おとなの妄想くらぶ

昭和から平成にかけての、
アンダーグラウンドメディアのお話を中心に綴っていきたいと思っています。
ときに、そこから逸脱することもあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

スキャンダル 八神康子_01

ビニ本「スキャンダル 八神康子」(ニューメディア出版)発売時期不明

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前回の、
ビニ本「センセーション 八神康子」(ニューメディア出版)に引き続き、

八神康子お姉さんです。

前回と同じくニューメディア出版発行なので、
露出度は期待できません。

陰毛やマンコがスミベタで隠されているとすると、

本作ヒワイさは、

八神康子さんの魅力が、
スミベタからどこまで漏れだしているかだと思います。

というわけで、
内容をみていきます。

やはり股間には広範囲なスミベタが入っています。

スケパン着用で、
開脚ポーズもふんだんにあるのに、

マンコも陰毛も見えません。

ちなみに、
本作も、港らしき場所での外撮りカットがありました。

男優が登場しており、
港でデートという雰囲気です。

ソフトクリームを舐めていたり、
港の欄干に手をかけながらのカメラ目線だったりと、

魅力的な笑顔も複数見せてくれていました。

しかし、
何度も繰り返しますが、せっかくのビニ本なのに、

マンコが見えていないので鑑賞に集中できません。

各種スケパンや、
網目のボディースーツを着用しているカットもあり、

また、
ポーズも開脚だけでなく、四つん這いや、

立ちバックスタイルで、やや下からのアングルなど、

各方向からマンコにアプローチがなされているのですが、
見えるのは、スミベタの股間のみという残念なカットばかりです。

さらに、
前回の「センセーション 八神康子」と同じく、

中身は、八神康子とは別のモデル名になっていました。

今回は、“REIKO SAKAGUCHI 19歳”です。

本作もまた、
かつて販売されたビニ本の再発だろうと思われます。

八神康子人気にあやかり、
昔の作品をまた出したというところでしょうか。

私の手元のオレンジ通信には取り上げられていませんでしたので、
発売時期不明としましたが、

「センセーション 八神康子」と同時期の発売と思われます。

だとすると、
マンコ丸さらしのベール本が市場を賑わせていたころです。

八神康子の再生本とはいえ、
マンコが見えないビニ本ですから、

セールス的には厳しかったのではないかと思っています。

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センセーション 八神康子_01

ビニ本「センセーション 八神康子」(ニューメディア出版)1986年(昭和61年)01月頃発売

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モデル名は“八神康子”。
表紙に大きく書かれています。

とても有名なモデルさんですが、
このブログで取り上げるのは、はじめてだと思います。

私がビニ本や裏本に興味を持ち始めた1980年代なかば、
彼女はもうすでに有名なモデルさんだったことを記憶しています。

というわけで、
八神康子さんが、どういうモデルさんだったのかを、

あらためて調べてみました。

「アダルトビデオ10年史」(東京三世社 平成3年3月15日発行)に、
以下のような記述がありました。

“ 3月、写真集の読者人気投票で第1位に選ばれた八神康子が
『隣のお姉さん』(ポニー)でデビューする。
〝隣のお姉さん〟というキャッチフレーズどおり、
その親しみやすいキャラクターで彼女は人気を集め、
続いて発売された『ウィークエンド・オナニー』(ボルドー)で
その人気は不動のものに。”

“3月”とは、1983年の3月のことです。

続いて、以下の記述もありました。

“当時の人気順位は1位美保純、2位愛染恭子、3位井上麻衣だったが、
夏に行われたビデオプレス誌の〝第1回ビデオクイーン・コンテスト〟では見事に逆転。
ビデオクイーンの座を堂々と勝ちとり、
ビデオから生まれた初のスターとして注目される”

当時は、ロマンポルノをはじめとする、
ピンク映画を主戦場とする女優さんが、

アダルトモデルのなかでは人気上位だったのが、

映画とは畑違いのところから出てきた八神康子が、
人気ナンバーワンになったということです。

80年代なかばから後半にかけて、
アダルトビデオの知名度があがり、人気も上昇していく一方で、

ピンク映画は斜陽気味になっていきましたから、

八神康子の登場は、
映像エロメディアのメインストリームが、

ピンク映画からアダルトビデオへ移行する、
象徴的な存在ともいえると思いました。

さて、本作の内容ですが、
“センセーション”でもなんでもありませんでした。

タイトルに偽りありです。

というのも、
八神康子さんはスケパンを着用し、

せっかく開脚ポーズも披露しているのに、

マンコも陰毛もぜんぶスミベタが入っていて、
なにも見えません。

アナルの影が確認できる程度の露出度です。

マンコ亀裂にスケパンを食い込ませているドアップカットもあり、
亀裂左右の肉が
盛り上がっていて、それなりに刺激的ですが、


数多くのスミベタカットで、
萎えていた下半身を、興奮に持っていくほどではありませんでした。

当時、
各出版社から発行されていたエロ本のほうが、

露出度はまだ高かったと思います。

というわけなのですが、
オレンジ通信です。以下、紹介文の全文です。

“ いまさら八神康子(のスミベタ本)を出してもねえ……というオソマツサマ。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“隣のお姉さんの股間は真っ黒けなのでありました?点”

誌面の関係もあるのでしょうか、
ものすごく短い紹介文です。

じつは本作の内容に、
不可解なところがありまして、

最初のページ、
八神康子さんが海の近くでポーズをとる外撮りカットに、

“YUKARI SASAKI”という、
モデル名らしき英文が大きく書かれています。

「ささきゆかり」とはいったい誰?と思った次第です。

表紙に大きく、
“YASUKO YAGAMI”と印刷してあるやないかとツッコミたくなりますが、

本作は再生本で、
オリジナル本のときのモデル名が、
おそらく“YUKARI SASAKI”と思われます。


八神康子の人気が爆上がりしてきたために、
昔の写真を引っぱり出してきたか、

どこかかから調達したのだろうと思います。

とはいえ、
せっかくの再生本なのに、スミベタばかりでは興ざめです。

あらためて表紙をみてみましたところ、

左下、

“ビデオでは見れない、君のヒミツの部分を、
こんなに大胆に見せてくれるなんて……。僕、大勃起。”

という文章に怒りをおぼえました。

モデルも良いし、
ポーズもエロいから、これでスミベタが無ければ最高なのにと思いつつ、

本作をよくみてみますと、
スケパン越しにマンスジ直線が透けているカットを見つけました。

しかし、
写真が大きくないので、インパクトに欠けます。

私をふくめ、
優美堂、飛鳥書房、ドルフィン企画などのビニ本で、

目が肥えている読者の下半身が、
激しく刺激されることはないと思いました。

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ブルーメロー Blue Mellow_01

裏本「ブルーメロー Blue Mellow」1986年(昭和61年)01月頃発売

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裏本やビニ本界隈ではよく知られたお姉さん。

たしか、比較的初期の裏本に出演しており、
話題になったかと思います。

とても美人さんなので、
私の記憶に強烈に残っているのですが、

取り上げるのははじめてではなかったでしょうか。

顔が美形だと、
仕草のひとつひとつがとても魅力的に映ります。

とくに本作のお姉さんの場合、
顔だけでなく肌も美しくて色白ですから、

さらに目を引きました。

さて、
本作の中身をみていきますと、

裏本なので当たり前ですが、
お姉さんは、マンコを広げられて中身までさらされているばかりか、

けっこうなデカチンをマンコに突き入れられています。

お姉さんが背面騎乗位で男のうえにまたがり、

チンポが挿入されたマンコを、
みずからの指で広げているカットでは、

皮からクリトリスが顔を出し、存在感を漂わせており、

とんでもなく興奮させられました。

一方、
お姉さんはクリが顔を出した股間を眺めていますが、

淡々とした表情のまま。

ほかのカットでもだいたい淡々としています。

美人の悶え顔をみたいところですが、

プレイはそこそこハードですし、
なにより美形のお姉さんなので、贅沢はいいません。

また、

お姉さんが背中をカメラに向けている、
騎乗位カットも見どころがたくさんあって大興奮です。

デカチン挿入で広げられたマンコ肉はもちろん、
シワが均等に配置されたキレイなアナル。

美形のお姉さんは、
アナルもキレイであって欲しいという、

青少年の願望を裏切りません。

加えて、
それら以上に注目すべきは、お姉さんのツルスベな背中とケツです。

まるで陶器のような美しさです。

超至近距離で視姦したらどんな凹凸があるのか、
触れてみたらどんな質感をしているのか、

確かめずにはいられなくなる極上の色白美肌です。

そして後半、

キレイなマンコと、
整ったアナルの両方にバイブを突き刺されているカットを見つけ、

私の興奮がピークをむかえました。

そのあと、
マンコへのクスコ挿入。そして拡張。

小柄に見えるお姉さんですが、
膣内部は、かなりの奥行きを感じさせます。

さてオレンジ通信ですが、以下、紹介文の全文です。

“ 再生本はかくあるべしという見事な一冊であります。
ボクは美少女&美少年の本番というものを愛する人間なので、
この再生本に文句はないのだ。紙質も立派だし、
印刷にも気合が入っている。
何よりも表紙にもってきた写真が大変良いと思うのだ。
 それにしても『ラ・セゾン』美少女は、
今こうして再現しても、やはり美しい。
このメランコリックで怪しい瞳は魅惑的だ。
当時、まだ十代であった彼女の、こでは青春のモニュメント……。
初見者には絶対にお買得な傑作本です。”

そして以下は、添えられていた見出しです。

“ラ・セゾン美少女の新装本である。
表紙写真の素晴らしさは特筆ものなのです。 84点”

“十代”とのことで、
たしかに肌艶は若くて瑞々しさにあふれていますが、

終始、落ち着いた様子と、
ものすごいギャップがあります。

しかし、
私はその一方で、

マンコの奥に、白濁マン汁を発見していましたので、

お姉さんの淡々とした様子は、恥ずかしかっただけだろうと、
勝手に結論付けて、余計に興奮しました。

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