おとなの妄想くらぶ

昭和から平成にかけての、
アンダーグラウンドメディアのお話を中心に綴っていきたいと思っています。
ときに、そこから逸脱することもあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

かぐや姫_01

裏本「かぐや姫」1987年(昭和62年)12月頃発売

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本作のお姉さんの作品を取り上げるのは、
たしか2冊目です。

以前に取り上げた作品は以下です。


裏本「イリュウジョン」

むっちり過ぎる体型で性格の良さそうなルックス。

当時のビニ本や裏本モデルとしては、
すこしふくよか過ぎるということで、

とても記憶にあります。

平成になって以降、
女性タレントのおっぱいが大きくなっていき、

また“巨乳”という名称も生まれたことを思うと、

本作のお姉さんは、
女性豊満ボディ化の幕開けを象徴する存在のようにも思いました。

私は当時もいまも、
表メディアに出演している、

いわゆるアイドルや女優など一般の女性タレントと、

ビニ本や裏本など、
アンダーグラウンドメディアに出演している女性を、

おなじメディアでみる対象ということで、
とくに区別することはありませんでしたので、

裏本界隈で起きた局所的な、本作のお姉さんの出現を、
“豊満ボディ化の幕開け”などと大層な表現を使ってしまうのかもしれません。

それはさておき、
今回はオレンジ通信をはじめにみていきます。

以下、紹介文の全文です。

“ プックラとした顔立ち、現代日本の栄養事情を見事に体現したBODY
細身好みの方であったなら〝デブ〟の一言で片付けられてしまいそうですが、
私は気に入っているのである。キリッとした表情から次第に瞳が潤んでいく過程、
それに合わせておまん♡が濡れそぼっていくという流れを見せてくれているのだから、
多少の体型的ハンデは大目に見ようではないか。
また、先にリリースされた時に見落していたのだが、
アナルにも挑戦という健気な姿勢の持ち主でもあるのだ。
ただ、最後のパイズリ発射は男の精液が水っぽすぎて迫力イマイチ。
撮影前は少し貯めておいて欲しかった。”

そして以下は点数と印刷の具合です。

“79点  ●印刷――A”

ちなみに本作「かぐや姫」は、
「イリュウジョン」とおなじ写真が使われていますが、

順番が違っていたり、
どちらか一方にしかないカットもありました。

発売時期から考えますと、

本作「かぐや姫」の再編集版が、
「イリュウジョン」ということになると思われます。

当たり前ですが、
本作のお姉さんの場合は、

やはりド迫力ボディに目がいってしまいます。

だらしない感じではなく、
バストもヒップも弾力性に富んでいてパンパンなのが、

とてもエロいです。

おっぱいが大きいにもかかわらず、

乳輪と乳首の存在感が、
普通サイズのおっぱい並みなのも好感が持てます。

今回私があらたに注目したのが、

フェラ場面でした。

目を閉じたお姉さんがカリの裏側に、
舌を這わせています。

右手でサオの中間部分に手を添えて、
同時に左手でタマを上品に支えています。

オレンジ通信には、
アナルにも挑戦という健気な姿勢の持ち主”と書かれていました。


しかし、

アナルに挑戦せずとも、このカリ舐めカットだけで、
お姉さんの気づかいを感じ、人柄の良さがよくわかりました。

ところで、
本作「かぐや姫」と「イリュウジョン」、

どちらも印刷はとても良いのですが、
あえてどちらが良いかというと「イリュウジョン」です。

一方、
本作「かぐや姫」は、

「イリュウジョン」には無かった、
着衣カットが表紙と裏表紙にあるのが嬉しいです。

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ゆかり白書_01

ビニ本「ゆかり白書」(東京)発売時期不明

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前回に続き竹下ゆかりさんの作品です。

前回取り上げました「MANON マノン」は単体作品でしたが、
今回の「ゆかり白書」はカラミのビニ本です。

ちなみにこれまで取り上げた竹下ゆかりさんの作品は以下です。

ビニ本「MANON マノン」(飛鳥書房)
ビニ本「夢中」(創美芸社)
ビニ本「竹下ゆかり ゆかりのラブタイム」(青い鳥書院)
ビニ本「PONNY ポニー」(ドルフィン企画)
ビニ本「Love Cats」(八起書房)
ビニ本「SOMETHING ♥サムシング」(矢島企画)

上記のうち、

「Love Cats」と「SOMETHING ♥サムシング」はカラミの作品で、
内容は同じでした。

また、
「竹下ゆかり ゆかりのラブタイム」もカラミ場面があります。

そして本作「ゆかり白書」も、
表紙カットから、カラミの作品だろうと思っていたら、

カラミ作品と、
単体作品の寄せ集めでした。

「竹下ゆかり ゆかりのラブタイム」とまったく同じ内容です。

そして、
「竹下ゆかり ゆかりのラブタイム」より露出度が低いうえに、
印刷が悪いです。

股間に入っているスミベタが広範囲なので、
マンコがまったく見えません。

前回の「MANON マノン」で、

竹下ゆかりちゃんの作品は、
マンコではなく顔を追いかけてしまうと書きました。

顔を追いかけてしまうので、
マンコが見えなくても構わないという気持ちでページをめくっていましたが、

スミベタの存在感がありすぎて、
意気消沈してしまいました。

しかもスミベタのかたちがいびつ過ぎますし、
マジックを使い手作業で塗ったみたいにムラもあります。

カラミのページでは、
スミベタの範囲からキンタマが半分出ているカットもありました。

もうすこしスマートな消しかたにならなかったのでしょうか。

また、
印刷の悪さですが、

カラミページは赤っぽくて、
単体ページは白っぽいです。

いずれにしても、
本来の肌色とはほど遠い感じがしました。

というわけで、
できあがりは良くない作品ですが、

ゆかりちゃんがひたすら可愛いので、
それだけが救いです。

ところで、
今回カラミのカットをあらためて眺めたのですが、

目を閉じたゆかりちゃんを、
カメラは各方向から狙っています。

下からのアングル、
上からのアングル、横からのアングルと、

いろいろな方向からのゆかりちゃんを堪能できるわけですが、
どのカットもキュートで絵になるため、

また好きになりました。

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MANON マノン_01

ビニ本「MANON マノン」(飛鳥書房)1984年(昭和59年)10月頃発売

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2020年の1月14日からはじめましたこのブログも、
今回の記事から6年目に突入します。

2年目、3年目、4年目、5年目の最初は、
いつも田口ゆかりさんの作品を取り上げていました。

しかし今回は、
おなじ“ゆかり”でも“竹下ゆかり”さんを取り上げました。

単体のビニ本です。

飛鳥書房発行というのが嬉しいです。

というのも、優美堂やコンパル出版、ドルフィン企画など、
当時、単体ビニ本を専門に発行していたビニ本版元のビニ本は、

ほとんどがトータルで52ページでした。

しかし飛鳥書房は、
56ページのものが多かった印象があるからです。

総ページ数のなかにカウントされているのに、
表2や表3が白紙の作品もありましたので、

プラス4ページといっても大きな増ページぶんだと思います。

幸いなことに本作は、
表2、表3にはゆかりちゃんの写真が入っていました。

さて、本作の内容です。

マンコ隠しには、
スケパンと網ベールが使われています。

スケパンは陰毛が透けている程度の露出度ですが、

網ベールはマンコを確認できます。

とくに、
ゆかりちゃんが指でマンコを広げているカットだと、

膣口周辺のマンコ肉も見えるので、
すさまじく興奮しました。

マンコのことを書きましたが、
実のところ私は、表紙の癒し系の笑顔だけで満足です。

そのため、
本作でも、マンコよりも顔のほうを追いかけてしまいます。

とくに好きなのが、
膝立ちで背中と尻を見せているポーズ。

頭だけカメラのほうを向いた振り返りのカットです。

ポーズが好きとか尻が好きとかではなくて、
振りかえった顔が大好きです。

くりくりの瞳に、
前歯がすこし覗く口、首筋から肩に柔らかにかかる黒髪など、

そのまま額縁に入れておきたくなりました。

今回、
本作をあらためて見ましたが、

いつもながらほめ過ぎてしまうため、

このあたりでオレンジ通信をみていきます。
以下、紹介文の全文です。

“ ゆかりちゃんのホールは随分と極小なのだった。
勿論、肉棒をブチ込むには充分な穴の大きさではあるのですが、
ビニギャルの中では平均以下、かなり小さめではないでしょうか。
さて、本書のゆかりちゃんですが、
ややBUSUっぽく撮られているが気になりますね。
丸見せ度はいつものASUKA的で保証済みですが、
御面相のリアルな〝素顔〟はちょっと興醒めです。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“なぜか近頃ビニ本に出っぱなしの竹下ゆかりちゃんなのだ。
けれどもつい最近引退宣言したとの情報。残念無念なのだ”

“ややBUSUっぽく撮られている”とのことです。

たしかに、
あごや首筋の肉が気になる下からのアングルがありましたが、

重箱の隅をつつくような話だと思いましたし、

“ちょっと興醒め”するどころか、
私はもっと好きになりました。

思えば、
松山のストリップ劇場にゆかりちゃんを見にいったのが、

たしか1988年でしたから、今年ではや37年。

あのときのツーショットポラドイド写真が、
度重なる引っ越しが原因で、

どこかにいってしまったことが悔やまれてなりません。

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