おそらく現在も認識はそんなに変化していないと思いますが、
私のような昭和世代にとって、テニスというスポーツは、
明るくて爽やかなイメージが強いです。
活発で明るい女の子が取り組むスポーツの代表格がテニスです。
そのため、このお姉さんからテニスのイメージがまったく漂ってきません。
整った顔立ちで美人だと思いますが、
表情が暗いのに加えて、場末のスナックがよく似合うような疲労感が顔に滲み出ています。
中身に、テニスウェアを着たカットが10点ほどありまして、
そのうちの2、3点は少し微笑んでいる表情をしているのですが、
爽やかな印象は受けません。
しかもテニスコートではなくて、
ビルの屋上と、それに続く非常階段と思しき場所です。
いろいろな意味でミスマッチだと思います。
ところで、「テニスガール 真梨子」は単体のビニ本です。
バイブやオモチャの類いは登場しませんし、ベールも出てきません。
マンコ隠しに使われているのはスケパンがメインですが、
全裸のシャワーシーンでは、シャワーの水で隠してもいます。
ちなみに印刷上の消しは一切なく、
スケパン越しにマンコが丸見えになっていて、肉ビラは左右ともそこそこ肥大しています。
勝手な偏見ですが、このマンコからも、テニスにつながる爽やかさは感じられません。
また、乳輪は小さいのですが、乳首は大きめです。
肉ビラの肥大に大きめ乳首…経験の豊富さを感じさせますが、
大きい乳首は年齢的なものかもしれません。三十路に近いのかなと思ったりもしました。
それはさておきまして、以下はオレンジ通信の紹介文の全文です。
“もうすでに引退してしまった、根暗GALの古紙再生本。
スケ度はかつての消しを失くして、まぁまぁなのですが、やはり古いセンスは隠せませんね。”
この中には、重要な情報が含まれています。
それはかつてのビニ本を再生して発売する際に、
元本だと入っていた消しを失くして発売しているということです。
1991年(平成3年)、樋口可南子の写真集「Water Fruit 不測の事態」が発売されたことで、
事実上のヘア解禁となったことはよく知られている事実ですが、
以後、かつて局部に印刷上の消しが入っていたものを、
“ヘア解禁”後の基準で再発する動きが見られました。
いま思いつくものだと、川上麻衣子や洞口依子の写真集などがそうです。
それと同種類の動きが、1980年代半ばのビニ本業界にもあったということです。
1980年代半ばのビニ本は、一部の例外を除いて、
ほぼスケパンやベール越しにマンコが丸見えの状態でしたから、
時期として、たとえば1980年前後に発売された消し入りの過去ビニ本を、
“1980年代半ば”基準に合わせて再発したということです。
とはいうものの、
1980年前後に発売された、印刷上の消しが入っているビニ本でも、
マンコが確認できるものも少なくなかったと思いますから、
陰毛がまったく見えない状態の、タレントや女優の写真が陰毛丸さらしで再発されるのと、
うっすらとマンコが確認できる状態の、
ビニ本ギャルのマンコが丸さらしで再発されるのとを比較した場合、
どちらが嬉しいかといえば、前者を選ぶ人のほうが多いような気がします。
-----------------------------------------------------------------------------------------------