
おそらく女性誌の「JJ」を意識し、雑誌っぽくしようとしてデザイン処理した労力は感じられます。

しかし、私には効果的とは思えません。
通常のビニ本らしく写真とタイトル文字だけで良かったのにと思います。

モデルがふたり登場するオムニバス形式の内容ですが、
ふたりとも水準以上のルックスですから、
フェラ顔ではなくて普通の状態のカットを表紙に持ってくれば良かったのにとも思いました。

ちなみに、実物ではなく写真ですが、旧一万円札を久しぶりに見ました。

前半のモデルは、清楚系のお姉さんっぽくて家事手伝いという雰囲気があります。
後半は、幼い顔立ちの娘さんで、女子大生っぽくも見えます。

実年齢はふたりとも20代前半か半ばくらいではないでしょうか。
ビニ本タイトルは「熟女時代」ですが、どう見ても、いわゆる“熟女”には見えません。

ところで最近の本ですが、
「日本昭和エロ大全」(辰巳出版 2020年7月1日初版発行)に以下の記述を見つけました。

「エロ本」コーナーの、「マニア向け専門誌」のコーナーのなかのもので、
アダルトメディア研究家として著名な、安田理央氏の執筆です。

“また、熟女系雑誌も三和出版がフロンティアであった。
92年創刊の『熟女クラブ』が初の熟女専門誌だ。
2000年代以降、エロ本でもっとも大きなジャンルとなっていく熟女誌も、
ここから始まったのだ。”

専門誌誕生からしばらく、90年代前半の段階では、熟女はマニア枠だろうと思います。
だからこそ、「マニア向け専門誌」のコーナーでの記述になっています。

また、1992年がいったいどういう年だったのかを振り返りたいと思いまして、
「アダルトビデオ20年史」(東京三世社 平成10年12月30日発行)を開いてみました。

1992年にデビューし活躍した代表的なAV女優を列挙しますと、
白石ひとみ、浅倉舞、田村香織、観月マリ、飯島愛、伊藤真紀などです。

大きな見出しを中心に拾っただけですが、以下の記述もありました。

“バブル崩壊のあおりを受け、AV業界にも不況の波が押し寄せてきた。”

“ダイヤモンド映像ついに倒産、倒産会社相次ぐ”

“芳友舎系、高級美少女路線がヒット、業界不況の中で一人勝ちの様相。”

また翌年の1993年に目を移しますと、代表的なAV女優は、
憂木瞳、藤谷しおり、美里真理、新堂有望などです。

“単体物の地盤沈下はさらに続き、半面企画物が安定した人気を示し、
各社が企画レーベルを続々立ち上げたのもこの年だ。”

“AV女優の質の低下により単体物の人気は下降気味。これに代わって盗撮・投稿物、ナンパ物、
人妻・熟女物などの企画系ビデオがブームになりつつある状況を逆手に取って、
〈アイドル路線〉と〈企画色〉をドッキングさせようとした鬼頭監督のアイデアは素晴らしかった。”

上記のような記述もありました。

1993年の段階で、
映像のエロメディアでは人妻・熟女物がブームになりつつあったことがうかがえますが、
“企画系ビデオ”ですから、“熟女”ジャンルはやはり“マニア枠”だったと思います。

一方、
何かの刊行物で読んだのか、それともネットの記事で見たのか覚えていませんが、
確か2000年ごろから、“熟女ブーム”に乗っかり、
昭和のころは熟女カテゴリーでなかった年齢のアラサー女優さんたちが、
“熟女”の枠で活動していたということがあったようです。

現在は、コンビニにいわゆるエロ雑誌は置かれていませんが、
大手チェーンから姿を消す直前のころは、熟女モノがけっこうあったように思います。
それらには、昭和のころだと、熟女と呼ぶには若すぎるモデルさんたちが多数出演していました。

一方、昭和のころのエロ業界は、年増を若づくりさせることはあっても、
若い女性の年齢をあえて高く設定する、つまり逆サバはなかったのではないでしょうか。

何がいいたいのかというと、

昭和の“熟女”はいかにもオバサンでしたが、平成後期以降は、
オバサンに見えない20代のモデルも、“熟女”枠で活動することが少なくない状況になった、


昭和と平成後期では、“熟女”の定義が変わってきたということです。

そして、
“熟女”の定義が変わったことにより、“熟女”モノがマニア枠から一般エロ化しました。

というわけで、昭和と平成後期での、
“熟女”の捉え方の違いなど含め、いろいろ調べていくと面白いかもしれません。
もしかしたら、私が知らないだけで、もうすでにどなたかがやっているのかもしれませんが。

“熟女”にまつわる話はともかく、
出演モデルは、ふたりともスレンダー系の身体をしているのに加えて美乳です。
スタイルも良いと思います。

前半、後半ともホテル内での撮影がメインですが、
外撮りのカットも複数あって、実際のカラミに進むまでの前戯段階がやたらと長い印象です。

よく見ると、セックスシーンはまったくなくて、
後半は男優がパンツをはいたままですし、前半はワイシャツとズボンすら脱いでいません。

ちなみに、出演している男優は前半と後半で別の人なのですが、
いかにも昭和のサラリーマンという服装と風体です。

そのことが、オレンジ通信にも書かれていました。以下、紹介文の全文です。

“女のコがわりとイケる分だけ、相方の中年オジサンが情なく見えてしまいますね。
こういうオジサンは、家へ帰れば良きパパであり、良い夫なんでしょうネ。ウーム……。”

さらに、添えられていた見出しが以下です。

“どちらも中年オジサン御登板の二部構成なのだ27点”

モデルに関してほとんど触れてなく、男優の中年オヤジのことばかりなのが笑えます。

最後になりましたが、股間はすべて濃いスミベタが入っており、
マンコはおろか陰毛すらまったく見えません。

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学園少女_01

ビニ本「学園少女」(千代田企画)1985年(昭和60年)02月頃発売

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単体のビニ本です。

“学園少女”というタイトルから想像するに、
出演しているモデルは女子高生設定だろうと思います。

しかし、表紙は老け顔に写っていて
とても女子高生には見えません。


中身には冬服のセーラー服を着ているカットが数点あり、
それなりに似合っているものの、若妻がセーラー服のコスプレをしている感じが強いです。

セーラー服を着ている状態から徐々に脱いでいき、最後はスケパン一枚になります。
ベールは使われていません。

印刷上の消しがまったく入っていないため、
スケパン越しにマンコとアナルがよく見えるのですが、

スケパンをめくった状態でむき出しになったアナルや膣口には、
最小限のスミベタが入っていました。

それから本作の“女子高生”は陰毛が薄くて、恥丘付近はほぼ無毛です。

マンコの縦スジから左右に広がるように薄い陰毛が生えているのですが、
膣口の左右にはほぼ生えていないので、

たとえば開脚や四つん這いなど、股間を強調したポーズだと、
スケパン越しに膣口内部も、少しだけ透けて見えています。

また、肉ビラのハミ出しもあまりなく、キレイなマンコだと思います。

ところでオレンジ通信によると、古いビニ本の再生本のようです。
以下、紹介文の全文です。

“新風営法施行直前とはいえ、まったくの自主規制無害図書指定の一冊か。
いや、多分、当時としてはこれでもハードな部類だったのかも分かりません。
 ちょっと根暗だけれども、セーラー服がよく似合うせいか、
かようなる〝学園モノ〟のビニールに数多く出演していた古紙再生GALなのでした。
剃毛おまん♡が、やはり往時をしのばせますよ。”

ヘアスタイルとか化粧とか、モデルの雰囲気がなんとなく古臭いと思っていたのですが、
ベールが普及する以前のものでしょう。

そういえば、ベール使用が主流になった1980年代半ばの単体ビニ本では、
最初から服を脱いで開脚している内容のものが多く、着衣姿のカットはあまりありません。

ましてセーラー服となれば、
実年齢よりもよほど幼く見えるモデルしか着ていなかった印象があります。

それに対して、ビニ本が最初にブームになった1980年前後は、
“セーラー服モノ”のビニ本がひとつのジャンルとして確立されていた印象があります。
自販機本からの流れかもしれません。

そのため、違和感があり過ぎるセーラー服モデルを少なからず輩出することになりました。

ただ、本作「学園少女」のモデルは、セーラー服が奇跡的に似合ってはいるものの、
前述したようにコスプレ感は否めません。

ちなみに、
表3に、セーラー服を着て歩道橋らしき場所に立っている外撮りカットがあります。

当時の女子学生を忠実に再現する意図があったのでしょうか、
ブックバンドで縛られた本を手に持っています。

とはいえ、違和感は少ないですが、“本物”には見えません。

かりに夜の歓楽街を徘徊していても、
そういう趣味の人だということで、補導されることはないでしょう。

ところで、“ブックバンド”ですが久しぶりに見ました。
私が高校生や大学生だったころでも、見かけることはほぼありませんでした。

そこまで普及していなかったのか、
それとも1980年代にはもう使われなくなっていたのかはわかりませんが、

過去の遺物のひとつだろうと思います。

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NAOMI_01

裏本「NAOMI」1986年(昭和61年)01月頃発売

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以前に取り上げました、裏本「リリー」と同じお姉さんが出演です。
といいますか、表紙の感じも同じだし、中身も裏本「リリー」と同じ写真ばかりです。

写真の順番などが少し異なり、
いわゆる“編集”は若干違いますが、使用されている写真はほぼ同じです。

ところで私は、裏本「リリー」の記事のなかで、
元本は裏本「CATS ♡ EYE」だと書きました。


しかし、ボディプレスでは以下のように書かれていました。
裏本「NAOMI」の紹介文の一部です。


“元本は『恋のバカンス』製版の悪さもそのままに、再生されてしまった。
モデルは美形で、内容はボッ起的なのであるが、ピンボケ写真+製版の悪さのダブルパンチで、
ダメ本になってしまった。~”

裏本「NAOMI」の元本は
「恋のバカンス」だと断定されています。

そうなると、
同じ写真を使っている裏本「リリー」の元本も「恋のバカンス」ということになるのですが、

ここで、「CATS ♡ EYE」と「恋のバカンス」の両方が紹介されている、
「裏本大全集」(東京三世社 昭和59年7月19日発行)を見てみます。


中身の写真数枚が掲載されていますが、
それらを見るに、裏本「リリー」、または裏本「NAOMI」は、
「CATS ♡ EYE」と「恋のバカンス」とが寄せ集めされた内容だと思われます。

ちなみに、裏本大全集の「恋のバカンス」の紹介文の全文が以下です。

“アンリちゃんのもう一冊の裏本がコレであります。が、撮影場所は『キャッツアイ』と同じ、
コスチュームも同様、しかも寸分たがわぬ同様のカット写真まで挟み込んであって、
つまりこのもう一冊、一回の撮影でエイヤと二冊の裏本をつくってたという裏事情の産物なのです。
が、他の裏本のイージーな製作態度とはちがい、
あらかじめ2回使用に耐えうる撮影がなされているのはお見事。”

「CATS ♡ EYE」と「恋のバカンス」は同日撮影というわけで、
それらを元にして、裏本「リリー」や裏本「NAOMI」が再生されたということがわかりました。

ところで、“アンリちゃん”とモデル名が明記されていますが、
歌手の杏里に似ているということで、裏本制作者が裏本のタイトルを「CATS ♡ EYE」にして、

それを受けたライター陣が、“アンリちゃん”と命名したということです。

一方、
少し調べてみましたところ、杏里の楽曲「CAT'S EYE」は1983年(昭和58年)8月のリリース。


テレビアニメの主題歌でもあり、大ヒットしました。

ランキングの上位に入り、ベストテン形式の歌番組にも頻繁に出演したのを見て、
私ははじめて“杏里”を知りました。


当時、杏里は20代前半でしたが、
高校生だった私には、ずいぶん年上のお姉さんに見えたものです。

それはさておき、裏本の“アンリちゃん”は、
杏里よりも癒し系のルックスで、アイドル性があるように思います。

カメラ目線のときなどは、甘えるような表情にも見えてドキドキしてしまいます。

最後にオレンジ通信の紹介文を引用します。以下、一部です。

“人気があったのかどうか知らないが、旧「キャッツ・アイ」の再生少女であります。
当時も渋谷の某店にて活躍していただけあって、フェラチオ・テクは自信に満ち溢れており、
どの写真も笑顔で応え、余裕すら感じられます。ところが、INSHINの両側、
プライベートに使用していたようで意外にもKUROずんでいるのでありました。~”

ボディプレスでも、

“ナオミ嬢のインシンは、黒く厚ぼったく、どう見ても美しいとはいいがたく、
顔との落差の大きさに失望する。”

と書かれていました。

ちなみに上記は、
裏本「NAOMI」の紹介文なので、“アンリちゃん”ではなく“ナオミ嬢”と呼ばれています。

名前はともかくとして、

確かにインシンは少し黒くなってはいますが、
ライター陣がこぞって非難するほど黒いとは、私には思えませんでした。

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ANNON あんのん_01

ビニ本「ANNON あんのん」(優美堂)1985年(昭和60年)01月頃発売

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前回と、前々回に取り上げましたビニ本「ザ・肛門 THE KOMON」と同じモデルさんです。

単体のビニ本なんですが、まずはオレンジ通信の紹介文の全文です。

“デビュー当初、
「なんでこんな可愛い娘が……」と評判だった峰沢千明ちゃんも本作の頃ではすっかり仕事にも馴れ、
大胆を絵に描いたようなモロなんであります。とりわけ前半部のカルピス付着局部の場面、
あるいはどさくさまぎれの丸出しおまん♡公開など、D児以下ファンの方々は必見”

そして、以下は添えられていた見出しです。

“いまはもう結婚間近の峰沢千明ちゃんなのだ。引退前のモロ見せ本として、
これは貴重なるスケスケ本なのです84点”

そして、以下はボディプレスの紹介文の全文です。

“ギャル好感度良。ボッ起度フニャチン、露出度文句の出ない程度。
イボ沢痔明こと峰沢千秋くんのどっかでみたことあるよな本です。
千秋の上半身はすこぶる好色そうで好きなのだが、
黒インシン+イボ痔はどうしても精力を減退させてしまう。
そんなの目じゃないという勇気のある人は、一冊どーぞ。(修)”

モデル名が、“千明”と“千秋”、異なる表記になっていますが、
それはさておき、
私は、モデルのルックスはもちろんですが、イボ痔と指摘されている盛り上がった肛門を見て、
ビニ本「ザ・肛門 THE KOMON」と同一モデルだと気が付きました。

内容に触れますと、マンコ隠しには、スケパン、ベールが使われています。
網タイツ直ばきカットもありました。

印刷上の消しはいっさい入ってなくて、
彼女自身がマンコを指で広げているカットでは、ピンク色の膣内がよく見えますし、

オレンジ通信で“カルピス付着局部”と指摘されているように、
マンコの奥から滲んでいる白いマン汁もはっきり見えます。

それから、モデルの峰沢千明ちゃんですが、
ウエストのボリュームもそれなりにあるものの、ムッチリしていてソソられる身体をしています。

また、マンコは肉ビラが多少ハミ出してはいますが、
肛門ほど目立つわけではなく、あまり気になりません。

一方、陰毛はかなり濃くて、恥丘の少し上あたりから、
本数を減少させながらも途切れることなくマンコの左右に生えています。

ところで、
いつも参考にさせてもらってます「さとり資料館」さんのサイトで確認したところ、

ほかのビニ本への出演が多いのに加えて、
AVにも出演しており、当時の人気がうかがえました。



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