おとなの妄想くらぶ

2021年03月

し・の・び・愛_01

ビニ本「し・の・び・愛」(コトブキ企画)1987年(昭和62年)11月頃発売

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カラミのビニ本です。
やや年齢は高そうですが、顔からスケベさがこぼれているお姉さんが出演しています。

身体もムチムチでいやらしいですし、表紙の左下の写真でわかりますように、
白いマン汁を垂らすほど感度も抜群です。

表紙を見ただけではやく中身を見たくなってしまいます。

1980年代後半という発売時期を考えると、裏本の再発なのは間違いないのですが、
印刷上の消しがほぼ気にならないので、裏本と大差なく丸見えに近いです。

スミベタが乗っかっていますが、かなりの薄さですし、面積も最小限です。

内容はといいますと、全編ラブホテル内での撮影で、
ほとんどのカットでマンコにチンポを刺し込まれています。

挿入されながら
自分でマンコを広げたり、
また広げたりしていまして、かなりのエロさです。


それから、挿入されていない状態でマンコを広げられているカットが2点ありましたが、
なかの具が肉厚のため、気持ち良さそうな挿入を実現してくれそうでヒワイな妄想が広がります。

加えて、
おっぱいの形、ウエストのボリューム、ムチムチの太ももなどもエロく、
食欲をそそられる素晴らしい安産型ボディです。

それから、ハメられているときの目を細めた表情も興奮を誘います。

また、前述しましたが、感じやすい体質らしく、
チンポとマンコの隙間から、白濁マン汁があふれ出していて、
最高にヒワイな光景になっています。

さらに、
少しイボ痔気味なアナルもヌルヌル。

量の多めなマン汁がアナルにまで広がっているためですが、
マン汁を潤滑油にしてアナルに指を入れたくなってきます。

ところで、オレンジ通信ですが、以下、紹介文の一部を載せました。

“首から上だけ見てるとやせ型なのに、裸のボディはタプタプ豊満。
まわしが似合いそうな体型ですね。ほとんど熟れ切っているとも言えますが、
さすがに感度はかなり良好。前半からガンガン挿入されすっかり気を入れて目はうつろ。
蟻の戸渡りに愛液垂らし、後半は、お尻の穴まで濡れている。~”

私の評価も高いのですが、オレンジ通信でも高得点でした。

それから、
いつも参考にさせてもらっています、例の「さとり資料館」さんのサイトによると、
モデルは“織田めぐみ”という女優で、ロマンポルノへの出演もあるとのことでした。

作品は、1987年(昭和62年)06月20日公開の「半熟マドンナ おいしい太股」です。

映画の公開直後に、ほぼ丸見えのビニ本の発売。
いいタイミングだと思います。

ただ当時はビニ本はもちろん、ロマンポルノにしても斜陽もいいとこだったので、
セールスにはあまりつながらなかったのかもしれませんが…。

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湖畔_01

ビニ本「湖畔」(若葉出版)1985年(昭和60年)05月頃発売

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宇宙企画のアダルトビデオで活躍した永井陽子です。

「アダルトビデオ10年史」(東京三世社)によると、
1985年04月にVIPの「ねえ、抱きしめて」デビューしています。

また、以下のような記述もありました。

“アイドル化が進み、女の子のよび名もヌードモデルからAVギャルへと変化。
永井陽子もビデオから出たアイドルの一人。”

“宇宙企画やVIPといった美少女路線を追求するメーカーにとって、
欠かせない存在だった永井陽子は、後にカムバックして村西監督のもとでも活躍した。”

ただし、ビニ本「湖畔」には名前の表記がありません。
よくみると表紙の右下に「NAKANO AKIKO 19」と表記されています。

また背表紙には「中野明子 ◆写真集◆」と漢字表記もありました。

モデル名を“永井陽子”とすることでウリになると思うのですが、

「永井陽子」としてのAVデビューが1985年04月ですから、
モデル名を“永井陽子”とするには、時期的に微妙なところだったのでしょうか。

ところで、以前に、同じ若葉出版の2冊のビニ本を取り上げています。

ビニ本「ゆきこ 誘惑・ドキドキ……」(若葉出版)と、
ビニ本「紙風船 PAPER TOY BALLOON」(若葉出版)です。

ビニ本「湖畔」も、この2冊と同様に写真集テイストなビニ本です。

ちなみに、ビニ本「ゆきこ 誘惑・ドキドキ……」が掲載されているのは、
オレンジ通信1985年(昭和60年)07月号です。

ビニ本「ゆきこ 誘惑・ドキドキ……」をはじめとする写真集テイストなビニ本ですが、
1985年(昭和60年)09月号には、“ビニパック写真集”として5冊紹介されています。

内訳は、若葉出版4冊、セブン企画1冊ですが、以下は掲載されていた文章の一部です。

“過渡的現象とばかり思っていたら、
このビニール・パッケージ写真集はしっかりと定着してしまったようですね。”

“当然ながらもうこのテの写真集にモロ見せカットを期待してウッカリ購入してしまうことはなくなったと思います。”


ところで、ビニ本「湖畔」はオレンジ通信には掲載がありませんでしたが、

ボディプレスの1985年(昭和60年)06月号では紹介されておりまして、
同号に、ビニ本「紙風船 PAPER TOY BALLOON」も紹介されていました。

一連の、“ビニパック写真集”は、ほぼ同時期に、まとめて発売されたものだと思われます。

それはともかく、ビニ本「湖畔」の内容ですが、いわゆるビニ本としては期待できません。

スケパンも使用されていませんし、開脚ポーズもいっさいありません。

外撮りやホテル内でのカット、
また、生活感のある部屋のなかでのカットも含め、

港らしき場所にヨットがひとつ停泊している風景写真もありました。

背後に富士山らしき山が見えますし、ビニ本タイトルが「湖畔」ですから、
富士五湖のどれかだろうと思います。

1980年代当時、永井陽子は、英知出版や白夜書房などから写真集をリリースしていますが、
それらのものとほぼ大差ない内容だと思います。

当時のビニ本が2000円。永井陽子出演のものも含め、
書店で購入できる普通のヌード写真集は2000円しなかったと思いますから、
ビニ本「湖畔」を買うメリットはあまりないかもしれません。

ところで話は変わりますが、“永井陽子”と銘打ったビニ本が存在します。

オレンジ通信1985年(昭和60年)08月号で紹介されている、
ビニ本「永井陽子 平河リサ」(ドルフィン企画)です。

裏表紙も表紙扱いになっているビニ本で、
表紙に、“永井陽子”と大きく明記されていますし、本来の裏表紙にも、
“平河リサ”と、同じく大きく明記されています。

ただし、AVギャルの“永井陽子”とは、モデル名が同じだけの別人です。


私は当時、このビニ本を古本屋で購入しました。
AVギャルの永井陽子だと思い購入しましたから、中身を見たときは落胆しました。

さらなる落胆は、中間あたりのページにマンコのドアップがあるのですが、
そこが丸く切り取られていたことです。直径15センチといった大きさでした。

切り取られているのに何でマンコのドアップだとわかるのかといいますと、

ボディプレスに紹介されていて、
“中4ページの所有者不明オメコ・ドアップのみが見どころですね。”と書かれていたからです。

唯一の見どころが切り取られていたので、私の落胆はダブル、またそれ以上となるわけです。

ちなみに上記の、“所有者不明”という意味ですが、
マンコのドアップのみですから、永井陽子でも平河リサでもない可能性があるということです。

それはともかく、表紙に“永井陽子”の写真が載っていますから、
モデル名が同じでも、AVの“永井陽子”と間違えるはずないのですが、

とくに下調べして古本屋に行ったわけではありませんでしたから、

店内で見て、
「違う人かもしれないけど、本人かもしれない…」と勢いで買ってしまいました。

私が買ったビニ本の前の所有者は、
見どころのマンコドアップのみを切り取って、残りは古本屋に持ち込んだのでしょう。

それからしばらくして、私は友達に、
ビニ本「永井陽子 平河リサ」を見せる機会がありました。

私は落胆したことも含めて話をした記憶があるのですが、

友人は、
「これはこの穴にチンポを入れてオナニーするんや!」と言って、
ひらめいたような顔をしていました。

見どころを失くしたビニ本にも活躍の場が残されていた…、
残り物にも福があるということだとヘンに納得したことを覚えています。

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セーラー パフューム Sailor Perfume _01

ビニ本「セーラー パフューム Sailor Perfume」(桜桃書房)発売時期不明

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タレ目で可愛らしい顔をしている女の子です。
ボーっとしていて口が半開きなところも可愛らしく見える原因だろうと思います。

中身にちょっとしたポエムがあり、モデル名が“野川由美子”と記載されています。

単体のビニ本でして、スケパンも使用されてはいますが、
桜桃書房らしく、スミベタの消しが大きく、かつ濃すぎてパンツの奥は何も見えません。

“由美子ちゃん”は色白でスタイルも良いので、
美脚を含めた肢体を楽しむビニ本となっています。

ところで制服は、表紙の写真からわかりますように冬服セーラーです。

もしかしたら、一部のセーラー服マニアが、
夏服と冬服どちらが良いかについて、論争している世界があるのかもしれませんが、

私は、どちらも好みです。

季節的な仕様よりも、派手でなくて地味なほうが好きです。
そのため今回のように白のリボンとか、また群青色のリボンだと、より惹かれます。

話は脱線しますが、
私が小学校に入学する少し前でしたか、
仮面ライダーのテレビ放送が始まりました。


児童向け雑誌とかで大きく取り上げられていましたから、
放送前でもすでに存在を知っており、最初の放送が楽しみだったことを覚えています。

それはともかく、最初の地味な1号ライダーがいちばんカッコいいと今でも思います。

ただ、変身はバイクに乗りながら風を受けてではなく、
変身ポーズがあったほうがカッコいいですが…。

というわけでして、セーラー服もシンプルで地味なほうが好みです。

内容の話に戻りますと、
セーラー服は地味ですが、下着はかなり派手なものが使用されていました。

表紙にも小さい写真が載っていますが、
赤いラインが目立つ、スケスケのキャミソールや、

お尻の部分にカラフルな蝶が飛んでいて、
なおかつ“V字”のお花畑があしらわれているスケパンなどです。

さらにキャミソールの胸の部分には、
唇をモチーフにした刺繍が複数付いています。

唇なので色は赤ですが、
タテになったりヨコになったりして、ランダムに配置されていることもあり、

しかも唇は楕円の形をしていますから、ヒルのようにしか見えず、最初は困惑しました。

それから、撮影場所ですが、ラブホテルではありません。

かといって、そのへんのビジネスホテルのようでもなく、
ベッドの隣にある机の上の大きな鏡、ゆったりしたソファー、毛足の眺めな絨毯など、
高級さを感じます。

さらに窓が大きく、
外には、遠くのほうまで続く街並みを一望する景色が広がっています。

そこからわかるのは、部屋がそこそこの高さであることと、
先に山らしきものが見えないため、地方都市ではなくて東京ではないかということです。

また、「Time Savers' YELLOW PAGES JAPAN TELEPHONE BOOK SPRING 1981」という、
外国人向けのタウンページみたいなものが撮影のアイテムとして使用されています。

ホテルの部屋に備え付けのものに違いありません。

高級でいて、高さがあって、外国人の宿泊もある…。

ここで私は記憶に引っかかりがありまして、
このブログで何度も取り上げています、
「ポルノ雑誌の昭和史」(2011年、川本耕次著)をまたしても確認するのですが、

初期のビニ本出版社である、北見書房の話のなかでホテルに関する記述を見つけました。

北見書房という版元に関しては後述しますが、以下一部を引用しました。

“撮影場所なんかどこでも良いようなもんだが、実際にはかなり重要な意味を持っている。
京王プラザだったら、業界人のたまり場だった新宿駅東口で待ち合わせて、
三愛の地下で下着買って、新宿中央公園でチョロっと外シーンを撮って、あとはジックリ室内で、
〝料理〟する事が可能なので、ポーズなど、きっちり作り込んだ撮影ができる。”

また、以下の記述もありました。

“この巨大ホテルは1971年にオープンしているのだが、
フロントを通らず地下の駐車場から直接、部屋に入れた。”

というわけでして、
ビニ本「
セーラー パフューム Sailor Perfume」の撮影場所は、
京王プラザホテルだと思った次第です。

ところで、“三愛”というのはお店の名前です。
“レディース専門の三愛 BF全フロアーが下着売場”との記述がボディプレスにもありました。

また、北見書房ですが、1980年のビニ本ブームの一角を担った版元のひとつです。

「ビニールアイドル(VINIL IDOL)47」(白夜書房)という雑誌に詳しく載っていました。
以下少し引用します。とても興味深い記述です。

“~大股開きのニッコリギャルほど(ある意味では)エロとかけ離れたポーズはないわけだが、
この正面大股開きにエロスの〝意味づけ〟をしたのが、北見である。~”

上記は、
ビニ本の元祖といわれている、松尾書房のライバルたちというコラム内での記事です。

私は、少し前の記事、
裏本「一人で気分」で、開脚と笑顔について少しだけ触れましたが、

それにも、きちんとした歴史的な流れがあるのだと改めて感心しました。

ちなみに、「ビニールアイドル(VINIL IDOL)47」は松尾書房特集とでもいうべき内容で、
松尾書房がかつて刊行していた雑誌がメインで取り上げられていて、

また当時の社長さんだろうと思いますが、
松尾洋三氏を、かの奥出哲雄氏がインタビューした記事も掲載されている、
資料的価値の高い雑誌です。

“~それから9月の「漫熟」(岡まゆみ)の大ヒットまで、
読者もよく御存知の〔ビニ本大フィーバー〕。
版元―48社、各社3日に1冊の新作を前述大手に加え、明治、L&B、NKプランニング、
大共、パオ企画、見聞社、セイスイ、協同、アド、ネスコ、コスモ企画、九鬼などが乱立・乱売。”

上記の記述もあり、当時の“大フィーバー”ぶりの一端がわかります。

今回のビニ本「セーラー パフューム Sailor Perfume」ですが、
よく見ると、後半のほうに2か所、“DAIKYO PETS GAL 81”なる英文の記述があります。

“DAIKYO”とは、おそらく前述の版元のなかの、“大共”だと思われるのですが、

桜桃書房と大共との関係はよくわかりませんでした。

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PUSSY CAT_01

ビニ本「PUSSY CAT 透明ビニールと仔猫チャン」(神田出版)1986年(昭和61年)02月頃発売

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丸顔で黒髪、そしてパイパン。
唇の形もセクシーな魅力的なお姉さんです。

光沢のあり過ぎる黒髪なのでもしかしてカツラかもと思いましたが、
オレンジ通信ではカツラと断定しています。

オレンジ通信の紹介文は後半に取り上げるとしまして、

中身を見ていきますと、地味なOLという服装での外撮りが前半にありました。

グレーのロングスカートに白いブラウス、そして茶色のブレザーを羽織っています。

スカートの下はスケパンです。

公園のベンチに腰掛けて開脚ポーズをしたり、

芝生の上に座り、また開脚ポーズをします。

その後はホテルの部屋に入り、
着衣や全裸、また下着での開脚ポーズが続きます。

印刷上の消しが入っていないのに加えて、見事に処理されたパイパンですので、
マンコがよく見えます。

数種類のスケパンが使用されているのですが、
いちばん最後に登場するフリル付きのピンク色スケパンがもっとも生地が薄いようで、

肉ビラの形状やアナルも丸見え。
アナルから少し離れたところにあるホクロも見えて、嬉しくなりました。

しかし、外撮りや前半に登場するスケパンは、生地がそこそこ厚いのか、
そこまでクッキリとマンコが見えてはいません。

それから、マンコ隠しにスケパン以外のものが使用されていまして、

たとえば無色透明なビニールテープです。

表紙でも使用されているのですが、マンコのタテ筋に合わせて必要な分だけが貼られています。

またテープではない普通の無色透明なビニールも登場します。

これらは無色透明なので、スケパンよりもマンコがはっきりと見えます。
ただしテープのほうは肉ビラに貼り付いているので、マンコの形を少し変形させていました。

やはりマンコはどこからも力が加わっていない、自然な形で見たいものです。

それに加えて、
コップやウイスキーらしきアルコール飲料の瓶を使ったマンコ隠しも実行されています。

コップや瓶も無色透明ではあるのですが、

光が屈折するため、歪んだ上に大きく拡大されたマンコになっていまして、
やらなくてもよかったのではないかと思ってしまいました。

ちなみに肉ビラはそこそこ肥大していまして、色素沈着も見られます。

それから、陰毛は完全に剃られているのですが、腕と太ももあたりに産毛が目立ちます。

たしか別の記事で、
女性の腋毛には興奮するが、腕毛には興奮しないというようなことを書いた記憶があるのですが、

このお姉さんに限っては、私はかなりタイプのビジュアルですし、

そこまで濃くはない産毛ですので全面的に受け入れることができますというか、
萎えるポイントではありませんでした。

それから、バストは大きくないですが、
全体的にムッチリしたボディなのも好感が持てます。

最後にオレンジ通信の紹介文ですが、以下、全文です。

“ヅラ被りのお嬢さんは懐かしのスケパン本。ジンの瓶やグラスを局部に宛てがって、
すべては見えてしまっているのです。”

たしかに、衣装やホテルの内装などが古臭く見えますので、
もしかしたら過去のビニ本の再生なのかもしれません。

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一人で気分_01

裏本「一人で気分」1984年(昭和59年)10月頃発売

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今回は久しぶりに裏本を取り上げました。

ただし、後半は私のくだらない思い出話で締めくくってしまいました…。

裏本「一人で気分」ですが、
1980年代半ばに発売されたものとしてはめずらしく、男が登場しない単体の裏本です。
ゆえにチンポ挿入もありません。

内容としては、
指でマンコを広げて見せたり、バイブ挿入したりというプレイがメインとなっています。

詳しいプレイ内容は後で書くことにしまして、
まず表紙ですが、アイドル顔の魅力的な娘さんです。

松本典子に少し似ているように思いました。

また、髪が顔にかかっている様子や、手に雑草を持っているところとか、
女の子らしい淡いピンクのタンクトップなど、細かいところに惹かれます。

それ以上に魅力的なのがモデルの表情です。

どこか寂しげで、センチメンタルな気持ちを抱えているようにも見えて、
ドラマを感じさせる良い写真だと思います。

加えてタイトルも良いです。

男は登場せずバイブ挿入が続きますから、
そのことを反映した“一人で気分”というネーミングが秀逸だと思います。

肝心の中身ですが、
モデルが本気で感じており、マンコの奥に白いマン汁が滲んでいるカットがいくつもありました。

バイブ挿入時には、モデルは基本的に目を閉じていて、アヘ顔を見せているのですが、
表紙で見せている表情と比較すると、あまり魅力的でないことが少し残念でした。

それから、陰毛の存在感がかなりありまして、
マンコ左右に繁った後、最終的にはアナルを超えたあたりまでチョロチョロと生えています。

ところでモデルの娘さんですが、表紙と中身ともに笑顔はありません。

バイブを挿入しながら、
またマンコを広げながら笑顔になるというのは不自然かもしれませんが、

多くのビニ本では、開脚しながら笑顔を見せているケースも少なくありませんので、

笑顔がないのが逆に不自然に映ったりもするわけです。

ところで、当時のオレンジ通信ではかなりの高評価でした。

以下、紹介文の一部です。

“~カメラ前に尻突き出して、おまん♥丸見せカットも生々しく、
これまた千摺度充実の佳作裏本なのでした。”

さらに以下が、添えられていた見出しです。

“ドバッとめくれあげた局部の中からは、愛液しとどの白いモノが…。
寺島まゆみちゃんのそっくりさんですね。91点”

懐かしい名前が出てきました。“寺島まゆみ”です。

昭和オヤジの方々にはお馴染みかと思いますが、かつて活躍したロマンポルノの女優さんです。

私は当時、中高生の例に漏れず、
「鶴光のオールナイトニッポン」をよく聴いていましたが、

寺島まゆみがゲスト出演した回を聴いたような記憶があります。

ラジオで声を聴いてからしばらくして、「映画の友」というエロ本で初めて
姿を見ました。


裏本の話から脱線しますが、いろいろ思い出したことを以下に書きます。

寺島まゆみが掲載されている号ではありませんが、
「映画の友」は私が初めて買ったエロ本です。

ご存じの方には説明不要でしょうが、
日活ロマンポルノの写真で構成されている内容のアダルト雑誌です。

ビニ本や裏本と同じ、A4という比較的大きな判型の雑誌で、
写真が大きくて迫力があり、とてもエロいのですが、買うのに相当勇気が必要でした。

そのため、近所の人に見られたら困るとか、
そもそも私が18歳未満だから店に人に怒られるのではないかとか、

いろいろと考えてしまったこともあって、
近所の本屋で買うのは最初から諦めていました。

近所の本屋はほぼ毎日行っていましたので、顔を覚えられているというのもありました。

結果、自宅からかなり離れた本屋まで買いに行きました。

たしか自転車で、往復2時間近くかけて高知市内を横断したように記憶しています。

「映画の友」でなくても、女の人の裸が載っていれば何でもいいと思っていましたから、
目に付いたエロ本を即レジに持っていき、入店から退店まで電光石火の早ワザでした。

とはいえ私は、小学6年生のときに大学生と間違われるくらいの老け顔でしたので、

こと、中高生のときにエロ本を買うことにおいては、
ほかの人よりもアドバンテージがあったのではないかと思います。

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