おとなの妄想くらぶ

昭和から平成にかけての、
アンダーグラウンドメディアのお話を中心に綴っていきたいと思っています。
ときに、そこから逸脱することもあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

艶 EN_01

ビニ本「艶 EN」(現代企画)1984年(昭和59年)08月頃発売

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開脚ポーズで笑顔。
元気で明るく見えるお姉さんです。

ベール越し、すこし隆起した肛門が、
笑顔以上に私の注意を引きました。

以前に、同じお姉さん出演の作品を取り上げています。
以下です。

ビニ本「レイプ 13日の金曜日」(武蔵出版)
ビニ本「CIAO チャオ」(コンパル出版)

本作「艶 EN」は、
「CIAO チャオ」と同じカットが複数見られます。

神社のような場所でハトに囲まれている姿や、
絵馬の前でポーズをとった姿など、

複数の特徴的な外撮りカットも共通しており、

おなじときに撮影されたものと思われます。

本作「艶 EN」と「CIAO チャオ」、
丁寧に照らし合わせたわけではありませんが、

どちらか一方にしか無いカットも、
あるようでした。

さて、内容です。

マンコ隠しに使われているのはベールのみで、

スケパンはまったく出てきません。

表紙と裏表紙は、
マンコ亀裂の一部分が、黒マジックらしきもので塗られていましたが、

中身は修整無し。
ベール越しの陰毛やマンコ、アナルは丸さらしです。

とくに後半は、
マンコのドアップカットが連続していまして、

マンコ内部の具が、
はっきり透けて見えており、とても刺激的です。

膣口と、
それを取り囲む周辺のマンコ肉が、

ちくわの断面のように生々しく見えたり、

膣口のすこし奥に、
なにやら糸くずのようなものが見えたり、

マンコへの好奇心と興味が尽きない、
展開となっています。

一方、
亀裂が閉じているマンコも魅力的です。

肉ビラのハミ出しはほぼ無く、

肉ビラがふたつ合わさることで、
マンコの出入口が閉じられています。

しかし、
マンコが閉じている次のカットでは、

各肉ビラが左右に離れ、
マンコがすこし広がっていました。

二枚貝が息をするかのようにも見えて、

大げさですが、
マンコの躍動感を感じます。

さてオレンジ通信ですが、
以下、紹介文の全文です。

“ うぐうぐ…最後の一枚写真を見よ。
腰をグッと前に突き出してのおまん♥の超クローズアップなのだ。
無論、ベールボカシ越しではあるが、
やっぱり過激なのだった。”

“最後の一枚写真”というのは、

お姉さんが自身の指で、
マンコを広げた超ドアップカットです。

膣口を囲むパーツ肉が、

数ページ前よりも肥大してるように見えます。

なぜ肥大したか理由はわかりませんが、

肥大していることにより、
膣口の穴が小さくなっていました。

時間があれば、膣口の変化を、
じっくりと追いかけてみたいものです。

ところで、お姉さんは、
着衣の外撮りカットでも、

開脚マンコ見せポーズでも、
基本的に笑顔です。

しかし、
マンコはさまざまな表情を見せているのが、

とても興味深く映ります。

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静かな時間(とき)_01

裏本「静かな時間(とき)」1984年(昭和59)10月頃発売

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落ち着いた雰囲気のお姉さんです。

誰かに似ていると思ってしばらく眺めていましたら、
女優の永島暎子にすこし似ているような気がしました。

さて、中身をみていきます。

単体ヌードが数ページ続いたあと、
お姉さんが座位でハメられています。

そのあとは、
フェラ場面をはさみながら、

マンコへのチンポ挿入カットが最後まで続いています。

お姉さんは、

スレンダーでバストも大きくなく、
むっちりと吸い付いてくるようなボディでもありません。

しかし、
マンコ亀裂の左右の肉がぷっくりと盛り上がっていて、

具合の良さそうな圧迫感と、
膣運動を連想させます。

しかし、締め付けが期待できそうなマンコなのに、
お姉さんの表情は終始沈んでおり、

ともすれば淡々とプレイしているように思えてしまい、
見ている側も、ページをめくる手が重くなってしまいます。

そんななか、
私が注目したのが、

正常位の結合部分ドアップカットです。

男のケツが写真の中心にあり、
面積的にも8割方占めています。

そしてその下、
お姉さんの股間部分があります。

男の体重が上からかかっているのでしょうか、

お姉さんの股間と、
左右のケツ肉が扁平になっているように見えます。

さらに、
チンポが上から垂直に突き刺されたマンコは、

けっこうな大きさ広がっているのに加え、
ケツの穴までも開き気味。

迫力のあるいいカットだと思いました。

さてオレンジ通信ですが、
以下、紹介文の全文です。

“ 表紙写真は二重丸だ。裏モデルの女性、
その質の良さもさることながら、
期待チンポするに充分な商売上手な表紙ではある。
 が、実はコレのみ。
表紙のみが本書の唯一無二の長所なのであって、
つまるところメランコリックな風情で楚々と本番しているのではないのだった。
 どのページを繰ってもブータレFUCKの連続なんであります。
マ、お嬢さんは相当不貞腐れているのですね”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“楚々とした風情と哀愁いっぱいのムード的表紙に騙されてはいけません。
フテ寝GALのお仕事本番の一冊デス。 51点”

お姉さんは、最初から最後までマンコが濡れてなく、
淡々とプレイしていますので、

私も、“お仕事本番”だと思いました。

見る側は誰しもがそうだと思いますが、
モデルさんが仕事を忘れて本気で交わる姿を見て、

激しい興奮をおぼえます。

エロメディアのなかの相手でも、
現実に交わる相手でもおなじで、

リアクションがいいと、
興奮しますし、ボッキスピードもはやいです。

しかし、
本作のお姉さんは、

アエギ声もなく、静かにセックスしていますので、

本作の、“静かな時間(とき)”というタイトルを、

いまさらながら、
意味ありげに感じてしまいました。

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コールサイン_01

裏本「コールサイン」1987年(昭和62)07月頃発売

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表紙カットは、
あまり魅力的なルックスに写っていませんが、

中身を確認したところ、
表紙カットよりもはるかに可愛らしいです。

表紙カットがいちばん魅力的に写っておらず、
まだ裏表紙のほうが何倍もいい感じの顔です。

記事のあとに裏表紙を掲載しました。

体型が原因で、
好みがわかれてしまうかもしれませんが、

表紙カットよりはだいぶ魅力的に写っていると思います。

ちなみに、
カラミ場面は、さらに魅力的に写っています。

それはさておき、

本作を手に取って、
私がまず気になったのは、

表紙と裏表紙です。

一般的なビニ本や裏本は、表紙も裏表紙も1枚の紙です。

1枚の紙の表と裏に、
写真が印刷されています。

ところが本作は、
表紙も裏表紙も1枚の紙ではなく、

たとえるなら、袋とじみたいになっていて、
2枚の紙が合わさっていました。

そして、
その2枚がノリで貼られています。

全面が貼られているのではなく、
背表紙とは逆の、ページをめくるほう、つまりノド側ではなくて、

小口側がくっ付いています。

上下(専門用語だと「天地(てんち)」といいます)からのぞくと、
写真が印刷されていました。

裏表紙もおなじ形態になっており、
やはり写真が印刷されています。

一般的な裏本はトータル52ページですから、
プラス紙2枚、4ページぶん多いというわけです。

念のためページ数を数えてみますと、
紙は28枚ぶん、トータル56ページありました。

なぜ袋とじのような形状になっているのか、
不可解ですが、

4ページぶんに印刷されている写真は、
表紙や中身にあるものと同じカットでした。

つまり、
ページが増えたといっても、

同じカットが何枚もあるということで、
そこまで嬉しくありません。

表紙と裏表紙の袋とじ形状の話はこのくらいにして、
内容をみていきたいのですが、

今回はさきにオレンジ通信をみていきます。
以下、紹介文の全文です。

“ 髪の毛の一部分を脱色した太目の彼女、
成程確かに水商売関係の女性ではありましょうが、
まださほどスレてはおらず、性格は悪くなさそうである。
おまん♡関係に目を移すと、珍々を入れられたうえに、
さらに指が二本も入ってしまうくらいだから、
あまりシマリは良くなさそうではあるが、
それはこの体型に比例してというより、
ハラボテ経験ありという事情による部分も大きいのでしょう。
汁気は豊富で、さらに変色も少ない陰唇であるのだから、
もし万が一評者とお相手することがあったら、
その時には是非ともシマリを良くしておいて欲しいと切に願うものであります。
普通の時よりハメラレている時の方がチャーミングなオメコ女でありました。
ラストは膣内射精だよ。”

そして以下、添えられていた評価です。

“69点 印刷――A”

普通の時よりハメラレている時の方がチャーミングなオメコ女”とのことで、

さきに書きましたように、
私も同感です。

重量級のボディはかなり美味しそうですし、
最初からマンコがびっしょり濡れており、

マン汁が垂れ落ちたのか、
アナル周辺もテカテカと光っています。

さらに、
マンコの“シマリは良くなさそう”だったためか、

オレンジ通信では触れられていませんでしたが、
チンポがアナルに押し込まれているカットも複数ありました。

また、
アナルにバイブをねじ込まれているカットも複数あり、

そのときのお姉さんの表情をみるに、
難なく受け入れてるように思いました。

それにしても、
チンポを咥えている顔や、

各種体位でマンコにチンポを挿入されているときの表情は、

表紙カットの何倍も、
イイ女度がアップします。

というわけで、
カラミ場面になるとエロ度と魅力が一気にアップするのですが、

見どころは、
クライマックスの中出しカットです。

中出し直後のマンコがドアップになっています。

ひとつのページに、
カットがふたつあり、

マンコを左右に大きく広げられた状態のカットが上半分、

下半分は、
チンポが抜かれた直後のカットです。

膣口から濃厚な精液があふれ、
塊がアナルの表面に貼り付いている光景はとても刺激的ですし、

膣口に滞留している精液が泡を吹いているのも、
見入ってしまうほどの衝撃でした。

話はかわりますが、
下腹部に妊娠線のようなものが走っていて、

オレンジ通信に書かれていたように、
お姉さんは、出産経験があると思われます。

あと、
気になったことがふたつありました。

ひとつは、

チンポを挿入されているマンコを、
広げる係の男優がいることです。

以前から書いていることですが、

結合部分のサポート役男優は、
必要ないと思います。

本作は、

サポート役が、
チンポ挿入役の男優のタマを持ち上げているカットはなくホッとしました。

サポート役がタマを持ち上げていると、
私は、「仕事とはいえ他人のタマは持ち上げたくない」と思ってしまい、

内容に集中できません。

そしてもうひとつは、
撮影場所のホテルです。

見覚えがあると思っていたら、
最近取り上げました、「妖精」という裏本と同じホテルが使われていました。

黒い壁に、
星座をモチーフにした特徴的なデザイン。

裏本「妖精」だと、
表紙カットの背景になっています。

同じ制作グループの作品なのでしょうか。

それとも、
撮影の定番ホテルなのかもしれません。

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コールサイン_52

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