今回はまず、
オレンジ通信をみていきます。以下、紹介文の全文です。
“ いったいこれで何冊目になるのでしょうか。
たった一回の撮影で何冊のビニ&裏本が出来るのか、
今後とも記録を更新していって欲しいと思います。
オリジナルのURA本が高い評価を得たのはヨシとして、
私、実はこの娘あんまり好きくないんでありますね。
消しの方は非常に薄いんで、
これならばディテールまでよく分かる、といった風情。
ゆえにズリダネとしては水準に達している一冊と言えましょう。
見飽きていない方には優秀本なのであります。”
ということで、
出演の娘さんは表情が暗いですが、人気だったのでしょう。
おなじ娘さん出演のビニ本を、
以前にも取り上げています。以下です。
ビニ本「すみれ草」(三和企画)
本作「Σ シグマ」は、
「すみれ草」とまったくおなじ内容でした。
消しの具合が違っているだけです。
「すみれ草」はマンコにスミベタが入っている一方、
本作「Σ シグマ」はスミベタはなく、薄いスミアミです。
キンタマが丸出しのカットもあり、
消しに関してはかなりアバウトな感じがします。
しかし、
印刷はとても悪いです。
悪くない印刷のページもありますが、
悪いページは複写本のように見えます。
複写本というのは、
本を写真に撮って、そのフィルムを印刷にまわしてつくった本のことです。
ところで、
本作「Σ シグマ」も「すみれ草」も、
中身の2か所に、
そこそこ長い散文のような文章が入っています。
内容は出演の娘さんのモノローグです。
オレ通の紹介文に、
“たった一回の撮影で”とありましたが、
そのときの写真が、
「乱」と「散」という裏本になりました。
撮影はいちどだけなので、
オモテ再生ビニ本の元本は、
「乱」か「散」、もしくは両方ということになります。
なにがいいたいのかというと、
元本にはなかった、モノローグは要らないということです。
しかも、
娘さん本人が書いているのではないですから、
余計に要らないと思ってしまいます。
内容的なことは、
「すみれ草」を取り上げたときに書いたと思いますから、
今回はとくにこれ以上書くことはありません。
しいて書くとすれば、
セーラー服についてでしょうか。
最近、
女子の制服にセーラー服を採用する学校が減少しているようです。
なぜ減少しているのか明確にはわかりませんが、
性の多様化に配慮したという理由もあるようです。
ヒワイな目で見られるのを防ぐためにセーラー服やめました。
そんな理由なら納得するのですが、
性の多様化とか、
ジェンダーレスとかいわれても昭和オヤジにはピンときません。
じつは以前、
書店売りのエロ本にセーラー服が登場した経緯について、
すこし調べたことがあります。
くわしくは書きませんが、
けっこうなドラマがありました。
セーラー服がなくなってしまったら、
エロい先人たちのドラマも消えてしまいそうで残念です。
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