おとなの妄想くらぶ

2020年11月

制服シリーズ Vol.2 看護婦編 白衣の天使_01

裏本「制服シリーズ Vol.2 看護婦編 白衣の天使」1986年(昭和61年)10月頃発売

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今回は久しぶりに裏本を取り上げました。

風俗嬢が強引にナースコスプレをしているようにしか見えませんが、

愛嬌があって敏感そうな娘さんです。

当時のオレンジ通信では、

“いかにも看護婦フウな御面相と体型の〝薬丸〟ちゃんですね。~” と書かれていました。

モデル名が、“薬丸”というのかなと思い、いろいろ調べましたが見つからず…。

普通のエロ本とかで、有名なモデルさんなのかなとも思いましたが、
改めて表紙を見て納得。

彼女が胸に付けているバッジに、“実習生 薬丸”と書かれています。

文字が小さくて最初はわかりませんでした。

せっかく細部までこだわったナース姿なんですが、
表紙と裏表紙を含めても、ナース姿の写真はわずか4枚しかありませんでした。

残りはすべて全裸です。

メニューとしては、バイブ挿入やフェラ、それに顔面発射など、
ひととおりの裏本プレイがありますが、

目を引くのは、男がふたり登場することです。

つまり3Pがあるのですが、
ひとつのチンポをしゃぶり、もうひとつを挿入されるという、オーソドックスな3Pです。

女性上位で下からチンポを挿入されている場面があり、
そのときにもひとりの男が背後から、
バックの態勢でチンポをねじ込んでいるカットがひとつありました。

マンコにチンポが2本も入っているわけで、
仰天カットなのですが、チンポとキンタマが邪魔になってよく見えず、
本当に2本入っているのかどうかわかりませんでした。

結合部分に近いところは、
ひとりのチンポの上に、もうひとりの男のキンタマが乗っかっています。

結合部はそれらに隠れてまったく見えないため、
萎えるのはもちろん、滑稽にすら見えてしまいます。

ところで、“実習生 薬丸”さんですが、

顔は美形ではないし、取り立てて可愛くもないのですが愛嬌はあります。

加えて、バストは適度な大きさ、乳首はピンク色なので悪くありません。

さらに若くて肌もツルスベな感じです。

また、しっとりとしたヒワイなマンコをしていまして、
感じやすいということだろうと思います。

陰毛は標準的でマンコ周辺にもチロチロと生えています。

また彼女の場合は、アナルをいじられることが多いのか、
それともアナルセックスの経験者なのか、やや脱肛気味です。

バックでマンコにチンポを挿入された状態で、アナルに指を入れられているカットもありました。

それから、バスタブの上にまたがった状態で、放尿っぽいカットがあります。

オシッコが少量過ぎて、最初はシャワー直後の水が垂れているだけと思いましたが、

滴り落ちている水流がやや黄色がかっているため、排尿だと判断した次第です。

このとき思い切り脚を広げたM字になっているのですが、

放尿よりも、盛り上がったアナルが気になってしかたがありませんでした。

全体的には、プレイも激しくて高得点な裏本だと思います。

内容的なことは、だいたい以上なのですが、

実は、この裏本「制服シリーズ Vol.2 看護婦編 白衣の天使」、
気になって仕方がないところがありまして、それは本の装丁に関することです。

ふたつあります。

ひとつめは、多くの裏本やビニ本とは異なり、左開きであることです。
日本語の本はたいていの場合、縦書きを基本としていますので、ほぼ右開きです。

そのため、中身に文字がない
裏本やビニ本も右開きです。


写真が多いグラビア雑誌や、また写真集も右開きが基本です。

しかし、
裏本「制服シリーズ Vol.2 看護婦編 白衣の天使」は左側が綴じられていまして、
左開きになっています。

左開きにした理由は不明です。

さらに、ふたつめの気になる点は、裏本にはめずらしくカバーがついているのですが、

そのカバーの裏に印刷されているのが、なんと別の裏本の表紙です。

具体的には裏本「愛の園」でして、

以前に取り上げました、裏本「ミスティブルー」の再生本です。

また、カバーを外した本来の表紙と裏表紙にも、
裏本「愛の園」出演のモデルのカットが印刷されています。

これは理解に苦しむところです。
裏本業者が依頼した印刷所が同じとか、そういう理由でしょうか…。

またカバーは端が本体に糊付けされていて、袋とじのような状態になっています。
取り外すことは可能なのですが、無理にはがすと汚くなってしまうので、

上下の隙間から覗いて確認しました。

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絵理子の恥部が見える_01

ビニ本「絵理子の恥部が見える」(アド企画)発売時期不明

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手元の資料で見当たりませんでしたので発売時期不明としましたが、
1980年代前半頃の発売と思われます。

単体のビニ本でして、
出演は、タイトルにあるように“絵理子”ちゃんです。

全裸でテニスラケットを持っている写真が表紙に掲載されていますが、

テニスコートを背景にしてポーズをとったり、
テニスウエアの下にスケパンを履いて、野外で股間を露わにしたりしています。

そんなわけで、
“絵理子”ちゃんは、大学のテニスサークルに入っているテニスギャルという雰囲気です。

本物の女子大生のようにも見えます。

顔はアイドルチックで可愛いですし、脚が長くてとてもスタイルが良いです。
加えて美乳で、乳首もピンク色です。

背後からのカットは少ないのですが、お尻の形も理想的な感じでした。

ちなみに印刷上の消しは、入っているカットと入っていないカットがあるのですが、
入っていないカットに関しては、スケパン越しにマンコが確認できます。

陰毛は薄めで恥丘部分に集中。また肉ビラは少し肥大が見られるものの、
“絵理子”ちゃんのキュートさを、すべて台無しにするレベルの肥大ではありません。

ところで、ビニ本「絵理子の恥部が見える」には、
自販機本を想像させる、“絵理子”ちゃんの告白調の物語が掲載されています。

それによると、“絵理子”ちゃんの初体験は、テニスクラブのコーチ。
足が長くて素敵な男性で、“絵理子”ちゃんのほうが一目惚れだったとのことです。

しかしコーチはプレイボーイで、同じサークルの複数の女性と深い関係になっているのだとか。

そのことを知った、“絵理子”ちゃんは、

「~すごいショックだったけどいいのどうせラブプレイだとわりきってるから。」

などと告白しています。

また後半には、
もしも、スケパン&ノーブラでテニスをプレイしたら、
上と下に、男たちのスケベな視線を感じてマンコが濡れてくるかも…

という内容のことも書かれています。

もちろんですが、“絵理子”ちゃん本人の本物の告白ではありませんし、

本当だと信じて読む読者もいないわけですが、

自販機本に掲載されている破天荒で暗いポエムに比べたら、
明るいし、本当にありそうだと思わせる内容のお話だと思います。

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CRY_01

ビニ本「CRY クライ」(飛鳥書房)1986年(昭和61年)01月頃発売

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単体のビニ本です。

1980年代後半に、BaBe(ベイブ)という女の子ふたり組のアイドルがいました。
その背が高いほうに少しだけ似ています。丸顔でないほうです。

顔は可愛らしい感じの娘さんで、笑顔も自然です。
撮られることに慣れている雰囲気もあります。

また、年齢も若く、ハリのある身体ではありますがバストが小さいのが難点です。

ムネは小さいのですが、バストを晒している全カットで乳首はビンビンにボッキしています。

ところで、当時のオレンジ通信では、

“~一ページ全部をおまん♡写真に費し、
果ては見開き二ページを埋めつくしたおまん♡写真も登場しているのだ。~”

と書かれていて、“再生本とはいえ、これは一見に値する一冊である。”と締めくくられていました。

ベール越しではありますが、マンコドアップのカットが複数確認できますし、

見開きページのドアップだと、実物大の2倍以上の大きさで
マンコが掲載されています。


ちなみにバイブの登場などはなく、モデルがポーズをとっている写真が続くのみです。

またオレンジ通信に、陰毛が逆立っているとの明記もありましたが、
逆立ってるのに加えて、とても濃いです。

恥丘で逆立った陰毛は、そのままマンコに流れて膣口を取り囲むように生えています。

そして、そのあとアナルのほうにまで自生しています。

ただ、面積はそれほど広範囲ではなくて、恥丘の中心付近に生えている程度でした。
広範囲でないところに密集しているので、濃く見えるというのもあるかもしれません。

印刷上の消しですが、表紙以外はマンコドアップにほんの少し入っているのみです。
それも一か所だけなので、裏本と変わらない露出度です。

残念なのは、網ベールのほうにピントが合っていまして、
せっかく丸見えなのに、ところどころマンコがピンボケになっていることです。

ちなみにマンコですが、肉ビラの肥大がけっこう進行している感じでした。

それから、
基本は、全裸+ベールなのですが、


ウエディングドレス風の衣装を着たカットや、
サングラスをかけてタバコを咥えたり、バラの造花を咥えた全裸カットが唐突に出てきます。

あと、最終ページに、ビキニのブラだけを着けたカットも出てきますが、

展開とは無関係に無理矢理挟み込んだ感じがありまして、あまり効果的とは思えませんでした。



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ときめき_01

ビニ本「ときめき」(コトブキ企画)1987年(昭和62年)12月頃発売

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アイドル顔の魅力的な娘さんです。
おそらく年齢も若いですし、ぷくっとしたホッペもキュートです。

ピンポンパンのお姉さんだった酒井ゆきえを、ちょいワルにしたみたいな雰囲気もあります。

単体のビニ本のように思いましたが、男優が登場します。ただし、チンポの挿入はありません。
マンコに指を入れられるのと、自らの手によるバイブ挿入がある程度です。

それからフェラが1カットありました。

印刷上の消しはありますがとても薄く、マンコ内部まで確認できるカットもあります。

バストは小さめですが、お尻のボリュームとか、太ももはムッチリしていてソソられます。

また、具が多いというのでしょうか、膣内の肉がたっぷり詰まっている感じで、
気持ち良さそうな挿入を実現してくれそうで、とても興奮を誘います。

膣内の具もピンク色ですし、小陰唇も小さくて、全体的にキレイなマンコです。

それから、ホクロがアナルの周辺に3つ、
そのうちひとつはシワの上にありまして、モデルさんの秘密を知った気持ちになり興奮します。

また、
モデルが色白で肌がツルスベなのも興奮を誘うポイントだと思います。

陰毛は平均的な濃さでして、
恥丘の比較的広い範囲に生えていますが、マンコ周辺やアナルには生えていません。

それとは裏腹にといいますか、短めですが黒々とした腋毛が確認できるカットが複数ありました。

フェチな私としてはとても嬉しい大興奮ポイントです。

ところで、当時のオレンジ通信には、“化粧の仕方が水商売しています”と書かれていました。


たしかに、実際水商売で働いている雰囲気を濃厚に感じますが、

それよりも気になったのはヤンキーっぽい眉毛です。

そのため、不良少女から水商売へ直行したストーリーが思い浮かびます。

普通なら、オタクの私とルックス極上なヤンキー娘との接点など皆無ですが、

ヤンキー娘が、

水商売、また風俗などで働いているとなれば接点も可能かと、倒錯した妄想がふくらみます。

ちなみに、バスルーム内での放尿カットがあるのですが、
立ちポーズで片脚を上げた状態での排泄です。


モデルが片脚立ちしているため、男優が身体を支えているのですが、
その手が恥丘を押さえていて、結果的に
モデルがクリを剥かれた状況下での排尿になっています。


薄い消しの向こうにクリが確認できます。

モデルの恥ずかしそうな表情と、
無色透明に近い
おしっこが太い線になって滴り落ちている光景は、かなりヒワイです。

ところで、ビニ本「ときめき」が発売された1980年代後半ですが、
ビニ本業界は斜陽もいいところでして、
ほとんどが裏本からの再生か、複数モデルを寄せ集めた合本でした。

そんななかにあって、
ビニ本「ときめき」に関しては、新作とか再生とかの情報は書かれていませんでしたが、

過去のエロ本を探しましたところ、
「裏本大全集 444冊完全載録」(1984年、東京三世社)に元本が掲載されておりました。

元本は裏本「初夏」です。
奥出哲雄氏の解説によると、1983年(昭和58年)の初夏に人気のあった1冊とのことでした。

当然、再生本のビニ本「ときめき」と同じく、
本番はなくてバイブ挿入とフェラがあるのみという内容です。

また、裏本「初夏」と同ページに、彼女の2作目の裏本「愛の契り」が掲載されていまして、
裏本「初夏」が出た約1か月後の発売とのことでした。

ちなみに裏本「愛の契り」も本番はなさそうでした。


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月光_03

ビニ本「月光」(若葉商会)1984年(昭和59年)12月頃発売

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前回の記事、ビニ本「月光」若葉商会(前編)の続きです。

前回は、和服についての無益な考察を書きすぎてしまいましたが、
今回は、ビニ本「月光」の内容に触れていきたいと思います。

前回書きもれていましたが、ビニ本「月光」は単体のビニ本でして男は登場しません。

トップ画像は、表紙をめくった左側のページです。

ファンの人から怒られるのを承知で書きますが、
大女優・大原麗子をちょっと劣化させたようなルックスです。つまり美人さんです。

ちなみに右側のページ、つまり表2には、文語体の散文が書かれていて、
和風なテイストを強化させることに役立っています。

それに、中身のところどころに、春画が掲載されていまして、
これも同様に、和風テイストを助長しているのですが、

興奮を誘うかどうかは微妙なところだと思います。

モデルさんの話に戻りますが、美人でスタイルは良いです。

全体的にムッチリ感はありませんし、バストも大きくはないですが、
ウエストが締まっていてプロポーションはとても良いと思います。

顔が美形なのに加えて、色っぽさもあります。

服装ですが、前半は和服にスケパン、
後半は、和服とスケパンも脱いでおり全裸に赤い長襦袢という格好です。

最後の数カットで、キャミソール+スケパンという格好になり、
そのときは髪をおろして現代風になっていますが、

ものすごくイイ女に見えます。

プレイ内容ですが、バイブが登場します。
コンドームを被せたバイブを自らマンコやアナルに突き刺しているカットが数点あります。

消しはほぼ無いも同然で、マンコ丸見えのカットも複数確認できました。

それから、いまさらですが、
和服にスケパンという組み合わせはインパクトあります。

前回の記事で、
わざわざモデルに和服を着させる必要はないのではないか、

つまり和服のビニ本とか裏本に対して否定的なことを書きましたが、

改めて内容を追っていきまして、

和服を経てのキャミソール+スケパン、
または和服+スケパンなど、ギャップ的なエロで私のテンションが上がったのも事実です。

そういう意味でいうと、全否定しなくてもいいかなと少し思いなおした次第です。

ところで、当時のオレンジ通信では以下のように書かれていました。

“旧作とはいえ、よくもこれだけ見せきってしまったと感心の一冊。
アナルバイブの見開き写真で、最低一回は千摺れるのだった。”

一方、ボディプレスでは以下の一文が見られます。

“~この本が残ネガ物か新作かはちょっとわからないのですが、
ムカーシのモデルさんであることは本当なのです。~”

消しが薄いのと、昔のモデルということがメインに語られていますが、
モデルの容姿についての記述はありませんでした。

ボディプレスはさらに以下のように続いています。

~頭の弱いコで、気質が良くて、きっとみんな乱暴狼藉をはたらいたんでしょうね。~

この決めつけた辛口批評は、壺山貴史氏かなと思ったのですが、ラッシャーみよし氏でした。

それはともかく、ビニ本「月光」は旧作とのことでしたが、
かりに新作だとしても、
和服バイアスによってどうしても古臭く見えてしまうのでしょう。


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