MARICO_01

ビニ本「MARICO」(桜桃書房)1985年(昭和60年)06月頃発売

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単体のビニ本です。

美人でスタイル抜群のMARICOさん。
スレンダーなのに美巨乳ですから、とても魅力的なボディに見えます。

また、MARICOさんの左足の背後に写っている、
80年代テイストなラジカセもいい感じです。

内容ですが、
桜桃書房発行のビニ本なので露出具合は期待できません。

表紙と裏表紙がもっとも露出度が高い程度でした。

中身をみていきますと、
MARICOさんが、ときにカメラ目線で自然な感じの笑顔を見せながら、
開脚をふくめ、さまざまなポーズをとっています。

しかし、
その股間には、広範囲でとても濃いスミベタが入っていて、
陰毛やマンコはまったく見えません。

足の付け根に近い部分、
スケパンからハミ出した陰毛の端っこが少し顔を出しているカットが何点があるだけです。

MARICOさんが抜群スタイルだけに、
マンコも陰毛も見えないのはとても残念でした。

ところで後半あたりに、

●モデル
 マリコ・ジョージア

という表記がありました。MARICOさんはハーフなのでしょうか。
たしかにハーフっぽいルックスをしていますが。

また、
前半部分に、MARICOさんのことを説明する短い文章が書かれています。

それによると、
MARICOさんは沖縄出身の母親と横浜でふたり暮らしです。
また、ナナハンに興味を持っているようです。

さらに、
MARICOさんは北欧のフィンランドに想いをはせていて、
父親の出身がフィンランドとほのめかすような内容も出てきます。

ナナハンというと、
私のような昭和世代は、人気漫画「750ライダー」を思い浮かべるのですが、

最近はハナハンという単語をあまり耳にしません。いまは死語なのでしょうか。

それはともかくオレンジ通信ですが、
以下、紹介文の全文です。

“ マリコさんのモデルネームは忘れましたが、
我らのOR誌創刊前、本誌の前身であった『熱写スペシャル』にも登場、
スリムで小柄なボディのくせに、やたら乳のデカイ娘として、
当時の編集やカメラマンの記憶にあるモデル嬢なのです。
 そんな彼女がビニールにもしゅつえんしていたなんて…
という新しい発見を今日させてもらいましたデス。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“いま、噂のマリコさんです―――、というのは大嘘です。
デカパイGALとして昔に活躍したお嬢さんなのだ。 ?点”

昔から活躍していたモデルさんのようです。

どのくらい昔なのか知りたかったので、
いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトで調べましたところ、

自販機本や初期ビニ本への出演が目立っています。

スケパンブーム以前から活躍していたモデルさんのようでした。

というわけで、
本作は、昔のビニ本の再生本なのかもしれません。

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