Passion パッション_01

ビニ本「Passion パッション」(桜桃書房)1984年(昭和59年)10月頃発売

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単体のビニ本です。

スケパンがメインで使われていますが、
広範囲で濃いスミベタが股間を覆っていて、マンコはおろか陰毛すら見えません。

開脚をはじめ、マンコが見えるようなポーズで、
スミベタが入っていないのは表紙のみです。

とはいえ表紙も、青いハートマークで
マンコが隠されているうえに、

スケパンが厚手なのか、その奥にマンコが存在する気配すら感じられません。

当時、書店で販売されていた普通のエロ本のほうが露出は高かったと思います。

また、出演のお姉さんも、
当時のビニ本モデルとしては年齢が高そうですし、アイドル顔でも美形でもなく、

おっぱいも小さくてエロい身体でもありません。

それから、表紙の左下にポエムが書かれていますが、
中身のところどころにもまた、モノローグ調の
別のポエムが登場します。


初めての体験が15歳とか、初めてのオナニーが12歳とか、
ヒワイな内容も含められているのですが、

肝心の写真がまったくエロくなく、股間全体がスミベタで陰毛すら見えないため、

ポエムは効果的ではなく、
読者は逆にイライラしてしまうでしょう。

それはさておきまして、
オレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“随分と古紙再生的に古めかしい復刻本なのに、
しっかりと黒マジックの意思を貫いているアンタは偉い!”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“桜桃印の黒マジック的バカヤロサマの一冊です。 ?点”

ところで、本作で気になることがひとつあります。

一般的なビニ本と同じく、
トータル52ページあるのですが、

中身の3ページが、別のモデルらしきお姉さんです。

といいますのも、その3ページ以外は、スケパンは白がメインでシーツは水色なのに対して、
その3ページだけは、スケパンが黒でシーツがピンクです。

それから、
3ページのうち、ひとつだけ顔が写っているカットがありまして、
それが別人のように見えますし、ビキニの日焼け跡が目立っています。

表紙&メインのモデルに日焼け跡はありません。

それに乳首も違います。別人モデルのほうがピンク色でキレイな乳首です。

どうして別人らしきモデルが突然登場したのかナゾですが、

加えて、問題の3ページのみ写真の上下が逆さまになっていまして、それもナゾです。

以上のような理由から、
私は別人モデルだと思ったのですが、

別人モデルについても股間のスミベタは“桜桃印の黒マジック”。

マンコはもちろん陰毛も見せない姿勢が徹底されていました。

ちなみに参考までに、
別人らしきお姉さんが登場している3ページのうち、
唯一、顔が写っているページを記事のあとにアップしました。

上下が逆さまになっていたのでなおしています。

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Passion パッション_48