おとなの妄想くらぶ

2020年02月

艶_01

裏本「艶」1985年(昭和60年)08月頃発売

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出演は、ヤンキー風の女の子です。

1980年代当時、“聖子ちゃんカット”なるヘアスタイルが流行しました。
聖子ちゃんとは、松田聖子のことです。

女子の髪型に詳しくないので、何という名称なのかは不明ですが、
“聖子ちゃんカット”の、顔の両側の髪の毛がない感じのヘアスタイルです。

当時人気だったドラマ「3年B組 金八先生」に出演していた頃の、
三原順子のヘアスタイルに似ているような気がします。

いずれにしてもヤンキー臭が強いです。

手元の資料で調べてみますと、「艶」を含め、以下の裏本出演が確認できました。

「ホワイトラブ」1983年(昭和58年)09月頃発売
「小愛」1983年(昭和58年)09月頃発売
「ルンルン♪ ♪♪女子高生」1984年(昭和59年)09月頃発売
「女高生EVE」1985年(昭和60年)03月頃発売
「艶」1985年(昭和60年)08月頃発売
「愛人就職 少女心」1985年(昭和60年)10月頃発売
「恋乙女」1985年(昭和60年)11月頃発売
「思秋期」1985年(昭和60年)12月頃発売
「気になるとしごろ」1986年(昭和61年)09月頃発売
「学生時代」1987年(昭和62年)02月頃発売
「卒業写真」1987年(昭和62年)04月頃発売 ※合本

かなりの冊数、出演しているように見えますが、ほとんどが再生本です。
「ホワイトラブ」と「艶」は、表紙と裏表紙のみ違いますが中身は同じ。

また、「ホワイトラブ」と「艶」以外の裏本は、
モデルが夏服のセーラー服を着用しており、ビキニの日焼け跡があります。

「ホワイトラブ」と「艶」は私服で、水着跡は見られません。

つまり異なる時期に合計2回、撮影がなされています。
夏服セーラー服+水着跡有バージョンと、私服+水着跡無バージョンです。
どちらが最初なのかは不明ですが、
再生比率は、夏服セーラー服のほうが圧倒的に高いことを考えると、
それだけセーラー服姿が自然に映っていたとも考えられます。

ちなみに合本というのは、複数モデルのオムニバス裏本のことです。
「卒業写真」のコンセプトはセーラー服なので、「艶」の彼女も、
夏服セーラー服バージョンのものが使用されています。

ところで、モデルの女の子は見るからに若いです。

「モデルは性風俗のランちゃん、こないだテレビにも出てた~」
「モデルやってたのは17歳で、その後、性風俗に流れたんだから、この時はまだ17歳ですね~」

上記は、
当時のアダルト雑誌「月刊ボディプレス」1985年(昭和60年)04月号に掲載されていた、
「女高生EVE」に関する記述です。

「月刊ボディプレス」のこの号では、
裏本の紹介を座談会形式でおこなっており、その際の発言を書きおこしたものです。

17歳という年齢を出した発言は、
ビニ本コレクターで、エロ本ライターの斉藤修という方です。

また一方で、当時のエロ本制作陣から、“先生”とも呼ばれていた、
奥出哲雄というライターの方の記述によると、以下のようになっています。
「月刊オレンジ通信」に載っていた紹介文からの抜粋です。

「勿論、偽女子高生ではあるのですが、ルンルンしていることは間違いありませんノダ。」
(「ルンルン♪ ♪♪女子高生」)
「もちろん現役セーラー服組ではないでしょうが、それでも気分はでていると私は思う~」
(「女高生EVE」紹介文)

“勿論”と“もちろん”が統一されていないことは、さておくとしまして、
現役の女子高生ではないにしても、17歳というのは信憑性がありそうです。

高校に行かずに、風俗で働いていた可能性が高いです。

私は、上記の情報をすべて調べた上で、今回のブログを書き始めましたので、
事前情報からの偏見により、ヤンキーっぽく見えたのかもしれません。

とはいえ、繰り返しになりますが、女の子は若いです
肌もピチピチでマンコもピンク色だし、アナルの色素沈着もありません。

クリトリスの皮がキレイに剥けているところもエロいです。

左右の肉ビラの肥大が目立つのが少し残念といったところでしょうか。



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young J・U・M・P_01

裏本「young J・U・M・P」1986年(昭和61年)10月頃発売

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出演は、麻布里沙というモデルです。
「young J・U・M・P」が販売になる以前、もうすでに
当時のアダルト雑誌の撮り下ろしや、表ビデオで活躍していました。

また、当時のアダルト雑誌の紹介文によると、かなりの売れっ子だったようです。

内容的にも高評価で、なおかつ、
“~アダルトビデオのモザイクでかくされていた部分が見られるだけでもう◎であります。”
という一文もありました。

私の感想はというと、色白で清楚なお嬢さんといった印象です。
バストは極端に大きいわけではありませんが、
かといって小さくもなく、ちょうど手頃。スタイルも良いです。

また、チンポとマンコの接触部分に、
本気度満点のマン汁が滲みだしている様子が何ともヒワイです。

正常位で挿入されている見開きカットがあるのですが、

根元までチンポをねじ込まれて白く濁ったマン汁が滲み、
さらには表情も歪んでおり、本気で気持ち良くなったのだろうと想像できます。

このような妄想を膨らませるカットが、
裏本やビニ本にはとても大切だと改めて思いました。

きちんとケアしているのか、それとも天然か、
陰毛はマンコの上部に集中しており、タテ筋が陰毛で隠れていないのもいい感じです。

シワが目立つ肛門もチャーミングだし、ヒップの質感も良いので、
挿入部分とヒップを同時に楽しめる、バック挿入や座位のカットが印象に残ります。

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愛のパラソル_01

裏本「愛のパラソル」1986年(昭和61年)08月頃発売

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出演は、橋本杏子。
裏本やビニ本のファンなら知らない人はいないであろう超有名なヌードモデルです。

当時は“表ビデオ”と呼ばれていた、ビデ倫審査済のビデオにも多数出演しています。

ネットで調べると、ピンク映画にも多数出演しているようです。

「1980年代から1990年代初頭にかけて、“ピンク映画の女王”として君臨~」
という紹介をされているサイトもありました。

出演数はたしかに多いかもしれませんが、
“女王”と呼ばれるほど存在感があったかというと疑問符です。

ところで「愛のパラソル」は、橋本杏子が18歳のときに出演した裏本です。

表ビデオだからと騙されて出演、それが裏に流出した「男狩り」という裏ビデオがありました。
1984年(昭和59年)06月頃に発売されたものです。

「男狩り」のビデオ撮影時に合わせて撮られた、
スチール写真からつくられた裏本「白木蓮」の再生本が「愛のパラソル」です。

ちなみに、橋本杏子が出演した裏ビデオは、「男狩り」のみです。

裏ビデオに限らず、表ビデオにしても、裏本やビニ本にしても、
いつも本気度満点のカラミが、橋本杏子の良いところでした。

加えて美少女系のルックス。肉感的なボディもそうですが、
ハーフかクオーターかと思わせるほど色白なところも魅力的です。

特に私の興味を惹いたのは、
色白肌とは裏腹に、わき毛処理の跡が黒々としているところでした。

中身の最終ページに、顔射ショットがあるのですが、
このとき彼女は右腕を上げており、わきの下が全開になっています。

剃った後、少しだけ生えてきた雰囲気のわきの下がすごくエロいです。
少し赤くなっている箇所もありました。

濃厚な精液を顔にかけられて、彼女が少し表情を歪めているのですが、
わきの下と顔射、エロの二乗ということで興奮しました。

また、裏本の醍醐味である結合部分ですが、
奥深くまでズッポリと挿入されています。

しかし、橋本杏子の剛毛と男モデルの剛毛のため、
陰毛が目立つだけの挿入カットが少なくないのが残念でした。

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チェックイン_00

ビニ本「チェックイン」(ミドリ書房)発売時期不明

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前回の、ビニ本「チャックイン」ミドリ書房(前編)に引き続き、後編です。

ネットで調べますと、「PUSSYにチェックイン」というビニ本がヒットしました。
ただし表紙が「チェックイン」とは違います。

中身は同じようなので、どちらかが表紙替え本だと思われます。
この件については、後述しています。

三浦ルネのマンコに、
野菜や魚介類など、さまざまなものが挿入されているのは前編で触れました。

以下は、当時のアダルト雑誌「月刊ボディプレス」1986年(昭和61年)8月号に掲載された
裏本「momoko モモコ」の紹介文の一部です。

“~かつては桂まゆみと並ぶ異物ソーニューの女王でもあったんだぜ、
いろんなものブチ込まれて雑菌が入って病院通いまでしたんだぞ。~”

当時のエロ本ライター、壺山貴史という方の紹介文です。

「チェックイン」では鉛筆やらサツマイモやらを、
マンコはもちろん肛門にまで挿入していますので、
雑菌が入るのも無理はないかなという感想です。

ところで、「チェックイン」の発売元は、“ミドリ書房”です。
裏表紙に記述があります。

ただし、中身の最後のページに、“発行所 (株)群雄新社”と記載されています。

(株)群雄新社というのは、自販機本で有名な版元、“エルシー企画”の流れを引く出版社です。

1970年代、自販機本のバブルがありまして、
“エルシー企画”と、“アリス出版”のふたつの版元が自販機本市場を寡占してました。

後に、ふたつは合併します。
事実上はエルシー企画がアリス出版に吸収されたかたちになるのですが、
そこから旧エルシー企画の勢力が再び独立して立ち上げたのが群雄社です。

群雄新社は、群雄社がビニ本を出すときのブランド名だったようです。

エルシー企画、そして群雄社は、女子便所モノやウンコモノなど、
かなりマニアックな本をつくっていましたので、
それを踏まえて「チェックイン」を見ると、さもありなんと思ってしまいます。

自販機本出版社の栄枯盛衰は、興味深くはありますが、ここでは深入りしません。

ここで、ひとつ疑問が生じました。
「チェックイン」は、裏表紙に“ミドリ書房”と明記されていますが、
中身の最終ページには、“発行所 (株)群雄新社”となっています。

なぜこんなややこしいことになっているのか。

“発行所 (株)群雄新社”がスミアミで消されているのですが、そこに答えがありそうです。

「PUSSYにチェックイン」というビニ本がネット検索でヒットしたと冒頭に書きました。

(株)群雄新社が発行した「PUSSYにチェックイン」を、
ミドリ書房が、表紙だけ差し替えて発売したのだろうと思われます。

そう考えると、(株)群雄新社の名前に消しが入っていたのも理解できます。

ただし、(株)群雄新社とミドリ書房がまったく無関係なのか、
それとも関係していたのかは不明です。

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チェックイン_01

ビニ本「チェックイン」(ミドリ書房)発売時期不明

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裏本「momoko モモコ」出演の三浦ルネです。
私は、このモデルさんが大好きなので、また取り上げました。

今回は長くなりそうなので2回に分けました。(前編)(後編)としています。

手元にある資料では、「チェックイン」の発売時期はわかりませんでした。
おそらく、1983年よりも以前のものと思われます。

ところで、三浦ルネは、何冊もの裏本に出演していますが、

「月刊オレンジ通信」1984年(昭和59年)08月号に、
裏本「蒼き恋」が紹介されています。
以下は、その紹介文の一部です。

“~表ビニール業界を引退していた本番ギャルの復帰第一弾裏出演なのだ。~”

紹介文のなかにモデル名“三浦ルネ”はまったく登場しません。
まだモデル名は付いてなかったことになります。

また同じく「月刊オレンジ通信」1984年(昭和59年)10月号に
裏本「酔蓮」が紹介されています。

“その昔は『東京のバスガール』で知られた裏(表でも有名な)GALの復帰第2弾。
軽SMの一篇であります。~”

紹介文に上の記述が見られました。この段階でもモデル名の明記はありません。

そして、次に出たとされている裏本が「三姉妹」です。
これは3人のモデルの合本です。
撮りおろしの新作ではなくて、以前に発売されていた人気の裏本から、
写真を抜粋してつくられた裏本です。

以下は、「月刊ボディプレス」1986年(昭和61年)03月号に載っていた、
「三姉妹」の紹介文の一部です。

“見どころは、やはり三浦ルネ。異物ソーニューで鍛えまくった存在感のあるオメコは~”

ここでやっと、“三浦ルネ”というモデル名が登場します。

「月刊オレンジ通信」と「月刊ボディプレス」の執筆陣は重複していますし、
裏本やビニ本の情報に関して、密に連絡を取り合っていますから、
「月刊オレンジ通信」のライターがモデル名を知らないということは考えられません。

1984年10月頃から、1986年03月頃までの間に、“三浦ルネ”が、
エロ本のグラビアなどに出演するうち、どこかで名前が付けられたものと思われます。

さて、本の内容です。

いわゆる“単体”のビニ本ですが、マンコにいろいろなものを挿入しています。
バイブのほかには、バナナやキュウリにサツマイモ、さらにはマッチ棒を模した角材に、
イカやサンマなども、手当たり次第に挿入という具合です。

ニコニコと嬉しそうな表情で、三浦ルネがパイパンマンコに挿入していきます。

それから、ハエのオブジェを何匹もマンコ周辺にくっ付けているカットもありました。

ちょっと悪ノリし過ぎの感は否めないです。

とはいえ、三浦ルネはやっぱりかわいいです。

次回の(後編)では、
「チェックイン」のもう少し詳しい内容と、異物挿入と三浦ルネについて、
さらには発売元のミドリ書房について、詳しく書いていこうと思います。

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