おとなの妄想くらぶ

昭和から平成にかけての、
アンダーグラウンドメディアのお話を中心に綴っていきたいと思っています。
ときに、そこから逸脱することもあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

お久しぶりね_01

ビニ本「お久しぶりね」(幸福出版)発売時期不明

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私の手元のオレンジ通信では紹介されていなかったので、
発売時期不明としましたが、

1988年以降に発売されたものだと思われます。

エロそうなお姉さんです。
髪の毛の白い花飾りと、南国テイストの衣装。

あの「マリア」に似せているような気もしました。

内容を大まかに確認したところ、
ビーチでの撮影もありました。

私の記憶だと、
同じお姉さん出演の裏本に、

「マイアミストーリー」というのがあったように思います。

その記憶をたよりにいろいろ調べてみましたら、
元本は「太陽がいっぱい」という裏本ということがわかりました。

それはさておき、
中身をくわしくみていきますと、

お姉さんがビーチでマンコをさらしているカットや、
チンポを咥えているカットが複数出てきます。

ビキニ姿で寝転んでいたり、
顔のうえに麦わら帽子をかぶせて横になっているカットもありました。

ビーチでは、
マンコへのチンポ挿入はありません。

室内のカットに挿入場面があるかと思ったのですが、

チンポの挿入はなく、
バイブ挿入があるのみです。

マンコとチンポが最接近しているカットでも、

亀頭の先端が、
マンコにすこし触れているだけでした。

しかし、
バイブはある程度挿入されています。

マンコへのチンポ挿入がないので、
興奮度はいまひとつです。

ただし、バイブ挿入に関しては、
超ドアップカットだとよくわかりますが、

白濁したマン汁がにじんでいます。

単体マンコのドアップカットでは、
白濁マン汁が滞留している気配はないので、

バイブで強引にかき回された結果だと想像するとやはり興奮しました。

ちなみに、
マンコとチンポに入っているスミアミはとても薄く、

面積もかなり小さいです。

そのため、
マンコ内部のほとんどがさらされていたり、

また、マンコの色艶もなんとなくわかりますし、

そもそもスミアミが入っておらず、
丸さらし状態のマンコやチンポもありました。

ところで、
本作は写真の色が全体的に薄いです。

肌の色は、
もっと赤いのが自然だと思うのですが白っぽいです。

最初は印刷が悪いのだろうかと思ったのですが、
複写本のような印象も受けました。

お姉さんは、
魅力的なイイ女だと思いますし、

マンコ内部の具がつまっているように見えて、
具合が良さそうにも思うので、

本来の色に近い状態で見たかったです。

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E・T飛行_01

ビニ本「E・T飛行」(ノア企画)1986年(昭和61年)05月頃発売

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表紙カットは上下ふたつ。

上のカットには、
出演モデルさんの首にロープが巻かれていて、

SMテイストな内容なのだろうかと思いました。

また、上下いずれのカットもフェラの横顔なので、
正面顔がわかりません。

掲載しませんでしたが、裏表紙を見るに、

正面顔は不明なれど、
むっちりボディのお姉さんのようです。

さて、
中身をみていきます。

最初のページに、
モデルさんの名前とともにキャッチコピーらしきものが書かれていました。

“木下真由美9月2日の本番連写!!”

同じページに、
男女が抱き合っている写真があり、

机のうえには灰皿やビール瓶が置かれています。

ラブホテルの部屋のようです。

そのあと、
ベッドの上やバスルームで抱き合うカットが出てきますが、

写真が暗いです。

さらに赤いです。

照明が暗いためだと思います。

盗み撮り感はありますが、
カラミビニ本なので、そんな演出は必要ないと思いつつ、

ページをめくっていきますと、

“木下真由美”さんのモノローグが書かれているページがいくつか出てきます。

モデルさん本人が書いていないと思いますが、
それなりにリアル感があります。

木下真由美さんは身体が火照ったとき、
相手の男に電話をかけて呼び出し、ホテルでからむという内容でした。

さらに、
つまらない男に抱かれたことを後悔しつつも、

その男を愛しはじめているとも。

そして後半は、
ずっとベッドでのカラミが展開しています。

フェラ場面も豊富にありますが、
股間にスミベタが入っていて、

マンコもチンポも見えません。

またロープは、
おもに後半のカラミのときに登場しますが、

木下真由美さんの首に巻かれているカットと、
腕に巻き付けられているカットがありました。

激しい拘束プレイというわけでもないので、
あまり効果がないように見えます。

というわけで、
エロ度は低い内容ですし、

最後まで木下真由美さんの、
目を開けている正面顔は出てきませんでした。

さて、
オレンジ通信をみていきます。以下、紹介文の全文です。

“ 増感現像によって荒れた画面は、
時としてそれなりの効果を生み出すことはある。
でもねえ、これはちょっとばかり安直な一冊ではないでしょうか。
鮮明なのはスミベタだけという残念賞。1点”

たった1点という低評価でした。

それはともかく、
タイトルの「
E・T飛行」の意味がわかりません。

まさかスピルバーグの映画のE・Tではないと思いますが、
ほかに思いあたりません。

私は映画のE・Tをみたことありませんが、
空を飛ぶ象徴的なシーンは知っています。

「E・T飛行」はもしかして、ビニ本の内容と関係なく、
そこから取ったのでしょうか。


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おとなになりたくて_01

裏本「おとなになりたくて」1989年(平成元年)04月頃発売

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美人のお姉さん出演で、
場所は比較的背の高い草むら。

最近見た覚えがあり、
過去の記事をたどっていきますと、

同じお姉さん出演の裏本を取り上げていました。
以下です。

裏本「ブルーメロー Blue Mellow」

「ブルーメロー Blue Mellow」の表紙は、
謎めいた美人という雰囲気ですが、

本作「おとなになりたくて」の表紙だと、
すこし微笑んでいて、どちらも印象に残る魅力的なルックスです。

さっそく中身を見ていきますと、

最初のページ、
表紙と同じ思しき草むらで、お姉さんが背後から男優に愛撫されています。

片乳を出されていますが、
「ブルーメロー Blue Mellow」の表紙とは服装が違います。

場所は同じように見えるのに服装が違う……どういうことかと思い、
あらためて
「ブルーメロー Blue Mellow」の表紙を見かえしてみますと、

本作「おとなになりたくて」の表紙と完全に一致した場所ではありません。

ただし、男優は同じようなので、
別の衣装に変えて、すこし離れた場所で撮影したのかもしれません。

どちらの表紙が先に撮られたのかは不明ですが。

内容の話に戻りますと、

お姉さんは草むらのなかでマンコをさらしつつ、
乳繰り合いしたあと、

室内に入りまた乳繰り合います。

ドアップをふくめて、
肉ビラを広げられているカットが多いです。


お姉さんのマンコは、
肉ビラのハミ出しがかなりあるタイプでして、

マンコを広げられたさいに、
膣口付近のマンコ肉までもが外側に飛び出してしまっています。

さらには、
飛び出した部位に白濁したマンコ汁。

肉ビラ&マンコ肉の肥大=チンポ経験豊富だと、
思い込んでいる私ですから、

これまでさぞかしピストンされてきたのだろうと妄想すると、
とても興奮します。

「ブルーメロー Blue Mellow」を取り上げたときに、
お姉さんは10代との情報もありましたから、

短期間で何度も擦られた結果の肥大だとすると、
若いマンコ肉の柔軟さも感じてしまいました。

そして、

マンコ拡張に続いて、
バイブが挿入されています。

アナルへの指やバイブの挿入もあります。

アナルへの指挿入ドアップでは、
肛門のシワが内側にめり込んでいて、

挿入の強さを物語っているように思いました。

そしてラスト付近、
閉じたマンコからしみ出している白濁マン汁を確認。

その次のページは、
マンコへのクスコ挿入の見開きドアップ。

肛門に指も突き入れられていました。

膣内にマン汁が滞留していないのが残念でしたが、
子宮に続く膣道と、なにやら小さい突起物もあらわになっている刺激的なカットです。

というわけですが、
マンコへのチンポ挿入はありませんでした。

さて、
本作「おとなになりたくて」は、

私の手元のオレンジ通信では取り上げられていませんでしたが、

「MEDIA JAPON メディア・ジャポン
 VOL.8 / '90」
(白夜書房 1990年2月15日発行)で紹介されていましたので、

紹介文を掲載します。以下、紹介文の全文です。


“ 今から五~六年前程も昔の今は遠い昭和時代、
美人裏本としてプレミア付きの高値でマニア間で取り引きさていたこの裏本、
ここ最近になって何度か再生され、
当時目の玉が飛び出る程の値段で買ったマニアのバカ野郎が
今ごろクヤシ涙に泣きぬれているかと思うと大笑いだ。
 内容はホンバン無しのフェラ&バイブ挿入のみ、
当時はホンバン無しで局部を開いて見せるだけの裏本というのもけっこうあって、
ワタシも当時のことを思い出してシミジミしちゃったりしたぜ。OHイェ~イ!
 ワタシは基本的にこーいった整形人形顔というのはけっこう好きですね。
〝南極X号〟の顔とかも好きだもん、
エロ本広告の〝南極X号〟の顔写真でズッたことだってあるもん。
ホントだもん、スッちゃうもんオレ、いくらでもズッちゃうもん。”

「裏本大全集」(東京三世社 1984年7月15日発行)にも、
同じお姉さん出演の初期裏本が数冊取り上げられており、

いずれもかなりの高評価でした。

「裏本大全集」(東京三世社 1984年7月15日発行)で、
取り上げられていた裏本の内容については、

また機会がありましたら、
ブログで書きたいと思っています。

ところで、
80年代半ば以降に発売された、

ほとんどすべての裏本やビニ本は背表紙があるタイプの本です。

背表紙があるタイプの本は、

表紙と裏表紙と背表紙がひとつになった紙を、
中身のページ全体とノリでくっ付けています。

経年劣化でノリが剥がれてしまうことも少なくありません。

背表紙があるタイプは、専門用語で「平綴じ」と呼ばれています。

しかし、
本作「ひとりになりたくて」は、
背表紙がないタイプでした。

背表紙がないタイプは、
「中綴じ」と呼ばれているもので、

ページのちょうど中間部分、

52ページのビニ本や裏本だと、
26ページ目と27ページ目の真ん中が金具でとめられています。

平綴じのように中身が背から剥がれてしまうことはないですが、

金具の経年劣化によって、
真ん中のページから剥がれていく可能性があります。

背表紙がないと、
冊子みたいで安っぽく見えてしまうのですが、

たとえばオナニーのおかずにするとき、
広げて使うには便利です。

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