おとなの妄想くらぶ

2021年06月

妖夢_01

ビニ本「妖夢」(若葉商会)1984年(昭和59年)09月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


単体のビニ本です。

男の手だけが登場してマンコを広げていますが、指入れはありません。
数えましたら、“男の手”が登場するカットは6点でした。

チンポ挿入がないということで、オレンジ通信でも“単体”のカテゴリーに入れられています。

最初にオレンジ通信ですが、以下紹介文の全文です。

“なんつーか、生活に疲れた水商売関係のお姉さん風ですね。
こういうタイプのビニール出演は、マ、好みの問題もありますが、
やはり自主規制すべきでは……。”

たしかに当時としては、“年季”を感じさせるルックスですが、
そこまで年齢がいっているわけではなく、おそらく20代だと思われます。

とはいえ、表紙写真で着ている、
当時の女子中学生が着てもおかしくないようなロリ系の服装はまったく似合ってなく、
若づくり感が強いです。

内容をみていきますと、スケパンでのマンコ見せがメインです。
途中、上下一体となったスケスケのエロランジェリーも登場します。

そして後半では男にマンコを広げられたり、自分でバイブを挿入したりします。

スケパンやエロランジェリーでマンコを隠しているカットには印刷上の消しは入っていませんが、

スケパンやエロランジェリーで隠されてなく、
マンコが丸見えになっているカットには、薄いスミベタの消しが入っています。


陰毛は恥丘周辺に少しだけ生えている程度でして、
マンコ周辺は無毛ですから形状がかなりはっきりとわかるのですが、

肉ビラのハミ出しは最小限でキレイなマンコだと思います。

一方、スレンダー体型のお姉さんですからバストのボリュームはあまりありません。

そんなわけで、身体にはソソられないのですが、
楽しくマンコを広げている感じが伝わってきましてノリも良さそうなため、

気持ちいいセックスができそうなヒワイさがあります。

それからロリ系衣装の外撮り写真は、表紙以外の中身でも意外と多用されており、
お姉さんは恥ずかしがる様子もなく良い笑顔。

そんなところでもノリの良さを確認できました。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


SOPHY ソフィー_01

ビニ本「SOPHY ソフィー」(飛鳥書房)1984年(昭和59年)08月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


単体のビニ本です。

ムッチリした身体の女の子。顔もかわいいと思います。

身体がムッチリとしているわりにおっぱいは小さめなのですが、
全体的にがっしりした体型ですので、下半身のボリュームはそこそこあります。

マンコ隠しに使われているのは網ベールのみでして、
印刷上の消しも入ってないため、マンコが丸見えです。

少し変色気味な肉ビラの存在感が強く、とてもいやらしい形状のマンコです。

また、陰毛は恥丘部分のみにしか生えていませんので、
ピンク色の膣口もはっきりと見えます。

さらに、
四つん這いでヒップと股間がアップになっているカットがあるのですが、
ベールもなく、中指1本でマンコを隠しているだけ。

肛門を見てくれといわんばかりのヒワイな光景です。
指でマンコを隠しきれていないため、
アナルに近い、マンコの“終点”あたりもモロ出しになっています。

消しはまったく入ってないしモデルもキュートなので、オレンジ通信でも高評価でした。
以下、紹介文の全文です。

“お嬢さん、右足のオデキの跡が気になります。これさえなければ結構な美形なのだ。
毛の生え具合も規則正しく理路整然、ほどよい黒さではあります。見せ度は無論、保証付き”

右足にオデキの跡なんてあっただろうかと思い改めて確認しましたら、
右左問わず、腕と脚に虫刺されの跡みたいなものがいくつかありました。

とはいっても、そこまで気になるレベルではありません。

他方、もしいまビニ本が販売されていたら、
画像処理がなされてオデキの跡はキレイに除去されることだろうと思った次第です。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

窓辺の朝_01

裏本「窓辺の朝」1984年(昭和59年)08月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


美人でスタイルも良いお姉さんが出演です。

ホテルの窓の横にベッドがあり、
そこでのカラミがメインになっているために付けられたタイトルだと思われます。

バイブ挿入やフェラなどの前戯を経て挿入という流れですが、
仕事を淡々とこなしている感じが強くて迫力はいまひとつです。

チンポ挿入の場面が少ないですし、あったところで根元まで挿入されていません。

加えて、マンコの濡れ具合もそれなりに見えます。

恥丘付近から始まった陰毛が、
モジャモジャになりながらマンコの左右を通過して、ケツの穴にも少しつながっているような、

とてもいやらしい形状の股間なのに、お姉さんの反応が薄くて残念です。

といはいえ、それなりですが見どころのカットはありまして、
それがマンコを広げられて膣口がぽっかり空いたカットと顔射のカットです。

まず膣口ぽっかりカットは、
おそらく何度かチンポを挿入されたあとで、いちど抜かれた状態だと思うのですが、

マンコが湿り肉ビラも赤く肥大中、
さらに膣口が開いたままになっていてとてもヒワイです。

また顔射の場面は、
勢いのいい精液が髪の毛にまで飛んでいるのに加えて、
目鼻口にまんべんなく浴びせかけられたお姉さんが、目を開けられないまま苦笑い…
そんな表情にも見えます。

それから、改めてお姉さんのスタイルの良さに触れますと、
かたちの良いおっぱいで乳首もキレイ。

ウエストが引き締まっていてモデル体型ですし、身長も高そうです。

また身体にビキニの日焼け跡が残っているのですが、
スタイルが良くないと着られないような、キャンペーンガールが着用するような形状のビキニです。

本業がキャンギャルなのか、それともスタイルに自信があるかのどちらかだと思います。

ところで、オレンジ通信ですがそれなりに高評価でした。
以下、紹介文の全文です。

“『窓辺の朝』 74点
 挿入場面と男女のカラミのフルショットがバラバラとなった一冊。顔面スペルマもありますが、
フェラ写真もそれなり。印刷Aの下”

最後にどうでもいい話ですが、
表紙写真は田丸美寿々に少し似てるかもしれないと思いました。

美人で知的な雰囲気もあるように見えます。

ただし、
ときどき見せるアヘ顔は、せっかくのビジュアルを台無しにするレベルでした。

本当は感じていないのに、撮影用に無理矢理感じた顔をつくった結果だろうと思います。

-----------------------------------------------------------------------------------------------


獣女館_01

ビニ本「獣女館」(桜桃書房)1984年(昭和59年)09月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


SMのビニ本です。表紙からいきなりすごいことになっています。

表紙に登場しているのは女ふたりに男ひとりですが、
中身では、女ふたりと男ふたり、合計4人の男女が登場します。
ちなみに表紙で正面に写っています男女ふたりはカップルです。

内容を簡単に解説しますと、
巨乳のおばさんに虐められているカップルが、最初イチャイチャしていまして、

そこにおばさんと男が乱入して、表紙のような展開になります。
カップルの女のほうは、早々と縛り上げられ、

ムチで打たれたり、ロウソクのロウを垂らされたりします。
ルックスは良くありませんが、色白でムッチリしたソソられる身体をしています。

そして後半では、なぜかオバサンが縛り上げられて浣腸されたり、
陰毛を剃られるシーンもありました。

ところで、スミベタや引っ掻いたような消しが入っていて、マンコはまったく見えません。

SMプレイとしても迫力に欠けていまして、本気度が感じられません。

そのためか、
責められているカップルの女の大げさな表情が、コミカルに見えてしまうこともありました。

また以下、オレンジ通信の紹介文の全文です。

“ああ! と筆者はカンドーした。超ベテランピンク女優さんがS女王様に扮して、
売れない裸モデル嬢をSMしている一冊なのだ。ああ……、この堂々たるタレパイ!!”

責めている側のおばさんはベテランのピンク女優だったということがわかりますが、
具体的に誰なのかは明記されていませんし、私も知りません。

年齢はけっこう高くて、還暦を越えているようにも見えます。

複数人のSMプレイは、ビジュアル的には賑やかですが、
私がSMプレイの興奮要素だと思っています、おどろおどろしさや妖しさやは皆無でして、
このビニ本の世界観には入り込めませんでした。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

IMAGINE..._01

ビニ本「IMAGINE...」(八起書房)1984年(昭和59年)11月頃発売

-----------------------------------------------------------------------------------------------


カラミのビニ本です。

表紙に正面を向いた顔がないため、ルックスがはっきりとはわかりませんし、
中身も同様に目を閉じているカットばかりが続きます。

そして、身体は良くいえばスレンダー、悪くいえば貧相です。

私はムッチリ系の女性が好みなので、あまり興味をソソられませんでしたが、

下からのアングルが、松本伊代に似ているカットもありまして、
アイドル要素のある顔立ちにも見えました。

印刷上の消しはほぼ入ってなくて、
裏本といってもいいほど結合部やマンコは丸見えになっています。

しかし、写真が粗いです。
わかりやすく表現すると、解像度が低い感じです。

印刷が良くないのか、それとも意図的に粗い仕上がりにしているのかは不明ですが、
それよりも、全体的に照明が暗いのが気になりました。

とくに後半は相当に暗く、
モデルの姿がはっきり見えなくなっています。


また途中、乳首のドアップや唇のドアップが使われていまして、
ビニ本に相応しくないページになっています。

ビニ本制作者にあるまじきことですが、アート志向なのだろうと思いました。

ところでオレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“たしかにかなりハードなモロ出しファックではある。コンドーさんしてあるというものの、
しかし殆どスケスケだ。ただそれだけという本番本。”

また以下、添えられていた見出しです。

“粒子の荒い増感写真の本番本。随分昔は流行したけどね”

私は、カメラの知識がほぼありませんので詳しくはわかりませんが、
人工的な照明を使わず、
陽の光だけで撮影した写真の感度を上げて現像したということだろうと思います。

消しはほとんど入ってなく、たしかにマンコはほぼ丸見えなのですが、

肝心の挿入カットでは、
マンコにチンポが根元まで入っておらず、カラミの迫力に欠けるうえに、

アート志向が原因でエロさがマイナスになっていますので、
ビニ本としては良い出来とはいえない一冊です。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

このページのトップヘ