禁断の円舞曲_01

ビニ本「禁断の円舞曲」(桜桃書房)発売時期不明

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単体のビニ本です。

私の手元のオレンジ通信には掲載がありませんでしたので、
発売時期不明としました。

そのため、
本作「禁断の円舞曲」に関する情報は、どうしても薄くなってしまいますが、

ビニ本界隈でよくみかけるモデルさんのように思います。

以前に同じモデルさんの作品を取り上げたかもしれないと思いまして、
さがしましたところ、
以下の4タイトルに出演のモデルさんと同じようでした。

モデル名は“和田よしみ”です。

ビニ本「体力モリモリ」(セブン企画)
ビニ本「OH!! FUCK オー!!ファック」(タカ書房)
ビニ本「MARIKO LOVE マリコ」(優美堂)
ビニ本「Shalledo ★シャレード★」(美研企画)

今回取り上げました「禁断の円舞曲」出演のモデルさんが、
上記4タイトルに出演の娘さんと、はたして同一人物かどうか。

顔付きは似ているように思いますが、
もしかしたら別人かもしれないと思いながら、

本作を含めたビニ本5冊を繰り返し何度も見ました。

ホクロをさがすためです。
すると首にホクロを見つけました。首のやや左側です。

はたして、
同じホクロを、
「OH!! FUCK オー!!ファック」と「MARIKO LOVE マリコ」でも確認できます。

また、
いつも参考にさせてもらっています「さとり資料館」さんのサイトでも、
“【ほくろ】 首スジ左側に大きなほくろ” と書かれています。

つまり、「禁断の円舞曲」出演のモデルさんは、
“和田よしみ”で間違いないと思います。

やや大きめでぷっくりしている特徴的な乳首も、
上にあげました全タイトルに共通して見られます。

というわけで、出演モデルに関する疑問が解決したところで、
「禁断の円舞曲」の内容をみていきますと、

はじめに、印刷上の消しですが、
マジックで塗ったような、とても濃いスミベタが表紙の股間に入っています。

裏表紙の股間にも同じようなスミベタが入っていました。

しかし中身の写真には、スミベタは入っていません。

引っ掻いたような消しは入っていますが、

陰毛やマンコ形状がおぼろげに見えるカットもありました。

指でのオナニーシーンや、
マンコへのバイブ挿入カットもあるものの、

露出度が高くないため、
マンコが見えないことに対するストレスが残る仕上がりになっています。

それよりも、
私の目を引いたのは、何ページにもわたって展開する、
モノローグ風の読物です。

“和田よしみ”ではなく、“女子大生の芳田美奈(19)”という設定になっています。

あまりに長編なので、
概要だけをかいつまんで紹介します。

美奈ちゃんは、いつもチンポを欲しがっているスケベな女の子で、
元カレの太いチンポが忘れられません。
起床してすぐ思い出しオナニーをしたり、
遊びだとわかっていてイケメンの先輩を自宅に招き入れ抱かれます。
イケメン先輩は美奈ちゃんとは別の女性と結婚することが決まっているのですが、
結婚後も、美奈ちゃんを抱きにまた来るだろうと確信するところで話は終わります。

要約すると面白さが消滅しますが、
最初からじっくりと読むと、けっこう面白くてヒマつぶしになります。

とはいえ、ビニ本に必要な文章かといわれたら、
まったく必要ないばかりか、邪魔な存在だとは思いますが。

それから、
本作「禁断の円舞曲」ですが、じつは後半には、
和田よしみではなくて、別のモデルが出演しています。

ショートカットのロリ系娘です。
ロリ系モデルのパートは、単体ではなくて男優が登場してカラミが展開されてます。

冒頭で単体のビニ本と書きましたが、

単体なのは“和田よしみ”パートのみです。

正確にいうと、単体+カラミのビニ本になります。

とはいえ、マンコへのチンポ挿入はありません。
ロリ系娘がシックスナインでチンポを舐めるカットがありますが、

チンポには濃いスミベタが入っていて、
さらに、チンポにロリ系娘の指が添えられていることもあり、

本当に舐めているのかどうかは不明です。

マンコに入っている消しは、
和田よしみパートと同じく、引っ掻いたような消しでして、

マンコ形状がわかるカットや、陰毛が透けて見えるカットもありました。
つまり前戯がメインの内容といえます。

そのあと、
カラミシーンに続いて、
ロリ娘の開脚ポーズが展開します。


ロリ娘は、自分のマンコを虫メガネで拡大して陰毛をピンセットではさもうとしたり、

また、注射器を使って、
色の付いた液体を膣の内部に注ぎ込んだりしています。

虫メガネ&ピンセットはまだわかるとして、
液体注入は、何をしようとしているのか理解不能です。

そして、ロリ娘パートにも、
短めですが文章が添えられていました。

ビニ本にはあるまじき、アメリカンジョークのような内容がふたつです。

あまりにくだらないため、
ブログを読んでくださっている方々とあえて共有したいと思いまして、

ふたつのうちのひとつを、
以下に取り上げました。


“  果物
 果物屋の娘に恋人ができた。
デートに出かける前の娘は、ウキウキして、
「ねえ、お父さん。どの洋服を着ていったらいいかしら?」
「どれだって同じさ。あれこれ選ぶだけムダってもんよ。」
「ひどいわ。私、そんなにブスだって言うの?」
「ばかだなあ。バナナの皮を喜ぶ男がいるかよ」”

ところで、本作ですが、

裏表紙と
背表紙に、版元らしき“BETTY”という文字が明記されています。

“桜桃書房”という表記はありません。

しかし、
表紙をめくった裏側のページ(表2)と、
裏表紙の直前のページ(表3)に、桜桃書房の通販広告が掲載されています。


また、“BETYY”と明記されていたビニ本が、
オレンジ通信では桜桃書房発行として紹介されていました。

というわけで、
“BETTY”とは桜桃書房がビニ本を発行する際に使うレーベルのひとつだと思います。

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