おとなの妄想くらぶ

昭和から平成にかけての、
アンダーグラウンドメディアのお話を中心に綴っていきたいと思っています。
ときに、そこから逸脱することもあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

69 シックスナイン_01

ビニ本「69 シックスナイン」(桜桃書房)発売時期不明

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カラミのビニ本です。

5人のモデルさんが出演しているオムニバス形式の内容になっています。

桜桃書房発行のビニ本なので、
マンコとチンポには広範囲なスミベタが入っています。

そのため私の興奮度はかなり低いです。

とりあえず内容をみていきますと、
ビニ本タイトルにありますように、シックスナインは複数カット出てきます。

しかし、メインはフェラチオでして、
シックスナインの態勢であっても、

チンポをしゃぶるモデルの顔のドアップが多用されています。

仁王立ちフェラも複数カットありました。

仁王立ちフェラやシックスナインなど、
チンポを舐める態勢はいくつかあれど、

チンポを深く咥え込んだり、
裏筋らしき部分に舌先を這わせたり、

また、男優が自らのチンポにワインらしき飲み物を垂らし、

チンポを伝って垂れ落ちてきた液体を、
モデルが口内で受け止める場面もありました。

その一方で、クンニはあまり強調されていません。

いずれにしても、
マンコもチンポもスミベタで消されているために、

せっかくのフェラも見どころにはなっていないと感じました。

いくつかのカットで、
スミベタではなく引っ掻いたような消しが入っているマンコがあったものの、

やはりマンコは見えず、
消しからハミ出した陰毛の一部が少しだけ見えている程度です。

ところで、
表紙のカットからもわかりますように、モデルさんは全員が目を閉じた状態。

目を開いている正面顔は1カットもありませんでした。

フェラがメインの内容なので仕方がないと思いましたが、
出演モデル5人は横顔やヘアスタイルがとてもよく似ているため、

最初から最後まで同じモデルが出演しているように見えました。

どうして5人出演していることがわかったかといいますと、
5人各々が最初に登場するページの上部に、

モデル名と年齢が書かれていたからです。

おそらく本作のなかでのみ付けられたモデル名だと思われますので、

名前や年齢は、あえて紹介はしません。

また、
ところどころにちょっとしたポエムが書かれていて、
内容は女性のモノローグです。

基本的にはどうということもないことが書かれているのですが、

そのなかでも目を引いたものを以下に書きました。

“激情イラマチオ”というタイトルらしき文字のあとにモノローグが続いています。

“舌を使うなんてできない相談よ、喉のスロープをオットセイがダイビングしていて、
口の中をねずみ花火が駆け巡っているのだから。”

このモノローグに興奮するかといわれたら、
答えはNOですが、口内が大変なことになっていることは伝わってきます。

ちなみにこの文章の下部にあるのは、
ベッドに横になっているモデルの口内にチンポが突き刺さっている、

イラマチオ風のカットでした。

それから5人のうち3人は、ザーメンの発射シーンがあります。

口内発射っぽいのと手コキでの発射もありましたが、
ザーメンは本物のような気がします。

ところで、いまさらですが本作にセックス場面はありません。

別のビニ本から、セックス場面を除きフェラチオ場面のみをかき集めて、
一冊のビニ本にしたような印象を受けました。

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FRESH SEX フレッシュ-セックス

ビニ本「FRESH SEX フレッシュ-セックス」(レミー出版)発売時期不明

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カラミのビニ本です。

開脚ポーズで全開になったマンコを指で広げているメインカットに、
左上には、口内発射されたザーメンが口からこぼれているカット。

刺激的な表紙だと思います。
出演は、ビニ本や裏本、当時のエロ本界隈でそこそこ見かけるお姉さん。

モデル名は“橘弥生”です。

以前に、以下の別の出演ビニ本を取り上げています。

ビニ本「WAVE ウエイブ」(プリズム出版)

「WAVE ウエイブ」は単体ビニ本でしたが、
股間に大きなスミベタが入っていて、マンコはほとんど見えませんでした。

一方、
今回の「
FRESH SEX フレッシュ-セックス」はどうかといいますと、

いろいろな体位でマンコにチンポが挿入されているカットが続いているものの、
股間に同じく広範囲なスミベタがはいっていて、マンコと結合部分はまったく見えません。

表紙にあった右上の小さなカットと同じようなカットが、
1ページ大で掲載されていて迫力があるし、ザーメンも本物に見えましたが、

全体の露出度が低いのが難点です。

また、
セックスシーンは、よくよく見ると疑似本番のような気がしました。

背面騎乗位や側位、バックに正常位と、
いろいろなバリエーションの
体位が展開されているのですが、


チンポに男優の手が添えられていたり、
弥生さんの手が添えられていたりするカットが多いため、

マンコにチンポの先端がちょうど当たるようにするため、
チンポのポジション調整がおこなわれているように見えました。

いっそ手もスミベタで消されていればいいのですが、
手だけはスミベタが入っておらず、とても不自然な感じがします。

というわけでして、

露出度の低い本作の見どころをあえていいますと、
セックスシーンではなくておしゃぶり場面と、

弥生さんのスタイルの良い引きしまった肢体、とくに美脚だろうと思います。

フェラやセックス場面に限らず、
美脚の全景が写り込んでいるカットはとくに良いです。

M字開脚で両膝を合わせた姿勢でのチンポしゃぶりや、

太ももやふくらはぎはもちろん、
足の裏あたりまでフレームに入っている側位は、

キレイな脚を堪能できるという意味で興奮を誘います。

側位の結合部分ドアップもありましたが、
必然的にスミベタの割合が大きくなり、

また太ももの一部しか写ってないため、
疑似本番疑惑が頭をかすめたのと、スミベタが大きいことで興奮度は高くありません。

ちなみに中身の最後のページは、
弥生さんが胸の谷間にザーメンを発射されているカットです。

口内発射同様に、
本物のザーメンのように見えました。

というのも、
残り汁でしょうか、チンポのちょうど下あたりにザーメンの水滴みたいなものが、

7、8滴垂れているからです。

弥生さんのバストとウエストの間くらいです。

もしザーメン発射を疑似演出したとしても、
残り汁の何滴かをわざわざ再現するようなことなど普通は思いつかないでしょうから、

本物のザーメンだと思いました。

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HARD LOVE ハード・ラブ_01

ビニ本「HARD LOVE ハード・ラブ」(エマニエル書院)1986年(昭和61年)10月頃発売

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カラミのビニ本です。

ビニ本や
裏本界隈ではとてもよく知られたお姉さん。
以前に同じお姉さん出演の作品を取り上げています。以下です。


ビニ本「Wedding ウエディング」(三田村出版)
ビニ本「女・と・も・だ・ち」(ライムライト)
裏本「ガラスの城」

本作「HARD LOVE ハード・ラブ」は裏本「ガラスの城」とほぼ同じ内容でした。

途中まではまったく同じでしたが、
途中から写真の順番が違っています。ただ、使用されている写真自体は同じだと思いますので、

まったく同じ内容といっても差し支えはないでしょう。

ということで、
本作「HARD LOVE ハード・ラブ」は裏本のオモテ再生なのですが、

「ガラスの城」自体が別の裏本を再生したものですから、
元本はまた別の作品です。

元本についての記述がオレンジ通信にありました。
以下、紹介文の全文です。

“ 浦安の東京ディズニーランドまで出掛けて撮影してきた『とも子の休日』を表再生。
昔はウラ本作るのにもいろいろやったんですなァ。ついでに駐車場で大股開きしたりして。
男の一物は仲々にぶっといと認めざるをえない代物ですが、
藤尾志乃さんはいともあっさりと咥えこんで舐めまわし、
オマ〇コのみならずアナルにまでも挿入して見せる。
ダッコちゃんスタイルで立位挿入の荒技もある。
最後はお口をポコッとあけて、ビュッと発射!”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“からみ自体には迫力ないが、玉吸いおフェラやアナル挿入、口内発射も見られます83点”

元がハードなメニューのある裏本なので、
オモテ再生された本作
「HARD LOVE ハード・ラブ」も高評価でした。


問題は消しですが、
本作のスミアミは面積小さめ。マンコの一部がスミアミからハミ出しているカットも多く、

またけっこう薄いので、そこまでストレスなく楽しめます。

チンポに付着しているマン汁も確認できました。

ところで、表紙のメインカットは何の消しも入ってなく丸さらしでした。
(画像アップのさいにモザイクを入れています)

裏表紙の放尿カットと、“
駐車場で大股開き”も丸さらしでしたから、

中身の期待も高かったのですが、期待通りの中身でした。

裏本「ガラスの城」を取り上げたときに、
いろいろと書いたと思いますので、多少重なる内容になるかもしれませんが、

本作「HARD LOVE ハード・ラブ」で、
あらためて気が付いたことを書いていきたいと思います。

見どころはいくつもありまして、
まずは一連のチンポしゃぶりシーンの濃厚さです。

藤尾志乃さんがタマを吸っている見開きの大カットや、
チンポを口内に突き入れられて、ほっぺが少しぷっくりしているカット、

口を開けて精液を受けようとしているカット、
それから、口内発射された精液が口内から垂れ落ちているカットと、

ページ数の多さもさることながら、段階を追った感じになっていて、
エンターテイメントなフェラチオが展開されているように思えました。

もちろん大興奮です。

続いての見どころは放尿シーンです。

よくある、しゃがみ態勢の放尿ではなくて、

片脚をバスタブの上に乗せて、片脚は下ろした状態での排泄。
カメラはそれを背後からとらえており、股の間から藤尾志乃さんが顔を出しています。

最初はチョロッと、
途中で少し量が多くなり、最後には勢いよく大容量のおしっこが排泄されていまして、

それらを連続して同じページで見せているのも素晴らしいと思いました。

おしっこの放物線が、マンコと同じ大きさに広がっていることに驚かされ、

また、同時に目に飛び込んでくる、
ぷりぷりの美尻やケツの穴にも大興奮しました。

マンぐり返しの態勢で、マンコにチンポを挿入されているカットや、
駅弁ファックと変則的な体位があるのも嬉しいです。

マンコや結合部分丸さらしの裏本とくらべると、
興奮度は落ちるかもしれませんが、裏本とビニ本の価格差を考えると、

相当満足のいくビニ本だと思います。

最後に、オレンジ通信の紹介文の記述で気になったことがありました。
“オマ〇コのみならずアナルにまでも挿入して見せる。”です。

本作「HARD LOVE ハード・ラブ」をあらためてじっくりとみてみましたが、

アナル挿入されている場面はありません。

騎乗位で、
チンポの位置がマンコに入っている状態とは、

少し違うかもしれないと思ったカットはありましたが、
アナルに入っていたのか、それともマンコに入っていたのかはわかりませんでした。

チンポとの接触面が見えていないからです。

そのため、このカットを楽しむには、
チンポが肛門に必ず入っているはずだと妄想する力を必要とするかもしれません。

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