おとなの妄想くらぶ

2021年02月

めまい_01

ビニ本「めまい」(徳学企画)1985年(昭和60年)12月頃発売

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単体のビニ本です。

ルックス的にはあまり良くないのかもしれませんが、
愛嬌があって、全体的にエロい雰囲気のする女の子です。

まず、オレンジ通信の紹介文の一部です。

“大柄で長身、だけどオッパイのないという難点を除けば、見せまくっている一冊であります。”

また、添えられている見出しが以下です。

“単発ビニール黄金期の一冊だ。
ベール被せれば、あとは何をしてもヨイという、懐かしき時代。勿論、当時のまま81点”

どうやら再発のビニ本のようです。

オレンジ通信に書かれているように、“見せまくっている一冊”でして、
印刷上の消しはまったく入っていません。

スケパンとベール越しにマンコが丸見えになっています。
一部、網タイツ直ばきもありました。

オレンジ通信では、肉ビラの肥大についても触れられていて、
男性体験またはオナニー体験の多さを想像されていましたが、たしかに肥大しています。

陰毛が薄いこともあり、肥大しているところがよく見えますから、
余計にハミ出しているような錯覚もあるのかもしれません。

陰毛の話を出しましたので、陰毛について書きますと、
かなり薄いほうだと思います。

恥丘付近のみに生えていて、面積の小さい逆三角形をしています。

私が冒頭に、エロい雰囲気と書いた理由は、
実はこのマンコといいますか、股間の造形によるところが大きいです。

具体的な説明が難しいのですが、
マンコ左右の肉が厚ぼったいのに加えて湿り気がある感じに見えます。

あと、開脚したり、四つん這いになったり、片足だけを高く上げたり、

いろいろなポーズでマンコを見せてくれているところも良いです。

いろいろな角度から、いろいろなマンコの表情を鑑賞できます。
陰毛が薄い女の子ならではの楽しみ方だと思います。

というわけでして、
マンコのヒワイさが目立っていることもあり、私の評価は高いです。

好みが別れそうなオバQ顔も、途中から可愛く見えてくる始末です。

それから、おっぱいは小さめですが、
お尻のボリュームはかなりある感じでして、スタイルは良さそうです。

さらにいうと、乳首が小さめなところも、
タラコ唇とのギャップありということで興奮ポイントだと思います。

上目づかいで少し微笑んでいる顔がとても可愛いので、
そのカットを表紙に持ってくればよかったのにと思ってしまいました。


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誘惑の花_01

ビニ本「誘惑の花 田口ゆかり」(ユウキ企画)1986年(昭和61年)01月頃発売

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田口ゆかり出演のカラミビニ本です。

裏本からの再生ですが、何冊かの寄せ集めになっています。

過去のオレンジ通信で調べてみますと、

「NICE SHOT ないす・しょっと」「愛は私」「燈籠流し」あたりの裏本が、
メインで使用されています。

このブログで何度目かの田口ゆかりですから、加えて書くこともとくにないのですが、
とはいえ、見どころが3点ありました。

まず1点目は、尻から脚にかけてのラインがエロくて素晴らしいということです。

複数プレイで、ひとつのチンポをしゃぶり、もうひとつを手コキしているカットがあります。
田口ゆかりは、立った状態で上半身を屈ませて、その行為を行っています。

カメラは、その様子を横から写しているのですが、
このときの、田口ゆかりの尻と脚の肉付き具合が最高に良いです。

また別の場面では、“見返り美人”風というのでしょうか、

着ている浴衣をまくり上げ、生尻と脚が丸さらしになった状態で、
顔だけ後ろを振り返っている外撮りカットがあります。

カメラは背後から、その姿を捉えていまして、
ここでも尻と脚が素晴らしいです。意外と長い脚にも驚かされます。

私が脚と尻が好きというフェチ視点を取り除いたとしても、
かなり極上な尻と脚ではないかと思います。

続いて2点目は、最終ページの放尿カットです。
そのときの、田口ゆかりのとても恥ずかしそうな表情がとくに良いです。

全裸の状態で上半身を縄で縛られて、
背後から男に、開脚ポーズで抱えあげられての放尿です。


田口ゆかりほどのベテランで、プロ根性を持つモデルなら、
恥ずかしそうな表情は演技でも可能だとは思いますが、

私は勝手に、本当に恥ずかしかったのだろうと妄想して興奮してしまいました。

さらにいうと、
仮に演技だとしても、ファンに本当だと思わせる力量があるともいえます。

そして最後の3点目ですが、
実は私は、この3点目にもっとも心を動かされました。

それは、田口ゆかり本人とは直接関係がないのですが、
後半に掲載されている「田口ゆかりへ愛を込めて」という思い入れたっぷりなページです。

この文章がとにかく秀逸です。

構成としては、最初に田口ゆかりの着衣の外撮りカットがあり、
文章中心のページが3ページ続きます。

途中、挿絵みたいな感じで、裏本のカラミカットが挟み込まれてはいますが、
まるで週刊誌の記事ページのようなつくりでして、文字の量がハンパなく多いです。

内容はといいますと、ポルノカメラマン助手の“僕タン”のモノローグ形式で、
ビニ本撮影の一日が綴られています。

田口ゆかりとの待ち合わせから始まり、そしてカラミへと進行していくのですが、

カメラマン助手の僕タンが、男優として田口ゆかりと交わり、

その様子を順を追って克明に書いています。

少しポップなテイストなのですが、
文章のリズム感が素晴らしく、多少長くてもあっという間に読んでしまいました。

再生本とはいえビニ本で、
ここまで大量の文章が掲載されているページがあるものは初めて見ました。

また、そのモノローグとは別の場所に、ところどころポエムが載せられていましたが、
文章のリズム感から判断して、同じ人物が書いたものと思われます。

私は、こんなブログをやっているような人間ですから、
ビニ本や裏本を含めた、エロ本が大好きなのですが、

エロ本のなかでときたま、秀逸な文章に出会うことがあります。

スケベなことに関するコラムであったり、
エロとはまったく無関係なテーマだったりもするわけですが、

エロ本を開くときは、そんな体験を期待するよりも下半身的興味のほうが大きいため、
エロ本ではない本を読書するときと比較して、はるかに衝撃が大きいです。

今回の場合はビニ本でしたから、さらに衝撃は大きなものでした。

適度に軽く、書き手の思い入れたっぷりで、
なおかつ、読み手が実際に体験しているかのような現在進行形の展開具合などに、
感動してしまったほどです。

1986年当時、20歳前後の私ならば、パンツをおろしたまま絶句していたでしょう。

突然話は変わりますが、
単体のビニ本ではいつも触れている印刷上の消しについて書きます。

印刷上の消しはスミベタで入っていますが、
ストレスになるほどの濃さではなく、マンコ単体も、挿入されている部分も、
うっすらと見えているカットもありますし、丸さらしに近いほど消しが薄いカットもあります。

ちなみにオレンジ通信では高評価でした。以下、紹介文の一部です。

“~彼女のハイライト場面がうまくはさみ込まれていて、
とりわけ3P写真の効果的な使い方は特筆ものである。
わずかに消しはあっても、彼女の局部より流れ出た精液には驚いてしまうのだ。
バイブ挿入や陰唇開きも採用して憎い構成である。
ユカリスト以外の諸兄にも満足のいく傑作ビニ本である。”

さらに、以下は添えられていた見出しです。

“ゆかり姫の未公開フォトも折り混ぜて、これは裏本時代のダイジェスト再生である。
心のこもった一冊なのだ93点”


すべて裏本からの再生かと思っていましたが、どうやら未公開フォトもあるようです。

田口ゆかりへの強い思いが、傑作ビニ本制作へとつながったのでしょう。

そう考えると、
カメラマン助手の、思い入れたっぷりな文章に何ページも使った理由がわかります。

ところで、
これまで、このブログで取り上げました田口ゆかりのビニ本と裏本は以下です。

裏本「おもいで 田口ゆかり」
ビニ本「北の宿」(ミドリ書房)

もっと取り上げているかと思いましたが2冊だけでした。

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PANSY_01

ビニ本「PANSY」(マミー企画)1986年(昭和61年)02月頃発売

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単体のビニ本です。

クッキリと付いた、ビキニの日焼け跡にまず目が行きます。

日焼け跡が原因で、活発で元気で魅力的な女の子に写るのですが、
顔が真四角なのに加えて、大きいのが難点です。

さらにいうと、顔自体も好みが別れるところだと思います。

内容的には、スケパンとベールが使われていまして、
ほとんどのカットが網ベールでの開脚ポーズです。

基本的にはニコニコしていて愛嬌のある女の子で、
マンコを指で開いているときにも笑顔を見せています。

ちなみに、印刷上の消しはまったく入っていません。
ベールとスケパン越しにマンコが丸見えになっています。

マンコ自体は小さいですが、肉ビラが厚めなのと、
内部もかなり肉厚な雰囲気でして、いい感じで締め付けそうと妄想させてくれます。

また陰毛は、多少、逆三角形のかたちを残しながらも、長方形に近い生え方です。
平均よりも少しだけ濃い印象です。

マンコ左右にも少しだけ広がりを見せていますが、
邪魔になるほどではなく、またアナル付近は無毛でした。

ところで、オレンジ通信では以下のように紹介されています。全文です。

“陽焼け跡がクッキリの彼女の局部は、これまたクッキリなのでありました。
ただ、もういくらなんでも新鮮味は感じられませんねえ。”

それから以下が、添えられていた見出しです。

“もうこのコの本を見ない月がないくらいの常連ですねェ65点”

ほかのビニ本への出演もかなりありそうです。

少し調べてみましたが、オレンジ通信の昭和61年(1986年)01月号に、
彼女出演のビニ本「愛LOVE君」が紹介されています。

その見出しには、
“ビニール界ではお馴染みの水着跡クッキリ少女です72点”と書かれていました。

探せば、ほかにも出てきそうです。

ただ、同時期に何冊も出ているということは、
いちどの撮影で何冊も制作されていると思われますし、

ビニ本「PANSY」とビニ本「愛LOVE君」も、やはり同じカットが複数掲載されています。

そのことと、
ムッチリした身体以外、モデルが私の好みではないこともありまして、

あえて、力を注いで詳しく調べようとは思いませんでした。

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沙織_01

ビニ本「沙織」(発行元不明)1986年(昭和61年)02月頃発売

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単体のビニ本です。
美形でおっぱいも大きくてスタイルも良し。かなり魅力的なお姉さんです。

タイトルが“沙織”なので、普通に考えてモデル名だと思うわけですが、
中身を見ると、“宮崎友美”と書かれています。

ボディプレスには、
“これまた古い、スケパンからタンポンのヒモをのぞかせた下品なオメコ姿である。”
と書かれていますし、

また、オレンジ通信では、
“懐かしのビニールの香りが漂ってくる再生本です。”という記述もあります。

表紙替えの再生本のようです。

表紙に写っています網タイツのほかに、スケパンをはいてのマンコ見せがメインです。


ボディプレスの記述にありますように、
タンポンのヒモが飛び出しているカットが複数あるのですが、

思春期男子なら、これは何だろうとイタズラで引っぱりたくなると思います。

タンポンのヒモが出ているのを含めて、私の評価は高いのですが、
高い評価の原因は、お姉さんのスタイルの良さに尽きます。

とくに、前に飛び出していてハリのあるバストは、
ずっと見ていられるほどの素晴らしさです。

貝殻ビキニを披露したころの武田久美子を彷彿とさせますが、
武田久美子のおっぱいが少し垂れ気味なのに対して、

“沙織”さんのバストは、それに“ハリ”を注入したような理想的な造形をしています。

それから、おっぱい全体に占める乳輪の大きさ、
さらには乳首とのバランスも、絶妙というか美しさすら感じさせます。

再度オレンジ通信ですが、
“少し馬ヅラですが、プロポーションは抜群の女の子。”とも書かれています。

たしかに馬ヅラに見えるカットもありましたが、
ほぼ気になりませんし、馬ヅラのマイナスポイントを払拭したうえで、

あり余るほどに、スタイルが極上です。

改めて見ると、ウエストのクビレも見事です。

ここまでスタイルが良いと、どんなヒップなのか確認したくなるのですが、

数少ない“お尻カット”から、おっぱいほどではないにしても、
いい感じのハリを思わせるヒップのように見えました。

ところで陰毛ですが、そこまで濃くはなく、
恥丘を中心に、生えている面積も決して広くはないのですが、

長毛タイプなので存在感はありました。

またマンコですが、少し肥大気味な肉ビラがハミ出しているタイプです。
タンポンのヒモ同様に、引っ張ってみたくなります。

本当に引っ張ると、いい感じで伸びそうな肥大具合ではないかと思います。

ところで、印刷上の消しですが、
マンコ内部が見えそうなカットに、ピンポイントで入っているのみでした。
点数でいうと2カットです。

まとめると、スタイルも抜群で顔も美形。ビニ本モデルとしては高レベルの部類だと思います。

良いビニ本に出会えたと満足した一方で、

マンコから飛び出しているタンポンのヒモが、なぜ2本なのかずっと気になっていました。
輪になっているようにも見えます。

ちなみに私、当たり前ですがタンポンとは縁がないのでまったく詳しくありません。

そこでネットでいろいろ調べましたところ、ヒモが1本のタイプはもちろんですが、
ヒモが2本出ているタイプもありました。

というわけでして、はからずもタンポンについて少し詳しくなりましたが、
それが良いことなのかどうかは微妙なところだろうと思います。

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まり子_01

ビニ本「まり子」(みつば巧房)1984年(昭和59年)11月頃発売

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単体のビニ本。内容は、スケパン越しのマンコ見せがメインです。

表紙を見たとき、松田聖子に似てかわいい女の子だと思いました。

しかし中身を見ると、
表紙と同じくらいかわいく写っているカットもあるのですが、

アゴがしゃくれ気味なのに加えて、顔が長く見えるカットも多数あり、
松田聖子に似ているという印象は薄らいでいきました。

表紙は、いわゆる“奇跡の一枚”だろうというわけです。

とはいえ、いちばん良い写真を表紙に持ってくるのは、
ビニ本制作業者としては、正しい姿勢です。

それはともかく、改めて誰かに似ていると思いながらページをめくっていきました。

左右の目の距離が近いのと唇の感じ、それから多少のしゃくれ…。

「いつやるの?…今でしょ!」の予備校の先生に似ています。

横顔など、かなり似ています。

そうなると、もう林先生にしか見えなくなり困ってしまうのですが、
インターバルをとる意味で、オレンジ通信の紹介文に目を通しました。

内容的には、私の第一印象とは真逆です。以下、紹介文の一部です。

“こういうBUSUを好きな人々はたしかにいる。世間には、一五〇人ぐらいはいるにちがいない。
(中略)スケパンだって昔気質の保守反動路線。当局はよろこぶかも知れないが、
やはり救いのない一冊だ。まり子よ、ケジメなさい。”

クリクリとした目がキュートですし、
実年齢も若いと思われるのですが、モデル自体の評価はとても低いです。

それから、おとなしめなマンコ露出も低評価の原因のひとつとなっています。

ベールが使用されておらずスケパンのみなので、1980年代半ばのビニ本としては古さを感じます。

とはいえ、印刷上の消しはまったくありませんし、
スケパン越しにマンコも見えています。

ただ、スケパンの生地が厚いのか、それともカメラ技術が悪いのか、
マンコがはっきり見えていないカットも多々ありました。

ちなみにマンコですが、キレイな縦スジでして、
肉ビラのハミ出しはほぼありません。

縦スジの左右の肉がぷっくりしている光景は、かなりソソられます。

このタイプのマンコだと、パイパンなのがもっとも相応しいと思うのですが、
残念ながら、陰毛は手入れされた形跡がなく生え散らかされています。

しかし、マンコの下半分とアナル周辺は、チロチロ程度でほとんど生えていませんでした。

ところで、
中身に、“まり子ちゃん”が大股開きした状態で、音楽雑誌を読んでいるカットが一枚ありました。

「ROCK SHOW」というタイトルの洋楽の専門誌です。
表紙に、“期待の新星 カジャ・グー・グー”、“デュラン・デュラン”、
“カルチャークラブ”という文字が踊っています。

さらに、カジャグーグーのボーカルらしきメンバーのひとりが全面に掲載されています。

表紙の雰囲気から察するに、
ビジュアル重視な洋楽バンドを、アイドル的な扱いで取り上げた雑誌のようです。

それを見ながら記憶がよみがえりましたが、
私は、カジャグーグーの大ヒット曲「君はTOOSHY」が大好きでした。

昭和の後期、
次世代のメディアといわれていたCDに、レコードは駆逐されていきました。
レコードに比べて、CDは扱いが格段に簡単だからというのもありました。

レンタルレコード店のレコードが店頭で投げ売られていたのを思い出します。

LPは最安で100円以下、シングル盤は10円とかで売られていたこともありました。

安かったので、手当たり次第に買っていたのですが、
カジャグーグーのアルバムも、そのころ確か100円で買ったような記憶があります。

そして時代を経て令和のいま、
CDよりも音が良いという話もあるようで、レコードの存在感が逆に増しています。

その一方で、音楽はダウンロード配信が中心になりCDは消えつつあります。

ところで、懐かしくなった私は、
さっそくユーチューブで「君はTOOSHY」を見ました。

雑誌の表紙に載っていた、ボーカルだと思っていたメンバーは、
ベースのようなものを持っていて、メインボーカルではありませんでした。

雑誌の表紙に単独で載っていることを考えると、
当時の若い女の子にはいちばん人気だったのかもしれません。

ビニ本とまったく無関係な話に着地してしまいましたが、
このまま終わりたいと思います。

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