初期のビニ本界隈ではとてもよく知られたモデルさんです。
モデル名は“中村絵美”。
中村絵美さん出演の作品を、
以前にも取り上げています。以下です。
ビニ本「1人みだらに指あそび」(桜桃書房)
本作「小さな、冒険。」の発売は80年代なかばなので、
単体ビニ本の再生本です。
中身をみていきますと、
中村絵美さんが、
いろいろなポーズをとっていて、
開脚ポーズもふんだんに出てきます。
ただ、最初から最後までフルヌードになることはなく、
いちばん露出が激しくて、パンツだけとかパンストだけでした。
開脚ポーズがふんだんに出てくると書きましたが、
股間に広範囲なスミベタが入っていて、
マンコのカゲはおろか陰毛も見えません。
せっかくの美人さんなのに残念です。
中村絵美さんは、
私がビニ本や裏本に夢中になったときには、
現役で活躍していませんでしたので、
そこまでの思い入れはありません。
しかし、
こうして再生された作品をみると、
美乳でスタイル良し、ルックスも美形なので、
人気だったのも納得です。
ところで中身の最初のページに、
“アイボリーのタオルの中で”というキャッチコピーが書かれていました。
おなじページのカットは、
ピンク色のタンクトップに白パンツの中村絵美さん。
どうでもいいことですが、
最後までアイボリーのタオルは出てきませんでした。
というわけでオレンジ通信です。
以下、紹介文の全文です。
“ 外見はとってもヤーらしいのですが、
では黒袋の中からとり出してみると、
全くごくあたり前の、しかもおとなしい単発本なのであった。
中村絵美の股間は黒ベタだ。”
そして以下は、添えられていた見出しです。
“いかがわしい包装の中身は……?点”
たしかに本作「小さな、冒険。」は、
黒い紙袋のなかに本体が入っており、
一般的なビニ本のように、購入前に表紙や裏表紙を確認することはできません。
といいますか、
本作本体の表紙は黒い袋の表紙のモノクロ版で、裏表紙は白紙でしたから、
それらが見えても仕方がありません。
ちなみに、
裏表紙に写真はなにもなく真っ黒なだけです。
続いて、
ボディプレスの紹介文も以下に載せておきます。
“ 烈悪スミベタ再生古本。
これが今じわじわと出廻りはじめているブラックパックビニ本か。
ブラックパックビデオは、過激だそうだけど、
ビニ本のブラックパックは、へも出ないできだね。
中村絵美ちゃんがでているのは今じゃたしかに珍しいけど、
それだけだね。無神経な修整に腹が立つ。 (修)”
袋を黒にして過激な雰囲気を出していたにもかかわらず、
中身はスミベタばかりということでした。
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