おとなの妄想くらぶ

2020年10月

マドンナ_01

ビニ本「マドンナ」(ライムライト)1985年(昭和60年)10月頃発売

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表紙を見たとき、アイドルか女優がビニ本に出演していると思い驚きました。

それほどまでに極上なルックスの女の子です。

しかも、
表紙がいちばん可愛くなく写っていて、それでこのレベルです。

若いときの小林麻美をエロカワにして、
なおかつ、ぽっちゃりさせたみたいな雰囲気の美人さんです。

当時のエロ本ライター陣にも驚きをもって受け止められたようでして、

オレンジ通信には、
「~溜息が出てしまいますなあ。実に理想的なビニギャルなのだ。」とまで書かれていました。

さらにモデルに関しての情報がまったく出てきてないらしく、

「この娘、ビニールのみにしか出演しておらず、まったく業界外の謎の少女、
略歴不詳だったんですネ。」

とも書かれています。

ここまでルックスが良いと、
アダルトビデオへのオファーもありそうですが、ビニ本以外の媒体への出演はないようです。

さて、内容ですが、通常のビニ本でして、
外撮りのあとでホテルに入り、着衣→着衣パンチラ→スケパンと続きますが、

全裸シーンや、オモチャの類いの登場はありませんでした。

かなりソフトな内容なうえに、消しが濃すぎて、スケパンの中身が何も見えません。

オレンジ通信でも、消しの濃さが問題視されていまして、
モデルが極上にもかかわらず総合点は100点満点で50点でした。

ちなみにモデルの女の子は、美人なのに加えて、
おっぱいが大きくてとてもキレイなかたちをしています。

乳首も小さめでピンク色ですし、肌も色白でキレイ。
顔だけでなく身体も極上の娘さんです。

ここまで上質なモデルさんだと、
ほかの出演作とかを含めて、いろいろ知りたくなってくるのですが、

そう思いながら何度も中身を見ているうちに、何となくですが違和感を覚えました。

それが以下のふたつです。

ひとつは、冒頭の外撮りカットです。
表紙から1ページめくった、表2から次の3ページ目が外撮り写真になっているのですが、

ここに写っている車と彼女の服装に、1970年代テイストが感じられます。

またふたつめですが、発売時期が1980年代半ばのビニ本だと、
ベールがひとつくらいあってもよさそうなものですが、全部スケパン着用です。

以上のふたつの点から、1985年発売ではなくて、
1970年代終わりから、1980年代初期にかけて発売されていたものを、
再発したものではないかと思ったわけです。

しかし、そう思う一方で、昔の本の再発ではないかもという気持ちも消えませんでした。

その理由を以下に書きます。

表紙の赤いトレーナーのブランドは「HANG TEN」です。
ロゴが見えている着衣カットが、中身で数点使われていますから間違いありません。

ファッションに疎い私でも、このブランドは知っています。

「HANG TEN」のトレーナーに、娘さんのセミロングのヘアスタイル。
テニスサークルに入って青春を謳歌していそうに見えます。

バブルへ向かう80年代半ばの女子大生というイメージです。

というわけで、80年代初頭に発売されたものの再発か、
それともやはり85年の発売かはよくわかりませんでしたが、

何度もページをめくって見ていると、さらに発見がありまして、

外撮り写真に、銀行か信用金庫かわかりませんが、金融機関の外壁が写り込んでいます。

写り込んでいるというか、金融機関の前でモデルが立っているところを写しているのですが、

金融機関の外壁にポスターが貼られています。

どんなポスターかといいますと、
そこに「給与振込はハートの●●」(●●は漢字2文字ですがぼやけていて読めず)と書かれていて、
その隣にテニスの格好をした女の子がラケットを持っています。

おそらくは、
「給料のやり取りを銀行でお願いします」ということを促進するためのポスターだと思います。

ある程度以上の年齢の方だと覚えがあるでしょうが、
当時、給料は、金額分の現金紙幣と硬貨を毎月会社から手渡しされていました。

給与手渡しだったのが銀行振込になったのはいつからだろうと思い出そうとしましたが、
少なくとも私が学校を卒業して、会社員になった1990年にはすでに手渡しではありませんでした。

では自分の父親はどうだったのだろうかと思い出しますと、
父親は零細企業の会社員でしたが、
1980年代の半ば頃まで手渡しでもらってきていたように思います。

大企業と中小零細では時期に隔たりもありますから、
結局のところ、ビニ本「マドンナ」の発売時期特定には役に立ちませんでした。

やはりオレンジ通信の情報通り、
1985年10月頃の発売というのが妥当な線かもしれないと思い直した次第です。

また、表紙の感じも、80年代半ばを彷彿とさせる“ヘタウマ”テイストではあります。

と、ここまで書いていましたが、新たな発見がありました。

「増刊 オレンジ通信 資料号 VOL.1」の冒頭に、同じモデルのビニ本が掲載されています。

それがビニ本「恋人」(企画室パンドーラ)です。

以下、紹介文の全文です。

“スケパン度は旧時代のものだ。しかし、それもそのはずなのだ。
あの一世を風ビした少女の復刻(有ネガ)本!!”

モデル名も不明で、どのビニ本に出演しているのかもわからないため、
調べようがありませんでしたから、たまたま見つけたわけです。

当時のアダルト雑誌を探れば、もっと出てくるかもしれません。

“一世を風ビした”と過去形になっていますから、
おそらくビニ本全盛の1980年代前半の発売で間違いないと思いなおした次第です。

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sugoj_01

ビニ本「sugoj:」(レミー出版)1985年(昭和60年)05月頃発売

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最初に、タイトルは何と読むのだろうかと思いましたが、
当時のアダルト雑誌には、「スゴイ」と書かれています。

モデルは美人でスタイルも良いです。
オレンジ通信と、ボディプレスの情報によると、

発売当時には、吉原のソープ嬢として働いていたとのことでした。

それ以前は、モデルをしていたようです。

ほとんどのマンコがスミベタで隠されていることで、
当時のアダルト雑誌では、裏本としての評価は低いのですが、

モデルの質はかなり良いと思います。

展開としては、スケパンでの開脚ポーズがメインです。

後半にTバックも出てきており、マンコに食い込んでいるのですが、

ハミ出しているマンコはスミベタで隠されていますので、
おぼろげに形状を確認できる程度でした。

ただし、一般的なビニ本と比較して、下着の種類は多いような気がします。

表紙で着用している青の下着のほかに、
中身では、白の下着、ピンクのスケパン、ピンクのTバックとバラエティに富んでいます。

それからワンピースと、ちょっとだけですが、黒ストッキングも出てきます。

また、気になるといいますか、一般的なビニ本と違うところがもう一点ありまして、
それは撮影場所です。

一般的なビニ本は、撮影場所はホテル内です。
ホテルに到着する前に、屋外で着衣カットを撮ったりすることもあるかもしれませんが、

だとしても、屋外カットはメインではありませんから、
ホテル内の代わり映えしない背景が続くことにまります。

しかし、ビニ本「
sugoj:」の撮影場所は、大きめな一軒家です。

コテージのような場所で撮影されたカットでは、
後ろに木々が写っていて、山の中の別荘という感じです。


通常のホテルよりも、はるかに広いためでしょう、
ポーズのパターンにもバリエーションが見られます。

というわけで、かなりお金をかけて撮影されたように思いますが、
当時のアダルト雑誌で酷評されていたこともありまして、

売上は良くなかったのかもしれません。

ところで、当時のアダルト雑誌では、
マンコが消されてぜんぜん見えていないという記述が見られましたが、

実際は、スミベタの薄いところもちらほらありまして、
陰毛やマンコ形状を確認できるカットも何点かありました。

陰毛はかなり薄めで、恥丘部分に少し生えている程度です。
頑張れば、本数を数えることもできるかもしれないと思わせる茂り具合です。

またマンコですが小さめで、肉ビラもハミ出していません。
いい具合に締め付けてくれそうです。

ソープ嬢とのことでしたので、スケベな妄想が広がります。

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いちねんせい_01

ビニ本「いちねんせい」(飛行船)1985年(昭和60年)11月頃発売

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モデルのルックスも、そしてビニ本のタイトルも、
明らかにロリコンをターゲットにしています。

10代、20代の頃の私は、
普通の人から見たらロリコンと呼ばれても仕方がないくらい年下の女の子も、
興味の対象に入っておりました。

巷にロリータ写真があふれていたこともあったのかもしれません。

しかし年齢を重ねたいまは、異性の好みがかなり変化しました。自分でも驚いています。

性癖とか好きなものは、生涯変わらないと思っていたからです。

性癖が変化した原因についてですが、
2000年以降、エロ業界で、熟女ブームがあったということとは無関係だと思っています。

なぜなら、たくさんのロリータ写真に触れた多感な思春期とは違って、
年齢を重ねたことで、外部刺激への反応が当然鈍くなっているからです。

鈍くなっているので、影響を受けるはずはないと考えたのですが、
それはさておきまして、

女性の好みに関していいますと、

具体的には、より大人で、多少ケバい女性に好みがシフトしました。
これに関しては自分なりの分析があります。

ただし、裏本やビニ本の話とは無関係になりますので、
いつかの機会に書いてみたいと思っています。

そして、今回のビニ本「いちねんせい」ですが、
ロリコン気味だった、若い頃の私でも、触手が反応しないルックスです。

見ようによってはキュートで、
シブがき隊のふっくんを彷彿とさせる顔ですので、アイドル要素はあるのかもしれません。

問題は表紙写真でして、歯が1本無いように見えるため、
アイドル要素がすべて排除されてしまっている感じです。

ただし、中身のほうはそこそこ可愛く写っています。

1980年代テイストな髪型もロリ顔にマッチしていて、嫌いではないです。

ちなみに、当時のオレンジ通信では高評価でした。

理由は印刷上の消しが全く無く、マンコやマンコの内部が丸見えだからです。

表紙と裏表紙関しては薄いスミベタが入っていますが、ほとんど丸見えと変わらない状態です。

ちなみに、表紙を含めてパンツ着用の写真は1枚も無く、すべてベール使用でした。

マンコは小さめですが、
肉ビラが肥大気味な気配もありまして、
ルックスはロリっぽくはありますが、そこそこなチンポ経験を妄想させてくれます。

さらに、小さめなマンコの奥に、マン汁が滲んでいる様子までも確認できました。

自分の指でマンコを広げているドアップでは、
ベール越しに尿道口が少し開いている様子もはっきりとわかります。

全体的に低身長の女の子のように見えますし、
バストも小ぶりなのですが、かなりハリがありまして肌の感じも瑞々しいです。

18歳未満ではないにしても、若さがあふれている印象です。

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夢泥棒_01

裏本「夢泥棒」1986年(昭和61年)03月頃発売

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見ようによっては可愛くも見えますが、どことなくバカっぽい女の子です。

モシャモシャのヘアスタイルが、おバカな雰囲気をさらに助長しているように見えます。

ただし、身体は色白でキレイですし、マンコの反応も良いです。

前半部分から、もうマンコがビッショリと湿っています。

女性上位を背後から写したカットがあるのですが、

その結合部アップでは、
マンコの具が少しハミだしてチンポに吸着している卑猥な光景も確認できます。

とはいえ、チンポが挿入されて感じている最中も、
基本的には表紙のアホ顔がずっと続きます。

そこを気にしなければ、オカズ要素は高いと思います。

大きくはないですが、バストも美乳で乳首もピンク色で美味しそうです。

マンコについて少し触れると、肉ビラのハミ出しもほとんどなく、
色素沈着もほぼないキレイなマンコをしています。

ところで、当時のオレンジ通信では、
総合点100点満点で37点と低評価ながら、

奥出哲雄氏が、個人的にモデルが好みということを書いています。

また、西武新宿線という、東京都心から埼玉方面に向かう私鉄があるのですが、

その沿線で何度かモデルを見かけているそうで、
裏本に出演したようには見えず、いたって普通のOL風だったということです。

ちなみに、オレンジ通信の情報によると、
モデルは、裏ビデオ「フルーツケーキ」の主演ギャルのようです。

裏ビデオ「フルーツケーキ」ですが、かなり初期の裏ビデオでして、
「増刊オレンジ通信 資料号 VOL.1」の最初のほうに掲載がありました。

1983年(昭和58年)12月頃に出回っていたものと思われます。

内容的には、大学の先輩と後輩が、アパートでセックスするシンプルなものですが、
女子大生の自然な演技が素晴らしいということで高評価でした。

奥出哲雄氏によると、
裏本よりも、裏ビデオの彼女のほうが数段魅力的なんだそうです。

しかし、当時の「月刊ボディプレス」では、裏本「夢泥棒」は酷評されていまして、

“アホじゃアホじゃ こりゃ完全にアホ菌が顔面にまわってしまった不幸な娘じゃ、~”

“ハイハイ、IQ50ね。ほとんどお猿さん並みね。
もうこーゆー子はしょうがないです。勝手にやってて下さい。ほとんど顔が寝てますね。~”

上記のように、ライター陣が呆れかえっています。

さらに紹介文に以下の見出しが添えられており、ルックスについて酷い言われようでした。

“ほとんど猿並みの顔のスケが、寝ボケまなこで早朝セックスですかぁ?”

ただ、私の評価は、最初に書きましたように、
そこまで酷くはないどころか、身体はキレイで良い感じですし、加えてビンカン。

酷評されているアホ顔すら、愛嬌があって好感触です。


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眠れぬ夜のために_01

裏本「眠れぬ夜のために」1986年(昭和61年)04月頃発売

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ヘアスタイルが風俗っぽいですが、顔自体は可愛くてとても愛嬌のある女の子です。

裏本「眠れぬ夜のために」は再生本でして、
元本は、1984年(昭和59年)12月頃発売の裏本「樹氷」です。

当時のオレンジ通信では、
“傑作『樹氷』の美麗な再生本なのである!”と書かれていまして、

“~しかも体位のバリエーションは工夫豊か。
加えて、本番挿入の見せ方もプロの手腕を感じさせる上出来の一冊なのだ。”

と、ベタ褒めされていました。

モデルについても、

“~なによりも彼女は女子大生的カワユサがあって、~”

と高評価です。

たしかに女子大生に見えなくはないです。

ただし、真面目に勉学に取り組んでいる女子大生ではなくて、
夏の海かなんかでナンパされて、すぐにセックスしてしまうお股のユルい女子大生です。

ちなみに、オレンジ通信の裏本「樹氷」の紹介文では、

“『ウィズ・ユー』のヨシ子ちゃんと。どこかよく似たパープリンGALなのだ。~”

とまで書かれていました。

ところで、印刷についてもAランクが付けられていましたが、

確かに80年代半ばの裏本にしては、印刷状態は良好です。

チンポを突き刺されながら、モデルが自分の指で肉ビラを広げているカットや、

指をグリグリと深くまで刺し込まれているカットもありまして、
なかなかにエロいです。

あまりに何度も、深く突き入れられたせいか、
膣口がぽっかり開いているマンコのアップもありました。

後半になってくると、マンコが相当に湿っていまして、
かなり本気で感じている様子です。

また、ラスト付近で自らの指で広げたマンコの入口に、
白く濁った液体がへばり付いているカットがあるのですが、

もしかして中出しのあとか、
それとも本気のマン汁が吹き出したのかと、妄想がふくらみます。

ちなみにモデルのマンコは小さめで、締め付けが良さそうに思います。

マンコの左右の肉がぷっくりしているタイプでして、名器の様相を醸し出してもいます。

とはいえ、
肉ビラは肥大してはいないものの、外側部分の色素沈着が進行していまして、
人によっては萎えるポイントかもしれません。

全体的なモデルの雰囲気とか、マンコのビジュアルとかぜんぶ含めて、
とても“裏本的な”娘さんといえるのではないかと思います。

たとえば、「裏本モデルとは何か説明せよ」とか言われたときには、
百聞は一見にしかずで、彼女の写真を1枚出せば、だいたいの雰囲気は伝わると思います。

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